「プリパラ」第73話「彼女がデビューする日」の感想です。
~ Aパート ~
前話の続きです。
らぁら達が行き着いた先は、プリズムストーンの向かい。「サマードリームアイドルグランプリ」のお披露目ライブ前に閉店となったハンバーガー屋です。
みれぃは、その時に安藤がここに行こうとしていた事を思い出しました。また、ここにあるパソコンには、らぁら達の姿が映し出されています。
これを映しているのは、例の紫の蝶。らぁら達は、この蝶にカメラが仕込まれている事を知ります。そして、ジーニアスは、このパソコンでシステムを侵入して、プリパラに入った事も。
また、パソコンに描かれている紋章はひびきのものだと、ふわりは言います。これで、怪盗ジーニアスの正体がひびきである事が分かりました。
その頃、大急ぎでパラジュクに向かっているめが兄ぃは、クマとウサギから、ジーニアスの正体がひびきである事を知りました。
らぁら達とマスコット達は、ひびきが来るのを待ち伏せます。
少しして、ひびきを乗せた車がハンバーガー屋の前に到着。らぁら達は、ひびきを捕まえようと意気込みますが、ひびきは反対方向、すなわち、プリズムストーンに入りました。
これには予想外ならぁら達。ここを出て、プリズムストーンに行こうとしますが、外から鍵がかかっていて出られません。
今はシリアスな展開なのに、この変顔は何やねん。しかも、みれぃやシオンもこれとか、前話でなかなかの推察力を見せても、スタッフ様のギャグパワーの前には無力って証明なんでしょうね、きっと。(笑)
ひびきは、プリチケを受付めが姉ぇに渡しました。
すぐに、受付めが姉ぇは、ひびきのブランドを分析。ひびきのブランドは「ブリリアントプリンス」。今まで誰も着られなかった、本物のセレブしか着こせないという、セレブ中のセレブブランドです。
登録完了し、プリパラタウンに。
ひびきは、近くにいる女の子達に紫のバラを渡してファンサービス。多くの女の子達からの注目を浴びます。
その後、ひびきは、ライブのエントリー。マネージャーはいませんが、問題なくエントリーできました。
ちょうどその頃、めが兄ぃは、オペレーションルームに戻り、自分がいなかった時に何をされたかを調べていました。ホログラメーションを操作して流れ星を出現させただけだと知ります。
一方、ひびきを捕まえにプリパラタウンに戻ったらぁら達は、ライブ会場の熱気に驚きます。
「空かける翼、ひるがえる時、闇に現れし、一輪のカサブランカ。我が名は、怪盗ジーニアス。」
すぐに、ジーニアスは、本当の姿を観客に見せました。
「どうも、紫京院ひびきです。」
ひびきはジーニアスとして暗躍していた事を明かしますが、観客達の多くは、ジーニアスがひびきだった事を信じていません。観客達は、早く記念すべき男子ライブをやってほしいと言いますが・・・、
「あ、ちなみに僕は、女です。」
と、ひびきは言いました。
直後、会場に静寂が。
「もう一度言いましょうか? 僕は女です。出生証明書。」
その後、会場には驚きの声が響き渡りました。
何という事だ・・・。ふわりの目が死んでもうた・・・。まあ、55話のデートの相手が実は女だったと知れば無理もないでしょうけど。18話のレオナといい、見た目と実際の性別が違う事が明かされた時の驚きが、すさまじいですなあ。(笑)
めが兄ぃは、ひびきを捕まえる意思が失せていました。それは、ひびきは女性で、正当にゲートインしたアイドルであり、めが兄ぃは、そんなアイドルを守らなければならない立場にあるから。
「では、やっと愛するプリパラのステージに立った僕のメッセージを聞いて下さい。」
曲は、「純(ピュ)・アモーレ・愛」。
メイキングドラマは、「サファイア革命純真乱舞」。
そして、サイリウムチェンジ、・・・ではなく、エアリーチェンジ。
ライブ終了。観客達はもちろん、らぁら達も、ひびきのライブのすごさに見とれていました。
~ Bパート ~
その後、ひびきは、ファルルの元に来ました。
ファルルは、ひびきに会う事ができて、嬉しく感じます。しかし、何か思うところがあるようで?
