萌えと電波をこよなく愛する 珠奇屋萌音楽堂

ネット上で視聴できる、美少女ゲームの萌えソングや電波ソング、オープニングムービー、デモムービーなどを紹介

【萌えソング】『天国のハーレム』の感想

2005å¹´07月26æ—¥ 03時58分57秒 | èŒãˆï¼†é›»æ³¢ã‚½ãƒ³ã‚°ã®æ„Ÿæƒ³
『天国のハーレム』(『尽くして雀』(TRABULANCE)OPテーマ)
歌:齋藤紀子/作詞:Melody Nelson/作曲:黄昏の夢/声の出演:美波町子、葉月ミカ、木村あやか、原島瑠璃子

お気に入り度:★★★★
萌え度:★★★/電波度:★★★★★

出典:ショートバージョン/ダウンロードサイト(TRABULANCE)
備考:2003年5月16日にゲーム発売。

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 TRABULANCEのゲームには欠かせないのが齋藤紀子嬢が歌う主題歌。その魅力は、明るいメロディに澄んだボーカル、そしてほんのりエッチな歌詞のコンビネーションでしょう。音程が外れてナンボの萌えソング業界にあって、楽しげな感情を込めつつもきちんと歌う齋藤嬢のボーカルはいつ聴いても安定感があります。バックに流れるピコピコと跳ねる可愛いい電子音、エレキギターのヘヴィなサウンド。ビート感がたまりません。一方、曲間に入る寸劇もたまりません。別の意味で。4人のヒロインの掛け合いなのですが、かなりキてます。以下にセリフを。

愛里: 「最近お尻のセックスにはまってるの」
紀香: 「ウヮッ!」
姫子: 「あたしは毎朝、セーエキ飲んでる」
紀香: 「ゲッ!」
睦美: 「私はピンクローター」
紀香: 「ウッソー!」
愛里: 「あなたは?」
紀香: 「フ、普通よ…」
姫子: 「普通って?」
紀香: 「だから…」
睦美: 「何?」
紀香: 「8●●●」
愛里&睦美&姫子: 「えーっ!!」

 そして、何ごともなかったかのように、齋藤嬢の歌が続きます。その構図は、まさにエロ本を買うときのサンドイッチ構造。ただ、上と下で挟んでいるのが文庫の歴史小説で、間に挟んだエロ本がA4変形版という感じですが……。ビバ、電波ソング!

■まとめ
 寸劇がなければ普通の萌えソング。寸劇が入って強烈な電波ソング。

【萌えソング】『太陽』の感想

2005å¹´07月25æ—¥ 12時49分54秒 | èŒãˆï¼†é›»æ³¢ã‚½ãƒ³ã‚°ã®æ„Ÿæƒ³
『太陽』(『ひなたぼっこ』(Tarte)OPテーマ)
歌:Rita/作詞:Rita/作・編曲:Blueberry&Yogurt

お気に入り度:★★★★★
萌え度:★★★/電波度:★

出典:ショートバージョン/ダウンロードサイト(Tarte)
備考:2004年7月23日にゲーム発売

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 ピアノとギターのアコースティックな調べ、Rita嬢の優しく柔らかな声。タイトル『太陽』のように、暖かな日溜まりを思い起こさせるすべてが優しい曲です。流れるようなピアノの音は、小川のせせらぎのようでもあり、風に揺れる木漏れ日のようにキラキラとしたプリズムのようでもあります。イントロの跳ねるような弦の響きはサウンドステッカーにぴったり。

 歌詞も穏やかで素晴らしいのですが、とくにワタシが気に入ったフレーズはコレ。

少しくらいの痛みなら 耐えてごらん

 辛いことがあったとき、いつでも人に頼れるわけではないし、時には自分で何とかしなくちゃいけないわけです。すぐに手をさしのべることも優しさですが、自分で立ち直ることを促すことが本当の優しさなのかもしれません。「辛いことがったらいつでも助けてあげるよ」的な応援歌が多い中で、こういう表現は新鮮でした。

 声優と作曲家の音楽ユニット「Blueberry&Yogurt」。声優としても活躍するボーカル担当の理多嬢は、電撃オンラインのインタビューの中で、彼らが目指す音楽について次のように答えています。

