「プリパラ」第71話「誕生日の約束、かしこまっ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今回は、らぁらの自宅から。らぁらの誕生日が近付いていました。
誕生日当日は、なおと一緒だと言うらぁら。プリパラでバースデイライブイベントをやらないのか、とのんは言いますが、らぁらは、今は怪盗騒ぎでそれどころではないと返します。
なおは登校中、ケーキ屋のケーキを見て、憂いの表情を浮かべます。
ちょうどその時、らぁらがやって来ました。らぁらとなおは誕生日が同じで、毎年、一緒に祝っていました。
しかし、なおは、今年はプリパラでらぁらとバースデイライブイベントをやるものだと思い込んでいます。ですが、らぁらにそんな考えはなく、今年も一緒に祝うつもりでいます。
「誕生日は、幼稚園の頃からずーっと、なおと一緒なんだもん! ね?」
「うん!」
~ Aパート ~
その頃、ひびきは、ドリームパレードコーデを手に入れ、プリンセス候補も着々と揃ってはいるものの、ドリームパレードコーデを奪われた子達が全然へこたれていない事に違和感を感じていました。
少しして、プリパラタウンでは、めが兄ぃは、盗まれたコーデチケットの再プリントを試みたものの不可能だった事を、らぁら達に告げます。
このままでは、ドリームパレードが中止になってしまいます。みれぃ、シオンは、システムに不備があるんじゃないかと言いますが、めが兄ぃは、今のシステムは堅牢にして強固なので、それはないと返します。
しかし、らぁらに諦めの色はありません。
「ドリチケがないのなら、取り戻せばいいんだよ! みんなで力を合わせれば、何とかなる! ね?」
その言葉を聞いたみれぃ達やめが兄ぃも、諦めずに頑張ろうと盛り上がります。
しばらくして、クマとウサギは、らぁら以外の5人を集めて緊急会議を行っていました。
内容は、らぁらのバースデイイベントについて。自分達でらぁらの誕生日を盛り上げて、ジーニアスに見せつけて悔しい思いをさせるのが狙いです。ドロシーは、あの怪盗ナルシストは毎年寂しい誕生日を送っているに違いない、と笑います。
この「ナルシスト」という言葉に、みれぃとシオンは、ひびきとジーニアスは同一人物じゃないかと考えるものの、すぐに違うと判断します。
ドロシーの提案で、ドリームシアターを貸し切って盛大に祝う事が決まりました。
少しして、らぁらにも、ドリームシアターを貸し切ってのバースデイイベントを行う事が伝わりました。だけど、なおと一緒に祝いたい気持ちもあるらぁらは、全国の11月生まれの子達を祝おうと提案します。
その頃、なおは自宅で、らぁらへの誕生日プレゼントを作っていました。
ちょうどその時、プリパラTVで、バースデイイベントの告知が行われていました。お祝いするのは、らぁらだけではなく、全国の11月生まれの子達という事も告げます。もちろん、なおも、このイベントで祝うつもりです。
後日、みれぃは、生徒会日誌を届けに、学園長室に来ました。
「誕生日ライブだって? お気楽なものだな。冬のグランプリも近いというのに。」
「毎日、歌やダンスの練習はしてますから。」
「無駄じゃないかな?」
「お言葉ですが、努力は無駄ではありません! 校則第301条にもあります! 『努力は、必ず報われる』!」
「そうだったね。学園長代理として、君と仲間達が勝利する事を願っているよ。」
「そうですか! じゃあ、失礼します!」
おお! 「301」=「みれぃ」で「努力は、必ず報われる」ときましたか。なかなかニクい事しますね。
という事は、9月のゲーム記事で考えた校則301条ネタがボツに・・・。何という事だ・・・、グフッ・・・。(笑 & どういうネタにしたかは、その記事の最後の方をご覧下さい)
