5→9~私に恋したお坊さん~ (第2話・10/19) 感想
フジテレビ系・月9『5→9~私に恋したお坊さん~』(公式)
第2話『あなたじゃないとダメなんです私は絶対に離れない』の感想。
なお、原作漫画:相原実貴氏の『5時から9時まで』は未読。
寺から逃げ出した潤子(石原さとみ)が帰宅すると、先回りした高嶺(山下智久)が両親に結婚の許しを得ていた。そこへ現れたひばり(加賀まりこ)も、寺で潤子に花嫁修業をしてもらうと言い出す。そんな折、潤子は合格すれば即ニューヨーク本部に異動という難関の正社員昇格試験への挑戦を決める。その一方、高嶺に1週間だけ花嫁修業に耐えたら二度とつきまとわないと言われた潤子は修業と試験勉強の日々を送ることになる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今回も、高嶺がストーカーにしか見えないのが困る
少女漫画を蔑むつもりは一切ないし、前回は僧侶が一方的に嫁候補とする女性を監禁をし、今回はその女性の夢をぶち壊すした約束も守らないと言うのを面白いと思う視聴者もいると思う。しかし、一応テレビドラマ、それもラブコメと解かっていても、監禁とか夢を壊すとか映像で見せられると、少なくとも私は引いてしまった。
潤子が愚かで哀れな女性にしか見えないのも困る
ラブコメとしてやりたいことは解かるのだ(共感はしない)が、高嶺(山下智久)が「あなたのことが好きだから」と言うだけで、私にはただのストカーにしか見えない。そして、そのストーカーに少しずつ惹かれていく潤子(石原さとみ)が愚かで哀れな女性にか見えないのだが…
高嶺の特異な恋愛行動に振り回される潤子の心の変化
私が思うに、本作の面白いところは、僧侶(お寺)と英会話講師(一般家庭)の “ギャップ(食い違い)” であり、突き詰めれば、高嶺の特異な恋愛行動に振り回される潤子の心の変化ではないだろうか。いや、もし本当に本作が目指す所がそこならば、現在は全くそうはなっていないと言わざるを得ない。
物語は主人公中心で進んでいるから、他は削除するべき
私の提案は、描くべきを潤子を中心とした高嶺の世界に絞り込み、その外側に幼馴染の三嶋聡(古川雄輝)と上司の清宮真言(田中圭)を配置し外堀から潤子に迫るだけで良いと思う。あとの脇役のくだりは編集でバッサリ切れば良い。
だって、基本的に物語自体は、主人公の潤子が高嶺らに翻弄されていると言う葛藤はきちんと描かれているのだから、無駄さえ削除したら見せるべきものが浮き出てくるはずなのだ。決して現状を面白いとは思わないが、あれこれ描いて一兎も得ずにならなければ、ドラマとしての出来は良くなると思うが…
あとがき
上にも書いたように、今週も基本的に面白いとは思いません。主人公中心の脚本もそれなりに評価します。ただ、無駄話が多過ぎることと、高嶺をストーカーに見せないためのもっと突き抜けたコメディ演出を仕掛けないと、劇中の誰にも共感出来ません。次回、その点に注目しつつ様子見です。
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【これまでの感想】
第1話
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