「コンセプトは“癒し”、“お母さんと聴いても大丈夫”です(笑)。聴いていて心地よい音楽を提供していきたいですね。私たちの音楽を流していると、見る風景が今までよりもいっそう輝くような。そんな楽曲をたくさん提供していけたらと思います」

 なるほど。『太陽』はまさに「癒し」の一曲です。

■まとめ
 癒しを求めている人はぜひ。歌唱力も高く、落ち着いて聴ける曲です。

【萌えソング】『☆☆☆☆☆☆』の感想

2005å¹´07月22æ—¥ 12時39分26秒 | èŒãˆï¼†é›»æ³¢ã‚½ãƒ³ã‚°ã®æ„Ÿæƒ³
『☆☆☆☆☆☆』(『六ツ星きらり』(千世)OPテーマ)
歌:榎津まお・春日りか・倉沢はるか・榊原ゆい・茶谷やすら/作詞:Minao Ohse & SAYA /作曲:ARI

お気に入り度:★★★★★
萌え度:★★★★/電波度:★★

出典:ショートバージョン/ダウンロードサイト(千世)
備考:2004年11月5日にゲーム発売

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 誤解を恐れずに言えば、声優ソングの多くは歌唱力に問題があります。最近でこそ、歌唱力も声優の大切な要素となってきたようですが、それでも本職の歌手にはなかなかかないません。しかし、声優の魅力とは何でしょうか? この曲は、声優が声優としての魅力を最大限に発揮した、声優(キャラクター)ソングの模範解答と言えるでしょう。

 5人の女性声優がキュートな声で元気いっぱいに歌う合唱曲は、まさに萌えソングのバイエル。個々の声優の歌唱力は今ひとつですが、合唱にすることで個々の歌唱力の低さが中和され、しかも、女性声優が持つ声のかわいらしさだけが増幅されています。キャラクターを反映したキュートでスウィートな歌声。そして、曲間に入る萌えの手(萌えな合いの手)の数々。それは普通の歌手では表現できない、声優だけの魅力でしょう。

 細かいドラムロールから始まるイントロが、スタートポジションに並ぶF1のエグゾースト音よろしく期待を高めれば、5人揃っての「GO!」のかけ声はスタートシグナル。女の子たちの元気な歌声が、スピード感と疾走感をもって駆け抜けていきます。問題のソロパートも、セリフのように短くリレーすることで、足りない歌唱力をカバーしつつ、さらにはキャラクターらしさも引き出すという上手いやり方をしています。

 そして、この曲の最大の魅力は曲間に挿入される萌えの手(萌えな合いの手)でしょう。「そうそう!」「ハイハイ!」「ぎゅっと!」「イエス!」「イェイ!」などの細かい萌えの手の連続は、「女の子たちがワイワイと歌っている」ライブ感をうまく表現しています。

■まとめ
 キャラクターソングのあり方を示した模範作です。おすすめ。

【萌えソング】『電気の恋人 I am Programmer's Song』の感想

2005å¹´07月21æ—¥ 04時58分05秒 | èŒãˆï¼†é›»æ³¢ã‚½ãƒ³ã‚°ã®æ„Ÿæƒ³
『電気の恋人 I am Programmer's Song』
歌:み~こ/作詞・作曲・編曲:柏森進/制作:MOSAIC.WAV

お気に入り度:★★★★★
萌え度:★★★/電波度:★★★

出典:ウェブサンプル(ショートバージョン)/ダウンロードページ(Sham.Studio.)
備考:2003年12月、公式サイトにアップ。『We Love AKIBA-POP!!』(MOSAIC.WAV)収録
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 珠奇屋が「ボク」だった頃。児童雑誌に描かれていた21世紀は光り輝いていました。街には電気自動車が走り、電車は超高層ビルの間に張り巡らされた透明なチューブの中を駆け抜ける。家に帰ればアンドロイドのメイドのお出迎え……。そんな「ボク」と同じように未来を夢想していた人なら、この曲に涙するはず。

