撮りためろ写真！

台風18号が首都東京を通り過ぎていきました。
雨風を伴った非常に強力な台風でした。
交通機関も朝から乱れ、新幹線も一時運転を見合わせるほどの雨と風が日本
列島を襲いました。

京都では、歴史のある史跡などが多くある嵐山が、桂川の氾濫で町中が浸水
する事態になってしまった模様です。

和歌山では、台風の影響による竜巻と思われるものが家屋15棟を襲い、一部
においては、屋根が吹き飛ぶなど、非常に甚大な被害を及ぼしました。



と、言うわけで、そんな台風18号がすぎた後の多摩川がどうなっているのか
気になったので、ちょっと見に行ってきました。

※良い子は真似しないでね、下手したら死ぬから！



台風18号が過ぎた多摩地区。
午前中は雨風共に吹き荒れておりました。
しかし、台風が陸地に上陸したせいか、午後はすっかりおさまり、ごらんの
写真のような、曇り空が続いておりました。

雨さえやんじゃえば、大丈夫だろう。そう思って、自転車にまたがって、早速
お出かけ。



関戸橋付近。
茶色い濁流が川幅全体を占拠しております。
結構降ったんだねえ。



川原の草を見る感じだと、風で倒されたものが殆どで、水流によって倒された
ものは有りませんでした。どうやら、水位がものすごく上がって、川原まで飲み
込んで、堤防の所まで来る濁流が、流れていたと言うわけでは無いようです。





濁流に荒れる多摩川を渡る京王線。
一時、この区間のせいで徐行運転をしていたようですが、台風が過ぎて風
が弱まった今は、制限は解除されていたようです。



汚い水たまりと化してしまった川原。




流れから取り残された水溜りには、上流から流されたごみや、川原の雑草
の変わり果てた残骸が所狭しと浮いていました。

所々では、カラスが何かを突っついておりました。死んだ魚かまたは川原に
いた虫の死骸か・・・。”どぜうもん”でないことだけは祈っておきます。




こうやって見比べると、非常に水の量が増えていることがわかります。




多摩川には、奥多摩の山間部で降った雨、そして平野部で降った雨が最終
的に流れ込む川です。この辺で降った水はすべてこの川に辿り着き、やが
て海へ送られる訳です。

つまり、こんな水の量になるってことは普通の雨じゃ無かったってことですね。






濁流は、アキシマクジラ発掘の地も例外なく襲っていきます。



この辺に来てから、急速に天候が回復していきます。










天候が回復しても、濁流なのは変わらず。
しかし、水位は一定のようで、これ以上増水することはなさそうでした。

福生まで来たところで、きびすを返します。






今日は、台風一過らしい非常に赤い、空が燃えた様な夕焼けでした。
明日の天気はきっと晴れでしょう。

風は台風の影響で北風に変わり、涼しい空気を運んできます。
今日の風で道端のイチョウから熟れる前の銀杏が落ちていたり、まだ緑色を
したどんぐりが、道に散乱していました。

台風も来たことです。猛暑ももう終わりかな？

秋よ早く来い。



それでは～