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2019年5月8日の更新について。

・同性愛者は
数えてないですが登場人物の半分以上な気がします。既婚者も含めて。
そのうち2割くらいはバイな気がします。
iPSうんぬん言ってますが登場キャラの半数以上が女性×女性の子供です。
あとこの世界は同性婚可能です。


↑この記述。
Twitterでファンの反応を見てみると「単行本作業で疲れている」「不躾なメールが来てキレている」とかで誰も本気にしていないの草。
「普通に完全な公式設定」なのにかわいそう。

これを真剣に信じるとすると、
世界観(?)が大幅に変わるので、本編を最初から読み返しました。

以下、気になった描写です。

・優希「しかも御両親は検事さんと弁護士さん。男子にもモテモテだじぇ」
初対面の宮永咲に対して原村和の凄さを説明している片岡優希の台詞です。
文脈的に「男子にも」の「も」が少し変な表現でしたが、
同性愛者の方が多いことを踏まえると、
「(女子には当然として)男子にもモテモテだじぇ」と意味の通る文章になります。


・優希「のどちゃんは私の嫁だからな!」
・優希「進路に悩んだらうちに嫁にくるといいじょ」
どちらも原村和に向けた片岡優希の台詞です。
同性婚が可能で、且つそれが異性婚と同等もしくはそれ以上に一般的な世界だと仮定すると、
ネタではなくなってきますね…。


・優希「残念ながらのどちゃんは男より麻雀だじょ」
原村和にデレデレしている須賀京太郎に向けた片岡優希の台詞です。
同性愛者の方が多いこと踏まえると、
「男より女」もしくは「恋より麻雀」でなければ不自然なのではないでしょうか。


・純「それも溶かしてくれる男がいつかできんじゃないの?」
冷たい透華の話をする国広一に向けた井上純の台詞です。
「男」が「一般的な女の恋愛対象」の代名詞として機能しない咲世界において少しおかしな表現です。
(実際にどうかは置いといて)龍門渕透華は異性愛者だと井上純が確信したエピソードでもあったのでしょうか?


・一「透華に彼氏なんてできるわけないよ!」
登場人物全員できないわけですが……


・和「そういえばiPS細胞というので同性の間でも子供ができるらしいです」
やはりこれが最もおかしい台詞ですね。
ただ、作者サイトで「iPSうんぬん言ってますが」とあるので、この矛盾点は作者も把握しているのでしょう。
もしかしたら矛盾を解消する何かがあるのかもしれません。
そもそも元から異常発言だしな!!!!!!


・小鍛治健夜の母「そろそろ男の友達も連れてきてよー?」
福与恒子が訪問してきた時の台詞です。
こーこちゃんは「すいません女でー」と返していますが、
同性婚が可能な世界ならば女でも問題はありません。なぜ謝る?????
ふくすこ結婚しろ!!!!!!!!!!!!!!!!


本編で気になったのは以上ですね、
全国大会以降は気になる描写は見つかりませんでした。
(そもそも真面目に麻雀やってるから色恋の話題自体がない)

まだスピンオフは読み返していませんが、
気になる場面をひとつだけ。

・悠彗「あの二人できてんの?」
  閑無「いや慕の叔父さんだぞ」
白築慕、白築耕介、周藤瞬斗が会話しているところを見た上での台詞ですね。
確定でありませんが、本藤悠彗はオタクなので腐女子である可能性が高いです。
その腐女子脳で耕瞬を見出した本藤悠彗と、一般的な価値観を持っているがゆえにズレたツッコミをしてしまう石飛閑無の図に見えます。
しかしながら、同性愛より、幼児性愛の方が(染谷まこの「副会長のロリコン疑惑はマジじゃったか」から察するに)異常であることを踏まえると、
一般的な価値観を持っていないのはむしろ石飛閑無の方となります。マジィ!?



ところで、同性婚がありなら宮永一族考察もやり直しになるんですけど、
どうするんでしょ。これ。