そして、イベント当日、沢山の11月生まれの子がプリパラタウンに集まっていました。
ちなみに、あじみも11月生まれ。「文化の日」である11月3日が誕生日です。
しかし、全国の11月生まれとくれば、その数は膨大であり、すぐに、らぁらは、もみくちゃになります。
そんな中、なおもプリパラタウンにやって来ましたが、あまりの人の多さに近付けません。
~ Bパート ~
そして、バースデイイベントが行われました。
「全国の11月生まれの皆さん! 今日は皆さんが主役です! テレビの前のあなたも、みんなで・・・、」
『かしこめでとうー!!』
その後、色んなアイドルやマスコット達がイベントを盛り上げました。
途中、New&Mewの大ファンである、あろまとみかんはサインを求めます。
おお、46話の回想をこう繋げるとは、またしてもニクい事を・・・。
そして、これは、もしかしたら、禎子&New&Mew&アロマゲドンの5人チームが結成される日が近いのかも!? あの衣装に取り込まれるあろま&みかんも見てみたいですね。(笑)
また、ひびきも、TVを通じてこのイベントを見ていましたが、不快さを感じます。手から落ちたティーカップは、執事の安藤がキャッチ。
おお、ナイスキャッチ。さすが、最高のプリンスの執事。そうか、どうしても、69話感想で書いた「お前は今まで割ったティーカップの数をおぼえているのか?」というセリフを言わせたくないのか。(笑)
誕生日といえば、ひびきも先日、誕生パーティーが行われたようで、世界中のファンから沢山のプレゼントをもらったとの事。
ホテルの地下に貯蔵されていますが、ひびきは適当に処分するよう安藤に指示します。
一方、パーティーは楽しく進行し、栄子も、らぁらの誕生日を祝います。不格好ではありますが、プレゼントも。
その頃、なおは自宅で、らぁらが沢山の子にお祝いされているのをTVで見ていました。
「らぁら、良かったね。みんなにお祝いしてもらって。おめでとう。」
らぁらは、なおがいない事が気になります。らぁらは、忘れ物を取ってくるとごまかして、会場を出ます。
らぁらは、プリパラタウンを駆け回って、なおを探しますが、どこにもいません。少しして、らぁらは、プリパラタウンを出ました。
一方、なおは、らぁらと初めて出会った幼稚園生の時を思い出していました。
「ねえ、なおちゃん、11がつうまれなんだって? なんにちうまれ?」
「はちゅか(20日)。」
「ええー、すごい! らぁらも、はちゅかー!」
「ほんとー!?」
「うん! らぁら! まなからぁら! よろしくね!」
「うん!」
そして、誕生日では、一緒にお祝いしていました。
「なお、これからも、ずっとずっと、ずーっと、おたんじょうびは、いっしょにおいわいしようね!」
「うん、やくそくね!」
「かちこまっ!」
毎年、一緒に誕生日を祝っているうちに、らぁらからもらったパラガッパの人形もだいぶ増えました。
そうこうしているうちに、らぁらが、なおの家に来ました。
「らぁら、何で!?」
「こっちこそ、何でだよー・・・。すっごく探したんだから・・・。約束したじゃない! 誕生日は毎年、ずーっと、なおと一緒だって!」
「だって・・・、らぁら、人気者になっちゃったから・・・。今までみたいにはいかないのかなって・・・、だから、1人で、誕生日やってた・・・。」
「何で、そういう事、勝手に決めちゃうかな・・・。」
「だって、バースデイイベントは? ライブだって・・・。」
「ライブも大事だけど、なおは、もっと大事だもん!」
「らぁら・・・。」
そして、らぁらとなおは、互いにプレゼントを渡します。
その後、なおは、らぁらの手をとって、プリパラタウンに向かいます。パーティー会場にいる子達は、らぁらの事を待ち望んでいますし。