ちょうどその時、部屋の外から声が。ひびきは、みれぃ達の語尾に頭を痛めます。
ファルルは、そんなひびきを「まほちゃん」と呼んで心配します。「まほちゃん」というのは、「魔法使い(まほうつかい)」からとったもの。
その後、らぁら達は、ひびきとファルルのいる部屋に入ろうとしていましたが、二手に分かれて入れられました。
というのは、ひびきは語尾にデリケートなために、語尾キャラ達を隔離したいから。みれぃ、あじみ、マスコット達は、語尾ルームに閉じ込められました。
直後、ひびきはらぁら達に、これまで盗んだ「ドリームパレードコーデ」を見せます。
らぁらはファルルに、ひびきは悪い人だと言いますが、ファルルは、そんな事ないとひびきを擁護し、ひびきのチームに入りたいとも言います。
ひびきは、「まほちゃん」と呼ばれる事には、頭を痛めるものの、とりあえず、らぁら達と話し合います。
ひびきは、これまで盗んだ「ドリームパレードコーデ」を賭けて、「ウインタードリームアイドルグランプリ」で自分と勝負してほしいと言います。しかも、ひびきは、ここにいる誰にも負けないほどプリパラを愛していると自信満々に言います。
らぁらも、自分だってプリパラを愛していると反論。これに対し、ひびきは、その愛がどちらが強いか賭けたいと冷静に返します。
「予定が狂って少々時間がかかったが、僕は、僕の理想とする天才チームを作り、君達は、君達のチームを作り、戦おう、本気で。愛が強い方が勝てるはずだ。」
おい、ヤギコスをしている安藤。お前は引っ込め! 笑いのツボにジワジワくるわ!(笑)
その姿じゃなきゃ、ここにいられないんだろうけど、ひびき達がすごくシリアスな話をしてるんだから、TPOを弁えてくれ。それでも、「最高のプリンス」の執事っすか?(笑)
直後、ドロシーは、高校生のひびきが小中学生の自分達に本気で戦うなんて恥ずかしくないのかと言いますが、しかし、手加減して戦って勝っても価値はありません。
ひびきは、自分が勝ったら「改革」させてほしいと言います。
その直後、ひびきは、1話の冒頭にも出ていたSAINTS(セインツ)のライブを見せます。
彼女達は、少し前の神アイドル。彼女達の時代は、誰もが認める実力の持ち主だけがステージに立っていて、最高だったと、ひびきは賞賛します。
しかし、今は、神アイドルは誰もいなく、素人集団も同然だと思っており、ひびきは、あの頃の復活を夢見ています。
「素人で何がいけないんですか!? み~んな、友達! み~んな、アイドル! そこが、プリパラの良いところなんです! みんな頑張ってランクアップを目指すの! そこが良いとこなんです! いつか神アイドルになって届きます!」
しかし、ひびきは、自分の介入がなければ誰もランクアップしていないと指摘。これでは勝負する必要もないと、ひびきは呆れます。
ですが、ファルルは、「ドリームパレードコーデ」を返すよう言います。
「みんなのドリチケとったなら、返してあげて。チケットは、アイドルの身体のようなものよ。ファルルの身体も、プリチケでできてたの。」
ひびきにとっては納得できない意見であるものの、気に入っているプリンセスの思いを無下にする事もできません。
そこで、アイドル検事みれぃの出番。ひびきは「ドリームパレードコーデ」を返すべきかどうかのジャッジを、みれぃに任せます。そして、みれぃの下した判決は・・・、
「色々ヘリクツを言っても、愛が強いからって、罪は罪! 許されるはずがないわ! 紫京院ひびきは、ドリチケを持ち主に返しなさい!」
「で、勝負の方は? まだ一度もグランプリを取っていない南みれぃ君? どちらが正しいか、はっきりさせよう!」
「もちろん、受けて立つわ! そして、私達が勝つまで、あなたの逮捕は、お預けよ!」
ひびきは、「ドリームパレードコーデ」を返します。
また、ひびきは、チャームを渡すよう、めが兄ぃに言います。ひびきのチャームは、黄色の「セレブ」。
その直後、ひびきは、多くの観客達が待ち望んでいるアンコールライブに立ちます。コーデは、「ミリタリールックコーデ」。
このままエンディングを迎え、今回は終了です。
次回:「紫京院ひびきの華麗なる日常」
ひびきは女でありながら、どうして、男として振舞っているのか?
その事に興味を持ったレオナは、ドロシーを伴ってひびきの舞台稽古の現場へ向かいました。そこで、成り行きから、ひびきの相手役を務める事に。
女のひびきが男として振舞っている理由は、何なのか?
