泣いても笑っても日日是好日

人生は一期一会の連続。平凡な毎日でも、泣いても笑っても…

裏目に出てしまった、効果が倍増する…かもしれないマスクの工夫

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あら、なつかしや。

記念にと思って大切にしていたら(?)、結局使う機会がありませんでした。

今年は使おうかな。

えっ? これ何って? もう忘れたの ?!

かの有名な……ほらほら、あのマスクですよ!!

 

 

 

 

当たり前のようにマスクをして、町ですれ違う人もマスクをしていない人なんて皆無に近い…

そんな日が過ぎ去ってから、どれくらい経つでしょうか。

 

今はもう、一時期のようにマスクが品切れという事もなくなりましたね。

国内メーカーのマスクも、結構あちらこちらで見かけます。

国産のマスクも。

 

手作りのおしゃれなマスクが流行った時期もありましたが、最近はまた市販の不燃紙マスクをつける人が増えているような気がします。

そればかりか、市販のマスクもファッショナブルなマスクが増えたような気がします。

 

 

私自身も…マスクを縫うのが面倒になって、今は市販のマスクオンリーです。

マスクを外してもいいんだけど、外に出るとき、顔を隠す方が何かと楽(女性の方は理由が分かりますよね!!)で、マスクをする習慣がついてしまいました。

 

 

そんな私ですが、マスクをしない人が多くなっていくのは、やはり嬉しいです。

もっとも、冬の間は、風邪が流行ったりするのでマスクは必需品かも。

 

 

ところで、私にはマスクについては、昔々の苦い思い出があります。

 

 

えっ?

口裂け女の思い出って?

いやいや、違いますよ。(笑)

 

 

昔々の話で、長女に申し訳ないことをしてしまったなぁ、という 思い出です。

 

それは、長女が中学生だった時のこと。

 

その日は、娘が風邪気味で、調子が悪い日でした。

で、マスクをして登校させました。

 

ところで、マスクにアロマオイルを垂らすと殺菌になっていい、と言われていますね。

原液でなく、水などで薄めたものを口に当たる方面からではなくて、反対方面からスプレーするといいそうです。

 

この話は、最近知ったのですが、当時は何の知識もなく、ただマスクにアロマオイルを垂らすと、スーッとした香りが気分の悪さを癒すかもしれないと思い、いつもそんなことはしたことがないのに、その時に限って、ミントのアロマオイルを薄めて娘のマスクにスプレーしたのです。

(そもそも、ミントのアロマオイルは、庭いじりの際の天然素材の虫よけとして使用していました。)

 

 

すると… 。

 

娘が夕方、プンプン怒って学校から帰ってきました 。

 

娘「今日は散々やった !」

私「どうしたの?気分がますます悪くなった ?」

娘「いや 、あのマスクのおかげで散々やった。 お母さんがアロマオイル垂らしたけん、 ハッカの飴を 食べとうやろ…とか 、隠して持ってるんやない、鞄の中身を出してみて…とか 、散々友達に つるし上げられた !!」

(勿論、学校にはお菓子を持っていってはいけません。)

 

その話を聞いて、

しまった !!

と思いました。

 

普段でさえ、娘はアレルギーで肌が弱く、そのためにいじめに遭ったりしていました。

マスクの効果を増すつもりが…。

よく考えて、学校へ行かせるべきでした。

 

翌日から、何もせずに、普通にマスクをつけて登校させたことは、言うまでもありません。

 

 

 

あれから、10年余り…。

アロマオイルをマスクにつけたことはないけれど、久しぶりにこの話を思い出しました。

 

もう時効でしょう。

もう大人だし、いまさら変なことを言われることもありません。

また、マスクに香りをつけてみようかな。

 

アロマオイルの殺菌効果は、マスクに着けても効果があるというし、まだまだコロナも油断できません。

だって、未だに予防接種推奨されているくらいですものね。

そうそう、インフルエンザもマイコプラズマも流行っているというし…。

 

ところで、癒しなら柑橘系もいい香りですね。

でも、柑橘系は殺菌効果があるのかな?

 

過剰なる期待はしていないけど、いい匂いがするし、マスクのうっとうしさを軽減するだけでもいいかもしれません。

 

 

マスクが必要となる寒い季節。

一転、アロマオイルが大活躍するかも。(笑)

 

 

 

さっそく、試して見ましょ!!

 

 

 

 

どうぞ、皆さんもお大事になさってくださいませ。

 

 

 今日も…日日是好日。

 

 

p.s.1

 

最近、ユーチューブで、とても癒される動画を見つけました。

 

シナモンと言えば、娘たちが幼稚園や小学生の時に、お弁当箱やら筆箱やらを、このキャラクターで揃えていたのを思い出します。

 

子ども向けのキャラクターというなかれ。

 

この動画、大人が見ても、疲れが吹き飛ぶくらい凄く凄くかわいいのです。

シナモンが、あの懐かしの曲を歌っているのです。

また、背景が、昭和のレトロ感いっぱいなのもいい。

 

ブログ内容とは、全く関係ないのですが、どうしても、皆さんにも見ていただきたいのでアップしますね。


www.youtube.com

引用:YouTubeより

 

p.s.2

 

癒しの動画でほんわかしましたところで、今年は少し早いのですが、12月は何かと忙しいので、ブログの投稿納めをいたしたいと思います。

 

ブロガーの皆さん、今年もお世話になりました。

皆さんには、わたしの拙い記事を読んでくださって感謝でいっぱいです。

 

来年、最初の記事は、読んで、聴いて、心地よいひと時を過ごせる…そんな記事を書く予定です。

 

どうぞ、来年も、よろしくお願い申し上げます。

 

来たる年が、皆さんにとって、素晴らしい年となりますように。

 

 

それでは来年また、お会いしましょう。

皆さん、どうぞ良い年をお迎えくださいませ!!

 

 

週末のリフレッシュタイム…私の映画鑑賞 4

久し振りに映画鑑賞のお話をしますね。

 

 

今回は夏から秋にかけてみた映画の中で、4作ご紹介しようと思いましたが、字数をとってしまったので、2作しかご紹介できませんでした。

 

しかも、なんとディズニー作品ばかりでして…。

 

ディズニーが大好きとはいえ、今回はたまたまです。

片寄ってしまって、すみません。

 

でも、とってもおすすめの作品ですよ!!

 

 

 

1.リメンバー・ミー(2017年公開)

 

この映画はは、お盆に見たい作品です。

 

舞台は、メキシコ。

主人公ミゲルの家では、ミュージシャンであるミゲルの曾々祖父が、家族を捨てたと言われており、家族が音楽にかかわるを禁じられていました。

そのなかで、こっそりギターを弾く少年ミゲルは、ご先祖様が家族に会いに来るという死者の日に、死者の国へ迷い込んでしまいます。

 

そこで、曽々祖父であるヘクターに偶然会うことになり、ギターをひいてはいけないと言われる原因が、曽々祖母のママ・イメルダの、夫であるヘクターへの誤解から生じていることが分かります。

 

そして、この映画のタイトルともなっている名曲「リメンバー・ミ―」を誰が、どのような思いで作曲したか、どうして有名な曲となったのかが、ヘクターと国民的ギタリストとして知られる デラクルス の確執を絡めながら、解き明かされていきます。

 

 

ところで、この映画で描かれている死者の日のお祭りは、この日だけご先祖様が戻ってくるというお祭り。

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引用:ナショナルジオグラフィック日本版公式ホームページより

 死者の日に、祭壇を飾るマリーゴールドと家族の写真。

この風習が、この映画のキーワードともなっています。

 

 

宗教や場所は違うけど、やはり亡くなった人が戻ってくる日本のお盆の行事ととそっくりですね。

そういう意味でも、共感できるお話でした。

お盆にぜひ見ていただきたい作品です!!

 

 


www.youtube.com

引用:YouTubeより

 

 

これは、わたしが一番胸にぐっときたシーンです。

ミゲルが人間界に戻ってきて、曽祖母のママ・ココ(ヘクターとママ・イメルダの娘)と「リメンバー・ミ―」を歌っているシーンです。


www.youtube.com

 

 

 

 

 

2.白雪姫(1937年公開)

 

これは、知る人ぞ知るグリム童話のお話ですね。

 


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引用:ウイキペディアより

白雪姫のお話のモデルとなったスペインのセゴビアにあるアルカサル城。

美しい城として、世界遺産にもなっています。

 

 

 

 

あらすじは、もうご存じだと思いますが、簡単に書きますと…

(細かいところは、本来のお話と違うところもあるので、ディズニー映画でのあらすじです。)

 

継母の王妃に疎まれた白雪姫は、森の中に殺されかけるも、九死に一生を得て、森の奥に住む7人の小人たちと一緒にひっそりと生活し始めます。

そのことを知った王妃は、おばあさんに変装して白雪姫を訪ね、毒リンゴを食べさせます。

白雪姫は毒リンゴを食べて仮死状態になります。

一方、王妃は、小人たちによって退治され、白雪姫は初恋?の王子様のキスによって、生き返りました。

 

…ざっと、このようなお話ですね。

 

このお話は、ウォルト・ディズニーの初めての長編映画だそうです。

それまで、ディズニーは、短編しか作っていなかったのですね。

 

制作秘話がいくつかありますが、その一つをご紹介しますね…。

 

ウォルト・ディズニーは、この作品では過去の作品と比べて、様々なところにこだわったそうです。

そのこだわりのため、制作費用は予算の2倍近くとなり、資金不足に陥ってしまいました。(23万ドル→40万ドル)

 

そのため、銀行の重役を招き、スケッチのままの音も音楽もない状態で上映したそうです。

歌やセリフは、ウォルト・ディズニー自身がおこなったのですって。

そうして、資金の融資を受ける事に成功したそうです。

 

この時は、世界恐慌(1929~1930年代後半)の真っただ中で、世界中が不況にあえいでいた時。

未完成とはいえ、それでも心動かされる作品だったのしょうね。

 

 

『白雪姫』は、何度も見たことがあるけれど、改めて見ると、ウォルト・ディズニーという人は、なんと、ラインの柔らかな絵をかくのだろうかと、思います。

柔らかなタッチには、優しさが溢れていて、惹き付けられます。

 

ウォルト・ディズニーその人も、きっと優しい人だったのでしょうね。

 

最近のディズニーも好きだけど、私は昔のディズニーのアニメ作品が、そんな優しさが感じられて大好きです。

特に、立体的でないアニメアニメした作品。

(うまく表現できないのですが、お人形が立体的に動いているように見えるのでなく、漫画が動いている感じ。お分かりでしょうか。)

 

因みに、ディズニープリンセスの中で、誰が一番かわいいかと聞かれると、プリンセスでないけど、『ピーターパン』のウエンディが一番かわいいくて、ウエンディのお母さんが一番美人だと思っています。(笑)

 

動画は、『白雪姫』はさすがに、昔の映画なので、予告編がありませんが、有名な曲を2曲ご紹介しましょう。

 

さて、まず、ご紹介する曲は「ハイホー」

 


www.youtube.com

 

小人さんたちが、仕事から帰る時の歌ですね。

 

7人の小人さんたちは、それぞれ個性があってなごみます。

鉱山を掘る仕事をしているのでしょうか。

娘が小さい頃は、「仕事が好き」のフレーズを「勉強が好き」に言いかえて、歌ったりしたものでしたが、果たして勉強が本当に好きだったかどうかは?!…笑

 

とても有名な白雪姫が「いつか王子様が」を歌うシーンのYouTubeがありましたので、これを貼付しますね。

 

 

 


www.youtube.com

 

某コマーシャルでも良く聞く曲ですが、実際に映画の中で聞くと、白雪姫の王子様に対する一途な思いにほろっと来ます。

 

「(逆境でも、)若いっていいなぁ。」

「白雪姫の夢をかなえてあげたい。」

 

そういう小人さんたちの思いが伝わってくるようです。

 

因みに、また機会があれば、ご紹介したいと思いますが、対極にあるのが『魔法にかけられて』という映画でしょうか。

 

おとぎの国のお姫様が現代にやってくる話ですが、そこで知り合った男性に

「デートもしないで、歌を歌いあうだけで結婚する相手を決めていいの?」

と言われ、婚約者の王子様と別れてしまいます。

 

このお話も、私の大好きな映画です。

おとぎ話に、現代の社会の常識を当てはめて突っ込んでいるような、面白さがありました。

 

でも、『白雪姫』は…

おとぎ話はおとぎ話のままで、美しいお姫様が、憧れの王子様が結ばれる…。

シンプルにロマンがありますね。

 

 

 

 

『リメンバー・ミ―』『白雪姫』、いかがでしたか。

ディズニー作品の中で…好きな作品はまだまだ沢山あるのですが…今回私がぜひとも見ていただきたい作品です。

この記事を書くにあたって、よくよく見たら、ディズニーの『白雪姫』の映画そのものがYouTubeにアップされていましたよ。

 

 

 

本当は、予定していた残りの2作はデイズニーでなかったのですが…。

 

それは、またの機会に。

 

 

 

 

 

 

 

今日も…日日是好日

久し振りの恐怖体験…あなたとは出会いたくなかった。


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外に出ると、キンモクセイの甘い香りが漂うようになりました。

この時期は、できるだけ自転車に乗らず、歩いてキンモクセイの香りを楽しむようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

昔々のこと…いやいや、先月のことでございまする。

わたくしは、娘とドラマを見ておりました。

 

見終わった後は、「今日も、いいお話だったね。」と余韻にひたっておりました。

そのドラマが終わるのは遅い時間なので、見終わった後は、歯を磨いて寝るだけでございます。

 

そして、寝る前にトイレに入ろうといたしますと…

 

壁になにか黒っぽいものが張り付いておりまする…。

 

 

 

 

 

あっ、と声をあげまして、急いでトイレのドアを閉めたのでございます。

何が壁に張り付いていたのですって?


ゴキ?

 

ゴキなら、かわいいものでございまです。

スリッパ1発でございます。

 

 

 

なんと、

 

 

 

張り付いていたものは…

 

 

 

張り付いていたものは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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引用:いらすとやさんのイラストより

 

 

もう、お分かりですね。

そのものズバリの写真を出すと、わたしみたいに拒絶反応を起こす方が多そうなので…(笑)

 

 

 

 

 

 

あ~、ドラマの余韻も何のその。

いい気分が、すっかり吹き飛んでしまいました。

 

20年ぶりくらいにお目にかかるムカデ。

ぞ~~~~~っ!!!

 

 

 

ところで…

 

 

 

私の人生で、ムカデとの出会いは、聞いた話も含めて過去4回あります。

 

 

最初は、私が赤ちゃんの時。

 

住んでいた家は、木造の平屋でした。

母から、聞いたのですが、私が寝ている部屋の天井から、ムカデが落ちてきたのを見失ったので、私を噛まないか、はらはらしたそうです。

昔の家では、よくムカデが出ていたそうです。

 

 

2回目は私が小学生の時でしょうか。

 

兄達と私で留守番をしているときに、縁側にムカデが出てきました。

どうやって捕まえたが覚えていませんが、兄が瓶の中に入れて、マッチで火をつけて、焼き殺したのを覚えています。

 

 

3回目はやはりトイレ。

 

母が、スリッパで何度もムカデを叩いていました。

 

 

 

そして、直近は、娘が赤ちゃんの時。

 

家の中にムカデが出たので、棚に追い詰めて、戸棚の戸をしめて、外出していた母(ちょうど、遊びに来ていました。)が帰ってくるのを待って、退治してもらおうと思ったら、もういませんでした。

 

 

 

それから、20年以上姿を見なかったのに…。

 

 

今回も、すごく怖かった…。

 

ムカデをスリッパで叩きつけるなんて、怖くてとんでもないと思い、とりあえず先ほどお話したように、トイレのドアを閉めました。

 

 

 

そして…

 

その時は、恐怖の割に落ち着いていたと思っていましたのですが…。

 

 

まず、急いでスマホでムカデの退治法を検索しました。

 

出てきたのは3つ。

 

① 殺虫剤をかける

(殺虫剤は常備していないので無理!)