 作詞と作曲を担当した柏森進氏によれば、この曲は「みんなのうた」の『コンピューターおばあちゃん』に対するオマージュなんだそうです(MOSAI.WAVの公式サイト)。なるほど。MOSAIC.WAV お得意のピコピコシンセのテクノポップと、み~こ嬢のキュートなボーカルの組み合わせは、どことなく『コンピューターおばあちゃん』を彷彿させます。

 なにより秀逸なのが、柏原氏の書いた詞。98や BASIC をいじっていた珠奇屋の琴線に触れる言葉が並び、つい涙を流してしまいました(98とは、かつて NEC が発売していた国産 PC のこと。BASIC とは、98と同時期に隆盛を極めた初心者向けのプログラミング言語のこと)。なかでも鮮烈だったのが次のフレーズ。

昔の人は立派さ 8bitで月まで飛んだよ


 アメリカが打ち上げたアポロ11号が、月面着陸を成功させたのが1969年のこと。そんな偉業をファミコンと同じ性能のコンピュータでやり遂げたというのだから、昔の人はホントに立派です。そして、今、「ボク」らが夢見た21世紀がやってきました。

2003年4月7日に 未来のロボが生まれなくても


 アトムの誕生日には、結局、間に合わなかったけれど、それでも科学と技術の枝は、とてもゆっくりとだけれども確実に未来に向かって伸びている。コンピューターの誕生からの60年。そして、ドラえもんの誕生日まであと100年。

2112年9月3日は まだまだ分からないのさ
夢と科学で未来を変える 僕らはみんな電気の恋人


 昔の人には負けていられないよね。この曲はそんな気持ちにさせてくれる素晴らしい「みんなのうた」なのです。

■まとめ
 科学と技術の明るい未来を信じるすべての技術屋のためのテクノロジー賛歌。あの「電波垂れ流しユニット」の MOSAIC.WAV がこんな歌を作るとは、誰が想像したでしょうか(笑)。おすすめ。

実はゲームミュージックが大好き。

2005å¹´07月20æ—¥ 00時17分10秒 | é›‘文・時事ネタ
 今でこそ立派なクレイジー“萌え”クライマーなワタシですが、もともとここまでオタクだったわけじゃないんですよ。ワタシのホントのホームグラウンドはゲームミュージック(GM)。おいっ、変わんねーよ!というツッコミはおいといて、初めて買った音楽が『交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ…』(当時はカセットテープ)だったワタシにとって、GMはワタシの音楽のルーツなのです。ここからGMにはまり、サントラにはまり、最後にはアニメにはまっていくわけです。あの時に、中山美穂とかおにゃん子クラブでも買っていれば、ワタシの人生もまったく別なものになっていたでしょう。許せませんね、すぎやまこういち!(笑)。

 しかし、GMやサントラに限らず、ノリのいいインストなら何でもござれで聴きます。テクノやフュージョンに始まり、ハウス、アンビエント、ラウンジ、さらにはコンテンポラリージャズからニューオリンズジャズまで、節操がありません。それでも一番好きなのは、疾走感のあるGM。コナミの矩形波倶楽部とか、『リッジレーサー』や『エースコンバット』のナムコサウンドのカッチョイイサウンドは、醜いオタクの子である自分の姿から目を背けるのに最高(笑)。いや、サウンドはホントにかっこいいんですよ。

 最近聴いたGMで良かったものと言えば、『ENTHUSIA』(コナミ)ですか。PS2向けのレーシングゲームのサントラですが、爽快なフュージョンがカッチョイイ! これを大ボリュームで流しながら愛車MAZDA-MX3で高速を疾走したいですね。スピーカー壊れてるけど。80キロ以上出すとあちこちから異音が出るけど……。

 珠奇屋萌音楽堂でも、少しずつGMを紹介していこうかなぁと思います。もちろん、このブログの合い言葉は「萌えと電波にラブラブらぶり~」ですが(^^)。

おめでとう『プラネテス』! 第36回星雲賞受賞!