少しして、プリパラタウンに到着。なおはらぁらに、ライブ頑張ってと見送ります。
そして、らぁらは、みれぃ達と再会し、バースデイライブに臨みます。
コーデは、らぁらは「ラッキー!サプライズ☆バースデーコーデ」、みれぃとそふぃは「ニコニコ!サプライズ☆バースデーコーデ」、シオン、ドロシー、レオナは「ドキドキ!サプライズ☆バースデーコーデ」。
曲は「ラッキー!サプライズ☆バースデイ」。
「届いたよ、らぁらの気持ち。今までで一番素敵な誕生日だった! ありがとう!」
『ドキドキ! バースデーパーティー!』
その後、らぁらは、会場の皆と一緒に、バースデイケーキを食べ合います。
今回のエンディングは、特別バージョン。タイトルは「Thank You♡Birthday」。8月下旬に発売された「プリパラ アイドルソング♪コレクションbyそらマゲドン・み」に収録されている曲です。
映像は、1期も含めた過去回のシーンがいくつか出されていました。以下、その一部シーンのキャプチャー画像です。せっかくですので、どこの回で出て、どういうシーンで使われたかも記述しておきます。
53話より。らぁらのデビューライブ1周年イベントで母が明かした昔の思い出。
53話より。上と同じです。
1話より。プリパラに憧れるらぁらとなお。
1話より。らぁらが初めてプリパラタウンに。
1話より。みれぃと組んで、初めてのライブに。
12話より。SoLaMi SMILE結成。
25話より。校長とらぁらの母が、20年以来の仲を取り戻す。
25話より。SoLaMi Dressingとして、クリスマスライブに。
35話より。ファルルとトモチケをパキろうにも、バグにより、ファルルが機能停止に。
37話より。ファルル復活ライブ。
50話より。ふわりとの初めての出会い。
8話より。なおと仲直りして、校長に没収されたなおのプリチケを取り戻す事を約束。
「み~んな、友達! み~んな、アイドル!」
一方、その様子を見ていたひびきは、安藤にテレビを消すよう指示。
「分かったぞ・・・。お前が原因だったのか・・・。真中らぁら・・・。コイツは、天才でもバカでも語尾でもない。僕の敵だ・・・!」
今回は、これで終了です。
次回:「かしこまミステリー プリパラ連続ダ・ヴィンチ事件」
プリパラTV局内でリナちゃんが何者かに襲われる事件が発生しました。プリパラポリスの3人が早速捜査を開始するものの、何とも頼りなく、みれぃとシオンもコンビを組んで独自に捜査を進める事に。
一方、ひびきは執事の安藤を使って暗躍を始めていました。ひびきは安藤に何をさせようとしているのか?
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
らぁらのバースデーイベントが開かれ、らぁらは、同じ誕生日である親友のなおと一緒に幸せな一日を過ごしました。
8話ほどの神回ではなかったと思いますが、ライブシーンでは、なおと一緒に誕生日を盛り上げたり、エンディングも特別曲と、演出面はすごく良かったと感じています。また、ただのお祝い回とはならず、深い考察要素ももたらしてくれたのも、グッドでした。
そして、今回の画像数は、なんと101枚に! 63話感想以来の100枚超えとなりました。
ったく、感動回め。私に大仕事させやがって・・・(笑)。まあ、でも、編集していてすごく楽しかったです!
それに、このブログのプリパラ感想は、画像があってナンボだと感じている読者が多いんじゃないかと思うと、手は抜けないですね。良いと思った画像をジャンジャン載せて、読者の皆様を楽しませる。それが私の使命だと変に感じちゃってます。(笑)
今後も、今回のような大仕事をさせる回が来るんじゃないかと脅えつつも(笑)、楽しく編集して、やりがいを感じたいと思います!