② スリッパで叩く

(動きが素早いので、逃げられたらアウトだし、怖い)

③ 熱湯をかけて即死させる

 

 

ということで、③の熱湯をかけることにしました。

 

台所に行って、お湯を沸かしている間、夫を起こそうかどうしようかと迷っていましたが、非常事態なので、起こすことにしました。

 

幸いなことに、世の中3連休。

夫は明日も休み。

夜、睡眠不足になったって、次の日朝寝坊をすればいいですものね。

 

睡眠不足よりも、夜中にトイレに行ったとき、ムカデを手で触ったり、踏み付けでもしたら大変…。

 

そこで、

「夫くん夫くん、起きて起きて。大事件発生!! ムカデが出た~~~。退治してほしい~~~。」

と呼びかけると、飛び起きてくれました。

 

私は、沸騰したお湯のはいったやかんと、新聞紙と、娘にはバケツと割り箸をを用意させて、トイレの前に持っていきました。

 

新聞紙は退治する時に、トイレの床に敷くため。

(毒液が飛び散らないように。)

 

バケツは、壁のムカデにお湯をかけたら、できるだけ床をぬらさないようにするため、壁のムカデの下に置くつもりでした。

 

割り箸は、ムカデをつまむため。

 

落ち着いていたようで、やっぱり私も焦っていたのでしょうね。

 

ムカデは動きが速いから、バケツをムカデの壁の下に置くなんて全く意味がない。

新聞紙はスリッパで退治するわけでないからこれも必要ない。

 

と、いうことを考えもしませんでした。(苦笑)

 

 

 

さて、このあと、夫がそ~っと、トイレのドアを開けます。

 

わたしと娘はビビりなので、離れたところに待機しています。

 

私「いた?」

夫「壁にはおらん。」

私「逃げたのかなぁ?」

夫「あっ、いたいた。床のマットの上におる!!」

 

やっぱり、夫を起こしてよかった。

ムカデは移動していたのですね。

 

この後は、早かったです。

夫が、ムカデの上に、熱湯を掛けたらひっくり返ったそうです。

 

夫「すごい。あっという間にひっくり返った!! ねぇ、見てみる?」

私「いやいや、もういい。」

 

というと、夫は割り箸で、ムカデを掴み新聞紙でくるみました。

(無駄でなかった新聞紙…笑)

 

その新聞紙を更にビニール袋に入れるときに、もう一回、

「ねぇ。見る?」

と言われましたが、遠慮しました。

 

奇しくもその日はゴミの日。

 

私「今日はゴミの日だから、外に捨てようね。」

(夜中の回収なので、まだ回収に来てなかった。)

夫「じゃあ、この袋、持っていってくれる?」

私「嫌です!!」

 

死んでいてさえも、やはり怖かったムカデ。

 

夫に、すでに外に出したゴミ袋(私が住んでいる所では、戸々の家の前にゴミ袋を置くようになっています。)に突っ込んでもらい、私と娘は、その間、後片付けをしました。

 

トイレマットがほとんど濡れていなかったという事は、ムカデはわずかなお湯で、ひっくり返ったのでしょう。

 

また、ムカデが入ってくるといけないので、ちょっと隙間のある(古いのできちっと閉まらない)網戸は仕方がないとして、窓をしっかりと閉めてその日は寝ました。

 

 

久し振りの恐怖体験。

 

ところで、過去に、私が生き物で怖いっと思ったのは、中国で見たサソリ。

 

レストランで水槽のような透明な入れ物で飼われていました。

食用なのかしら?
サソリは想像していたのより小さかったです。

 

でも、うじゃうじゃいて、オリオン座やさそり座の話なども思い出し、身震いしました。

 

もう一つは、チャドクガ。

 

これは、椿の葉が大好きなのですが…

気味が悪いし、何といっても、チャドクガの毛に当たるとすごくかゆくなり、ステロイドのお世話になってもなかなか治らない。

 

 

1人暮らしをしている次女が、いつかゴキブリが出たと言って、大騒ぎをして電話をかけてきたことがあったけど、私にとっては、これらの虫に比べたら、ファイト…じゃない、スリッパ1発で仕留めることが出来るので、全然怖くありません。

 

むしろ、最近はスリッパを使って体液が飛び散るのが嫌で、新聞で掴むようにして、仕留めています。

(自慢にならないけど、結構スペシャリストかも。)

 

怖いものは、人それぞれで、夫はクモが怖いと言います。

「クモに比べたら、ムカデなんて、かわいいよ。それにあのムカデは、まだ子どもだったしね。」

ですって。

 

因みに、私はクモは益虫と思っているので、できるだけ殺しません。

 

 

 

一応、ムカデ事件は一件落着しましたが、この後、色々と尾を引きました。

 

まず、私。

 

トイレに行く時は、上見て下見て、壁見て…

中に入るまで、かなり時間がかかるようになりました。

 

 

そして、次に遭遇したら使えるように、早速、ムカデ退治の殺虫剤を買ってきました。

 


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これは、熱湯と真逆のマイナス85度の気体が出るスプレーをかけて、害虫を退治するというもの。

幸いなことに、まだ、使う機会はおとずれていません。

 

 

 

娘は、しばらくは、ムカデの出たトイレに行くことが出来ませんでした。

(トイレは2つあります。)

 

夫は、クモに比べたら…と言うくらいですから、普段通りです。

 

 

 

 

あ~、久し振りの恐怖体験!!

 

 

 

 

 

ムカデさん、ムカデさん、できれば、あなたとは出会いたくなかったです。

 

 

 

今日も…日日是好日。

 

老化に抗う!! その2 ……脳トレの話


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糸島富士と言われる加也山と彼岸花。

秋ですねぇ。

ちなみに、NHKの朝ドラも舞台は糸島!

 

 

 

前回、筋力の衰えを阻止するための(?)筋トレのお話をしました。

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

しかし、歳をとって衰えたものは、体力だけではなかった!!

 

話の途中で、急に思い出せなくなり、

「ほらほら、あの人…」

「えっと、えっと、あれあれ…」

など、こそあど言葉の、特に「あ」を使った代名詞を多発しているように思うのです。

 

先日、学生時代の同級生とお茶をしていたときに、何かの話題で、

「これ、Oちゃんが教えてくれたよね。」(そんな昔の話でなく、半年前くらい)

と言うと、

「え~、私そんなこと言った~?全く覚えておらんよ。最近、色んなことをすぐ忘れるけん、気がついたら、すぐに行動すようにしてるんよ。」

と、言われました。

 

私の世代(年齢は秘密…笑)は、多少なりとも物忘れを自覚してきている世代なのですね。

 

それにしても、友達のすぐに行動に移す姿勢には敬服。

因みに、私は忘れそうなことは、とりあえずメモに取っています。

 

 

 

と、いうことで能力の衰えを少しでも遅らせるために、脳トレもするようになりました。

 

それには、脳トレアプリを使いました。

 

私が使っている脳トレアプリは、これ。

 

play.google.com

 

 

 

このゲームで鍛えるのは、語彙力、同時並行力、暗記力、計算力、反射神経等々。

 

スマホの画面上で、計算をしたり、モグラたたき、パズルを組み合わせたりします。

 

 

脳トレのゲームは20種類以上ありますが、1日にする脳トレは3種類て、5分だけ。

そして、毎日同じトレーニングにならないように、組まれています。

 

また、ゲームをした後は、本日の脳年齢が出てきます。

 

最初にしたときは、自分の年齢以上の結果が出て(自分の年齢+10歳くらい)ショックを受けましたが、最近はやはり5分と言えども訓練の影響でしょうか。

少しずつ、判定される脳年齢が若くなっています。

(結構、慣れもあると思う。)

 

面白いことに、脳トレにも、得手不得手があって、得意なゲームばかりの時は20代の判定が出ることもあり、励みになります。

1週間前は、初めて19歳の判定がでました!!

 

 

では、その一部をご紹介しましょう。


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このゲームは、言語力を鍛えるゲーム。

 

左右上下で、面が接している文字を組み合わせて、四字熟語を見つけます。

知らない熟語もたまに出てきますが、その時はヒントを見ます。

 

因みに答えは、「適者生存」を抜いたら、残りは「一字一句」となります。

 

 


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このゲームは、並行処理力を鍛えるもの。

上の画面で形や色の違う図形がでて、下の画面で鳥が飛んでいる画面が出てきます。

 

そして、上の画面がどのような画面だったかを答えつつ、下の画面の鳥が障害物のポールに当たらないようにします。

 

図形ばかりに集中してもダメだし、鳥ばかりに集中してもダメです。

これが結構難しい。

 

 

 

因みに、私の得意は記憶力と言語力、苦手なものは、並行処理力、注意力です。(笑)

 

 

 

この他に、きっと脳トレになっているだろうなぁ、と思うのは語学の勉強です。

 

私は今、中国語を勉強しています。

中国語の勉強は、昨年の1月より、何か身に着くことを勉強したい、と思ったことから始めました。

(勉強したことが、自分だけでなく誰かのお役に立てば、なおよろし…。)

 

結構、長続きしていて、年が改まったら3年目に突入します。

最初の1年こそ、張り切って、どうにかこうにか前へ進んでいたのですが、今はちょっと行き詰っていて、かなりモチベーションが下がり、毎日15分くらいしか勉強していません。

(リスニングが、なかなか理解できない。長文になると、完全にアウト。 早く、この状態から脱却したい…)

 

それでも、この語学の勉強。

新しいことをインプットするという事で、脳の刺激になっているような気がします。

発音を1つとったって、目で見て、口を開いて、耳で自分も声を聞く…。

五感フルに…とまではいわないけど、結構自分の感覚を使っていますね。

 

少しは、脳トレに役に立っているような気がします。

 

 

最後に、更に更に(笑)たま~にしかしていないけど、毎日続けたらいいのだろうなぁ、と思うのがピアノを弾くこと。

 

もともと、小学生の時にピアノを習っていたのですが、不思議なことに暗譜させられた曲は、ほとんど楽譜なしで弾けます。

 

体で覚えているという事でしょうか。

 

ただ、頭より指がついていかなくて、当時よりゆっくりのメロディになります。

 

ピアノって、両手を使うので、脳トレに効果があると思うんです。

それならば、と、さっそく毎日弾こうと思ったのだけど、なかなか気ぜわしくて…。

落ち着いてきたら、少しピアノを弾くための時間を作ってみたいと思います。

 

 

そういえば、音楽と言えば、一時期ウクレレにはまっていました。

が、これも目標とした「アロハオエ」がどうにか弾けるようになると、いつのまにかフェードアウト。(苦笑)

 

ウクレレも、なんとなく脳にいいような気がしますね!!

 

音楽に関っているって、脳の話と切り離しても、すごく素敵な毎日の過ごし方に思うのですが…。

 

そのうち、ウクレレもまた、時間をかけて弾きたくなるかもしれません。

 

 

 

脳トレの話、いかがでしたか。

 

何となく、もの忘れが出てきて、どうにかしたいと思っていらっしゃる方…私が紹介したアプリ以外でもたくさんありますので、ご自分に合ったアプリを選んでチャレンジしてみて下さいね。

 

20代の頭の回転!!

 

 

 

 

 

と、判断された時は、とても嬉しいものですよ。(笑)

 

 

 

今日も…日日是好日。

 

 

老化に抗う!! その1……筋トレの話


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近所で見つけたザクロの実。

昔々、我が家でもザクロの木を植えていたので、懐かしかったです。

 

 

 

 

もうすぐ、健康診断があるので、久し振りに健康の話を書きますね。

 

 

ここ何年か、体力が少しずつ落ちているような気がします。

特に、この一年ははコロナの後遺症からか、すぐ疲れてしまう…。

 

耳鳴りも慣れてきたけど、よくなったような気はしないし。

 

健康診断でも、コレステロールが高いのはいつものことで、その他も、ちょこちょこと何かしら、引っかかっているのが現状です。

 

若い頃は全く引っかからなかったのに…苦笑

 

 

それで、主に恒常的に引っかかるコレステロール対策として、散歩をするようしていたのですが、今年の夏は非常に暑く、外に出るのも億劫でした。

 

それで、家でできる運動はないかと探していました。

 

家でできる運動については、よくよく思いだしてみると、色々なことに挑戦していましすね。

飽っぽい性格からか、長続きはしていませんが。(笑)

 

まずは,

小刻みジョギング。

これは、記念すべきブログ第1号の記事で紹介しました。

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

素晴らしい運動と思いましたが、段々と飽きが来ました。

 

次に、ストレッチ体操。

これもしばらく適当にしていましたが、今はしていません。

 

そして、ラジオ体操。

かなり効果があるそうで、1年くらいしていました。

音楽があるので、楽しく体操できていたのですが、今は時々する程度です。

最初にした時は、筋肉痛になりましたので、効果はあると思います。

 

 

ところで、ラジオ体操をする時は、アレクサで音楽をかけて体操していました。

 

ところが、アレクサとリンクさせている娘のアカウントのSpotifyに、いつもなぜか自動的に繋がるのです。

(アレクサなんだから、アマゾンミュージックにつながればいいのに…)

 

そうしたら、昨年末、娘が年間のSpotifyで聞いた曲のナンバーワンにラジオ体操第一が輝いたのですって。

 

「自分のアカウントでナンバーワンがラジオ体操だと悲しい!!」

と言われ(ふざけて言っていたけど、ある意味本音と思う、2位ならよかったのかも)。

 

それからなんとなく毎日のラジオ体操は時々になって、しかも体操するときは、脳内音楽でするようになりました。(笑)

 

 

 

では、今年の夏は何をメインにしていたかというと…

 

それが、今回ご紹介しようと思っている筋トレです。

 

最近疲れやすいというのは、筋力の衰えかもしれない、と思ったのです。

 

筋トレというと、すごくきついイメージがあります。

でも私がした筋トレはゆる~いもので、実際やりだすといい事ばかりでした。

 

きつければ長続きしませんものね。

 

さて、その筋トレは、「40代からする筋トレ」と、銘打っている筋トレ!!

なんと、一日5分しかしなくていいのです。

 

では、さっそくその筋トレを紹介しますね。

最初、ユーチューブで「40代からできる筋トレ」と検索をかけて、見つけた筋トレです。

 

 


www.youtube.com

引用:YouTubeより

 

 

この筋トレは、45秒の筋トレを、15秒に休憩を入れて5ポーズで完結させている筋トレです。

 

時間も短いし、ポーズの数も少ないのですぐに覚えられ、動画を見ながらでなく、ラジオみたいに聞き流しながら、トレーニング(というほど大げさなものではないけど)できます。

 

それでも最初はきつかったです。

それで、1ポーズ30秒くらいから始めました。

情けないくらい体力がありませんね。

 

それでも徐々にですが、確実に長い時間挑戦できるようになりました。

(と言っても、1ポーズきっちり45秒で終わらせています!!)

 

 

 

 

 

ところで、筋トレとは、ありがたいこと(笑)に、毎日しない方が効果があるとのこと。

 

ナレーションでも、

「48時間から72時間、時間を空けましょう。」

と言っている。

 

ということは…

2~3日に1回、しかも5分で効果があるということ。

さすがに、これは長続きしますね!!

 

で、体力がついたかというと、

 

…正直なところ分かりません。(苦笑)

 

でも筋力は落ちていないような気がします。

 

 

ダイエットの効果は実感しました。

 

だって、先日美容院に行ったら、

「最近、何か運動をしていらっしゃいますか。肩から背中にかけて、凄く痩せてきたような…」

と言われたんですよ。

 

実に、筋トレをして2か月目。

他人が見て、やせてきたと言うのなら、やせてきたのでしょうね。

 

で、さっそく、この話をお腹の若干出ている夫にして、筋トレをさせてみました。

 

そしたら、な、な、なんと…

 

家族は、毎日見ているのでわからないのですが、会社で、

「なんか、痩せてきましたね、お腹が少しへっこんできたような…」

と言われたそうです。

 

「本当に効果があるとかいな…」

と半信半疑で、筋トレしていた夫も大喜び。

 

ただ夫は、しばらくは頑張っていましたが、残念なことにいつの間にかフェードアウトしてしまいました。(苦笑)

 

ところが…

 

矛盾しているじゃないかと言われそうですが、だんだんこの楽勝のはずの5分の筋トレでさえ、とてもしんどくなってきたのです。

 

筋トレ自体がきついという訳でなく、5分の間トレーニングするという事が…たった5分、されど5分…面倒になってきたのです。

 

あ~、今から5分間の運動かぁ~、はぁ~、というような感じで。(笑)

 

それで、ある日から、3ポーズと2ポーズに分けて、2~3日に一度でなく、毎日交互にするようにしました。

(鍛える部位が違うので、毎日しても大丈夫!!…だと思います…笑)

 

すると、さすがに、筋トレが面倒にならなくなりましたよ。

長くて3分ですから。

 

 

 

で、今はと言いますと…

 

もちろん、筋トレは頑張っています。

2分と3分に分けて…(笑)

 

今は、来月に健康診断を控えていますので、散歩も再開しました。

朝晩、涼しくなってきたので、歩きやすくもなりましたね。

 

 

 

 

 

 

私みたいに、変則的に時間を区切らなければ、一回たった5分。

しかも2~3日に1回。

 

この5分を、面倒と思わない方には、とてもお勧めですよ。

わたしのように、2分と3分に、分けてもいいと思います。

 

ダイエットの効果は受けあいます!!

私が実際、しばらく会わない人に、やせたと言われたのだから。

 

 

さて、そんな私もいつまで続くかしら。

 

また、私がはまる運動がでてきましたら、その時は改めてご紹介しますね。

 

 

次回は、脳トレのお話です!!

 

 

 

今日も…日日是好日。

 

 

沖縄旅行 その3 沖縄は今日も暑かった…  

皆さん、こんにちは。

さあ、楽しかった沖縄旅行も最終日になりました。

初日と2日目の記事です。


gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

最終日の主な予定は、水中観光船に乗って、お魚を見ること。

それから、おきなわワールドに行きます。

 

 

引用:イラストボックスより

(引用した地図に、地名などを書き加えあり。)

 

凄く大雑把な地図になりましたが、3日目に行ったところです。

①波上宮(波止場もすぐ近く)

②おきなわワールド

➂瀬長島

➃那覇空港

 

 

 

 

 

水中観光船で予約した時間は、ゆっくりで、ホテルが海の近くだったこともあり、

少し朝寝坊が出来ました。

 

しかし、客船待合所につくと、あらららら~。

前日、那覇は凄い豪雨だったとか。

お魚を見ると言ったって、海水が濁って、お魚はほとんど見えない感じ。


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透明度がレベル2ですね。

 

ショックで、キャンセルしようとしましたが、旅行会社を通じて予約した人は当日キャンセルは、全額戻ってこないとのこと。

仕方なく、予定通り船に乗ることにしました。

 

 

オルカ号

この船に乗って行きます。

どんより曇っていますが、雨は降っていなくて、お天気はまずまずでした。

 

 

沖に出たら、船の底へと案内されました。

船の底の両側が窓ガラスになっています。

ここで、熱帯魚を観察。

 

右側の席しか、座っている人がいませんね。

今日は、やはり、魚が見えにくいから、仕方がないのかしら。

 

かろうじて見えたお魚さん。

地面の珊瑚礁とか見えませんね。

がっかり。

 

それでも、どうにか魚を見ることが出来てよかったです。

レベル1は魚さえ見えませんものね。

 

 

 

港について、船を降りる時にふっと目をむけると…

 

あらっ、床に置いているのは…魚の餌では?!

