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嘘発見器は冤罪製造器 金納雅彦

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嘘発見器を信じる科学者に嘘発見器は信用できるかと尋ねると、嘘発見器はどんな反応も見逃さないと胸を張ります。しかし、これは犯人を見つけることだけ考え、冤罪人が出る心配をしていないということです。
嘘発見器の実験をするとき被験者は嘘がばれても罰を受けるわけではありません。それでも嘘発見器が反応するということは、やましいことがなくても反応する、つまり冤罪人がでるという証明になってしまいます。
善人であればあるほど犯人扱いされれば警察や刑務所を怖がるものです。逆に悪人であればあるほど慣れや図々しい居直りによって警察や刑務所を怖がりません。太く短く生きるのだと居直れば死刑も怖がらないかもしれません。よって善人ほど興奮しやすく悪人ほど興奮しにくい状態で嘘発見器にかけられるわけです。
あまり公表されませんが昔から嘘発見器で冤罪人が出たという例は山ほどあるはずです。その度に学者は得意の記憶力で難しい話をして詭弁を作りごまかしてきたのです。
嘘発見器は裸の王様に出てくる見えない衣装と同じです。愚か者には理解できないものとして誰も嘘発見器を否定できなくなるのです。嘘発見器は犯人を見つけられる証明ではなく、冤罪人が出ない証明をしなければ絶対使ってはならないものなのです。
だいたい学者が難しい話を始めるとろくなことはありません。共産主義思想もそうやって生まれたのです。もし学者が誇りを捨て謙虚さを持つことができるなら飛行機事故も医療事故も減るはずです。
アインシュタインの理論でも、わかる人がわかると言うのはいいのですが、裸の王様になってわからないのにわかると言ってはいけません。わからないことは謙虚にわからないと認めるのが真の合理主義であり孫子の兵法なのです。
プロフィール

呉越の戦い

Author:呉越の戦い
金納雅彦 1958年2月20日福岡県に生まれる。中学生時代に無理な勉強をしてストレス病になり、いまだに治りません。しかし様々な経験から合理的に考えることの重大さを知ります。そして明治政府が孫子の兵法に大きく関係していることを発見します。以後、孫子に傾倒し研究を続けています。

ベーシックインカムやパンとサーカスそして元老院制度の実現を願っています。

ベーシックインカムやパンとサーカスを実現しよう 論より証拠やってみよう
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