【まとめ】
ひびきが、壮大なプリパラデビューを果たしました。
いやー、やはり、ひびきのライブは、すごかったですね。他のアイドルにはない躍動感があり、カッコ良くて力強かったと思います。
初登場から5か月半近くもライブシーンを温存し、ここまで強敵感を出してきただけの事はありますね。
そういえば、私は、今話を見る前に、ゲームで「純・アモーレ・愛」をBGMにして遊んでみましたが、ゲームでも力強さが感じられて良かったですね。
特に、最初がカッコ良さ全開でした。私が初めて遊んだ時は、まだひびきがプレイアブルキャラではなかったために、ふわりをセンターにしていたのですが、曲が始まって早々、「何!? この、ふわり『様』と言ってしまいそうなカッコ良さは!?」って動揺しちゃいました。(笑)
ひびき以外のキャラで、この曲の出だしのカッコ良さを味わいたい方は、これを機に、筐体デビューしてみましょう! ついでに、興味があれば、ひびきに「パニックラビリンス」を踊らせてみて下さい。(笑)
さて、今回のライブやゲームの感想はこのくらいにして、考察系感想に入りますか。
ひびきがプリパラデビューを果たした事で、本格的に「天才」VS「努力」の戦いの火蓋が切られたように思いますが、前々回、前回と、「子供の純粋性」をテーマにした事を思えば、さらに踏み込んで、「大人」VS「子供」の構図になっていると思いますね。
らぁら達「子供」は今は、友達と仲良く遊んだり勉強したりして、学校生活やプリパラを満喫していますが、大きくなっていけば、受験、就職、社内サバイバルなどいった競争社会に巻き込まれていきます。
そうなると、努力よりも「成果」が求められてきます。いくら「努力が必ず報われる」といっても、一定の成果を出さなければ、不利なその後が待っているのは避けられません。成果を上げるためにものすごく頑張った事を主張したところで、その者を救済してくれる訳でもなく、言い訳としか思われないものです。
努力よりも成果が求められるとなれば、努力せずとも元々の素質が高いもの、すなわち、「天才」ほど、競争社会では有利と考えがちになるのも分からなくもないんですよね。
ひびきが「天才」至高主義を掲げているのは、そんな「大人」な考えから来たものなのでしょう。子供の頃から多くの大人達と付き合った事で、早々と「子供の純粋性」が失われ、成果主義な「大人」になったのだと思われますね。
その一方、らぁら達「子供」には、成果主義よりも、楽しく仲良く頑張る事が求められるのでしょう。
そもそも、子供達は競争社会に入っている訳ではないのですから、成果主義なんて言ったところで、ピンと来ないでしょうね。中には、幼稚園、小学校、中学校を受験する子もいますけど(私的には、親が「受けさせている」というイメージが強いですが)、そういう子達は少数であり、多くの子供達にとっては、競争社会はまだ早い訳です。
「子供」に、早い段階から成果主義を求めてしまいますと、ほんのちょっとの失敗で立ち直れなくなり、成長を止めてしまう恐れがあります。子供達の可能性は大きな財産だと思うと、それは決して、良い事ではありません。
だからこそ、親や学校の先生をはじめとした大人達は、適度に叱りながらも、適度に褒めて、楽しく仲良く努力する事の大切さを「子供」に教えるものなんですよね。
その結果、「子供」は、成果を上げる事よりも、楽しく仲良く努力する事が第一と考えるのでしょう。らぁらがよく言っている「み~んな、友達! み~んな、アイドル!」は、そんな「子供」の立派な主張だと思いますね。
ひびきとらぁら達の戦いは、「天才」VS「努力」という構図以上に、ここまで述べた「大人」と「子供」の主張争いにまで昇華していると、私は思います。
どちらが勝つか、と聞かれれば、このアニメが、友情の尊さを説く女児向けアニメである以上、「子供」が勝つのでしょうけど、そう簡単には勝たせてくれないでしょう。何度か「大人」に負ける展開は訪れるかと思います。
しかし、その度に「子供」は、敗北から立ち直り、努力して、成長していくのでしょう。それが、これからの大きな見所になっていくのだと期待したいものですね。
「大人」VS「子供」における「子供」の必死な戦い様と成長を、今後しっかり見守っていきたいと思います。
今回の感想は、これで以上です。
さて、10月から放映時間帯が月曜午後6時30分となった事で、このブログのプリパラ感想は、まとめ部分を放映日当日に投稿し、ストーリー解説部分の感想を翌日に投稿していた事が何回かありましたが、以降、その形式をやめる事にしました。
というのは、デメリットが多いと感じたためです。
まず、思ったのは、感想を書く時間が余計にかかっている事ですね。最初からまとめ部分を書くよりも、ストーリー解説部分を書きながらの方が、考察系感想が上手くまとまっているな、と感じました。