なるほどね…、この餌でお魚を寄せていたのですね。(笑)

 

 

 

 

このあと、午後の観光バスで、おきなわワールドに行く予定でしたが、中途半端に時間が空き

ました。

 

時間がもったいないと思い、近くの観光地に検索をかけると、波上宮(なみのうえぐう)が歩いて10分くらいの所にあると知り、そこへ行くことに。

 

 

波上宮は創建年代は不祥です。

 

ここは、古来より海の神様の国(ニライカナイ)の神々に豊作や無事平穏を祈った聖地がこの神社の始まりと言われています。

 

那覇港で入りの船は、崖の上のこの神社を望み、航路の安全を祈り感謝をささげたとのことです。

 

しかし、神社の建物は、太平洋戦争で鳥居以外ほぼ焼失しました。

現在の本殿拝殿は平成の御造営といわれるもので、平成5(1993)年に完成したもの。

 

主祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)のほか5柱の神様です。

 

 

 

 

この階段を上って、鳥居をくぐります。

 

 

拝殿

赤い色の拝殿は、いかにも、島国の神社らしくて、竜宮城を思わせます。

拝殿の屋根瓦は、琉球瓦とのこと。

波上宮というネーミングも、竜宮城みたい。

 

これは、犬でなくて、シーサーですね。

だから、狛犬ならぬ狛シーサーかしら。

あはっ。

沖縄らしい。

 

端に行って下を見ると、海が見えます。

泳いでいる人はいなかったけど、海水浴場なのです。

ちょっと、降りてみました。

 

道路の下の海水浴場。

仕切りがあるところが、いかにも人工的な海水浴場という感じがします。

 

綺麗な海水でしたが、上に道路が走っているせいか、広々とした雰囲気はなく、狭く感じました。

人工のビーチだから、仕方がありませんね。

 

 

さて、このあと、どんどん気温が上がってきました。

一旦ホテルに戻って、荷物を引き取ってから、お昼ごはんにしようと思ったのですが…。

(荷物は、ホテルに預けていました。)

 

ここからホテルまで、歩いて約10~15分。

 

でも日傘を持ってきていなくて、汗でべとべとするし、暑いし、歩くのがしんどい。

もったいないと思いつつ、タクシーでホテルまで戻ろうとしましたが、タクシーが見当たらない。

 

そんなこんなで、ふらふらしながら、5分くらい歩いたでしょうか。

 

あ~っっっっっっっっっっ!!

 

吉野家の牛丼がある!

違った…。

牛丼の吉野家がある!!

 

もう、たまらなくなって駆け込みました。

 

牛丼屋さんの中は、冷房がガンガンきいていてまるで天国のよう。

ここで、お昼ご飯を食べて、エネルギーをチャージして、ホテルに戻ることにしました。

 

吉野家、久し振り~。

疲れてもいたし、お腹もすいたし、凄くおいしかったです(笑)

 

 



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沖縄の道端では、あちこちでハイビスカスの花が咲いていました。

 

 

ホテルで荷物を受け取って、ちょっと休憩。

冷房が気持ちよかったです。

そして、さんぴん茶をいただいて出発。

 

 

 

 

この後はまたまた観光バスに乗って、最後の観光地おきなわワールドにいきます。

 

おきなわワールドは、沖縄の文化、自然を体感できるテーマパークで、沖縄の鍾乳洞である玉泉洞、植物園、伝統工芸のワークショップ、琉球王国時代の城下町の再現、伝統芸能の披露、ハブの博物館などなどがあり、ゆっくり楽しむなら一日かけてもいいくらいのボリュームです。

 

そんなおきなわワールドを2時間で回ろうというのですから、見学するものを厳選しました。

 

それは、玉泉洞とハブ博物公園です。

 

 

 

では、まず、玉泉洞に行ってみましょう。

 

全長5000メートルの鍾乳洞ですが、実際公開されているのは、1000メートルもありません。鍾乳石の種類が日本で一番多くて、37種類もあるそうです。

 

以前行ったときは、ライトは蛍光灯っぽい色のライトしかなかったような気がしましたが、色々な色でライトアップされていて、説明板も多くて、とても見やすくなっていました。

 

 

 

 

 

 

凄く幻想的ですね。

写真で見ると、幻想的なのですが、とにかく湿度が高くて、私は長居が出来ませんでした。

 

それで、途中から私だけ、家族のゆっくりしたペースから外れ、速足で見学しました。

 

そして、出口で家族を待っていました。

 

 

外に出た時はほっとしましたが、とにかく暑い。

こんな時は、アイスクリームが凄くおいしいですよね。

 

 

次に、ハブの博物館に行きました。

蛇って、怖いんだけど、こわいもの見たさですね。

 

入り口で、衝撃的なものを見ました。

 

(下の写真は、蛇がうじゃうじゃ写っているので、閲覧注意と書くべきか…)

 

ハブ酒を作っているのですね。

 

とても、滋養強壮にいいそうで、好きな人はたくさん買っていくそうです。

 

このあと、ハブの生態を紹介した展示コーナーに続きます。

 

そこで、こんな話が、紹介されていました。

 

3人の人が歩いていて、ハブがそばにいると、3人目が危ないのですって。

 

1人目で、歩いている人に気が付き、2人目で攻撃態勢を取り、3人目で襲い掛かる。

怖いですね。

 

沖縄の鬱蒼とした叢とか歩きたくないです。

 

時間が合えば、ハブとマングースのショーが見られるのですが、見ることはできませんでした。

 

最初に私がおきなわワールド(当時は、そのような名前でなかった)に行ったとき(30年ほど前)は、ハブとマングースの決闘がありましたが、今は動物愛護の観点から、そのようなショーはしていないとか。

今は、何をしているのでしょうね?

 

 

そして…

 

今回記念に、幸運を持ってくるという白い蛇と家族一緒に、記念撮影をしてもらいました。

私と長女は、ビビラー。

ましていわんや、頭を持つなんてとんでもない。

 

なのに、次女は

「わたし、頭を持ちたい。」

ですって。

 

おとなしい蛇らしいけど…

 

度胸あるなぁ。

 

 

はい、ポーズ!!




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どこの建物で見つけたか覚えていないのですが…

ここにもピカチュウがいました!!

(そらとぶピカチュウプロジェクトですね。)

 

ところで、私達が乗った観光バスは、おきなわワールドとガンガラ―の谷に行く人と一緒のバスでした。

 

ガンガラ―の谷とは、数十万年も前に鍾乳洞が崩れてできた谷で、2万年前の「港川人」が住んでいたとされています。

 

沖縄ワールドから250メートルしか離れていません。

ガンガラーの谷も気になっていたのですが、たくさん歩かなければいけないので、暑い中しんどいと思い、今回はおきなわワールドに行くことにしました…。

 

 

 

えっ、ガンガラーの谷のことをもっと知りたいって?

 

そういう皆さんのために、ガイドブックよりおもしろくて分かりやすい、ブロ友のすまりんさん (id:aranciarossa) の記事を引用させていただきました。

 

すまりんさんは、温泉付きのお宿を中心に、ご夫妻で国内外を広く旅をしていらっしゃっています。

そして、その旅のお話をユーモアを交えて、楽しい記事にしていらっしゃいます。

 

すまりんさんの記事を読むと自分も同行しているような気持ちになるから、不思議です。

 

www.aranciarossa.work

 

 

ガンガラ―の谷は、おきなわワールドから近いので、わたしも改めて訪れてみたいと思います。

 

 

それにしても、前日と言い、この日と言い、あそこもここも行こうとして、じっくり見学できる時間がありませんでした。

 

久し振りの沖縄だから仕方がありませんね。

 

次回は、もっと、観光地を絞ろうと思います。

 

 

さてさて、このまま空港へ直行と思いきや、もう一つ訪れたところがありました。

(よく予定表を見ていなかった…笑)

 

 

それは、瀬長島です。

瀬長島は那覇空港の近くで、景色がきれいな…特に夕日…デートコースで有名な所らしいです。

 

 

景色の美しい古宇利島や、エメラルドビーチに行った後なので、ここの景色の良さは、今ひとつ分かりませんでした。

曇っていたからかもしれません。

 

 

沖の方に、空港の滑走路が見えます。

あっ、ここにもピカチュウがいる!!

 

 

海を見ながら、苺ジュースを飲みました。

甘酸っぱくておいしかったです。

(甘酸っぱいのは恋の味?!  おばさんには、関係ないか…)

 

 

さあ、瀬長島の後は、今度はいよいよ那覇空港。

那覇空港に着いた途端、雨が降り出してきました。

セ~~~フ!!

 

夕方の那覇空港は、いつも人が多くて気ぜわしい雰囲気で、旅の終わりは、このがやがやした雰囲気の中で、沖縄そばを食べて飛行機に乗るのが恒例でした。

 

ところが、しばらく行かないうちに、国際線と国内線が建物の中で繋がったらしくて、国際線のフードコートでお夕飯を食べました。

 

フードコートとはいうものの、お客さんが2~3人しかいなくて、きれいで、ゆったりできて、すごく快適でした。

 

 

那覇空港にも、ピカチュウが!!

 

 

 

そのあと、お店などをブラブラして、飛行機に乗ります。

 

最後のお店をでると、

長女が、

「さぁ、帰ろっか~。」

と軽いのりで言う。

まるで、仕事が終わって、退社する時みたい。

旅行慣れした娘らしくて、笑ってしまいました。

 

 

 

飛行機は快適でしたが、福岡空港についてからが、大変でした。

次女は、そのまま、新幹線で下宿先まで戻るのです。

 

ノンストップの新幹線の最終便に乗りたいということで、速足で地下鉄の乗り場(地下鉄で空港から博多駅に行きます)に行きました。

 

飛行機が若干早く着いたからいいものの、飛行機の降り口から地下鉄の駅まで結構距離があります。

 

博多駅では、新幹線乗り場に一番近いところで降りて、今度は走って新幹線の切符売り場に行って切符を買うと、そのまま2分後に出発の新幹線に間に合わせるべく、新幹線のホームに駆け上がっていきました。

 

ラインが来たのは、その5分後くらいでしょうか。

ノンストップ最終便の新幹線に間に合ったとのこと。

ほっとしました。

 

私たちも、次女を見送ってから家に帰りました。

 

 

 

 

 

 

沖縄旅行の話、いかがでしたか。

 

なかなか、リーズナブルで、金銭面ではよかったのですが、那覇を拠点にして、沖縄の北から南まで行ったので、結構時間が足りませんでした。

 

次回行くときは欲張らず、一か所をじっくり見たいと思います。

 

そして、泳がないなら、もっと、涼しい季節がいいですね。

今は、この時の沖縄より、福岡の方がはるかに暑いです…。

 

 

 

さてさて、次回はどこに行こうかしら。

 

 

 

 

 

 

長い記事をお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

今日も…日日是好日。

 

沖縄旅行 その2  南から北まで沖縄本島縦断の旅

沖縄の旅も、2日目になりました。

 

1日目のお話は、この記事からどうぞ。

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

 

 

久し振りの沖縄だったので、今回は沖縄の3大観光地と言われている3か所を廻る観光バスに乗りました。

 

引用:イラストボックスより

(引用した地図に、地名などを書き加えあり。)

 

 

 

ガイドさんが言う3大観光地とは、この地図 の①から③で、

① 首里城

② 古宇利島(小さくて、引用した地図には載っていません)

③ 美ら海水族館

だそうです。

 

 

因みに、那覇から古宇利島まで約70キロくらいあります。

 

 

 

私達が乘った観光バス。

 

「そらとぶピカチュウプロジェクト」の一環で、沖縄観光を促進するためのポケモンの飾りや、ラッピングが多いです。

 

観光バスは沢山ありますが…

これなら、間違えそうもないですね。(笑)

 

 

 

まずは、琉球王の居城である首里城に行きました。

 

首里城は琉球王朝の王城ですが、創建年代は明らかではありません。

 

ウイキペディアによると、最近の発掘の遺構から13世紀末から14世紀に造られたと考えられるそうです。

 

そして、太平洋戦争で焼失し、平成4(1992)年に朱色を基調として再建されました。

 

が、みなさんも記憶に残っていらっしゃる方が多いと思いますが、平成31(2019)年に火事で焼けましたね。

今は、まだ復興中で、2年後に復元が完成するそうです。

 

ですから、見られるところは限られていました。

 

守礼門

 

儀式のときに使った門で中国様式の木製の門です。

1527年から1555年の間に建てられたそうです。

「琉球は守礼の邦と称するに足りる」と中国の明の皇帝から言われたことに、由来するそうです。

 

正殿(せいでん)の前に立っていた大龍柱の龍です。

台座から外され、横に倒した状態です。

情報に突き出ている部分の右と左の色が違うのがお分かりでしょうか。

思いきり焼けたところとそうでない所の境目がハッキリしています。

 

正殿とは、首里城の中心となる建築物で、国王が政治をしたり、王族が儀式を執り行ったりする場所です。

 

 

赤い屋根の向こうに見えているプレハブが、もと正殿(せいでん)のあったところです。

 

 

プレハブの中をのぞくと…

木材を置いたり、修復作業をする部屋でした。

 

 

この後、一番高い物見台に行きました。

 

展望台から見た沖縄の町。

 

振り替えれば、正殿が描かれたプレハブが見えます。

 

首里城の赤い屋根は、お天気が悪かったのでくすんで見えますが、実際はもっとはっきりした色合いです。

 

今から、今度は別の道を通って降りていきます。

 

 

 

ソテツを見ると、南国の雰囲気がしますね。

敵の侵入を妨ぐために植えたのことです。

 

石垣の上部の突起なようなもの、お分かりですか。

これは、「隅頭石」(すみかしらいし)といいます。

定説はないそうですが、角を嫌う習慣から、角の部分を天に向けたとか、美意識の表れとか言われています。

 

 

首里城の城壁はなだらかな曲線が特徴だそうです。

なだらかな曲遷移することにとって、攻めてきた敵を、側面から観察しやすくするそうです。

 

 

園比屋武御産嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)


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世界遺産で、国王がお城を出るときに道中の安全を祈願した場所です。

 

天然記念物のアカギの大木

凄く大きな常緑広葉樹です。

戦争で焼失する前はそこここで大木が見られたそうですが、今市街地では大木はここでしか見られないそうです。

 

これはおなじみのガジュマルの木。

やはり大きかったです。

娘が数年前から育てているガジュマルは植木鉢なので、その大きさに圧倒されます。(笑)

 

 

 

この後、バスに乗り、一路北に向かいます。

この日の旅は、沖縄を縦断するので、バスに乗っている時間が長かったです。

 

 

途中、嘉手納基地の近くを通りましたが、その広さにびっくり。

狭いところにたくさんの家がある日本人の住宅と比べて雲泥の差です。

 

思うところはありますが、前回の記事で戦争に関するお話をしているので、この記事ではこの類のお話は割愛します。

 

 

次の目的地は、古宇利島。

 

 

 

古宇利島は、エメラルド色の海に囲まれた美しい島と言うことで有名です。

 

 

しかし、古宇利島の滞在時間はたった15分。

もっと時間があれば、いろいろ楽しめそうですが、海岸に行って帰るだけでした。

 

しかも、梅雨に入ったばかりの時期。

首里城では、どうにか雨に降られませんでしたが、古宇利島に着いたとき、ざ~っと雨が降り出しました。

(何と雨は滞在の15分だけ。なんたること…)

 


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結構強い雨が降っていたので、灰色の海に見えますね。

お天気の時は、緑に近い、南の海という感じなのですが残念。


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海を眺めていたら、縞々の模様のくねくねしたものが、砂浜近くを泳いでいます。

よく見ると、ウミヘビらしい。

「水族館以外でウミヘビを見るのは初めて!!」

と、珍しく思いながら、シャッターを切りました。

 

で、このウミヘビ。

バスに戻る時に立っていた看板を見てびっくり。

毒ヘビで、危険生物だったのです!!

 

冷汗が流れました。


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バスに乗り込んだとたん、雨がやみました。

すると、海の色がどんどん明るくなってきて…。

晴れていたら、もっと鮮やかなグラデーションの海がみられたのでしょうね。

 

 

 

さて、次の観光地は、美ら海水族館です。

 

美ら海水族館の近くには、これまた美しい砂浜で有名なエメラルドビーチがあります。

美しい砂浜は、ここに期待することにしました。

 

 

 

実は、私が初めてここに来た時は、数十年ほど前で、美ら海水族館はまだできていませんでした。

 

この時は、小さい建物に水族館(と呼んでいいかもわからないくらい小さかった)や植物園があるだけで寂しい感じでした。

その時もバスツアーでしたが、見学時間が余ってしまいました。

 

でも、ふっと遠くに目をやると、真っ白い砂浜とヤシの木?が見えたのです。

「お話に出てきそう。」

と思うくらいの絵になる風景が広がっていました。

 

さっそく友達に、

「あそこに行ってみよう。」

といって、砂浜に行ってみました。

 

そこはパラダイスと言っていいくらい、素敵でした。

人っ子一人もいない砂浜で、友達と私とヤシの木だけ。

 

しばらくぼーっとしていました。

 

だから、美ら海水族館ができたばかりの時、ここにまた訪れました。

その時は木々が増えたり、立派にに整備されていて、だいぶ雰囲気が変わっていました。

 

 

 

さて、今回もまず、そのエメラルドビーチに行ってから、美ら海水族館に戻ることにしました。

 

 

 

エメラルドビーチ

まだ、泳いでいる人はいませんね。

 

今の時期はなんてことないのに、なぜかいっぱい写真を撮ってしまったエメラルドビーチ。(笑)

 

先ほど書いた数十年前に行ったときは、雑多なもの…笑…はなくて、本当に白い砂浜で、ヤシの木?が数本生えているだけの景観でした。

 

気のせいか、当時と比べると、少し砂が黒くなって、普通の砂の色になったような…。

お天気が悪いせいで、エメラルド色の海の色でないせいもあるのかもしれない…。

 

 

あまり時間をとると、水族館が見られなくなるので、適当な時間に、水族館に戻ってきました。

 

 

美ら海水族館。

黒い、いかにも大雨を降らせそうな雲が浮かんでいます。

 

幸いなことに、今からは建物の中。

でも結局、雨は降りませんでした。

 

ところで、この日那覇は土砂降りだったとのこと。

首里城見学の時に雨に降られなくてよかったです。

 

 

 

美ら海水族館から、下を見下ろしたところです。

写真の右端が、エメラルドビーチです。

 

さて、美ら海水族館と言えば、ジンベエザメ。

ゆったりと泳ぐ姿に癒されます。


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ジンベエザメがくると、一斉にカメラを向ける観光客を観察するのも面白い…。

 


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南の海と言えば、やはりサンゴと熱帯魚ですね。

これらの魚、熱帯魚なのかな?