2005å¹´07月19æ—¥ 08時03分32秒 | é›‘文・時事ネタ
 NHKのアニメ『プラネテス』が、第36回星雲賞メディア部門賞を受賞したそうです(情報元:アニメ!アニメ!)。おめでとう、『プラネテス』! 個人的にかなり気に入っていたアニメなので、とてもうれしいニュースです。

 原作コミックも第34回星雲賞コミック部門賞を受賞しており、今回の受賞と合わせてV2となりました。原作コミックとアニメのダブル受賞は、1970年から始まった星雲賞の歴史の中でも、宮崎駿氏の『風の谷のナウシカ』だけなんだそうです。すごいぞ、『プラネテス』!

 NHKのアニメは予算が潤沢なのか昔からキラリと光る作品が多いのですが、『プラネテス』も例に漏れず、映像、演出、音楽、演技、すべてにおいてNHKクオリティな素晴らしい作品でした。宇宙を舞台にした地に足のついたストーリーは、笑いあり、涙あり、ロマンスありの、まさにアニメの幕の内弁当。これ、ホントに良い作品ですよ。とくに、世界にはびこる貧富の差に鋭く切り込んだ第11話「バウンダリーライン」は傑作。

 公式サイトでは、ハチマキ役の田中一成氏がナビゲーターを務めるネットラジオ「ネットでプラネテス!!」が配信中です。妙なテンションで繰り広げられる番組の裏話は聴きごたえあり。

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 宇宙開発にかけるロマンといえば、洋画『遠い空の向こうに』もオススメです。ワタシの一番好きな映画。あと、宇宙開発黎明期を描いた書籍『月をめざした二人の科学者―アポロとスプートニクの軌跡』(的川泰宣著、中公新書刊)もあわせてオススメ。宇宙大好きなんだ、ワタシは(笑)。

歴代Windowsの起動音のレビュー

2005å¹´07月17æ—¥ 02時03分05秒 | é›‘文・時事ネタ
 ワタシがこの世でもっとも嫌いな音楽。それはWindowsの起動音。Windows95/98時代に何度も繰り返した強制終了&リブート、いつまでたっても短くならない起動時間。それらのトラウマがすべてこれらの音楽に宿っています。なので、ワタシのPCでは起動音は鳴らないように設定されています。ついでに、警告音もワタシの神経を逆なでするのでバシバシ消してます。

 というわけで、今日は趣向を変えて、歴代のWindowsが奏でるオープニングサウンドのレビューをお送りします。音源はこちらからどうぞ(ネタ元はカトゆー家断絶さん)。レビューには、ワタシの耳コピによる表現がありますが、「実際の音と違うぞ、こら!」という苦情は受け付けません(笑)。

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■Windowns 1.0(1985年発売)~Windows3.0x(1990年発売)
 なんと起動音がない! 良い時代でした。

■Windows 3.1(1992年発売)/Windows NT 3.1(1993年発売)/Windows NT 3.51()
 チャチャー(1秒未満)。音楽とよりはファンファーレ。これを聴くと麻雀をやりたくなるのはなんでだろ(笑)。

■Windows for Workgroups 3.11 (1993年発売)
 チャリン(1秒)。チャイムの短い音だけ。シンプルでグッド!

■Windows 95(1995年発売)
 ポンポロン、ポンポンポン~(6秒)。あ~あ、音楽になっちゃった。これ聴くと、95時代のリブート地獄のトラウマが……。でも、神秘的な感じでちょっとだけ好き。

■Windows NT 4.0(1996年発売)
 シュウィ~ン、ピンポロポン、シャララララ~ン(10秒)。映画の冒頭に出るプロダクションクレジットみたいな感じ。でも、長いっつうの。

■Windows 98(1998年発売)/Windows 98 SE(1999年発売)
 シュウィーン、シャララララ~ン(7秒)。イヤフォンで聴くと、音に妙な広がりがあります。これも嫌な思い出ばっかり……。止まる止まる、よく止まる。朝のJR中央線なみによく止まりました。これを何度も聴かされたおかげで、ボリュームコントロールのプロパティで起動音を消せるということを知りました。

■Windows NT 5.0 (Windows 2000 Beta)(未発売)
 シュウィ~ン、ズンズンズン、ズンズンズン、ポロポロポロ~(13秒)。NT 4.0の起動音をパワーアップしたメロディは歴代で一番重厚。でも、長すぎだっつうの! テスト段階で不評だったんでしょうね。2000では採用されませんでした(笑)。

■Windows 2000(2000年発売)/Windows ME(2000年発売)
 ピロピロポロポロ、ポロフォワワワ~ン(5秒)。これを聴くと、ワタシはなぜかディズニーの『アラジン』を思い出してしまいます。似てません?