さてと、どうでもいい語りはこのくらいにして、今回の考察感想に入りますか。
今回のテーマは、「子供の純粋な想い」でしょうか。
ここまで何度も言われてる通り、プリパラは、「女の子達の憧れの場所」です。何をもって「憧れ」と感じるかは多種多様であり、可愛いコーデを沢山着れる、色んなスイーツを食べられる、沢山の子達と友達になれる、ライブに出て沢山の人に自分の歌を響かせたい、などといったように様々な楽しみ方があります。
しかし、どんな憧れを持とうと、そこには、損得勘定では測れない「子供の純粋な想い」が詰まっているのでしょう。
そして、その「純粋な想い」には、今回のタイトルにもあった「約束」も含まれているのだと思いますね。
「約束」といえば、1期序盤では割と多く出ていた言葉であり、2話のタイトルにもあれば、4話、8話にもありました。33話ではファルルと約束をするどころか、指切りまでしていました。
しかし、こういうのって、大人になったら、なかなかやりませんよね。大人は、子供と違って、できる事、できない事の区別がつくために、客観的に見てできない事と分かれば、約束なんてしないものです。それに、自分にとって不利益だと分かれば、反故にしてしまう事だってあり、「約束」を下らないものと考える大人も少なくないでしょう。
だけど、子供達はそういう計算ができないんですよね。だから、大人が客観的に見て、約束を守るのが無理そうだと分かっても、子供達は約束を守ろうと頑張るものであり、約束が守れずにケンカになる事もよくある話です。
しかし、子供達にとっては、約束を守る事が重要ではありません。約束を守れなかったら、しっかり謝って、そして、謝った子の善意を認めて、更なる友情を築く事が大事ですよね。
損得勘定ができないからこそ、子供達の「約束」は美しいのであって、そこには、「子供の純粋な想い」が込められているのだと思います。
そして、その「約束」を優先したらぁらは、改めて、友達想いですごい子だな、と感心しました。
らぁらは、「アイドルドリームグランプリ」で2回も優勝した超有名アイドルで、53話では、デビュー1周年イベントまで設けられたほどであり、今話でも、当初はらぁら1人だけを祝おうと考えられていました。
だけど、らぁらは、有名アイドルである前に、1人の女の子だと自覚して、親友との約束を第一に考えたり、自分だけでなく11月生まれの子を全員祝うパーティーにしようと考えたりしたのは、この子らしくて素敵だと思いました。そんならぁらは、このパラジュクで最も「子供の純粋な想い」を持っている子なのかもしれませんね。
そんならぁらがいる限り、プリパラはいつまでも「女の子達の憧れの場所」であり続けるでしょう。
その一方、ひびきは、ラストで、らぁらを敵とみなした事で、だいぶ面白くなってきたと思います。
今のひびきにないのは、「子供の純粋な想い」なんでしょうね。まあ、正確に言えば、「なくなってしまった」のかもしれませんが。
ひびきは、パプリカ財閥の御曹司だったゆえ、幼い頃から豪華なパーティーに出ては、多くの大物達と出会っているのでしょう。「最高のプリンス」の称号を得てからは、さらに多くの者達が言い寄ってきたと思われます。
だけど、その者達は皆、損得勘定で近付いてきた者ばかりなのでしょう。彼らは、ひびきと親しくなる事を目的としているのではなく、本当に興味があるのは、財閥の後ろ楯みたいなものなのかもしれません。財閥の御曹司とコネを作っておけば、いざという時にパプリカ財閥が支援してくれて、有利になるだろう、みたいな。
いつしか、ひびきは、その事が分かって、自分に近付いてくる者達に嫌気を感じるようになったのでしょう。だから、Bパートで、世界中のファンから届いた誕生日プレゼントに真心がない事が分かっていて、執事の安藤に処分を指示したのでしょうね。55話のひびきとふわりのデートで、ひびきが言っていた「言い寄る女は、まがい物ばかり」というのも本当の事だと思います。
それだけに、ふわりのナチュラルさは、心の拠り所だったのでしょう。だけど、一刻も早く「プリンセス」に仕立てようと焦り過ぎたのが、良くなかったのでしょうね。
ひびきは、世界的財閥の御曹司に加えて、「天才」なために、周りの人々と比べて、多くのものを持っていますが、しかし、それゆえに、「子供の純粋な想い」は持っていなく、それを多大に持っているらぁらが許せないのでしょう。いわゆる嫉妬みたいなものですね。
そんなひびきが今後、らぁらにどう近付いていくのか、そして、らぁらの「純粋な想い」に触れて、どう変わっていくのか、注目したいと思います。