 

 

 

 

この後は、結構急いで水族館をみて、バスに戻りました。

 

ところで、美ら海水族館は海洋博公園のなかにあり、海洋博公園には、美ら海水族館のほか、プラネタリウム、海洋文化館、熱帯ドリームセンター、沖縄郷土村他…があります。

 

エメラルドビーチも海洋博公園の中にあります。

(沖縄海洋博は昭和50(1975)年に開催されました。)

 

どこに行っても大変面白いのですが…

この時は時間の関係で美ら海水族館だけの見学でした。

 

因みに、私が大好きなのは海洋文化館。

海洋文化館は大型カヌーをはじめ太平洋地域の海洋民族の歴史や文化が紹介されています。

 

私は海や船に限りないロマンを感じます。

 

 

 

 

海洋記念公園を満喫するには、名護市にでも泊まって、朝から1日かけて見学することをお勧めします。

 

だいたい1日で沖縄の南から北まで観光地を3か所回ろうという時点で、ゆっくり見るのは無理なんですよね。

 

久しぶりだったので、欲張ってしまいました。

 

次回行くときは、行きたいところを絞って、一つ一つもっと時間をかけてみたいと思います。

うんうん、海洋博公園でまるまる一日過ごしたいなぁ。

 

 

 

さて、この後は、お菓子御殿というお土産屋さんに寄ってから那覇へ戻り、私達は国際通りでバスを下ろして貰いました。

 

 

そして、前の日の様に、国際通りをぶらぶら。

 

そうしたら、面白いお店がありましたよ。

 

カルビーの「じゃがりこ」というお菓子を知っていらっしゃいますか?

その出来立ての「じゃがりこ」を食べさせてくれるお店があったのです。


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その名も「ポテりこ」ですって。

フライドポテトのような味で、とてもおいしかったです。

 


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お夕飯は、沖縄だもの…ということで、この日は、ステーキを食べました。

 

 

 

さて、沖縄では、国際通りの近くの「トリフィート那覇旭橋」というホテルに宿泊しました。

 

このホテルについては、私の大好きなmomokaさんのブログ「旅とアロマ」でも、紹介されて、気になっていたホテルでした。

(momokaさんは、国内外の観光地のみどころ、ホテル、飛行機についてなど旅行に役立つ情報やデイズニーランドの魅力、アロマテラピーの話など、快適な旅行をするためにはぜひ目を通したい、そんな記事を書いていらっしゃいます!)

 

 

www.monteverde-aroma.com

 

とても清潔(これが一番大事)で、ウエルカムドリンクもあって、満足満足。

 

ただ、ウエルカムドリンクは3日間ともmomokaさんの記事でご紹介のバタフライピーではなくて、さんぴん茶と果実水(最終日ははハイビスカスティー)でした。

バタフライピー楽しみにしていたのになぁ。

残念!!

 

でも、果実水はデトックス作用があるという事で、これはこれで喜んで飲ませていただきました!!

 

そして、気になる料金ですが…

 

なんとなんと4人で、2泊食事なしで約25000円!!

ピーチ航空の航空券を申し込んだ時に一緒にお宿を決めたからでしょうか。

この安さは、早割料金だからというのもあります。

 


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2段ベッドと、ダブルベッドが1つ。

そして、momokaさんのブログでご紹介の巨大なジンベエザメのぬいぐるみがまだありました。

いい歳した娘たち(20才をこえている)が大喜び!!

 

 

 

さて、楽しかった沖縄旅行もあっという間に一日一日が過ぎ翌日は、もう最終日。

翌日もありゃりゃ…というようなエピソードがありましたよ。

 

それは次回の記事で。

 

 

 

乞う、ご期待。

 

 

 

 

 

今日も…日日是好日。

 

 

 

P.S.

 

琉球ガラス村の話について、お詫びがあります。

前回の記事を投稿した後で、ちまりんさん(id:chimaring) からベトナム のハノイにベトナム琉球文化工芸村という、琉球ガラスの工房があり、職人さんが技術指導に行っていることを教えていただきました。

琉球ガラス、海外にも進出していたのですね。(琉球ガラス、凄い!!)

だから、娘が買ったコップは「made  in   vietnam」でも琉球ガラスそのものでした。

ちまりんさんに教えていただいてから、このお話を前回の記事に書き加えたんだけど、書き加える前にお読みになった皆さんにも知ってほしいと思いまして…。

素敵なコップにがっかり、なんて言って申し訳なかったです。

沖縄旅行 その1  雨の中の慰霊の旅

5月末に沖縄に行ってきました。

 

 

なんと、17年ぶりの沖縄。

そして、4人家族そろっての旅行も2年ぶりでした。

 

実は、この旅行の計画は4か月前からたてていました。

ピーチ航空のセールが、1月にあったからです。

そして、その料金は…驚くなかれ。

何と、福岡・沖縄間が一人片道4000円程度(手数料も含めて)でした。

帰りは、遅い時間にしたので、7000円(手数料含めて)くらいかかりましたけれど…。

 

因みに、小倉~博多間の新幹線の料金が指定席で3460円です。

福岡県内から福岡県内ですよ…。

このことを考えると、ビックリするような安さですね。

とても楽しみに待っていましたが、梅雨の時期という事が、ちょっと不安でした。

 

 

で、やはり不安的中。

梅雨に入ったばかりで、最終日以外は雨に降られました。

 

それでも楽しかった沖縄旅行。

今回から3回にわたって、沖縄旅行のお話をしたいと思います。

 

 

 

今日の記事はは、1日目です。

 

いつも通り、福岡空港から飛行機に乗ります。

 

飛行機に乗るまで、余裕があったので、ラウンジで飛行機を眺めながらコーヒーを飲みました。

 

昨年の東京旅行の時の反省から、家で朝ごはんを食べてから、コーヒーを飲んだので、飛行機では全く酔いませんでした。

 

ピーチ航空は、スマホでフライトレーダーが見られるのですね。

今、どこを飛んでいるかチェックするのが楽しかったです。

 

 

 

ワクワクしながら沖縄に着くと…

 

 

 

梅雨の沖縄は土砂降りでした。

あらぁ~。

 


沖縄空港の出口
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「めんそ~れ」とは「ようこそ」という意味。

 

 

 

覚悟していたとはいえ、やはりがっかり。

 

しかし、これから旅の本番なので、気を取り直しました。

 

1日目の予定は、太平洋戦争の戦跡巡り。

糸満市にある、ひめゆりの塔と摩文仁の丘がある平和祈念公園を訪ねます。

 

糸満市の地図

引用:グーグルマップより

拡大すると、糸満市の南の方に、ひめゆりの塔と平和祈念公園の表示が出てきます。(琉球ガラス村も)



 

沖縄は、国内で唯一地上戦があったところです。

 

1945年の4月に米軍が上陸したあと、米軍は南に進撃し、5月に日本軍は司令部のあった首里(那覇市)から、本当の最南部の摩文仁(糸満市)に撤退しました。

 

そのため、兵隊も逃げてきた住民もともに過ごすようになり、沖縄最後の激戦地となりました。

 

 

 

 

さて、公共機関でこれらの戦跡に行くには、1時間に1本のバスに乗らなければいけません。

あまりにも交通の便が悪いので、1日目は半日だけレンタカーを借りることにしました。

 

最初の目的地はひめゆりの塔ですが、ひめゆりの塔の近くに、琉球ガラス村というところがあります。

 

せっかくだからということで、ここに寄っていきました。

 

お昼ご飯もここで食べてました。

 

 

 

お土産屋さんの建物の中のステンドグラス。

色とりどりのガラスが、とても綺麗です。

 

ガラス工房で、ガラスを作っているところを見学することが出来ます。

溶鉱炉に入れて、溶けだしたガラスの形を整えていくところなどを見ることが出来ました。

 

琉球ガラス村を見学した時は、まだまだ土砂降りの雨で、傘をたたんで建物の中に入るとホッとする…そんなひどい雨でした。

 

そして、お土産屋さんで、長女が一目ぼれして購入したガラスのコップ。

青い色や、波のようなガラスの凸凹が沖縄の青い海を連想させてます。


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因みに、家に帰ってラベルをよく見ると「made  in   vietnam」と書いている。

沖縄で作ったものでないことが分かったら、がっかりするかもしれないので、ラベルを剥がして娘には黙っていることにしました…。(苦笑)

(この記事を投稿した後で、ちまりんさん(id:chimaring)からベトナムのハノイにベトナム琉球文化工芸村という、琉球ガラスの工房があり、職人さんが技術指導に行っていることを教えていただきました。琉球ガラス、世界を行く!!だったのですね。だから、まさしく娘が買ったコップは「made  in   vietnam」でも琉球ガラスそのもの。素敵なコップにがっかり、なんて言ってごめんなさい。)

 

 

 

 

 

琉球ガラス村を出る時、やっと雨が小やみになりました。

この、小やみの雨の中を、本来の目的地ひめゆりの塔へ。

 

 

 

 

私自身は、ひめゆり平和祈念資料館は、何度か行った事があるのですが、子ども達が行ったのは小学生の時。

 

「大人になったので、改めて訪れてみたい。」と言われ、訪問することにしました。

 

 

ひめゆり学徒隊とは、沖縄県立第一高等女学校、沖縄師範学校女子部の学生さんで構成された看護要員で、糸満市で活動しました。

 

雨の中だったからか、以前より暗い雰囲気の中で展示を見ました。

以前訪れた時は、ムシムシする晴れた夏の日でした。

 

 

 

 

 

「ひめゆりの塔」と言われる言われる慰霊碑。

 

この名称はひめゆり学徒隊にちなんでつけられているとのことです。

 

この近くに、献花台に備えるお花を売っていたので、一束購入して献花しました。

 

ここで私が撮った写真は、これだけです。

 

 

 

 

ここに、ひめゆり平和祈念資料館が隣接しています。

ひめゆり平和祈念資料館では、ひめゆり学徒隊の生存者の手記や、従軍の様子などを展示したパネル等々の資料があります。

 

具体的には、ひめゆり学徒隊の出身校である女学校の歴史、戦時中の生活、アメリカ軍の沖縄上陸後のひめゆり学徒隊の戦争負傷者への看護、そして、解散、自決、アメリカ軍からの逃避行、そのようなことが分かる資料が展示されていました。

 

 

前回行ったときもそうでしたが、私が一番時間をとったのは、最後のコーナーの、戦争で亡くなったひめゆり隊員の遺影が展示されている部屋でした。

 

この部屋では、生き残ったひめゆり隊員たちの体験談が、読めるようになっているのです。

 

衛生環境が最悪で、うじ虫が湧く負傷兵のウジ虫を必死でとったこと、解散の後、友達を背負って逃げたけど、途中でもういいからと言われ、友達を置いて逃げた話、いつも優しかった兵隊さんが急に怖い顔になって、自分たちを防空壕から追い出して、その後自決した話…、具体的なエピソードを紹介しようかと思いましたが…

 

今思い出しても、あまりに悲惨すぎて胸が痛くなるような話ばかりで、パソコンに打つ手が止まってしまいます。

 

 

2年前、長崎でも、原爆の跡地を見学しました。

 

原爆も地獄。

地上戦も地獄。

 

長崎の原爆の話も言葉を失いましたが、もしかすると自分の感情の中の衝撃は沖縄の方が強いかもしれません。

 

なぜなら手記を読むと、アメリカ兵の上陸により、じわじわと高まる恐怖、追い詰められる精神が、時間的長さとしてリアルに想像されるからです。

 

また、ひめゆり学徒隊の女生徒たちが、自分の子供たちとさほど年齢が違わないこともあるのだと思います。

 

アバウトな説明ですね。

 

具体的な話を書いているウイキペディアのリンクも貼りますので、参考にして下さいね。

ひめゆりの塔 - Wikipedia

 

 

 


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雨の中で、ひっそり咲いていたゆり。

このゆりも、なんだかひめゆり学徒隊を慰霊しているよう…。

 

 

さて、この展示を見た後は、家族全員黙り込んで、次の目的地に向かいました。

 

 

 

次の目的地は、沖縄県平和祈念公園です。

 

ここは、沖縄戦終焉の地を望み、慰霊碑、資料館などがあります。

 

 

 

奥に見えるオレンジ色の屋根の建物が、沖縄県平和祈念資料館です。

 

沖縄県平和祈念資料館は、明治時代から現代にいたるまでの沖縄の歴史を語る資料が展示されています。

 

そして、やはり一番多く占めるのは、沖縄戦の展示でした。

 

先に見たひめゆり学徒隊だけでなく沖縄戦で戦った兵士、犠牲になった一般の人たちの写真や遺品なども展示されています。

 

沖縄戦の民間人の死者は推計約94000人とのこと。

約4人に1人がこの地上戦でなくなったとされています。

 

やはり、生々しい展示に言葉を失います。

 

また、この展示を見ながら思ったことは…沖縄の人はいまだに本土と比べ物にならないくらい、アメリカの基地なども多く、その弊害に苦しんでいる人が多いという事でした。

 

騒音、犯罪、環境汚染…どれをとっても、沖縄の人の人権が軽視されているというか、安心して生活する妨げとなっています。

 

 

最近、わたしが住む隣の県佐賀県でも、オスプレイの飛行が再開されましたが、安全性はどうなのでしょうか…。

納得のいく説明はされていません。

 

 

沖縄の人の声は無論、私たちの声も、そして基地について、これからの方針について、政府は心底納得するまでとことん説明を尽くしてほしいと思います。

 

 

 

日本は沖縄、長崎、広島でなくても空襲に遭っています。

空襲とは、無差別殺人。

 

なぜこのようになったか、自分たちで戦争について、検証することも大切だと思っています。

 

その上で、私たちが平和の大切さをもっと発信できればと心から思います。

 

そして、先勝国や大国なら、何を言っても何をしても許される、敗戦国は何を言う権利もない…、そういういう人々に、驕った考えを改めてもらいたいです…。

 

 

 

 

 

平和祈念公園から話がそれました。

 

話を戻しますね。

以下は公園内のモニュメントや施設です。

 

 

沖縄県平和祈念堂

平和への思い、戦没者追悼の象徴として、建てられました。

 

 

さざなみの池

イベントがある時に、平和の火がともされるとのこと。

 

 

沖縄戦最初の上陸地である座間味村で、火打石を使って採取した火と広島市の平和の灯、長崎市の誓いの火を合わせてともした火だそうです。

 

普段は、その火は地下で保存されているそうです。

 

 

 

平和の礎(いしじ)

この向こうに、沖縄戦でなくなったすべての人の氏名を刻んだ記念碑があります。

 

 

 

公園から太平洋と、摩文仁の丘と言われる丘陵地を望みます。

沖縄戦終焉の地です。

 

数十年前に前に初めてここに行ったときは、海岸におりて、手を合わせた覚えがあります。

その時は、季節が夏だったからか、むせかえるような湿気の断崖でした。

 

今回は、公園から眺めるだけです。

この時間は、既に雨もやんで穏やかな海でした。

 

今は、ここで激戦があったとは思えないほどです。

 

 

 

さて、この資料館で、相当時間をとったので、帰りのレンタカーを速やかに返却しなければいけません。

 

なのに、渋滞や、道を間違えたりして…

途中で、少し遅れるかもしれないと、レンタカー会社に連絡をしましたが、どうにかぎりぎりセーフの返却が出来ました。

 

この後は、那覇空港に戻り、ゆいレールというモノレールに乗って国際通りに行きました。

夜は雨もやんだのでこの通りをぶらぶら。

国際通りの散歩は、私が楽しみにしていたことの一つです。

 

沖縄ならではの小物やアクセサリーを売るショップや、民芸品、かりゆしシャツ、沖縄料理の居酒屋さん、沖縄のアーチストのライブを聞かせてくれる店…などなど、中にはいるだけでなく、ただ見ているだけでも飽きません。

 

この日は、沖縄のブルーシールのアイスクリームを食べたり、大きなハンバーガーを食べたりして、夜の国際通りを満喫しました。

 

 

ところで…

 

この記事を書くにあたって、長女に改めて、

「沖縄の戦地巡りをして、これからこうしようと思う事ある?」

と聞いてみたら、興味深い答えが返ってきました。

「必ず選挙に行こうと思う。」

「なぜ?」

「戦争なんて好きな人はいない。しかし、政治に無関心な人が多かったら、少数の人が選んだ政治家が、自分の意に反することをしても何にも言えない。だから、自分の意見を反映させるためにも選挙には必ず行かなければいけない。」

 

うんうん。

わたしも、選挙は必ず行かなくてはいけないと思います。

 

 

 

長い文章になりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

次回からは、沖縄観光の話です。

今度は、本島北部へもいきますよ。

 

 

 

 

 

今日も…日日是好日。

 

志賀海神社…潮風に吹かれながら海人族ゆかりの地を感じる


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志賀海神社  本殿

 

 

 

 

今回は、福岡の神社のご紹介です。

 

今回ご紹介するのは、福岡でもとても古くからある神社の志賀海神社(福岡市東区)です。

 

名前の通り志賀島にある神社で、全国の綿津見神社の総本社です。

 

志賀島は古代の海人族である安曇族のゆかりの地で、「漢委奴国王」の金印が発見されたところとしても知られています。

 

また安曇族は、綿津見神(海の神様)の子孫といわれ、現在の宮司さんも安曇さんと言われます。

中国の呉の国(現在の江蘇省付近にあった)からやってきた人たち、とも言われています。

 

その昔、志賀島には、内海むけ(博多湾)と外海むけ(玄界灘)の二つ港があったそうです。

その交通の要衝の志賀島から、金印が発見されたのも、偶然ではないかもしれません。

 

ちなみに、志賀島から九州本土(大袈裟ですが)に繋がる道のすぐ近くの本土側に、志式神社という神社がありますが、そこは、安曇水軍の拠点だったという伝承があるそうです。

(RKBラジオの「古代の福岡を歩く」という番組で聴きました。)

 

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志式神社

引用:インスタグラムより

 

 

さて、志賀海神社の創建は明らかではありません。

 

