猫も杓子もクリスマスで、たまに行く地味なスーパーですら丸鳥が売られるようになりました。


そう、街はすっかりクリスマス。

幼稚園ぐらいから、サンタクロースの正体は親だと知っていましたが、信じているふりをしておりました。

枕元に靴下を置いたり、可愛い子供を演じてたんです。

それには理由があり、サンタさんと親の両方からプレゼントがもらえるから。

なんて悪どい子供なんでしょう。


サンタさんにはプレゼントのリクエストができないシステムで、朝起きたら枕元に何かが置かれていたのですが、２～３年連続でキャベツさん人形だったのです。


キャベツさん人形、ご存知でしょうか。





あの頃の私も、多少酸いも甘いも噛み分けた今の私にも、まったく可愛くは見えず、むしろ怖い。

同い年ぐらいのお友達に、キャベツさん人形の話をしたら、何それ知らんと言われました。

日本人形レベルにどこにでもゴロゴロ居ると思ってたので驚きです。




かわいらしい猫ちゃんズを見かけました。

メリクリ（´∀｀*) 

こないだ宅配野菜が届きました。



その中に入っていた人参さんがこちらです。




大きさ比較のためにカラシを一緒に持ってみましたが、伝わりますか？

とにもかくにも小ぶりな大根ぐらいの大きさとでもいいましょうか、いわゆる人参界ではトップクラスにでかい。

これが二本と、普通の人参さんがもともと三本あるから、野菜持ち寄りパーティーなんかに誘われても人参を買う必要はありませんね。


しかし野菜パーティーに参加する予定はないから、普段主役にはなれない人参さんを主役に一品作ってみました。（夜中

勢いで丸ごと全部切りました。

でかいからなのか、そういう人参なのか、切るだけで大仕事。（呑んでるし


そうこうして出来上がったのは大量のキャロットラペ。

翌日のお弁当が、人参弁当みたいになりました。




この存在感、堂々と人参。


しれっとキャロットラペとか書いてますが、生まれて初めて作りました。（後悔

これが前菜なんかにちょろっと乗ってるあいつだと気がついたのは、出来上がってから。（大量に

甘くて酸っぱくてオリーブオイルなあれ。

ちょっとでいいやつ。



もっとも問題なのは、かくかくしかじかで、もうお弁当には入れられない模様。

数日はお弁当に入れる前提でいっぱい作ったのにどうすんのと心の中で叫びました。





うん。

これはキャロットラペである以前に人参。

私が、キャロットラペという色眼鏡越しに見ていてはいけない。

だって人参だもの。

人参がキャロットラペになってしまっただけの話で、取り返しがつかないわけでもあるまい。

人参だもの。



だから、ピーマンとウインナーと一緒に炒めてそぼろ弁当の一部にしてみました（´∀｀*)




ウインナーとキャロットラペを炒めて、後からピーマンを加えて更に炒めます。

味付けは、塩こしょう・ウスターソース・ケチャップ・赤いカレー粉。

料理名をもし聞かれたら
「洋風な金平なんですぅ。」


これならキャロットラペがお嫌いなお子様にも、この人参が一度でもキャロットラペであった事を悟られず、そぼろ弁当の一部として美味しくお召し上がり頂けます（´∀｀*)　知らんけど。 




ややこしいことせんと、更に刻んでミートソースにでも入れたら一発でなくなるし味の方向性も一緒やし解決じゃないかって思うでしょ。

今、気がつきました。