~ オープニング前 ~
今回は、らぁらの自宅から。らぁらの誕生日が近付いていました。
誕生日当日は、なおと一緒だと言うらぁら。プリパラでバースデイライブイベントをやらないのか、とのんは言いますが、らぁらは、今は怪盗騒ぎでそれどころではないと返します。
なおは登校中、ケーキ屋のケーキを見て、憂いの表情を浮かべます。
ちょうどその時、らぁらがやって来ました。らぁらとなおは誕生日が同じで、毎年、一緒に祝っていました。
しかし、なおは、今年はプリパラでらぁらとバースデイライブイベントをやるものだと思い込んでいます。ですが、らぁらにそんな考えはなく、今年も一緒に祝うつもりでいます。
「誕生日は、幼稚園の頃からずーっと、なおと一緒なんだもん! ね?」
「うん!」
~ Aパート ~
その頃、ひびきは、ドリームパレードコーデを手に入れ、プリンセス候補も着々と揃ってはいるものの、ドリームパレードコーデを奪われた子達が全然へこたれていない事に違和感を感じていました。
少しして、プリパラタウンでは、めが兄ぃは、盗まれたコーデチケットの再プリントを試みたものの不可能だった事を、らぁら達に告げます。
このままでは、ドリームパレードが中止になってしまいます。みれぃ、シオンは、システムに不備があるんじゃないかと言いますが、めが兄ぃは、今のシステムは堅牢にして強固なので、それはないと返します。
しかし、らぁらに諦めの色はありません。
「ドリチケがないのなら、取り戻せばいいんだよ! みんなで力を合わせれば、何とかなる! ね?」
その言葉を聞いたみれぃ達やめが兄ぃも、諦めずに頑張ろうと盛り上がります。
しばらくして、クマとウサギは、らぁら以外の5人を集めて緊急会議を行っていました。
内容は、らぁらのバースデイイベントについて。自分達でらぁらの誕生日を盛り上げて、ジーニアスに見せつけて悔しい思いをさせるのが狙いです。ドロシーは、あの怪盗ナルシストは毎年寂しい誕生日を送っているに違いない、と笑います。
この「ナルシスト」という言葉に、みれぃとシオンは、ひびきとジーニアスは同一人物じゃないかと考えるものの、すぐに違うと判断します。
ドロシーの提案で、ドリームシアターを貸し切って盛大に祝う事が決まりました。
少しして、らぁらにも、ドリームシアターを貸し切ってのバースデイイベントを行う事が伝わりました。だけど、なおと一緒に祝いたい気持ちもあるらぁらは、全国の11月生まれの子達を祝おうと提案します。
その頃、なおは自宅で、らぁらへの誕生日プレゼントを作っていました。
ちょうどその時、プリパラTVで、バースデイイベントの告知が行われていました。お祝いするのは、らぁらだけではなく、全国の11月生まれの子達という事も告げます。もちろん、なおも、このイベントで祝うつもりです。
後日、みれぃは、生徒会日誌を届けに、学園長室に来ました。
「誕生日ライブだって? お気楽なものだな。冬のグランプリも近いというのに。」
「毎日、歌やダンスの練習はしてますから。」
「無駄じゃないかな?」
「お言葉ですが、努力は無駄ではありません! 校則第301条にもあります! 『努力は、必ず報われる』!」
「そうだったね。学園長代理として、君と仲間達が勝利する事を願っているよ。」
「そうですか! じゃあ、失礼します!」
という事は、9月のゲーム記事で考えた校則301条ネタがボツに・・・。何という事だ・・・、グフッ・・・。(笑 & どういうネタにしたかは、その記事の最後の方をご覧下さい)
そして、イベント当日、沢山の11月生まれの子がプリパラタウンに集まっていました。
ちなみに、あじみも11月生まれ。「文化の日」である11月3日が誕生日です。
そんな中、なおもプリパラタウンにやって来ましたが、あまりの人の多さに近付けません。
~ Bパート ~
そして、バースデイイベントが行われました。
「全国の11月生まれの皆さん! 今日は皆さんが主役です! テレビの前のあなたも、みんなで・・・、」
『かしこめでとうー!!』
その後、色んなアイドルやマスコット達がイベントを盛り上げました。
ファルルがガァルルのモノマネをしていますが、見せられません。(笑)
おお、46話の回想をこう繋げるとは、またしてもニクい事を・・・。
そして、これは、もしかしたら、禎子&New&Mew&アロマゲドンの5人チームが結成される日が近いのかも!? あの衣装に取り込まれるあろま&みかんも見てみたいですね。(笑)