もともと島の北側である勝間と言う場所に、表津宮(うわつぐう)、仲津宮(なかつぐう)、沖津宮(おきつぐう)として、信仰されていました。

その表津宮を、神功皇后(ウイキペディアによると、実在すれば4世紀後半の人)の朝鮮出兵の時に、かじ取りをした安曇族の長である安曇磯良が、今の地へ遷宮したとされています。

 

 

もうひとつ志賀海神社でよく知られているのが、この神事。

五穀豊穣や大漁を願う「山誉め祭」です。

 

海の神社なのに、どうして山に向かって大漁を願うの?と、思われるかたがいらっしゃるかもしれません。

 

山の土壌で生成された有機物が、川によって海に運ばれてそれをプランクトンが食べて、そのプランクトンを小魚が食べて、その小魚を、大きな魚が食べて…

という循環が成り立っているそうです。

 

豊かな山が、豊かな海を作るのですね。

 

現在、太陽光発電のために山をはげ山にして、その結果大雨の時に土砂がどっと川に流れ、海を汚したりしているそうです。

 

こうなったら、太陽光発電もエコのようでエコでない…難しい問題ですね。

 

 

…と、話がそれましたが、「山誉め祭」の話に戻して…

 

 

 

この「山誉め祭」の口上に日本の国歌「君が代」とほとんど同じ歌詞があるんですよ。

その話については、こちらの記事をどうぞ。

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

君が代の君が、安曇族の長とすると…このことからも、金印が安曇族が拠点とした志賀島から発見されたのも、頷けるような気がします。

 

そもそも初代神武天皇のお母さんも、海の民である玉依姫(綿津見神の娘)だったし…。

 

ところで、今の宮司さんの先祖である、先ほど出てきた安曇磯良は、神功皇后の新羅出兵の時に、顔にアワビやカキがくっついて醜いから、と言って神功皇后の「会いに来るように」という再三の要請を断ったそうです。

 

どうしても磯良に会いたい神功皇后が舞を舞ったら、やっと出てきたという話が伝わっています。

(安曇磯良は、舞が大好きだった。)

 

 

 

この話が、史実を伝えているのなら、安曇磯良には、何か神功皇后に協力したくない訳があったようにも思えるのだけれど…。

 

 

 

 

 

それでは、今から志賀海神社にお参りしましょう。

 

 

 

創建  伝承によれば、神功皇后の時代。

御祭神 綿津見三神(底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神)

御神徳 災厄祓除、病気平癒、子供守護、交通安全、海上安全など

 

 

いつも志賀島に行くときは車で行くのですが、今回は博多ベイサイドプレイス博多から、船で行きました。

 

ベイサイドプレイス博多からは船で、志賀島の他、壱岐、対馬、五島などにも行くことが出来ます。

 

ちょっと乗り場が離れますが、韓国の釜山に行くJR九州のクイーンビートルもこの近くから出港します。

 

私も、数十年も前、クイーンビートルに乗って、釜山に行きました。

 

今回、志賀島へは「きんいん号」に乗って、出かけました。

 

志賀島渡船場にかかっていた地図。

志賀海神社の本宮があったとされる、勝間地区は島の北の方にあります。

 

 

一の鳥居

渡船場を出ると、すぐに鳥居を発見。

この鳥居は福岡藩3代藩主黒田光之(1628~1707)は寛文10(1670)年に造営したもの。

 

この鳥居から志賀海神社までは、まっすぐの道です。

 

 

志賀海神社に着きました。

 

写真が切れていますが、階段下の左側に御潮井(清め砂)があります。

階段を上がる前に御潮井(清め砂)を体に振りかけて身を清めます。

 

 

山之神社(やまのかみしゃ)

拝殿に行く途中に、「山之神社」がありました。

ご祭神は山の神である大山津見神(おおやまつみのかみ)です。

 

志賀海神社には、海の神様も山の神様も祀られているのですね。

 

 

さらに進みます。

 

楼門

楼門が見えてきました。

もともと、戦国時代大内家当主大内持世(1394~1441)が、永享年間(1429~1441)に建立したものだそうです。

その後、福岡藩主である黒田家によって修理され、現在の楼門は昭和9(1934)年に竣工したものとのことです。

 

 

 

 

楼門手前の育民橋

通ることは、できません。

育民橋を迂回します。

 

 

楼門を通り抜けたら、いよいよ拝殿があります。

 

 

拝殿

さあ、拝殿で手を合わせましょう。

 

海の傍なので、潮風が心地いいです。

 

因みに、右側に少しだけ映っている建物は「鹿角庫」(ろっかくこ)といわれ、1万本以上お鹿の角が奉納されているそうです。

神社の境内でも、戦前まで鹿が放し飼いにされていたそうですよ。

 

 

 

拝殿から反時計回りに歩いてみましょう。

 

遥拝所と亀石

志賀島から東側の海が見えます。

 

ここはもう、玄界灘。

志賀島の対岸にある大嶽神社(ご祭神は風の神である志那津比古神、志那津比売神、安曇族である大浜宿祢、保食神ほか)、小嶽神社(御祭神は小浜宿祢)、そして伊勢神宮、皇居などの遥拝所となっています。

 

大浜宿祢、小浜宿祢ともに神功皇后の新羅出兵の時に活躍した人物とのことです。

 

因みに大嶽神社には、急な階段があって、ホークスの選手が足腰を鍛えるのにこの階段を上り下りすることから、ホークスの聖地と言われているそうです(笑)

(→今年はホークスが強いので、嬉しいです!! …笑)

 

囲いに囲まれている石は、安曇磯良が亀に乗って神功皇后に会いに行った、という伝説にちなんで奉納された亀石です。

 

本殿後方にあるにある境内社

 

 

 

 

本殿西側にある境内社の今宮神社。

 

安曇磯良ほか安曇族諸々の神をはじめ、住吉三神他を祀ります。

 

御神木から漏れ出る木漏れ日が眩しい!!

 

 

以上、本殿の周りを、一周廻ってきました。

 

帰りは、かわいい鹿の飾りがついた、車につける交通安全のお守りを買いました。

 

 

この日は船に乗ったのですが、車で志賀島に行ったときに志賀島をぐるっと一周したことがありました。

 

その時、休暇村志賀島というホテル(志賀島の北の方です)の海水浴場からとった写真です。

 

博多湾の向こうに見える山々は糸島半島の山々です。

 

こう見ると、博多湾をはさんでいるだけなので、結構近いですね。

(下のアクセス案内にグーグルマップを貼っているので、その地図を縮小して、位置確認ができます。)

 

糸島半島と言うと、伊都国があったところと比定されています。

 

ここには、古事記に出てくる神々を祀る古い神社が数多くあります。

 

その一つには、先にかいた君が代の歌詞と同じである細石神社(祭神 コノハナサクヤヒメ、イワナガヒメ)もあります。

 

山誉め祭の歌詞から推測するに、時代が下った安曇磯良の時代は、博多湾は、すでに安曇族の庭のようなものだったのではないでしょうか。

 

 

 

 

最後にアクセスです。

 

 

 

 

志賀島自体は、海水浴場のほか、あまり遊ぶところはないのですが、海の中道(志賀島と九州本土をつなぐ)にある西戸崎にいくと、福岡で唯一の水族館であるマリンワールド海の中道や、福岡で有数の敷地を誇る広々とした海の中道海浜公園があり、大人も子どもも楽しめ、とてもお勧めです。

 

ぜひ、これらの施設も一緒に訪れてくださいね。

 

 

子どもが小さい時は、特にプールで泳ぐためによく遊びに来て、疲れ果てて帰ったものですが、子供たちも大きくなり、今はとんとご無沙汰です…。(笑)

 

 

参考までに、リンクを貼っておきますね。

 

marine-world.jp

 

uminaka-park.jp

 

 



今日も…日日是好日。

現代の就活事情 コロナ明けは、何もかもがとにかく早い!!


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5月上旬の両親の菩提寺のお庭です。

もっと前の時期には桜の花も咲き、とても綺麗で癒されます。

 

 

 

4年前、コロナの真っただ中で就職した長女の就活について記事にしましたが、この春次女も就活を終えましたので、久し振りに「現代の就活事情」のタイトルで、書いてみようと思います。

4年前と違うな、というところが結構ありましたので…。

 

この記事が、これからの就活生や、就活生を持たれる親御さんの参考になればと思います。

 

以前の話は…

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

 

今回は、次女の就活についてのお話です。

 

 

次女の置かれた環境は、長女とは少し違います。

 

長女と違うところは、

 

  • 文系でなく理系であるということ。
  • 自宅生でなく、下宿生ということ。
  • コロナの真っただ中で就職した長女と違って、世の中では超売り手と言われる状況の中で就活したこと。

でしょうか。

 

そばで就職活動を観察しているわけでないので、今回は「ブログに書くから、教えて!」といって、聞きだした話を編集しています。

 

 

実際、自宅にはいないし、オンラインの面接が多かったからか、どこを受けたのか一部しか把握していません。

 

対面面接で地元に戻るときも、

「時間がなかったから、家には寄れなかった。」

とメールをくれるだけでした。(苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

では、まずは企業の内定までの流れです。

 

① ES(エントリーシート)、適性検査

② 面接

 

がほとんどだと思います。

このプロセスは、長女のときと同じです。

 

 

ESは、履歴書とガクチカと呼ばれるもので、いわゆる学生時代に力を入れたことなどを書きます。

適性検査は、一般教養みたいな試験と性格判断。

 

 

ESについて、企業によっては大学名や、大学での専攻を書かせず、ただガクチカだけを書かせるところもあるそうで、びっくりしました。

 

 

適性検査も、今ではオンラインがほとんどらしい。

 

これは、家でテストを受けたり、テストセンターでうけたりするそうです。

 

また、娘はSPIという適性検査を複数の企業の指定で受けたそうですが、新しく受けなくても、一度受けていれば、以前受けた時の結果をそのまま送信していいところもあったとのことです。

(娘が受けた企業は、たまたまかもしれませんが、すべてSPIでした。)

 

因みにSPIの参考書や問題集は、本屋さんに行けば数多くあるそうです。

 

 

ES、適性検査に合格すると、次は1~3回の面接。

大学の推薦が得られれば、いきなり面接という企業もあるとのこと。

(推薦については、後半にもう少し詳しく書きますね。)

 

面接は、基本オンラインでの面接です。

4年前は、

「へぇ、オンラインでねぇ~。」

と、もの珍しかったのですが、今では、もうすっかり定着していますね。

 

最終面接はさすがにオンラインではなく、本社に呼ばれての面接もありました。

 

 

さて、娘がした対策は、想定される質問を考え、答えに詰まらないようにすること。

 

また、企業研究に時間をかけたとのことです。

徹底的に、受ける会社の理念や事業内容を頭に叩き込んでおく、ホームページやYouTubeなどで企業が発信しているものがあればそれも目に通し、新聞で最近の活動が分かれば、それを把握するようにしたそうです。

 

で、実際面接で何を聞かれたかというと、特にガクチカを深堀りされたり、理系だからか、研究内容の深堀りをされたりしたとのこと。

 

面接の雰囲気としては、フランクで雑談風だったり、厳しい雰囲気の面接だったり、色々あったそうな。

 

どうも、全国展開している企業は、フランクな雰囲気を出し、地元企業…特に男性が多い…は厳しい雰囲気が多かったみたいです。

 

地元企業ということは…

あ…福岡です…

うんうん…おそらく九州男児が面接しているんだろう…

融通のききそうもない頑固な面接官を、勝手に想像しました。(笑)

 

 

そうそう、夏休みや、冬休みのインターンシップ(企業での就職体験)を経験した学生さんは、少し有利になることもあるらしいですよ。

 

 

 

そして、今年の特徴といえば、世間でもよくニュースにもなっていますが、就活の時期に代表されるでしょうか。

 

 

娘の場合、大学の勉強が忙しくて、本腰を入れた就職活動は、3月半ばまですることができませんでした。

(とはいうものの、勉強の合間合間にできることは、していたらしい。)

 

 

なのに、もうすでに、3月1日には約3分の1の就活生が内定をもらったとの報道が!!

 

 

因みに、マイナビキャリアリサーチLabの調査によると、

 

3月1日に約3割。

3月末の時点では、約5割。

4月末には6割以上の人が内定をもらっていたとのこと。

特に理系は文系より内定率が高く、4月末の時点で7割以上の内定をもらっていたそうな。

 

更に6月1日から、暦上の面接解禁でしたが、その時点で、すでに8割の学生さんが内定をもらっていたと新聞にも報道されていました。

 

驚異的な数字です。

 

このような数字を見たら、面接解禁日って、何のことだろう?と、思ってしまいますね。

 

ところで、一般的に内定、内定といわれますが、この時期はまだ、労働契約が成立していないので、正式には内々定です。

 

ですから、以下は内々定と書きますね。

 

 

 

 

 

 

そのような、就活早期化の影響なのでしょう。

 

なかなか、本格的な就活ができない娘に私はやきもきし、夫も、

「この流れに乗り遅れたらいけない。」

と、はっぱをかけていました。

 

でも結果的には、娘は就活開始が遅かったためか、就活終了までの期間は短かかったです。

(終了は4月末、4年前の長女は8月~9月くらいでした。)

 

ESや、適性検査を受けて合格すると、翌週には面接。

不合格にしても通知が早い。

 

一次面接のあとは、企業のよっては次の日にはもう結果が告げられ、翌週に最終面接というすごく早い流れでした。

 

もっとも、一番時間がかかったところでは、一次面接の結果が判明するのが2週間弱かったそうな。

 

そして、最終面接が終わると、早い所では終わってすぐ(1時間後くらい)、遅い所では3週間後くらいに結果発表の電話があったとのことです。

 

 

 

さて、内々定の通知をもらうと、内々定承諾書を書かなくてはいけない企業があります。

承諾書の期限は、内々定通知があって1~2週間くらいの猶予があります。

 

 

我が家の場合は…

 

娘には最終的に就職することになった会社…仮にA社としますね…と同じくらい気になる企業がもう1社ありました。

B社としますね。

 

 

内々定の合否発表は、A社より1か月遅れてB社の発表があるという。

A社の内々定承諾書の期限は1週間。

B社の発表は、承諾書の締め切りには間に合いません。

 

娘は冒険はせず、B社の通知を待つことなく、A社に就職を決めました。

 

 

ところで、話は変わりますが、不思議に思うことがあるんですよ。

 

早期選考についてですが…。

 

企業によっては早期選考と言って、時期の早いうち(2月とか)に就職試験を受けたり、落ちたらもう一度普通の募集の時に再チャレンジすることが出来るようになっています。

 

もし、早期選考で内々定がでたら、皆さん就活はもうやめるのでしょうか?

だって、企業によっては内々定承諾書を書かなくてはいけませんものね。

承諾書期限の延長をを依頼するにしても、日数に限度があるでしょうし…。

 

また、公務員試験を受ける人はどのような就活をするんだろう?

発表は8月くらいですものね…。

 

ただ、内々定承諾書は、口約束みたいなもので、法的拘束力はないそうです。

 

 

とは、いっても、学生さんにとっては、この後就活を続けていくにしても、内々定通知の日時がかけはなれていれば、精神的にプレッシャーになると思うのですが…。

 

 

 

それでは、先ほどちょっと触れました推薦について、もう少し詳しくお話しますね。

 

まず、先ほども書いたように、大学の推薦を受けると、いきなり面接まで進めたりします。

 

その代わり、娘の大学では、大学の推薦を貰ってから受けた企業で、内々定をもらったら辞退できないそうです。

(だからといって、推薦をもらっても必ず合格という訳ではなく、落ちるときもあるんですけどね。)

 

もう一つ、この推薦についてお話ししますと、大学のある都道府県の企業への推薦が、とても多いとのことです。

 

地元の大学に行って、地元の企業を志望している学生さんにとっては、どこから推薦依頼がきているか、早めにチェックするといいかもしれません。

人数の枠もありますから…。

 

 

 

 

それにつけても、就活とはやはり厳しいもの。

超売り手市場と言われるけど、娘が全勝(全部の会社に内々定をもらう)なんてことはあり得ませんでした。

 

 

娘の場合、不合格の時は、全て面接まで行きつきませんでした。

でも、やっと面接までたどり着いたら、その後はとんとん進むという感じ。

 

と、いうことは…

 

ES、適性検査で人数をかなり絞った後、面接に進ませているのかも。

(文系、理系の違い?最近の傾向?私には、よく分かりません。)

 

 

以上のことから、現代の、いや現在の就活事情のまとめると、

 

 

  • 就活を始めるのは、やはり早ければ早いほど、合格の可能性が高くなる。
  • 早期専攻があれば、何度でも同じ企業にチャレンジできる。
  • 推薦を受けるときは、申し込みが早いほど、他の学生さんに先んじて、推薦の枠に入れる。
  • ES、適性検査は面接と同じくらい大切。(そもそも、これに通らなければ、面接まで行き着かない)

 

 

 

 

 

現代の就活事情の話、参考になりましたでしょうか。

 

 

 

 

おまけの話です。

 

面接で、

「あんた、これありえんやろ。」

と、姉(長女)に言わしめたエピソードを紹介しますね。

すべてが終わった今では、笑い話です。

 

 

A社での最終面接での面接官と娘の会話。

最後の面接なので、ありのままの自分を見ていただければと思った、とのことです。

 

「うちが第一志望でしょうか。」

「(即答できず、ちょっと沈黙)、B社の最終面接を控えていますので、結果を見て決めようと思います。」

(他社と言わず、B社と名前を出した娘。ストレートすぎる答え?!)

「もし、どちらも内定がでたら、何を決め手としますか?」

「就職はご縁と思っていますので、早く内々定をくださった方のご縁をいただきたいと思います。」

(つまり、ご縁は内々定通知の早さってことね…。しかし、逆脅迫の様にもとれるこの正直さは、不適切にもほどがある?!)

 

 

 

 

A社の面接官の懐が深いのか、人材不足なのか、はたまた娘のすなおさ??をプラスとして受けとってくださったのか。

ただただ感謝です。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ともあれ、無事に終わった就職活動。

(娘が下宿しているためか、あまり進捗情報が入ってこなくて、長女と比べてハラハラドキドキ感が少なかった。)

学生時代最後の山場を越えたことで、ほっとしています。

 

 

だけど…

 

娘が学生時代は、就職したらまた実家に戻ってくるかもしれない、と思っていました。

だけど、A社は、地元に配属になっても、自宅から通える距離にはありません。

 

 

おめでたいけど、ちょっと寂しい!