■Windows XP(2001年発売)
 ピンポロロン、ワンワ~ン(4秒)。自分のPCの起動音はすでにミュートにしてありますが、オフィスのPCではログインのたび聴かされ、とても苦痛です……。短いところだけが救い。

ガンダム占いって占い?

2005å¹´07月16æ—¥ 04時53分44秒 | é›‘文・時事ネタ
 ネットで噂のガンダム占い。ワタシも早速試してみました。なになに、星座と血液型を選ぶと占ってくれるって? ずいぶんお手軽な占いだな、おい!(笑)。まぁいいか。えーと、「山羊座」の「B型」を選択して、と。よし、「行きまーす!(占う)」ボタンをぽちっとな。

 結果。

集団行動に長け、秩序的で組織適合力が高いアナタ。少々引っ込み思案で人付き合いがうまくないところはありますが、全キャラ中、組織親和性はNo.1。集団の中でも、押しが弱いように見えて、ちゃっかり自分の意見を通せるマイペースさを持っています。また、好きなことは徹底的にやるため、いつのまにか個人能力もランクアップしているという得な性格です。

 当たっているような当たってないような。ま、いいか。で、ワタシの機体は何かなぁ~……。

丸いボディでジムとの名コンビだぜ

 ボールかよ! 宇宙に漂う棺桶のアレか? ガンダムとかザクとかゲルググとかあるのに? ザク・キャノンとかジム(コマンド)とか聞いたこともない機体もリストには入っているのに? リストに入っている機体の中で群を抜いて弱いじゃんか……。せめて、足が付いているやつが良かったよ……。

【デモムービー】『すぱっちゅ!~如何に私がはきものを愛するようになったのか~』の感想

2005å¹´07月16æ—¥ 02時29分21秒 | ãƒ ãƒ¼ãƒ“ーの感想
最終改訂日:2006年4月23日

『すぱっちゅ!~如何に私がはきものを愛するようになったのか~』(Studio Ring)デモムービー

お気に入り度:★★★★★

歌:『ぶるすぱ!~紺色と黒のファンタジー~』(歌:中山マミ/作詞:ジロヲ/作曲・編曲:Angel Note)/ムービー制作:RMG
映像タイプ:MG型/キーワード:にぎやか、スピード感
視聴に関する制限:18禁
備考:2005年6月24日発売。ダウンロードページ(Game-Style)。このデータの読み方。

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 毎度おなじみ流浪のブログ、珠奇屋萌音楽堂です。ムービーを観る前から嫌な予感はしていたんですが、ムービーを再生していきなり画面に出てくるスパッツをはいたお尻のアップに驚き。タモリ倶楽部(もしくはサ○゛エさん)よろしく左右にフリフリのお尻は、まさに、スパッツとブルマフェチのためのバカゲー、もとい、フェチゲーの証。「ぶるまとすぱっつ…両方を愛してはダメなのか… 」をメインテーマに、全編に渡ってねぶるように映されるお尻の映像から、製作者のこれでもかというほどの愛(それもかなりねちっこいやつ)をひしひしと感じます。

 と、のっけからバカにした感じですが、ムービー自体は、エロゲの OP ムービーとして極めて優秀な出来。基本的には、静止画のみのスチル MG ですが、その表現には一手間も二手間もかけられ、作品が持つスラップスティックなスピード感とコミカル感、そして、フェチゲーとしてのエッセンスが十二分に演出されています。ポップな主題歌とのコンビネーションはまさしく絶品。