また、ひびきも、TVを通じてこのイベントを見ていましたが、不快さを感じます。手から落ちたティーカップは、執事の安藤がキャッチ。
誕生日といえば、ひびきも先日、誕生パーティーが行われたようで、世界中のファンから沢山のプレゼントをもらったとの事。
ホテルの地下に貯蔵されていますが、ひびきは適当に処分するよう安藤に指示します。
一方、パーティーは楽しく進行し、栄子も、らぁらの誕生日を祝います。不格好ではありますが、プレゼントも。
その頃、なおは自宅で、らぁらが沢山の子にお祝いされているのをTVで見ていました。
「らぁら、良かったね。みんなにお祝いしてもらって。おめでとう。」
らぁらは、なおがいない事が気になります。らぁらは、忘れ物を取ってくるとごまかして、会場を出ます。
らぁらは、プリパラタウンを駆け回って、なおを探しますが、どこにもいません。少しして、らぁらは、プリパラタウンを出ました。
一方、なおは、らぁらと初めて出会った幼稚園生の時を思い出していました。
「ねえ、なおちゃん、11がつうまれなんだって? なんにちうまれ?」
「はちゅか(20日)。」
「ええー、すごい! らぁらも、はちゅかー!」
「ほんとー!?」
「うん! らぁら! まなからぁら! よろしくね!」
「うん!」
そして、誕生日では、一緒にお祝いしていました。
「うん、やくそくね!」
「かちこまっ!」
毎年、一緒に誕生日を祝っているうちに、らぁらからもらったパラガッパの人形もだいぶ増えました。
そうこうしているうちに、らぁらが、なおの家に来ました。
「らぁら、何で!?」
「こっちこそ、何でだよー・・・。すっごく探したんだから・・・。約束したじゃない! 誕生日は毎年、ずーっと、なおと一緒だって!」
「何で、そういう事、勝手に決めちゃうかな・・・。」
「だって、バースデイイベントは? ライブだって・・・。」
「ライブも大事だけど、なおは、もっと大事だもん!」
「らぁら・・・。」
その後、なおは、らぁらの手をとって、プリパラタウンに向かいます。パーティー会場にいる子達は、らぁらの事を待ち望んでいますし。
少しして、プリパラタウンに到着。なおはらぁらに、ライブ頑張ってと見送ります。
そして、らぁらは、みれぃ達と再会し、バースデイライブに臨みます。
コーデは、らぁらは「ラッキー!サプライズ☆バースデーコーデ」、みれぃとそふぃは「ニコニコ!サプライズ☆バースデーコーデ」、シオン、ドロシー、レオナは「ドキドキ!サプライズ☆バースデーコーデ」。
「届いたよ、らぁらの気持ち。今までで一番素敵な誕生日だった! ありがとう!」
その後、らぁらは、会場の皆と一緒に、バースデイケーキを食べ合います。
今回のエンディングは、特別バージョン。タイトルは「Thank You♡Birthday」。8月下旬に発売された「プリパラ アイドルソング♪コレクションbyそらマゲドン・み」に収録されている曲です。
映像は、1期も含めた過去回のシーンがいくつか出されていました。以下、その一部シーンのキャプチャー画像です。せっかくですので、どこの回で出て、どういうシーンで使われたかも記述しておきます。
53話より。らぁらのデビューライブ1周年イベントで母が明かした昔の思い出。
53話より。上と同じです。
1話より。プリパラに憧れるらぁらとなお。
1話より。らぁらが初めてプリパラタウンに。
1話より。みれぃと組んで、初めてのライブに。
12話より。SoLaMi SMILE結成。
25話より。校長とらぁらの母が、20年以来の仲を取り戻す。
25話より。SoLaMi Dressingとして、クリスマスライブに。
35話より。ファルルとトモチケをパキろうにも、バグにより、ファルルが機能停止に。
37話より。ファルル復活ライブ。
50話より。ふわりとの初めての出会い。
8話より。なおと仲直りして、校長に没収されたなおのプリチケを取り戻す事を約束。
「み~んな、友達! み~んな、アイドル!」
一方、その様子を見ていたひびきは、安藤にテレビを消すよう指示。
「分かったぞ・・・。お前が原因だったのか・・・。真中らぁら・・・。コイツは、天才でもバカでも語尾でもない。僕の敵だ・・・!」
今回は、これで終了です。
次回:「かしこまミステリー プリパラ連続ダ・ヴィンチ事件」
プリパラTV局内でリナちゃんが何者かに襲われる事件が発生しました。プリパラポリスの3人が早速捜査を開始するものの、何とも頼りなく、みれぃとシオンもコンビを組んで独自に捜査を進める事に。
一方、ひびきは執事の安藤を使って暗躍を始めていました。ひびきは安藤に何をさせようとしているのか?