いや、結構寂しい!!

 

わたしの子育ても、いよいよ終わりに近づいたということでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘よ、お疲れさまでした。

 

残り少ない学生生活を、実りあるものとしてください!!

 

 

 

今日も…日日是好日。

日田日帰り旅行 その3 豪華絢爛天領日田のおひなまつり

前回、前々回と高塚愛宕地蔵尊を中心としたお話をしました。

 

高塚さまからは予定より2時間半遅く、日田の市街地に戻ってきました。

時間は2時半ごろでしょうか。

日田から帰るバスは、5時半ごろに出発の福岡に戻る高速バスを予定していました。

 

前回までのお話  ↓

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さあ、やっと日田のお雛さまの見学です。

 

日田といえば、江戸幕府の直轄地(天領)として栄えたところ。

ここでは、その豪商たちが、京都や大阪で買いそろえたお雛様が大切に保存されています。

 

まず、お昼ごはんを食べたので、実働は3時半からでしょうか。

だいたい5時にお雛さまの展示は終わるので、お昼ご飯を食べながら、どこのお雛さまを見るか、厳選しました。

 

お雛さまを展示しているところは20か所弱。

そのうち、パンフレットを参考に、3か所に絞って、見学することにしました。

 

 

 

 

 

お雛さまを主に展示している豆田町へは、バスセンターから日田駅を突破していきます。

ちょっと、中を覗いてみましょう。

 

 

JR日田駅の正面。

「HTA」のモニュメントがお洒落。

   

駅の中を覗いてみると、待合室が、素晴らしい。

日田駅の待合室は、それはそれはシック。

どこかのお洒落な休憩室のような仕様でした。

木の匂いがするし、照明もリラックスできるし、電車を見ながら待つことが出来ます。

 

奥は、さらに、本棚や、大きいテーブルがあって、ご飯を食べたりパソコンをしたりしている人もいました。

 

電車を待っていなくても、ここなら、一日中時間をつぶせそうなほど、快適な空間でした。

 

 

町おこしとしての「おひなまつり」は、もう41回目なのですね。

 

 

江戸時代?明治?大正?昭和初期?

昔の面影のある白塀の建物があります。

 

この通りも、古くから変わらない感じ。

 

ただ、あまり通りを人が歩いていないんですよね…。

特に、日本人の観光客が。

 

韓国人の団体客と思しき団体さんを、一組は見たけど。

 

あとは、学校帰りの制服の学生さんばかり。

 

なんだか、こんな状態で、これからもお雛祭り続けていけるのだろうか、とちょっと心配になるほど人がいませんでした。

 

もっとも、時間的なもの…平日だったとか、すでに4時頃だったとか…もあるかもしれません。

、


      

まず、ここは行くと決めていた「草野本家」にきました。

 

草野家は、江戸時代、生蝋製造業を営んで繁盛したという豪商です。

 

江戸時代後期には、幕府直轄地日田の代官である郡代の御用達として、公金も扱ったとのこと。

 

現在の住宅は、江戸時代の中頃…享保10(1725)年頃に建てられたものだそうです。

 

国の重要文化財となっています。

 

「すべてのお雛まつりはここからはじまった」とあるのは、昭和59(1984)年に町おこしとして、第1回目の日田の雛祭りが開催された時に、ひな人形を最初に一般公開したのが草野本家だったから。

 

お客さんは、私達が行ったときは誰もいなくて、家のなかの説明を私達だけのためにしてくれました。

 

 

 

 

風情のある中庭です。

 

この草野家の雛人形は178体もあり、京都や大阪に商用で出かけた折に手に入れたものが多いそうです。

 

私が見た時は、異人さんをモデルにした人形もあり(長崎で手に入れたのかしら?)、印象としては、お雛さまを中心としたお人形大集合と言う感じでした。

 

でも、残念ながら、お雛さまは撮影禁止。

 

何かないかなと探していたら、大分放送のYouTubeを見つけましたので、どうぞ雰囲気を味わってくださいね。

 


www.youtube.com

引用:YouTubeより

 

 

次に行ったのが、天領日田資料館。

資料館に行けば、色々なお雛さまが飾ってあると思ったからです。

ここでは、庶民に伝わったお雛さまを展示しています。

 

そして…

ここも、貸し切り状態でした…。

 

 

 

天領日田資料館

普段は、日田の庶民の生活がしのばれる資料を展示しているそうです。

 


様々な家に伝わったお雛さまが展示されていました。

ガラス越しの写真でちょっと見づらいかも。

 

 

これは、「おきあげ雛」と言います。

 

おきあげ雛は、綿を着物の端切れなどの布でくるんだお雛様で、筑後川流域でひろまったとのこと。

 

もと押絵は、江戸時代に宮中の女官が始めたと言われているそうです。

 

 

これは、やはり日田の豪商で広瀬家の旧宅。

今回は中に入るつもりはなく、中庭を門の外から、ただ写真に収めるだけでしたが…。

 

 

 

あららら…。もう閉まっている!!

 

草野家に行くときに通った時間には開いていたのに…。

 

まだ、4時半を過ぎたばかりです。

後で調べてみると5時まで開館とありました。

人が少ないからかしら。

 

門が開いているときに、外観の写真を撮ればよかったです。

 

因みに、広瀬家からは、幕末の私塾咸宜園(かんぎえん)を開いた広瀬淡窓(1782~1856)という儒学者が出ています。

(ここは、広瀬淡窓の実家です。)

 

 

次に、行きたかったのは日本丸館。

江戸時代から、昭和にかけての様々なお雛さまが展示されているとのことでしたが…

ここもアウト。

ここは、4時半まででした。

 

このままでは、満足できません。

 

 

「せっかく来たのに、2か所じゃ物足りないね。もう1軒は見たい…」

と、パンフレットを見て、5時まで開いていそうなところを調べます。

 

パンフレットで、まだ開いている施設はないかと探し、4時45分までに入館可能という、いうおひな御殿を見つけ出しました。

 

せっかく来たのだから、もう一か所くらいは、見なくちゃね。

 

 

時間は4時40分過ぎ。

「あ…ひな御殿が5時まであるよ。ここに行こう。」

 

娘と私は、急に早足。

いや、小走りか…。

だんだん、普通に走る…。

 

ひな御殿は、草野家の近く。

 

何と言ったって、日本丸館がちょっと離れていたので、もと来た道をしばらく歩かなくてはいけません。

 

 

 

ひな御殿に着いたときは、4時45分を過ぎて入り口を締めかけていましたが、滑り込みで見せていただけました。

 

何が幸いするかしれません。

 

 

 

と、いうのが…

 

 

なんと…ここが、圧倒されるほど素晴らしかったのです。

 

当初、見学の予定を入れていなかったけど、ここを訪れることが出来て本当に良かったです。

 

 

正式には「ひな人形ミュージアム  ひな御殿」というのですって。

 

ここは味噌・醤油のお店である「日田醤油」のミュージアムで、日本最大級の約4000体のひな人形が展示されています。

 

「日田醤油」も、やはり江戸時代からの老舗のお店です。

天保14(1843)年に3代目当主が全国のお雛様を収集したのが始まりとのことです。

 

写真撮影をしていいとのことでしたので、写真を撮りまくりましたが、私の腕がよろしくありませんで(苦笑)、写りのいいのだけアップしますね。

 

 

聴いててよかったRKB…

でなく、行っててよかったおひな御殿。

(このフレーズ、福岡の人しか分からないかも…。)

 

10分では、見きれないほどのたくさんのお雛さまでした。

 

 

それでは、皆さんも圧巻のお雛様をどうぞ。

 

世界に一つだけの、醤油瓶のお雛さま。

 

 

このタイプのお人形は、私のお雛さまにそっくり。

コンパクトで可愛らしいところが好きです。

 

お部屋いっぱいに所狭しと飾られている、おきあげのお雛さま。

 

器量よしのお雛さま。

ふたりならんですましがお~♫  そのものですね。

 

このお雛さまは、有職雛(ゆうそく)という、公家の装束を正しく再現したお雛様です。

 

前にいる動物は犬張子(いぬはりこ)とも犬筥(いぬばこ)とも言われ、室町時代以降、出産のお守りとして、うぶ室に置かれたり、幼児の息災を祈るためにその枕元に置かれたりしたそうです。

 

 

 

元禄雛

小型のお雛さまで、男ひなの冠が頭と共作りとなっています。

 

 

有職雛

地味な色の装いですね。

 

享保雛

享保びなの特徴は面長な顔立ち。

女性は十二単、男雛は太刀を持っています。

 

見栄っ張り雛

享保時代に作られたのお雛様。

お雛様の袖が長く大きく見えて、模様は唐獅子と、豪華に見えるように作られているのですって。

 

オーソドックスな、段々のお雛様。

お道具が沢山ありますね。

 

圧巻!

大広間いっぱいの、超巨大なお雛様。

20畳?それ以上?

 

度肝を抜かれました。

お道具もいっぱい。

何組あるのかしら。

 

奥行きがあり過ぎて、もはや、お雛様の顔がハッキリと分かりません。

豪華絢爛とは、このお部屋のお雛様のためにあるような言葉みたい。

 

 

ミッキーのお雛さま。

可愛い!!

 

これは、アンパンマン!!

 

ポスターに載っているお雛様。

きりょうよしですね~。

 

人間国宝の人形師 原米洲さん(1893~1989)が作ったお雛さま。

昭和の作品です。

 

これは、大正時代のお雛様。

屋根がありますね。

 

配列が面白い。

あれ、お内裏様はどこ?!

 

私の生まれたころ…昭和○○年ころは、このようなお雛様が流行っていた、と母が言っていました。

 

おきあげの羽子板。

布が豪華ですね。

 

 

最後の平成の作品を。

 

藤巧

 

こもれび

 

浜辺のWedding

 

平成時代の作品も、独創的でうっとりしました。

「こもれび」なんか、うららかな初夏に、庭を眺めながら、お酒を酌み交わす…そんなほほえましいお内裏さまとお雛さまを想像します。

 

 

いかがでしたか。

うんうん。

気分はほとんどお姫様?!(笑)

 

 

 

 

最後のおひな御殿は、圧倒されたボリュームの展示であるにもかかわらず、10分余りの駆け足での見学でした。

 

駆け足で残念と思いきや、なんと、ここは通年展示しているとのこと!!

 

ぜひ、この近くまでいらっしゃる時は、足を運んでみて下さいね。

 

翌日は土曜日。

多くの人で賑わってほしいなと、心から思いました。

 

この後は、スムーズに帰宅しましたよ。

次はどこに行こうかな。

家族の都合とお財布と相談です。(笑)

 

 

 

 

 

 

今日も…日日是好日。

 

日田日帰り旅行 その2 霊験あらたかな高塚愛宕地蔵尊…高塚に行けば何かが変わる!!

 

前回は、私が高塚愛宕地蔵尊を参拝する理由についてお話しました。

 

そして、高塚愛宕地蔵尊と日田のお雛さまを巡る日帰り旅行を計画していたけれど、当初のタイムスケジュールから2時間半遅れて、日田のバスセンターに戻ってきたお話もしましたね。(笑)

 

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

 

今日は、その日のエピソードを交えながら、高塚愛宕地蔵尊(以下、高塚さまとも書きますね)のご紹介をしたいと思います。

 

 

言い伝えによれば、奈良時代の天平12(740)年に行基(668~749)というお坊さんが聖武天皇(701~756)の命で筑紫国に行ったそうです。

 

その時に、高塚に寄ったとのこと。

 

そして、ここで地蔵菩薩を念じていると、東南の方向の銀杏の枝に金色の光がかかるのを見たそうです。

 

それで、夜が明けて、その銀杏の木に従者が上ったところ、3個の宝珠を見つけたとのことです。

 

とても古い話ですね。

もう1500年も前のお話ですよ。

霊験あらたかなのもよく分かる感じ。

 

前回もお話しましたが、自動車で行くときは大分自動車道を通ります。

 

日田を過ぎて、しばらく高速道路を走り、深い山が切れてきたと思ったところに高塚のインターチェンジがあります。

 

ぱっとみたところ、高塚愛宕地蔵尊の他、何もないよね…、という感じです。

(あたらずと雖も遠からずかしら…笑)

 

今でも、そういう印象ですから、昔の人は人気のない奥深い山の中を歩き続けて、どこまで歩いたら人里があるのだろう、と不安に思ったところに高塚愛宕地蔵尊の門前町が見えて、ほっと一息つく…

 

こんな光景が目に浮かびます。

 

 

 

 

さて、バスを降りてから、階段を上っていきます。

 

 

 

 

鐘堂

ここで、鐘を突きます。

 

力強く鳴らしたかったのですが、優しく心を込めて鐘を突くように…書いていたので、優しく鳴らすと、あまり音がしませんでした。

ほどほどに、鐘の音を鳴らしたかったのに、難しいものです。

 

 

焼香堂

その後、蝋燭とお線香を買って、香炉にお線香をお供えします。



煙を体に浴びると、体の悪いところが良くなると言われています。

煙よ、こっちへ来い…。(笑)

 

そして、更に階段を上ると、拝殿があります。

左側の赤い建物は、神楽殿です。

 

 

さあ、拝殿のところまで上ってきました。

 

境内の配置が分かりやすい地図がありましたので、写真の場所が、どこにあるか、参考にしてくださいね。

 

 

 

拝殿の前に出たので、手を合わせます。

 

 

拝殿、奥が神殿

参拝のための鈴がありますね。

拝殿、神殿という呼び方も…。

神仏習合の名残でしょうか。

 

いつ行っても参拝客がいっぱいなのですが、この日は、ウイークデーだったからでしょうか…

参拝客はあまりいなくて、閑散としていました。

 

ところで、拝殿や神殿の側面に、便箋くらいの紙がたくさん張り付けられているのが分かりますか?

 

紙の大きさは、どれくらいでもいいのですが、自分の名前と住所を書いて、願い事を歳の数だけ書いて、貼り付けるのです。

 

この日も、この紙が所狭しとぎっしり張り付けられていました。

 

願い紙

今回、私も自分の歳の数だけ、○○回、書いて持っていきましたよ!!

 

お願い事が、あまりにも多すぎて…正直自分のことを書きたかったのですが…(苦笑)

 

考えに考えた末、「家内安全、無病息災」と書きました。

これなら、家族全員入りますものね。

(自分のことの願いの1つに、健康診断の再検査について…悪ければ入院して手術…のお願いがありましたが、おかげさまで、先週の検査で改善されていることがわかり、ホッとしました。)

 

 

奉納地蔵

神殿背後のお地蔵さん。

凄い数ですね。

 

この崖の下に一念洞というトンネルがあって、トンネルの中にもお地蔵さまが沢山奉納されています。

 

 

お抱え地蔵

お願いごとをしながら、お地蔵さまを抱きかかえます。

結構重いです!!

 

いつもは、このお地蔵さまをお抱えするための行列になっているのですが、この日は並んでいる人はいませんでした。

 

 

 

ご霊水

ペットボトルに汲んで持って帰ることが出来ます。

 

少しだけ汲んで、飲ませていただきました。

味の方は…分かりませんね。

おいしいんだと思います。(笑)

 

 

恵の玉
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これをなでて、お祈りします、

 

 

 

本殿向かって、左側にもお地蔵さんがずらずらずら~。

 

崖の上にもお地蔵さん(前述の神殿背後のお地蔵さん)が、ずらずらずら~。

 

中央のトンネルは、これも先程でてきた一念洞。

 

 

水かけ地蔵

一念洞に向かって右側にある水かけ地蔵。

乾燥しているようなので、お水をいっぱいかけてあげました。

 

三蔵さん

一念洞の入り口に、いらっしゃる可愛らしいお地蔵さん。

 

 

 

一念堂のなかにもたくさんのお地蔵さまがずらずらずら~。

閻魔大王さまにもお会いできます。

 

このトンネルを出たところは、社務所とお守り売り場になっています。

 

ここで、家族全員の身守りを買って、絵馬を奉納しました。

 

娘は、おみくじを引いて大吉が出たと喜んでいましたが、私は小吉。

 

これを木に括り付けて引き取っていただいて、もう一度引いてみると又もや小吉。

 

小吉でも吉だから、ありがたいといえばありがたいのですが、今回は内容がしんどく感じられたので、こちらも木に括り付けて、引き取っていただきました。

 

 

これで、一通りのお参りを終えたので、バス停に戻ります。

バス停までは、長い階段を下りていかなければなりません。

 

 

 

ご神木の銀杏の木

階段を下りる途中に、ご神木の銀杏の木があります。

乳銀杏ともいわれ、宝珠が見つかった木だそうです。

このご神木の傍のお地蔵さまにも手を合わせました。

 

 

 

ご神木の銀杏の木、高いなぁ。

 

「銀杏の木に触れて、パワーをいただいてください。」

と書かれていていたので、ちょっとだけなでさせていただきました。

 

行基菩薩腰掛石

銀杏の木の横にある行基菩薩腰掛石。

行基さんが腰かけて、瞑想でもしたのでしょうか…。

 

バス停までは、さらに降りていきます。

 

いつもは賑やかなのに、本当に誰もいない。

お店もしまっている店が多い。

ウイークデーに行くと、お店を巡る楽しみはないけど、のんびりできるので、かえって狙い目かも。

 

私も、こんなに人が少ない高塚さまに来たのは、初めてでした。

 

 

だいぶ降りてきましたよ。

振り返ると、この結構長い階段を上っていたのですね。

私たち、頑張ったわ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は一番早いバスがくるまで2時間近くあったので、ゆっくりと参拝しました。

 

 

 

 

前回、湯布院行のバス(高塚を経由する)が満員で乗れなかった、と書きましたが、少くとも高塚さまに行く人でいっぱいだった、ということではなさそうですね。

 

やはり、湯布院に遊びに行く人が多かったのでしょう。

(湯布院は風光明媚な温泉地です。)

 

 

こうして、私たちは、一日4便しかないバスに乗って、日田のバスセンターに戻りました。

 

日田に戻った時間は、2時半。

 

湯布院行きのバスに乗っていたら、12時には日田に戻っていたはずなので、2時間半も遅くなってしまいました。

 

高塚でゆっくりした分、お雛さま巡りは駆け足です。

 

次回は、もう端午の節句も過ぎますが、このブログでは日田のお雛さま巡りのお話をしますね。

(いつものことながら、タイムラグがありすぎる…苦笑)

 

 

 

 

最後になりましたが、わたしの拙い記事より詳しい、本家本元のホームページがありますので、リンクを貼ります。

 

takatukasan.com

 

 

そうそう、前回のお話の補足ですが、高塚さまに救っていただいたという話は、私の周りでは、ちらほら聞きますよ。

 

今回の私の健康診断の再検査の結果も、そうだったのでしょう。

 

 

 

あなたも高塚に行けば、何かが変わる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かもしれません。

 

 

 

今日も…日日是好日。

 

日田日帰り旅行 その1  わたしが高塚さまへお参りする理由。

へ
f:id:gracedusoleil2525:20240312173147j:image高塚愛宕地蔵尊の拝殿

 

先日、日帰りで、大分県日田市の高塚愛宕地蔵尊(以下、高塚さまと普段の呼び方に変えることもある)と、江戸時代からの街並みが残っている豆田町の雛祭りを見に行きました。

 

今日の記事は、この時のお話しです。

 

日帰り旅行なので、一つにまとめようとも思いましたが、高塚愛宕地蔵尊を参詣し始めた理由について一記事、神社仏閣の紹介として一記事、豆田町のお雛さま巡りを一つとつの記事で完結させたかったので、三回に分けてお話したいと思います。

 

前回の、長崎ランタンフェスティバルの話が、日帰り旅行であるにもかかわらず、非常に長い文章になったので、その反省も込めています。

(あの記事は、どこで分割させていいか、分からなかったもので…苦笑)

 

 

 

そもそもは、娘が、

「日田のひな祭りを見たことがないので行ってみたい。」

と言ったのが始まりでした。

 

近隣では、大分県日田市の雛祭りは、有名です。

 

 

そもそも、日田の雛祭りには行った事がない訳でなく、小さい頃連れて行ったことがあるのだけれど、全く覚えていないそうな。

(幼稚園に入る前だったから、仕方がないのかなぁ?)


