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THE IDOLM@STER

(ゲーム)
あいどるますたー
  • アイドル育成シミュレーションゲーム「アイドルマスター」のこと。
  • アーケードゲームとして2005年に稼働。その後、コンシューマ機への移植。新作ゲームの発売、TVアニメ化など多彩な展開をつづける人気作。

概要

開発元の株式会社メトロ、発売元のナムコ(現・バンダイナムコゲームス)により、業務用ビデオゲーム・アーケードゲームとして2005年7月26日(火)全国稼動開始。
2007年1月25日にはXbox 360版が発売された。基本的にはアーケード版の移植だが、様々な変更点や追加要素がある。ダウンロードコンテンツの売上は3億円を超えている。2011年、TVアニメ化。
2014年、劇場用アニメ化。

内容

プレイヤーは芸能事務所「765プロダクション」の新人プロデューサーとなり、事務所に所属するアイドルの卵達をプロデュースして、彼女らをトップアイドルにすることが目的である。

所属アイドル/CV(キャラクターボイス)

アーケード版

名前 年齢 声優
天海春香 (16) 中村繪里子
如月千早 (15) 今井麻美
萩原雪歩 (16) 落合祐里香(「THE IDOLM@STER 2」より浅倉杏美に交代。)
高槻やよい (13) 仁後真耶子
秋月律子 (18) 若林直美
三浦あずさ (20) たかはし智秋
水瀬伊織 (14) 釘宮理恵
菊地真 (16) 平田宏美
双海亜美双海真美 (12) 下田麻美

Xbox 360版追加キャラクター

名前 年齢 声優
星井美希*1 (14) 長谷川明子

筐体

ドラゴンクロニクルオンラインで使われていた筐体のリファイン。筐体カラーはナムコ往年の名コンソレット筐体「UZ」に近い緑色。
基本セットはタワーと呼ばれる背高のルーター兼デモンストレーション筐体1つと、一般にサテライトと呼ばれる操作コンソール4台から成る(設置店によってサテライト数が異なる場合がある)。
タワーの形状はドラゴンクロニクルオンラインとは異なり、大型CRTに派手なネオンライトを備えたスピーカー4台で視覚と聴覚へのアピール度が高い。
サテライトはタッチパネルつきのCRTモニタとリライタブルカード(後述)のドライブを備え、レバーやボタンを持たず、ゲームの操作は全て画面の表示に応じたタッチパネル操作となっている。
タッチパネルの操作は単純に図示された箇所を押すだけではなく、コミュニケーションパートにおいては画面に表示されているアイドルキャラクタの「頭をなでる(ゆっくり往復)」「でこピン(タップ)」「頬を優しくつっつく」「手を握る(長く押さえる)」などといったジェスチャーアクションを行なうといった特色がある。

プレイ価格

基本的には、1Play 200円 / 3play 500円 ただし、設置店により価格は異なる模様
ただ、初回プレイのときのみ、プレイヤー自身の情報を登録する「プロデューサーカード」(Pと書かれている)とプロデュース中の女の子の情報などを記録する「ユニットカード」(Uと書かれている)の2枚、合計400円分を購入しなければならない。
v1.20から、初回に限り3クレジットで、Pカード・Uカード+インストラクションつき3ゲーム(初日・初レッスン・初オーディションまで)がセットになった。*2

リライタブルカード

表面の絵柄が書き換え可能な「リライタブルカード」が採用されている。
磁気情報の読み書きと同時に、消去可能な青色単色印刷技術が採用され、ユニット名・プレイ回数/ランクアップまでのリミット/獲得ファン数といったデータの文字と共に、オーディション合格後に放映されるTV収録場面にてプレイヤーが撮影できる静止画が、ディザリング処理された青色モノトーンで印刷されるようになっている。
このカードの書き換え寿命は技術上約50回であり、本ゲームにおいてはUカードがアイドルユニット1組につき1枚使い切り、Pカードは書き換え50回に1度、新しいカードを購入して更新する必要がある。この更新までの耐久度数は、Pカードの左下に「あと○○回」と印字されている。
通常カード裏面の絵柄は、キャラ別+全員集合柄で合計9種あるが、必ずしも自分のプロデュースしているキャラのカードが出てくるわけではなく。絵柄は無作為である。
余談だが、その他サントラCD等についてくる「別売りカード」に特別な絵柄が存在する。別売りカードは新規のUカードとして使用可能で、Pカードの更新には使用できない。また、ロケテ用カードは本稼動時には使えないが、裏面の柄が異なるので持っている人は幸運かもしれない。

