2010
Jun
30
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相撲協会もマスコミも文科省も"ごっつぁん体質"
川端文科相、相撲協会役員の総替え要求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100630-00000022-dal-spo
川端達夫文部科学相は29日の会見で、日本相撲協会が野球賭博に関与した力士らに対する特別調査委員会の処分勧告受け入れと、名古屋場所開催(7月11日初日・愛知県体育館)を決めたことを受け、場所開催を了承。役員体制を総替えし、新体制で名古屋場所で取り組むように要望した。また、協会の出羽海理事らはこの日、文科省を訪れ、前日の臨時理事会について、鈴木寛副大臣へ報告。鈴木副大臣は9月末に予定されている外部による改革委員会を前倒して新設するなど、改革へのスピードアップを求めた。
そもそも相撲協会は、ごっつぁん体質だ
「ごっつぁん」と言う「いただきます」や「お願いします」の意味の相撲業界用語があるくらいだから、いろんなものを貰うのは日常的なのだろう。
だから、28日に開催された日本相撲協会臨時理事会の結果会見での、あの偉そうな武蔵川理事長と特別調査委員会の伊藤滋座長の態度の場違いさに気づかないのだろう。とにかく、ごっつぁん体質を見直さない限り、自浄作用は無限に働かないと思う。
マスコミもごっつぁん体質丸出し
今回もマスコミ報道は煽るは落とすはのやりたい放題。「相撲協会には自浄能力が無い」とか「NHKは名古屋場所を中継すべきでない」とか言いたい放題。しかし、日常茶飯事のテロップミスを始め、やらせ演出や偏向報道に対して、どれだけの自浄能力があると言うのだ。
今日昼のテレ朝『ワイド!スクランブル』も酷かった。これまで散々ボロクソ扱いしてた大嶽親方を単独取材して、鼻水を垂らし泣きながら「琴光喜関は私をかばっただけ。なんとか将来をつぶさないで」と訴える大嶽親方を繰り返し流していた。更に、入門当時から大嶽親方(当時の貴闘力)の面倒をみてきたスタジオゲストの花田憲子さんに対し、「育て方を間違えたと思いますか?」と的外れな質問。新聞記事を読むだけで時間つぶしして番組にしたり、ごっちぁん体質丸出し。
最もごっつぁん体質なのは文科省官僚
想像するに、今まで文科省は相撲協会に物言いがしにくかったのだと思う。いくら官僚と言えども、あの裏社会と相撲協会に介入できずにいたはず。数年前の"しごき殺人"や"薬物汚染"に続いての"野球賭博"だから、本来は監督官庁の文科省に突っ込みの矛先が向くべきなのに、相撲協会の酷い体質とマスコミの偏向報道の影にうまく隠れ、「これからは監督官庁として厳しく指導します」と偉そうに。
文科省官僚こそ、負けず劣らずのごっつぁん体質だ。文科省には、相撲協会への指導不足の責任問題を明らかにし、今後どう指導し公益法人格をどうするのか明確に説明することを求めたい。
それにしても、この状況で名古屋場所開催を決定したのに比べると、朝青龍への対応(仕打ち)は厳しすぎるような気がするんだが・・・
【修正 2010-06-30 22:32】記事中の「文部省」を「文科省」へ修正しました。
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AUTHOR: 小野寺 弘美
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IP: 210.170.175.88
DATE: 07/07/2010 13:22:52
連日、報道されているし、否応なく目にするので、各局の報じ方を比較するようになってきています。
ワイドスクランブルでは、先日の藤田紀子さん、今日は花田勝さんがご出演。花田さんは、本来のごっつぁん体質とは、兄弟子から胸を借りることと説明されていたように思います。それが、異なる表現で言われるようになったと。
また、彼の兄弟子にあたる前大嶽親方(元貴闘力)の釈明の記者会見は、各局それぞれ別撮りだったとかを黒鉄さんのコメントで知りました。
本来、財団法人という公益性がある組織ならば、内部留保されているのがそもそも変な仕組みで、その留保金は国に返還するのがスジな気がします。つまり、これそのものがごっつぁん体質なのではと思ってしまいます。
コメンテーターとしては今日のひるおび!の二宮清純さんの話が一番的を得ている気がしました。
ところで、元々の事件の発端、兄が脅したという賭けに負けた相手の弟力士はどうなったのかを、何処も触れません。変な感じです。
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