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日田まつり振興会のパンフレット

 

「お母さん一緒に行く?」

「う~ん、高塚さまなら行ってみたいけど…」

という事で、日田の高塚愛宕地蔵尊参詣&おひな様巡りをすることにしました。

 

実は高塚愛宕地蔵尊には、お願いしたいことがたくさんあって、今年は行ければぜひ行きたいと思っていたところでした。

 

 

もともと、高塚愛宕地蔵尊へは、一時期、毎年のように参拝していました。

が、最近はもう10年くらい行っていませんので…。

 

 

なぜ、私が毎年のように参拝していたかといいますと…

 

 

 

皆さんは、赤ちゃんがかかる癌である神経芽細胞腫という癌をご存じでしょうか?

0歳児がかかる確率が高い癌です。

 

もう、20年以上昔の話なので、具体的には覚えていないのですが、検査で癌にかかった可能性を示す何かの値が高いと判断されると、お腹の中を切ってその部分を摘出します。

 

ところが、その値が高くても、必ず癌にかかっているとは言えないそうなのです。

 

で、その頃は、都道府県によっては、同じ検査を中止するところも、ぼつぼつと出始めていた…

そういう時でした。

 

私の住んでいるところは、残念ながらまだ同じ検査が続いていていて、値が高かったらとりあえず手術をして、悪いところがなかったら、そのまま縫合する…

そういうシステムになっていました。

 

悪くなくても、とりあえず手術をする…

今から考えればぞっとする話です。

 

ここまで書くと、もうお察しでしょうが…

 

娘がこの検査に引っかかったのです。

何気なく検査の結果を見ると、!!!

 

当然再検査です。

再検査の結果もアウト。

もう、この時点で、気も狂わんばかりでした。

 

再検査までは、日赤で行いましたが、この後の精密検査は国立がんセンターで、行うことになりました。

 

国立がんセンターでは、同じ検査をもう1回(3度目ですね)と、赤ちゃんに眠り薬を飲ませて、眠っている間にレントゲンを撮るというものでした。

 

病院の先生からの説明では、

「同じ検査だから、再検査で引っかかるのは当たり前なんです。」

 

これは、納得。

 

「レントゲンでは、異常ありません。でも、今の制度では、再々検査に引っかかったら、やはり手術して、悪いところがないか調べることになります。」

 

悪いところがなくても手術なんて、どうにも納得できませんでした。

 

そして、再々検査の結果が分かるまで、毎日心配な日が続きました。

次女の顔を見ては、健康体かもしれないのに、こんな小さい子のお腹を切るなんて…と涙があふれてきます。

 

検査の結果が出るまで、2週間ばかりだったでしょうか。

 

その待ち時間、ふと友達の言葉を思い出したのです。

 

その友達の妹さんが癌になったそうです。

その妹さんは、まだ就職したばかりだったと思います。

で、友達のご家族は、その妹さんのために大分の高塚地蔵尊にお参りをすることにしたそうです。

「高塚さまって、病気には霊験あらたかだもんね。」

それも、月に4回!!

 

福岡市内から、高塚愛宕地蔵尊まで、高速道路を通って片道3時間です。

 

 

日田のインターチェンジを過ぎて、しばらく高速道路を走ると、深い山が切れてくるところがあります。

 

そこに高塚のインターチェンジがあります。

ぱっとみたところ、高塚愛宕地蔵尊の他は、何もありません。

 

もう少し走れば湯布院です。

 

そんな遠いところに、毎週お参りに行くなんて、友達一家の切実な思いが伝わってきます。

で、なんとその後、その妹さんの癌は治ったそうで、今は2児の母親となっています。

 

この話を思い出した時、もう、私も居ても立っても居られない気持ちがしました。

 

「私も高塚に行く!!」

 

決心はしたけれど、そこはペーパードライバーの悲しいところ。

運転手がいなければ。

 

夫に電話をしました。

「次女ちゃんのために、今から高塚さまにお参りをしたい。」

「え~!! 今から?!」

「お願いお願いお願い!! すぐ帰ってきて!!」

もう必死でした。

 

今から思えば、突然午後休を取らせるのですから、思い切り無茶を言っていますね。

夫には、感謝感謝です。

 

その後は、長女を実家に預け、夫とともに高塚にお参りしました。

 

時間は、もう夕方でした。

 

家に帰った時間は、覚えていませんが8時を過ぎていたような気がします。

迎えに行ったとき長女は、実家で既にお夕飯を食べ終わっていました。

 

 

 

これからが、不思議な話です。

 

検査結果を聞くために、またまたがんセンターに行きました。

 

すると…

 

なんと、癌にかかっているかもしれないことを示す何かの数値が正常値に下がっていたのです。

 

病院の先生が、

「不思議だなぁ。普通、同じ検査だから何度しても、値が変わらないのが当然なのです。でも、良かったですね。」

 

体から、力が抜けていくのが分かりました。

そして、じんわり涙が出てきました。

 

 

今は、この検査、精度が低いということで、取り止めになっているそうです。

 

それにしても、検査結果が分かる前に、高塚さまに行って本当に良かった、と心から思いました。

 

夫よ、無理を聞いてくれてありがとう。

 

それから、私達は、家族で1年に1回は高塚さまにお参りして、そこのお店の美味しいおうどんを食べて帰ることが習慣となりました。

 

これは、何所に転勤しても変わらず。

 

最近は、家族全員の都合がつかず、とんとご無沙汰していました。

 

 

 

 

……………

 

 

 

 

さて、話を現代に戻しましょう。

 

突然日田に行くことになり、私と娘は、タイムスケジュールを立てました。

旅行は、土日の休みがとりにくい娘のために、ウイークデーに行くことにしました。

 

夫が一緒でないので、公共交通機関を使って行きます。

 

出発は天神(福岡市の市役所があるところ)から。

 

天神バスセンターから湯布院行きの高速バスに乗り、高塚で下りる。

高塚でお地蔵さまに参拝してから、高塚から1日4便しかないバスに乗って日田の市街地に行く。

日田の市街地…主に豆田町を中心に…でお雛さま巡りをして、福岡行きの高速バスに乗って戻る。

 

 

ざっと、こんなところでしょうか。

 

 

今回も、色々ハプニングがありましたよ。(笑)

 

 

最初、天神から、朝8時台の湯布院行きの高速バスに乗って、高塚に10時半ごろ到着予定だったのですが…

(湯布院は大分の代表的な温泉です)

 

なんと、全席うまっているではありませんか?!

 

ウイークデーだし、湯布院行きは、田舎だからガラガラだろうと思って、要予約と書いていたけれど当日の予約で間に合うだろう、と油断していたのです。

 

しかも、次の便は空いているかしら、と問い合わせてみると、

「本日は空いている便はありません。」

ですって。

(因みに、湯布院行きの高速バスは2時間に1本しかありません。)

 

未だに、どうして、この日こんなに予約が埋まっていたのか、さっぱり分かりません。

イベントもなさそうだったし…。

 

湯布院って、そんなに人気があるのかしら?

 

急遽、娘と相談して、日田行きのバスに乗り、そこから高塚へ行くことにしました。

 

9時半   日田行きの高速バスに乗る。

10時半    日田バスターミナルに到着。

12時   日田バスターミナルから高塚を通るバスに乗る

12時半  高塚に到着。

(分かりやすく30分単位で、書いています…笑)

 

日田バスターミナルから高塚経由のバスは、1日4本しか運行しないので、乗り遅れたら、高塚は諦めよう…、ということで、話がまとまりました。

 

そして、天神のバスターミナルを無事出発したのですが…。

 

どうしてどうして、私達が行くときにハプニングがこんなにも、おこるのでしょうかしらねぇ…。

 

九州自動車道で、事故があって渋滞とのこと。

バスは、止まったりのろのろしたりして、遅々としてしか進まない。

 

やきもきしましたが、どうにか、11時半に日田のバスターミナルに着くことが出来ました。

 

よかった~。

どうにか、そのあと、1日4便しかないバスに乗ることが出来ました。(笑)

 

高塚へは、予定通り12時半ごろ到着。

帰りは、この1日4便しかない…しつこい…笑…バスが2時に高塚を通るので、このバスに乗って日田の市街地に戻ることにしました。


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日田バスターミナルから、高塚まで20余りの停留所があったけど、高塚に着くまで乗り降りした人は私達だけでした。(笑)

 

 

本来予定していた湯布院行きの高速バスに乗れたら、12時には日田のバスターミナルに戻っているものを…

お雛さま巡りは、予定より、2時間半も遅れて開始することになりました。

 

 

つづく。

 

 

 

 

今回は、なぜ、高塚に行きたかったかというお話と、高塚に到着するまでのあれやこれやをいれてお話したので、話のまとまりが悪くなりました。

 

すみません。

 

 

しかし、これで、次回は高塚愛宕地蔵尊について神社仏閣紹介スタンスで、投稿できそうです。(笑)

 

次回も、どうぞ、このブログにおいで下さいませ。

お待ちしております!!

 

 

 

 

 

 

今日も…日日是好日。

 

旧正月を祝う長崎ランタンフェスティバル…ずさんな計画でハプニングだらけの見学?!

ランタンフェスティバルの点灯式のあった湊公園

 

 

先月の2月10日(土)に、中国の旧正月(春節)を祝う行事としておこなわれる、2024長崎ランタンフェスティバルに行ってきました。

 

 

ランタンフェスティバルは、もともと、長崎の新地中華街で「春節祭」として、始められていましたが、今は規模が拡大して、長崎の冬の名物行事となっています。

 

夜は町のあちらこちらに飾られた中国ランタン(中国提灯)に灯りがつき、街中に幻想的な光景が広がります。

 

今年は、コロナの流行が下火になって、4年ぶりの開催という事で、1万5千個ものランタンが飾られたとのことです。

 

 

 

もともと、長崎ランタンフェスティバルには関心があり、いつか行ってみたいと思っていましたが、なかなか行けなくて、やっと今年行くことが出来ました。

 

しかし…

 

結果を先に言うと、フェスティバルは楽しめたものの、適当な予定を立てていったので、ハプニングが多かった旅行となりました。(苦笑)

 

 

 

今回は、フェスティバルの写真と共に、ハプニング満載の旅行のお話をお読みください。

 

 

1月下旬。

今年はにランタンフェスティバルが開催されるという事を知り、今年こそは見に行ってみよう、と計画を立てました。

しかし、当初、予定していた日(立春)には、家族の都合が合わず、結局1週間後に変更。

 

まぁ、これについては、それでよかったのです。

…と言うのは、もう、高速バスのチケットをとり終わってしばらくして知ったのですが…

当初予定していた日は、まだフェスティバルは始まっていなかったのです!!

 

これが、まぁ、いうなれば最初のハプニング。(笑)

 

ずさんですねぇ。

 

いつから始まるのか、全く考えていなくて、

「うんうん立春からだよね。」

(恥ずかしながら、立春と旧正月は、同じ日と思っていました。)

くらいにしか考えていなかったのです。(笑)

 

 

それから幾日たち…、

娘が、

「ランタンフェスティバルの点灯式を見たい。」

と言う。

 

 

同じ頃、新聞でも旅行会社のランタンフェスティバル見学ツアーが嫌でも目に付くようになりました。

 

ふむふむ、旅行会社のツアーは、どうなっているんだろう、と見ていると、ある旅行会社が「夜、変面ショーにご案内」とある。

 

変面ショーとは、中国四川省の伝統芸能で、お面が瞬時に何枚も変わるという劇です。

その仕掛けは、国家機密だそうです。(おぉ!!)

変面について – 【公式】長崎孔子廟・中国歴代博物館ウェブサイト

 

 

変面ショーを見たい!!

 

この旅行会社の広告を夫と娘に話すと、あえなく却下。

「ツアーだったら、飾りつけした夜の街をゆっくり見学していられないよ!!」

 

 

がっかりしていると、出発の前々日くらいに夫が、

「孔子廟で、2時から無料で変面ショーをするんだって。」

と、教えてくれました。

 

灯りがともっていない時間なら、ありがたい。

 

まず、お昼ごろ長崎駅に着く。

それから、軽くお昼ご飯をとって、孔子廟へ変面ショーを見に行く。

次に、点灯式まで時間があるので稲佐山にのぼる、

戻ってきて、点灯式を見る。

その後は、ランタンの飾りつけが美しい場所を見ながら駅に戻り、最終の高速バスに乗って帰途に就く。

 

こんなものかな、とざっくりスケジュールを立てました。

 

 

 

ということで、いよいよ長崎へ出発。

 

家を出て、高速バスに乗って…

というところまで良かったのですが、この日は三連休の最初の日。

高速道路に入ったはいいけど、なかなか渋滞で前に進まない。

 

ちょっと、ニッチな話になりますが、もともと九州自動車道は、長崎自動車道、大分自動車道が交差する鳥栖ジャンクションまでは、休日は渋滞しやすいところです。

 

それが、3連休の最初の日だったので、更に渋滞していたという訳です。

 

結局、終点の長崎駅に着いたのが30分遅れ。

 

これが計算違いの2つ目です。

 

しかし、臨機応変。

ここで、予定を変更しました。

 

お昼ごはんは、変面ショーの跡で食べよう!!

それで、長崎駅でトイレに行って、ちょっとしたつなぎで食べられるパンなどを買って、観光案内所によって、路面電車で、孔子廟に行くことにしました。

 

 

下の写真は、ランタンフェスティバルの会場案内図です。

2024年長崎ランタンフェスティバル会場案内図を拝借して、ちょっと書き足しました。

ここはどこだろう、と思う時に見て下さいね。

因みに、地図は左側が北の方向で、縦(東ー西)が約2㎞、横(北ー南)は約2.4㎞です。

①長崎駅

②孔子廟・中国歴代博物館

③長崎新地中華街

④唐人屋敷

➄眼鏡橋

⑥中央公園

 

 

さあ、長崎駅から出発です。

 

①長崎駅

駅でもお祭り気分が味わえますね。

 

駅の入り口のオブジェ。
金色で、おめでたい雰囲気満載!!

 

 

路面電車で行くと、孔子廟には新地中華街で、乗り換えをしなければいけません。

新地中華街では、降りる人も、乗る人もすごく多い。

それで、哀しいことに乗り換えの電車が来ても、全く乗れない。

一つの電車を乗りすごすと、次の電車まで10分近く待たなければいけません。

 

孔子廟へ行く電車は、有名な観光地であるグラバー園や、大浦天主堂へ行く電車と同じ電車なので、そういう意味でも人が多かったのでしょうね。

 

電車を待っている行列をみると、いつまでたっても乗れそうにありません。

 

そこで、娘が、

「ねぇ。歩いて15分くらいなら、歩いていこうよ。」

と言う。

 

そうだ。

このまま電車に乗っても、変面ショーが始まる2時ぎりぎりだ。

歩いたら、1時55分にはつく。(新地中華街にいるこの時点で、1時40分)

 

そこからは、即決でした。

「どうせ、変面ショーは立ち見だろうけど、歩いていこうか…。」

 

そこで、電車待ちの行列から外れて、速足で歩きだしました。

 

③長崎新地中華街

新地中華街入り口

孔子廟へ行くには、ここを通り過ぎます。

 

 

 

 

一年前に長崎に行ったので、なんとなく覚えのある道を、速足で孔子廟まで歩いていきました。

 

歩いて行ったら、孔子廟の前は人だかり。

「なんだか嫌な家な予感がする。」

と、夫が言う。

 

恐る恐る近づいていくと、なんと、変面ショーは見学者の受付がすでに終わっていて、ショーが終わるまでは孔子廟の中に入れないようになっていたのでした!!