 珠奇屋は露骨なエッチシーンには引いてしまうほうなんですが、そのかわいらしいキャラクターデザイン、動きのあるコミカルな演出、思い切りの良いエッチさ、そして、ノリの良い主題歌のおかげで、すっかり許せてしまいます。特に中山マミさんが歌う主題歌のノリの良さが、ムービー全体に“明るくて健全なエロゲ”の雰囲気をもたらしているような気がしますね。ま、裸のロリっ娘が汁まみれで出てきている段階で、健全も不健全もないなんですが(笑)。

■まとめ
 お尻大好き、スパッツ大好き、ブルマ大好きなフェチの人なら必見。満足度と完成度の高いムービー。

【萌えソング】『ぶるすぱ! ~紺色と黒のファンタジー~』の感想

2005å¹´07月15æ—¥ 14時03分24秒 | èŒãˆï¼†é›»æ³¢ã‚½ãƒ³ã‚°ã®æ„Ÿæƒ³
最終改訂日:2006年4月23日

『ぶるすぱ! ~紺色と黒のファンタジー~』(『すぱっちゅ!~如何に私がはきものを愛するようになったのか~』(Studio Ring)主題歌)
歌:中山(はぁと)マミ/作詞:ジロヲ/作・編曲:Angel Note

お気に入り度:★★★★★
萌え度:★★★/電波度:★★★

出典:ウェブバージョン/ダウンロードページ
備考:2005年6月24日にゲーム発売。

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 「ブルマとスパッツフェチのために作られたバカゲーの主題歌だし、どうせまたエロエロでアレな電波ソングでしょ?」とタカをくくっていたら大間違い。聴いて驚き! マーベラス! この曲の歌詞は鳥肌モノの出来なのです。

 ぱっと聴いただけでは、よくある女の子視点の恋愛ソングにしか聴こえないんですが、よーく聴いてみると、巧妙に埋め込まれたキーワードがゲームのテーマである「ブルマ」と「スパッツ」を連想させるという、ひじょーにテクニカルなエロゲソングになっています。以下、歌詞の一部。

ブルブル震える 心を抑えて スパっと覚悟を決める
ブルーな気持ちに 負けちゃいそうでも スパッスパッ前に進もう
私の中に眠る 紺色と黒のファンタジー
(中略)
それが恋のスパイス ときめいてよ

 まったくエロくないのに、なぜかエロい。エロエロなのに、エロくない。「ブルブル」や「スパッスパッ」のような、ゲームの内容を知っている人だけがニヤリとする仕掛けは上手いですねぇ。露骨なエロよりもチラリズム!

 さすがに「私の中に眠る 紺色と黒のファンタジー 」は無理があるなとは思いますが。紺色と黒のファンタジーって……(笑)。

 ドラマチックな歌や切ない歌が多い中山ソングの中でも、群を抜いてあっかるいこの歌は、まさに怪作。一歩間違えれば下品になりがちなこの曲を、『まいっちんぐマチコ先生』のような“健全なえっち”の範囲に踏みとどまらせているのは、中山マミさんのカラっと突き抜けたあっかるい歌声のおかげじゃないでしょうか。

 ムービーの感想はこちら。

■まとめ
 中山マミさんのポップでキュートな萌えソング。オススメ。

【電波ソング】『ぱいめが★ロック』の感想

2005å¹´07月14æ—¥ 03時17分24秒 | èŒãˆï¼†é›»æ³¢ã‚½ãƒ³ã‚°ã®æ„Ÿæƒ³
『ぱいめが★ロック』(『ぱいめが』(smart)OPテーマ)
歌:榎津まお/作詞・作曲:柏木るざりん

お気に入り度:★★★
萌え度:★★★/電波度:★★★★

出典:OPテーマ/ダウンロードサイト(smart)
備考:2005年6月24日にゲーム発売

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 イントロこそは正当派ロックバンドのライブっぽく、「ワンツースリーフォー」「イェイ!」「オーケー♪」などとフィンガー5の『学園天国』よろしくオーディエンスを煽っていますが、その後に続く言葉が「おっぱい?」。そんな煽りがあるかいな……。ところがぎっちょん、ノリノリの野郎なオーディエンスは野太い声でこう返します。「おっぱぁ~い!!」。どんなライブだ(笑)。「おっぱい」「おっぱい?」「おっぱぁ~いっ!」。イントロからそんなかけ声が飛び交うこの曲は、かなり頭の悪い電波ソングです(もちろん誉め言葉)。