ケータイ連動要素

  • 「メール☆プリーズ」
    • アイドルマスターのケータイサイトに登録すると、時々アイドルキャラクタからプレイヤーの携帯メールアドレスにメールが飛んでくる。
    • メールの内容には前回のプレイ内容に応じたものや、次回のプレイを指定された日時の範囲内に行なうとステータスアップした状態になるボーナスメールが届くことがある。ボーナスメールの指示期間内にそのアイドルユニットでプレイすると、その1回に限りパラメータのブースト効果+テンション最高で下がらないボーナスがつき、登場時アイドルキャラクタにキラキラのエフェクトが掛かって表示されるので、通称「ワクテカ」と呼ばれる。
    • たまに、プレイしてないアイドルキャラクタから間違いメールが届くこともある(笑)。
  • 「メモリーズ☆プリーズ」
    • オーディション合格後のTV収録シーンで撮影した静止画を、携帯電話にダウンロードして待ち受け画面にできる。
    • 最後に撮影した30枚がサーバ上に保存されており、古いものから順にプッシュアウトされる。
  • ケータイゲーム「ハプニング☆ロケ」
    • アプリ対応機種ではケータイアプリで、非対応機種ではwebゲームで、アイドルキャラクタと地方ロケを回るすごろくゲームができる。
    • すごろくで獲得したスコア(視聴率)に応じてポイントが蓄積され、そのポイントはアーケードゲーム中で使うアクセサリや、プレミアム待ち受け画面に引き換えることができる。
    • ケータイゲームで獲得可能なポイントは月間200ポイントに制限されている。
      現在引き替え可能なアイテムの最高ポイントは300Pのものがあるが、その場合前月100P以上の残高を残しておいてから当月稼ぐ必要がある。
    • アプリ版ゲームでゲットしたポイントは一旦アプリ側に保留しておいて、あとでサーバーに送信することができる(月が変わってから送信することが可能)。
      ただしweb版の場合はゲーム終了(ゴール)したその場でサーバーに蓄積しなければならないので保留できない(ゴールする前に保存した状態で越月することは可能)。
  • ランキング
    • 現在の流行ジャンル・マイキャラクタのステータス・アイドルランキングなどをケータイサイト上で参照できる。
    • 「明日のラッキープロデューサー」が発表されており、そこに載ったプレイヤーは翌日プレイするとその1回限りボーナスメールと同じ効果を得る。指定されたアイドルユニットで1回限り。

楽曲でのコラボレーション

  • 同じナムコの作品である音ゲー「太鼓の達人7」に、このゲームの曲である「THE IDOLM@STER」と「ポジティブ!」が、また最新作の「太鼓の達人8」にはさらに「魔法をかけて!」が収録されている。
    また、収録曲は太鼓の達人専用に、9人バージョンで収録されている。
  • なお、ゲーム名の場合は「THE iDOLM@STER」。曲名の場合は「THE IDOLM@STER」と「I」の文字が違う。
    → 公式な表記は「THE IDOLM@STER」が正しく、iが小文字になるのはロゴデザイン上のルック&フィールのためとされている。
  • 2005年9月下旬から順次発売されているサウンドトラックCDにも収録予定。→amazon:アイドルマスター
  • リスト::曲タイトル

*1:PSP版「THE IDOLM@STER SP」では、ライバル事務所の961プロダクションに移籍する。

*2:従来は1ゲームのみ。

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