 

2時から始まる変面ショーでしたが、1時半には締め切られたとのこと。

長崎駅について、すぐに孔子廟に行けばよかったのかもしれません、

早い人は、朝の10時ごろから、並んでいたのですって。

 

②孔子廟・中国歴代博物館

中に入れたら、ここで変面ショーが見られたはずでした。(苦笑)

 

 

 

この後は、急いで歩いた後でもあったので、その疲れが倍増して、とぼとぼともと来た道をまたまた歩いて戻りました。

「早めに行かないと、見ることが出来ないんだねぇ。」

この教訓を胸に、,点灯式は早めに行こうという事で意見が一致しました。

 

この後は、大波止で遅めのお昼ご飯をとって、点灯式前の新地中華街をぶらぶら。

 

大波止の船着き場

 

 

点灯式は、中央公園と新地中華街の湊公園の2か所で行われることになっており、中央公園の方が広そうなので、中央公園で見ようという事になりました。

 

ところが、いざ、湊公園の点灯式の会場を見ると、それはそれは素晴らしい。

この、オブジェが点灯したら美しいだろうなぁ。という事で湊公園の点灯式を見ることにしました。

 

③長崎新地中華街

湊公園の入り口付近

 

中にはいると‥

明るい時間の点灯式会場。

これらのオブジェが点灯されたらきれいでしょうね。

 

 

この時点で、午後4時です。

 

 

 

点灯式は5時半からあるので、遠くには行かないですぐ近くの唐人屋敷の会場を巡ることにしました。

 

唐人屋敷で、行ったらいいと言われているところは4か所。

土神堂、天后堂、観音堂、福建会館。

しかし、あまり遠くまで見学に言っていたら、人込みで点灯式が見られなくなるかもしれないので、孔子廟の教訓から、唐人屋敷のなかでも湊公園に一番近い土神堂だけ、行ってきました。

(あらら?!写真がない!! なぜか、土神堂の写真をとっていないみたい!)

 

④唐人屋敷

唐人屋敷への道はは、なだらかな坂になっています。

 

唐人屋敷跡の碑。

 

 

 

 

 

4時45分には、湊公園に戻ってきたのですが…

 

 

何となく広場も入り口辺りが混雑している。

 

な、なんと、タッチの差で、入場制限がかけられたのでした!!

 

これまた、痛恨のミス1!

 

要は広場から、離れなければよかったのでしょうが、じっとしていることが苦手な私たち家族。

 

仕方なく点灯式は、公園の外から、見える所だけ見ることになりました。

(前掲の湊公園の入り口付近の写真の近く)

 

入場制限のしきりとなっているロープのところに立っていると、この人込みをかき分けて、来賓の人が次々と中に入って行く。

 

恨めしく思いながら、その人たちを見ていました。(笑)

 

③新地中華街

ふっと振り返ると、点灯式を待つすごい人、人、人!!

 

 

点灯式は、まず、慰霊のお経があげられ、来賓の挨拶、そしていよいよカウントダウンとなるのですが、その時、まともやハプニングが。

 

といっても、今度は私達ではありません。(笑)

 

カウントダウンが終わる前に、点灯されたのです。

会場は、ドッと笑いの渦に包まれました。

 

点灯されてからは、来賓のための椅子が片付けられ、公園の中に入ることが出来ました。

人込みは相変わらずだったけど‥。

 

それにしても、色々なオブジェに点灯されている会場は、なんと華やかなのでしょう。

人込みでも、キラキラと別世界に来たようでした。

幻想的と言いたいところですが、この人込みでは、そういう世界観は望めませんね。(笑)

 

 

正面では、龍踊り(じゃおどり)をしています。

もともとは、五穀豊穣を願う雨乞いの神事だったそうです。

 

 

娘が、「建物の中が凄いよ。」

と言うので、建物の中にも入ってみることにしました。

 

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天井から、つるされたランタンが華やかです。
オブジェは、誰だか忘れましたが、少なくとも下の写真は、中国の4美人と記してあったひとりです。(楊貴妃、西施、王昭君、貂蝉)

これは、誰だったかなぁ…。

 

 

 

 

 

この後は、新地中華街の商店街を突破し、眼鏡橋へ行きました。


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暗く映っているので、よく分かりませんが、中華街のアーケードの中は、押すな押すなの凄い人込み。

あまりの人込みで、屋台がいっぱい出ていましたが、ものを買うことすらできない。

まるで、お正月の太宰府天満宮みたい。

行ったことないけど、お正月の明治神宮もこんな感じかしら。

 

 

新地中華街の入り口に戻ってきました。

川に映る、灯りが幻想的。

 

昼は、こんな感じでしたよ。


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中華街入り口付近のオブジェ。

 

 

それから、私達は、眼鏡橋を経由して、中央公園に行きました。

 

⑤眼鏡橋

新地中華街に比べると、ちょっとおとなしめで、上品な感じ。(笑)



 

 

ふぅ、やっと場中央公園に着きました。

➅中央公園

この屋根の下で、皆さん飲食を楽しんでいます。

中央公園も、天井からつるされる淡々が色鮮やかで素敵ですね。

 

孫悟空のオブジェ。

 

➅中央公園

中国の虎と言うと、いつも中島敦の『山月記』を思い出します。

 

二胡の演奏もありました。

二胡の生演奏を聴くのは初めてでした。

ザ・中国と言う音色です。

 

 

 

 

 

ランタン巡りはこれで終了。

 

 

最後に、もう一度地図を出しますね。

①長崎駅

②孔子廟・中国歴代博物館

③長崎新地中華街

④唐人屋敷

➄眼鏡橋

⑥中央公園

 

 

 

 

 

そのあと、バス停前のコンビニで、軽くお夕飯になるものを買って、バスに乗って…

 

と言うところで、最後のハプニングが !!

 

夫が、バスに乗る時に思い切り躓いたのです。

どさっと、正面から倒れたのです。

リュックなので、両手をつくことができたのが不幸中の幸いでした。

 

と言うのが、長崎のバスは福岡のバスに比べて、乗る時のバスの段差が高いのです。

下を見ないでバスに乗ったのでしょう。

疲れもあり、注意力が散漫になっていたのだと思います。

 

結果としては、大したことはなかったのですが、派手にこけてしまったので、ヒヤッとしました。

 

 

このあとは、長崎駅の戻り、高速バスの最終便に乗って、福岡に帰りました。

 

①長崎駅

中央の、駅の上に浮かんで見えるのが稲佐山。

稲佐山から見る長崎の夜景は、素晴らしいんですよ!!

 

 

 

 

 

 

最終的に家にたどり着いたのは、もうすぐ日付が変わるという時間。

 

次の日は、ぐったりしていました。

 

因みに、その日のお夕飯は、水炊き。

お買い物に行くパワーも、いつものようなお夕飯を作るパワーもないだろうなと思い、材料を前もって買い揃えていて正解でした。

鍋は簡単ですものね。(笑)

 

 

 

さてさて、長崎のランタンフェスティバルは、日帰りだし…と甘く見ていたけれど、人込みを計算に入れていなかったのが、ハプニングにつながってしまいました。

綿密な計画は立てなくても、人込みだけは考えながら動かなければ…

 

まぁ、ハプニングはあったけど、これもまた思い出に残る旅行となりました。

 

 

今回は、とても長い記事でしたね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

今日も…日日是好日。ときどき口実。

 

中国語入門者にお勧め…効果的なアプリ活用法

 

 

語学アプリ  デュオリンゴの一部分

 

はじめに

 

皆さん、こんにちは。

今回は、中国語を一から始めた私が中国語の検定試験であるHSK2級(大学の第2外国語を専攻して、1年間勉強した程度の難しさ)を受けるまでの勉強法を、ご紹介したいと思います。

 

中国語を勉強しようと思った時に考えたのが、

 

① お金をかけない

語学を勉強するにはとかくお金がかかるイメージがあります。

主婦である自分は、とにかくお金をかけたくなかった…。

 

② 片手間で勉強できる

だんだん集中力が鈍ってきて長時間の勉強は苦手だから、効率の良い勉強をしたい。

 

③ モチベーションを維持する

楽しみながら勉強したい。

 

 

今回ご紹介するのは、この様なことを考えながら行った勉強法です。

 

 

この記事が、中国語だけでなく、語学を勉強しようとする方にとって、こんな勉強の仕方があるんだと参考になれば幸いです。

 

 

ただ、とにかく早く上達したい方には、向いていない勉強法かもしれません…。(笑)

 

 

 

中国語を勉強したいなと思ったのは、ちょうど一年前です。

私の住んでいる福岡は中国や、韓国、その他のアジア人が結構身近に感じられるようなところです。

また、自分は東洋史や、漢詩が好きだったので、語学なら中国語をしてみよう、何か役に立つかもしれない、と思ったのがきっかけです。

 

 

しかし、まだまだコロナも流行っているので、教室には通いたくない。

できるだけ在宅で勉強したいと思っていました。

 

そこで、語学と言えば、すぐ思いついたのが…皆さんもおなじみのNHKの語学講座。

だけど、哀しいかな。

中国語講座は4月スタートなのです。

 

仕方がないので、インターネットでお勧めの本を探すことにしました。

 

最初お勧めの本を探していたのですが、なぜかオンラインで勉強できるアプリにたどり着いてしまいました。

しかも、それらのアプリは、大部分は、ゲーム感覚で楽しく勉強できる、しかも隙間時間でできる、といううたい文句のアプリがほとんど。

 

そこで、これらのアプリを中心に、勉強することにしました。

 

ほとんどが無料アプリです。

けれども、無料と言ってもそれはある程度までで、内容が高度になったら有料、もしくは一定時間を超えたら有料、文法だけ有料などなど、限定付き無料ばかりでした。

 

 

その中から私が選んだアプリが、まずこれです。

 

 

 

1 基本アプリ  ハローチャイニーズ

 

とにかく、楽しく勉強出来て入門者、初心者におすすめです。

 

発音、文法も丁寧で、すんなりと中国語の世界に入って行くことが出来ました。

イラストあり、効果音ありで、楽しく勉強できたのですが…一定のレベルまで進むと、有料の教材が多くなり、その時点で退会しました。

 

それでも、数か月は、このアプリで勉強しました。

 

www.hellochinese.cc

引用:ハローチャイニーズ公式ホームページより

 

 

 

 

 

2   基本アプリ     デュオリンゴ

 

ハローチャイニーズを退会して、次に利用したのがデュオリンゴです。

 

このアプリは、優れものです。

私が、一番多く勉強時間を費やしたのがこのアプリです。

 

デュオリンゴについては、こぴちょあさん(id:copichoa )がブログで、このアプリの楽しさを喜怒哀楽を交えて、興味深く紹介していらっしゃっていたので、ぜひ使ってみたいと思っていました。

 

こぴちょあさんのデュオリンゴについての直近の記事です。 ↓

copichoa.hatenablog.com

 

そして、親しくさせていただいているちまりんさん(id:chimaring)も、デュオリンゴで勉強なさっていらっしゃるのですって!!

 

ちまりんさんのデュオリンゴについての直近の記事です!! ↓

chimaring.hatenablog.com

 

 

仲良しのブロ友さんが一緒に頑張っているから、とても励みになりました!!

 

 

 

 

さて、このデュオリンゴのアプリについてですが、語学を勉強する人にとっては、メジャーなアプリなのではないでしょうか。

 

このアプリの一番いいところは、CMさえ見れば、無料で最終コースまで進めることです。

中国語の最終コースは、今のところ単語が1000字+αくらい出てくるようです。

 

また、このアプリを使っている世界中の人と友達になったり、競争したりして、モチベーションを上げることが出来ます。

 

さらに、このアプリは中国語だけでなく、色んな語学が勉強できるようになっていて、

実はわたしもせっかくだからということで、英語を一から勉強しています。

 

因みに英語のカリキュラムのほうが、中国語よりはるかに充実しています。

英語のカリキュラムをマスターしたら、英検準2~2級くらい語学力が身に着くと書いていたサイトがありました。

 

 

短所もあります。

 

短所は、文法の説明がないこと。

文法は、よく似た文章がたくさん出てくるので、法則を自分で見つけてね、という事でしょうか。

 

曲がりなりにも、最初ハローチャイニーズから始めてよかったです。

ハローチャイニーズは、文法の説明が丁寧です。

デュオリンゴは、ハローチャイニーズですこし中国語に慣れてから、始めることをお勧めします。

 

また、文法については、NHKのラジオ講座に頼りました。

この講座については、後述しますね。

 

 

ja.duolingo.com

引用:デュオリンゴ公式ホームページより

 

 

3   基本アプリ     スーパーテスト

 

ハローチャイニーズやデュオリンゴに似ているけど、面白味というか、ゲーム的要素が全くありません。(笑)

そして、基本の勉強は、一日5分勉強したら、もう先にすすめなくなります。

 

ただ、HSK試験に特化した勉強ができます。

 

しかも、基本のカリキュラム以外なら、単語だけとか、リスニングだけの項目や、HSKの過去問3回分、模擬テスト3回分などが時間制限なしに勉強できます。

もっとも、過去問、模擬テストの無料は、SNSで紹介した場合に限られます。

 

このアプリの優れているところは、とにかくリスニングが充実しているところです。

試験が近づいたら、このアプリのリスニング部分を繰り返し聞いていました。

 

www.hskonline.com

引用:SuperTest公式ホームページより

 

 

4 単語アプリ  HSK公認単語トレーニング

 

私が、唯一課金したアプリです。

HSKの各級ごとに、出てくる単語と、例文が網羅されています。

私の学生時代のシケタン(あ~、わたしの歳が分かる~…(笑)を、音声付きアプリにしたものと思っていただければいいです。

そうそう、いまどきは、キクタンなるものがあるそうな。

 

課金は、たとえば、1級(158語)480円、2級(207語)480円、3級(343語)650円でした。

本を買えば、各級1000円を下らないことを考えれば、アプリは格安です。

HSK公式なので、各級のテストにおける単語のカバーもばっちり(なはずです)

 

因みに、デュオリンゴを最後まで進めて1000文字+αのカバーが出来るので、HSK3級までなら、単語数だけでいうとデュオリンゴだけでクリアできるのですが、このアプリで試験に沿った単語が羅列されているのは心強いです。

 

このアプリも、試験1ヵ月を切ってから、ひたすらBGMのように聞き流していました。

 

 

ch-edu.net

引用:SPRIX公式ホームページより

 

 

5 リスニングアプリ   中国語耳ゲー

 

中国語の発音は独特です。

おなじ、「マ」の発音でも、上がったり、下がったり4つの発音があります。

また、「~n」と「~ng」は、日本人がぼ~っと聴いたら、どちらも「~ん」としか聞こえません。

しかし、微妙な発音の違いがあります。

このような、発音聞き分けのトレーニングアプリです。

 

中国語に耳を慣らすためにはお勧めのアプリです。

しばらく、さぼっていると、聞き取れない発音が多くなるので、そういう意味でも重宝しています。

 

majestech.co.jp

引用:マジェスティック合同会社公式ホームページより

 

 

6 辞書アプリ  手書き辞書中文

 

中文とは、中国語の事です。

中国語は、簡体字など、日本語では使わない漢字も多いので、検索するのが大変です。

 

しかし、この辞書があれば、分からない漢字を手書きで検索して調べることが出来ます。

 

収録単語数が若干少ないとのことですが、わたしのような初心者にとっては、まったく問題ありません。

 

収録してない単語があれば、そのままその文字がオンラインに飛んでいくので、そこで検索できます。

 

人に聞くことが出来ない独学では、このアプリも重宝しました。

 

play.google.com

引用:Google  Play より

(公式ホームページを見つけることが出来なかったので、Google  Play から引用しています。App  Storeにもあります。  )

 

 

 

7 ラジオ講座  まいにち中国語

 

最後に、アプリではないけど、私が毎日聴いているNHKのラジオ講座をご紹介したいと思います。

 

そもそも、ラジオ講座を中心に勉強したいと思ったのですが、中国語を始めたのが1月だったので、新しく開講する4月まで待って、ラジオを聞き始めました。

 

昔ながらの正統派の番組ですが、中国語の先生が解説してくださるという事もあり、とても役に立ちました。

 

特に、文法がカバーできます。

 

半年で、一通り終わるのですが、当然1回聞いただけでは追いついていけず、最後の1~2ヵ月は聞かずじまいでした。

今、2巡目を聞いているのですが、こんな私でも4月に聞き始めたことには分からなかったことが、少しずつ分かることが増えてくるから不思議です。

 

 

とはいっても、本当に少しずつなので、2巡目でも、このラジオ講座のレベルはマスターできません。

だから、来年も聞こうと思います。

 

このテキスト代は…もちろん…有料です。(笑)

 

www.nhk.or.jp

引用:NHK公式ホームページより

 

 

 

おわりに

 

いかがでしょうか。

 

私が使った教材を書きだしてみました。

 

アプリで一番使用したのが、デュオリンゴです。

デュオリンゴは、HSKのテストとは関係ないけど、楽しく勉強できるカリキュラムでした。

 

ただ、単語を除いて、私が今回受けたHSK2級が、文法としては限度のレベルかなぁ、とも思っています。

 

しかし、前述のように収録単語数は1000字を超え、楽しく勉強して、気が付いたら、単語もこんなに覚えていたという、ありがたいアプリなのです。

 

だから、最後までカリキュラムを終えた今でも、単語数がそれなりにあるので、覚えた単語を忘れないよう復習するするのに重宝しています。

 

 

 

次は、HSK3級を目指して頑張ります。

 

今度はさすがに、アプリだけでは心許ない。

紙のテキストも、使おうと思います。

 

また、中国語の学習については、YouTubeでも、たくさん発信されているみたいなので、こちらの方もちょっと検索してみたいと思います。

 

 

因みに、語学に限らず、いろいろな資格の勉強のための無料の学習アプリは、結構あるみたいですよ。

 

「この資格、取りたいけどどうしようかな?」

と思われる方は、この様なの無料アプリがあるならば、ちょっとだけ試してみて、

「うんうん、もっと勉強したくなった。」

と思ったら、本格的な学習方法を検討されたらいかがでしょうか。

 

最初から通販とかして高額なお金を払って、ギブアップしたら高くきますものね。(笑)

 

 

 

 

 

今日も…日日是好日。

 

 

 

 

 

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