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
らぁらのバースデーイベントが開かれ、らぁらは、同じ誕生日である親友のなおと一緒に幸せな一日を過ごしました。
8話ほどの神回ではなかったと思いますが、ライブシーンでは、なおと一緒に誕生日を盛り上げたり、エンディングも特別曲と、演出面はすごく良かったと感じています。また、ただのお祝い回とはならず、深い考察要素ももたらしてくれたのも、グッドでした。
そして、今回の画像数は、なんと101枚に! 63話感想以来の100枚超えとなりました。
ったく、感動回め。私に大仕事させやがって・・・(笑)。まあ、でも、編集していてすごく楽しかったです!
それに、このブログのプリパラ感想は、画像があってナンボだと感じている読者が多いんじゃないかと思うと、手は抜けないですね。良いと思った画像をジャンジャン載せて、読者の皆様を楽しませる。それが私の使命だと変に感じちゃってます。(笑)
今後も、今回のような大仕事をさせる回が来るんじゃないかと脅えつつも(笑)、楽しく編集して、やりがいを感じたいと思います!
さてと、どうでもいい語りはこのくらいにして、今回の考察感想に入りますか。
今回のテーマは、「子供の純粋な想い」でしょうか。
ここまで何度も言われてる通り、プリパラは、「女の子達の憧れの場所」です。何をもって「憧れ」と感じるかは多種多様であり、可愛いコーデを沢山着れる、色んなスイーツを食べられる、沢山の子達と友達になれる、ライブに出て沢山の人に自分の歌を響かせたい、などといったように様々な楽しみ方があります。
しかし、どんな憧れを持とうと、そこには、損得勘定では測れない「子供の純粋な想い」が詰まっているのでしょう。
そして、その「純粋な想い」には、今回のタイトルにもあった「約束」も含まれているのだと思いますね。
「約束」といえば、1期序盤では割と多く出ていた言葉であり、2話のタイトルにもあれば、4話、8話にもありました。33話ではファルルと約束をするどころか、指切りまでしていました。
しかし、こういうのって、大人になったら、なかなかやりませんよね。大人は、子供と違って、できる事、できない事の区別がつくために、客観的に見てできない事と分かれば、約束なんてしないものです。それに、自分にとって不利益だと分かれば、反故にしてしまう事だってあり、「約束」を下らないものと考える大人も少なくないでしょう。
だけど、子供達はそういう計算ができないんですよね。だから、大人が客観的に見て、約束を守るのが無理そうだと分かっても、子供達は約束を守ろうと頑張るものであり、約束が守れずにケンカになる事もよくある話です。
しかし、子供達にとっては、約束を守る事が重要ではありません。約束を守れなかったら、しっかり謝って、そして、謝った子の善意を認めて、更なる友情を築く事が大事ですよね。
損得勘定ができないからこそ、子供達の「約束」は美しいのであって、そこには、「子供の純粋な想い」が込められているのだと思います。
そして、その「約束」を優先したらぁらは、改めて、友達想いですごい子だな、と感心しました。
らぁらは、「アイドルドリームグランプリ」で2回も優勝した超有名アイドルで、53話では、デビュー1周年イベントまで設けられたほどであり、今話でも、当初はらぁら1人だけを祝おうと考えられていました。
だけど、らぁらは、有名アイドルである前に、1人の女の子だと自覚して、親友との約束を第一に考えたり、自分だけでなく11月生まれの子を全員祝うパーティーにしようと考えたりしたのは、この子らしくて素敵だと思いました。そんならぁらは、このパラジュクで最も「子供の純粋な想い」を持っている子なのかもしれませんね。
そんならぁらがいる限り、プリパラはいつまでも「女の子達の憧れの場所」であり続けるでしょう。