 そんなトンデモソングの作詞・作曲を担当したのが、柏木るざりん氏。柏木氏と言えば、電波ソング史で一時代を築いた、伝説の『巫女巫女ナース』でも作詞・作曲を担当している奇才です。……さもありなん。「おっぱい」のクレージーな合いの手以外は、結構フツウな「女の子元気にな~れ」的な明るいガールズロックです。

 ちなみに、曲の収録レポートが電撃オンラインに掲載されているので、参考までにどうぞ。

■まとめ
 「おっぱい、おっぱい」と叫ぶ合いの手は、電波ソング愛好家ならばとりあえず聞いておいて損はなし。歌としては凡庸ですが。

『ハッピー☆マテリアル』はすごいなぁ

2005å¹´07月13æ—¥ 16時46分41秒 | é›‘文・時事ネタ
 アニメソング「ハッピー☆マテリアル」の第6弾となる最新版(7月6日発売)は、オリコンが7月12日発表した最新週間シングルチャートで3位に入った。オリコンによると、売り上げは約3.9万枚。トップ10入りは通算5作目となった。(ITmedia、2005/7/12)

 『ネギま!』主題歌の『ハッピー☆マテリアル』が爆走中です。ソロパートはいろいろとアレですが、合唱にしてしまえば問題なし! え? いやいや、女の子元気ソング最高! 我々二次元の住人にとっては、萌えられればなんだっていいのですよ(笑)。

 最近聴いたアニメ系の萌えソングといえば『ふたりはプリキュア Max Heart』も良かったなぁ。話題が古くてごめんちゃい(^^ゞ。

【OPムービー】『松島枇杷子は改造人間である。』の感想

2005å¹´07月13æ—¥ 16時03分42秒 | ãƒ ãƒ¼ãƒ“ーの感想
『松島枇杷子は改造人間である。』(Rateblack)オープニングムービー

お気に入り度:★★★★

歌:『リアル±』(歌:中原涼/作詞:沢田あづき/作曲:細井聡司/編曲:TOMA/バイオリン&バイオリンアレンジ:竹内純)/ムービー制作:
映像タイプ:MG型/キーワード:変身物、写真
視聴に関する制限:15禁
備考:2005年8月26日発売。ダウンロードページ。このデータの読み方。

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 惜しいなぁ。実に惜しい! 「○○ちゃんはやればできる子なんだから、もっとがんばりなさい」とおもわず言いたくなるようなムービーです。ムービーの内容は他のエロゲのOPムービーと同じようにキャラクター紹介プラスαなものですが、ところどころにムービー制作者の「技術」が見えるところがとても歯がゆい! これだけの技術があれば、もう一段上のクオリティを狙えたんじゃないかなぁというのが正直な感想。

 とはいえ、エロゲのOPムービーとしてはなかなかの出来です。絵はスチル素材が中心ですが、素材の表示の仕方とカメラワークが凝っているため画面に動きがあります。音楽とのシンクロ率も高く、観ていて飽きることはありません。

 このムービーのクオリティを押し上げている最大の貢献者は、低めの声がカッコイイ中原涼嬢が歌う主題歌『リアル±』でしょう。イントロからサビに向けてのたたみかけるように盛り上がっていく感じが心地よいダンスミュージックです。バイオリンがアクセントになっていておしゃれですね。曲がカッコイイだけに、演出のアラが目立ってしまったのがとても残念です。

■まとめ
 いろいろと書きましたが、ムービーの質は結構高いです。音楽もカッコ良く、珠奇屋のおすすめです。

【萌えソング】『ゆけむりモード Special Ver.』の感想

2005å¹´07月12æ—¥ 00時04分41秒 | èŒãˆï¼†é›»æ³¢ã‚½ãƒ³ã‚°ã®æ„Ÿæƒ³
『ゆけむりモード Special Ver.』(『おね・たま ボクとお姉ちゃんと狐の湯』(ドリーム・ソフト)OPテーマ)
歌:らぶ、しんどうまゆみ、ぶいはち(ラップ)(ショートバージョンのクレジットはCats And Dogs with Mayumi Shindou)/作詞・作曲・編曲:HAJIMEX。

