萌えと電波をこよなく愛する　珠奇屋萌音楽堂

　おはこんばんちは、珠奇屋です。ちょっとスケジュールが押しまくり気味ですが、なんとか折り返し地点までたどり着きました。年末の暇つぶしのお役に立っていればうれしいんですが、どうでしょうか。

　さて、現在行っているムービーランキングは、珠奇屋の主観に基づいて作成されているんですが、「多くの人に納得してもらえるランキングを作りたい（＝なるべく客観的な評価をしたい）」という意志も少なからず反映されています（その割合は50：50程度）。そのため、個人的にはとても気に入っているけれど、他のムービーと比べたときにランキングの上位には入らなかったというムービーもいくつかあります。

　そういうわけで、今回は通常のランキングをお休みして、主観100％で選んだお気に入りムービーを紹介したいと思います。題して「珠奇屋の心のツボをぎゅっと刺激するムービー特集」。ではどうぞっ。

■データの読み方
「ゲームタイトル（ブランド／DL／感想）」
・「ゲームタイトル」をクリックすると、作品の公式サイトへジャンプします。
・「DL」をクリックすると、ムービーがダウンロードできるページにジャンプします。
・「感想」をクリックすると、珠奇屋の感想のページにジャンプします。感想が無いものもあります。

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　さてさて、プロフィールにも書いてありますが、珠奇屋は「コメディ好き。学園物指向。純愛最高。予定調和万歳。ハッピーエンド至上主義」という非常にヌルい嗜好を持つオトコなので、ムービーも「明るく、温かく、優しい」雰囲気のものが好きです。

　そんな中で、今期一番のお気に入りのムービーが、これ。

■『しろクロ ～白いこころと黒いツルギ～』（ALTERNA／DL／感想）　デモムービー／MG複合型／歌：『未来へのおまじない』（片霧烈火）
　ムービー全体を包みこむ温かい雰囲気がいいですねぇ。とくに主題歌が好きで、「おでこで繋ぐ私の気持ち　ねぇキスしてみようよ」という歌を聴くたびに「くぅぅ！！　たまんねーなぁ、おいっ！」と身もだえてしまいます（笑）。淡い絵柄のキャラクターデザインもグー。ムービーとしてはごくごく平均的なMGですが、歌と絵の魅力のおかげで珠奇屋はすっかり魅了されてしまいました。金髪・ツインテール・ロリ・メガネ・ツンデレを装備したフルアーマーヒロインがたまんねーなっ、うへっ♪ってのはここだけのナイショ（これが本音か！）。

　淡いタッチのキャラクターデザイン繋がりで、次のムービーもお気に入り。

■『ぼーん・ふりーくす！』（ライアーソフト／DL／感想）　デモムービー／MG型／ムービー製作：RMG／歌：『Dreht sich!』（宮沢ゆあな）
　主題歌がカワイカッコイくてグー。余命幾ばくもないヒロインが文字通り自分の命を懸けて戦うゲームなだけに、攻撃的な歌詞が並ぶパンク・ロックなんですが、ロリータボーカルのおかげきゅいんとラブリーな萌えソングになっています。ムービーはいかにも店頭デモっぽいスタイルですが、敵も味方も、男も女も、みんなカワイくてグー。もうそれだけでグーです。ウラシルたん、ちょーかわいいっ♪　

　雰囲気が温かいムービーといえば、こちらがお気に入り。

■『ゆのはな』（PULLTOP／DL）　デモムービー／MG型／ムービー製作：RMG／歌：『冬だより』（原田ひとみ）
　ムービーランキングだと、演出が派手になりやすいアップテンポな主題歌のムービーが上位にランクインしがちなんですが、穏やかなムービーってのはやっぱり心地良いですね。このムービーは、雪の映像が続いていかにも寒そうなんですが、画面からはちっとも寒さを感じません。むしろ、ぽかぽかほわほわという言葉がぴったり。冬だからこそ感じられる人の温もりが伝わってくるハートウォーミングムービーです。癒されるなぁ。

　癒されるムービーといえば、こちらもそう。

■『夏音 -Ring-』（Breeze!!／DL／感想）　デモムービー／3DCG・MG複合型／ムービー製作：Iris motion graphics／歌：『True Blue』（みとせのりこ）
　みとせのりこさんの歌声はホントにいいですねぇ。民謡のような独特の抑揚には、どこか懐かしくて、穏やかで、温かな響きがあります。郷愁を感じるといったら、ちょっとおっさん臭くてイヤになっちゃうんですが（笑）。彼女の歌を聴きながら映像を眺めていると、時間がたくさんあった頃の夏の記憶を思い出してしまいます。懐かしいんだけど、ちょっと切ないみたいな。この気持ち、分かるかなぁ？　分かんねーだろうなぁ（古くてごめん（笑））。海は青く、空は青く。透き通るような青が印象的なムービーが素敵です。

　そして、最後はこのムービー。

■『夢見ヶ丘』（FlyingShine／DL／感想）　OPムービー／MG型／ムービー製作：菱野優希・茶飲／歌：『夢我夢中』（Marica）
　姉妹のいない男の子が妹や姉に幻想を抱くように、男子校出身の珠奇屋も共学に対してある種の幻想を抱いているんですが、このムービーはまさにそれを具現化した感じ。男女混合の仲良しグループってのは、現実ではなかなかお目にかかれないんでしょうが、だからこそ余計に希求しちゃうんでしょうね。“みんなで”泣いたり笑ったりといった青春群像劇が描かれたムービーには、「青い」なぁと苦笑しつつも、横目でうらやましいなぁと恨めしげな視線をつい送ってしまうのです。追体験。だから、学園物はやめられないのだ。

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　思い入れたっぷりに書いてしまいました（笑）。ここで挙げた５本のムービーは、歌やムービーの良さもさることながら、それを導火線にして珠奇屋の琴線をスパークさせたムービーです。ある意味では、「珠奇屋が選ぶ“本当の”ベストムービー」と言えるかもしれませんね。みなさんにもそんなムービーはありますか？

　以上、「珠奇屋の心のツボをぎゅっと刺激するムービー特集」でした。