その一方、ひびきは、ラストで、らぁらを敵とみなした事で、だいぶ面白くなってきたと思います。
今のひびきにないのは、「子供の純粋な想い」なんでしょうね。まあ、正確に言えば、「なくなってしまった」のかもしれませんが。
ひびきは、パプリカ財閥の御曹司だったゆえ、幼い頃から豪華なパーティーに出ては、多くの大物達と出会っているのでしょう。「最高のプリンス」の称号を得てからは、さらに多くの者達が言い寄ってきたと思われます。
だけど、その者達は皆、損得勘定で近付いてきた者ばかりなのでしょう。彼らは、ひびきと親しくなる事を目的としているのではなく、本当に興味があるのは、財閥の後ろ楯みたいなものなのかもしれません。財閥の御曹司とコネを作っておけば、いざという時にパプリカ財閥が支援してくれて、有利になるだろう、みたいな。
いつしか、ひびきは、その事が分かって、自分に近付いてくる者達に嫌気を感じるようになったのでしょう。だから、Bパートで、世界中のファンから届いた誕生日プレゼントに真心がない事が分かっていて、執事の安藤に処分を指示したのでしょうね。55話のひびきとふわりのデートで、ひびきが言っていた「言い寄る女は、まがい物ばかり」というのも本当の事だと思います。
それだけに、ふわりのナチュラルさは、心の拠り所だったのでしょう。だけど、一刻も早く「プリンセス」に仕立てようと焦り過ぎたのが、良くなかったのでしょうね。
ひびきは、世界的財閥の御曹司に加えて、「天才」なために、周りの人々と比べて、多くのものを持っていますが、しかし、それゆえに、「子供の純粋な想い」は持っていなく、それを多大に持っているらぁらが許せないのでしょう。いわゆる嫉妬みたいなものですね。
そんなひびきが今後、らぁらにどう近付いていくのか、そして、らぁらの「純粋な想い」に触れて、どう変わっていくのか、注目したいと思います。
感動をありがとう。
そして、お誕生日おめでとう。
らぁら、なおちゃん。
プリパラ 豆知識
>らぁら
11月20日が誕生日ちなみにピザの日でする
ちなみにコスモ姉さんは 9月12日(宇宙の日)
さすがコズミック
>パラガッパの人形
段々 完成度が増してるし まぁなおちゃんのリボン
5歳児であの完成度もすごいけど これはコーデ
デサイナになるフラグかな。
>ひびきは、ラストで、らぁらを敵とみなした事で、だいぶ面白くなってきたと思います。
らぁらの才能を見るけない ひびきさん無能だな。
二度もベル鳴らしてるけど まぁドロシもなんだけど
ドロシも覚醒するのかな。
今回もコメント、ありがとうございます!
やはり、「ライブも大事だけど、なおは、もっと大事だもん!」というセリフは良かったですよね。
自分が有名アイドルというプロ意識よりも、幼い頃からの親友との「約束」を守る。これこそ、子供のあるべき姿だと思い、素敵だと感じました。
「らぁらとなおの誕生日は同じ」という設定をフル活用して大きな感動に繋げたスタッフ様達には、盛大な拍手を送りたいです。
今回もコメント、ありがとうございます!
>コスモ姉さん(の誕生日)は9月12日(宇宙の日)
そういえば、この日って、62話の放映日だったんですよね。なのに、出番なしとか、コスモ涙目。(笑)
まあ、年齢を考えると、誕生日を祝われても、そこまで嬉しくはなかったでしょうけどね。(笑)
>らぁらの才能を見る目ないひびきさん無能だな
早ければ、24.5時間TVの回(63話)で、らぁらが敵だと気付けたんでしょうけどね。ただ、あじみのキャラ掘り下げや「プリパラポリス&ナースコーデセット」の販促とかを考えると、あの回でらぁらを敵と捉えても、大がかりな事はできず、あまり意味はなかったのでしょう。
まあ、何にしても、今話ラストのあの展開でストーリーが大きく進みそうで、今後が楽しみです。