お気に入り度:★★★★★
萌え度:★★★★★/電波度:★★★

出典:Specialバージョン/ダウンロードサイト(ドリーム・ソフト)
備考:2005年7月29日にゲーム発売

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 ブレイクビーツっぽいリズム進行に、カントリー風のバイオリンがアクセントとなっている不思議なメロディがおもしろい! 細かいリズムにのるようにして、シュガーボイスの二人が可愛らしく歌い、さらに曲間には「アニキな」ラップが入ってきます。妙なリズムといい、韻を踏んだ歌詞といい、これはライブでノリたい一曲ですね。

 温泉をモチーフにした歌詞はちょっとエッチ。でも、それほどいやらしく感じないのは、この不思議なメロディのせい?(単に電波な歌に聴きなれたせいだったりして(笑))。

 公式サイトからダウンロードできる『ゆけむりモード』には二つのバージョンがあり、一つが1コーラスのショートバージョンで、もう一つがボーカルの二人によるショートコントが入っているSpecialバージョン。SPバージョンは2コーラス入っています。

 ちなみに、間奏のコントは温泉につかる二人の会話。「ねぇ、ちょっとバスト大きくなったんじゃない?」「そ、そんなことないよぉ。ちょっとタオル引っ張らないでよぉ~」「女同士なんだからいいじゃない。どれどれ~? お、おお~」「ち、ちょっとどこ触ってるのぉ」。これは……(笑)。

■まとめ
 不思議なリズムがくせになります。おすすめ。

【萌えソング】『Pink Planet Love ~恋は夢重力空間~』の感想

2005å¹´07月12æ—¥ 00時02分06秒 | èŒãˆï¼†é›»æ³¢ã‚½ãƒ³ã‚°ã®æ„Ÿæƒ³
『Pink Planet Love ~恋は夢重力空間~』(『魔女っこde'Go♪Go♪ ~ポールとミラ☆クル大作戦~』(るチャ!)OPテーマ)
歌:MITICO☆/作詞:GOZO53/作曲・編曲:Yack.

お気に入り度:★★★★★。電波な歌詞を渋谷系サウンドにのせて。
萌え度:★★★/電波度:★★★

出典:フルバージョン(?)/ダウンロードサイト(るチャ!)
備考:2004年3月19日にゲーム発売。

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 「るチャ!」ブランドのゲームにはかなりイカレタソングが多いのですが、この曲は90年代に一世風靡したおしゃれな渋谷系サウンド(と当時言われてましたがよく分かりませんね(笑)。テクノとフレンチポップスの融合っぽい)風で凝っています。「パーパヤ、パッパパパ」「シュビドゥバ、ドゥドゥドゥドゥ♪」のコーラスやおもちゃの光線銃の音など、かなり狙った音作りをしています。ウィスパーボイスのMITICO☆嬢がちょっとセクシーに歌えば、合いの手も「バフ~ン」など訳が分からなくてグッド。90年代に活躍した「ピチカートファイブ」とか音楽ゲーム『スペースチャンネル5』のテイストに似ていると言えば分かりやすいでしょうか?

 ちょっと聴いている分には「なつかしおしゃれなフレンチポップス」風ですが、歌詞は不条理全開でよく分かりません。「赤い自転車 びゅーんびゅーん カゴに ネコをたくさん 淡い期待を 乗せて スピード三倍 イっちゃうかも?」。「赤い」と「三倍」の繋がりはアレしかないでしょうが(笑)、それ以外の文脈が繋がってません。まぁ、この曲の持ち味は、不思議サウンドとこの不条理な歌詞なので、あまり深く考えずに楽しむべきでしょう。公式サイトに歌詞が掲載されているので参考までに。

■まとめ
 フレンチポップスが好きならばいけるかも。が、歌詞がエロエロ電波なので試聴にはくれぐれもご注意を。ワタシはこういう曲は大好き。