他には、検索サイトで最新話感想検索(たとえば、72話が最新話だった場合、「プリパラ 感想 72話」などで検索)した時に不都合だと思ったのもありますね。
まとめ部分のみの簡易版を挙げたら、完全版を書き上げても、何日も簡易版が検索結果として表示されてしまい、まだ完全版は書き上がっていないと思われそうなのが良くないな、と感じました。特に、このブログは、最新話感想検索すると上位に乗りやすいと思うと、尚更ですね。
以上の理由から、今後、簡易版投稿はやめて、投稿日が1日2日遅れようとも最初から完全版を挙げる、という結論に達しました。
放映日当日に感想を投稿できなくても、ほとんどの人は不満を感じていないでしょうし、1日2日遅れたところで、大部分の読者は面白く読んで下さるものだと信じて、今後はまったりと、放映日翌日以降に投稿します。何卒ご了承下さい。
~ Aパート ~
前話の続きです。
らぁら達が行き着いた先は、プリズムストーンの向かい。「サマードリームアイドルグランプリ」のお披露目ライブ前に閉店となったハンバーガー屋です。
みれぃは、その時に安藤がここに行こうとしていた事を思い出しました。また、ここにあるパソコンには、らぁら達の姿が映し出されています。
これを映しているのは、例の紫の蝶。らぁら達は、この蝶にカメラが仕込まれている事を知ります。そして、ジーニアスは、このパソコンでシステムを侵入して、プリパラに入った事も。
また、パソコンに描かれている紋章はひびきのものだと、ふわりは言います。これで、怪盗ジーニアスの正体がひびきである事が分かりました。
その頃、大急ぎでパラジュクに向かっているめが兄ぃは、クマとウサギから、ジーニアスの正体がひびきである事を知りました。
らぁら達とマスコット達は、ひびきが来るのを待ち伏せます。
少しして、ひびきを乗せた車がハンバーガー屋の前に到着。らぁら達は、ひびきを捕まえようと意気込みますが、ひびきは反対方向、すなわち、プリズムストーンに入りました。
これには予想外ならぁら達。ここを出て、プリズムストーンに行こうとしますが、外から鍵がかかっていて出られません。
今はシリアスな展開なのに、この変顔は何やねん。しかも、みれぃやシオンもこれとか、前話でなかなかの推察力を見せても、スタッフ様のギャグパワーの前には無力って証明なんでしょうね、きっと。(笑)
ひびきは、プリチケを受付めが姉ぇに渡しました。
すぐに、受付めが姉ぇは、ひびきのブランドを分析。ひびきのブランドは「ブリリアントプリンス」。今まで誰も着られなかった、本物のセレブしか着こせないという、セレブ中のセレブブランドです。
登録完了し、プリパラタウンに。
ひびきは、近くにいる女の子達に紫のバラを渡してファンサービス。多くの女の子達からの注目を浴びます。
その後、ひびきは、ライブのエントリー。マネージャーはいませんが、問題なくエントリーできました。
ちょうどその頃、めが兄ぃは、オペレーションルームに戻り、自分がいなかった時に何をされたかを調べていました。ホログラメーションを操作して流れ星を出現させただけだと知ります。
一方、ひびきを捕まえにプリパラタウンに戻ったらぁら達は、ライブ会場の熱気に驚きます。
「空かける翼、ひるがえる時、闇に現れし、一輪のカサブランカ。我が名は、怪盗ジーニアス。」
「どうも、紫京院ひびきです。」
「あ、ちなみに僕は、女です。」
と、ひびきは言いました。
直後、会場に静寂が。
「もう一度言いましょうか? 僕は女です。出生証明書。」
その後、会場には驚きの声が響き渡りました。
めが兄ぃは、ひびきを捕まえる意思が失せていました。それは、ひびきは女性で、正当にゲートインしたアイドルであり、めが兄ぃは、そんなアイドルを守らなければならない立場にあるから。
「では、やっと愛するプリパラのステージに立った僕のメッセージを聞いて下さい。」
曲は、「純(ピュ)・アモーレ・愛」。
ライブ終了。観客達はもちろん、らぁら達も、ひびきのライブのすごさに見とれていました。
今回のアイキャッチ
~ Bパート ~
その後、ひびきは、ファルルの元に来ました。
ファルルは、ひびきに会う事ができて、嬉しく感じます。しかし、何か思うところがあるようで?
ちょうどその時、部屋の外から声が。ひびきは、みれぃ達の語尾に頭を痛めます。
ファルルは、そんなひびきを「まほちゃん」と呼んで心配します。「まほちゃん」というのは、「魔法使い(まほうつかい)」からとったもの。
その後、らぁら達は、ひびきとファルルのいる部屋に入ろうとしていましたが、二手に分かれて入れられました。
というのは、ひびきは語尾にデリケートなために、語尾キャラ達を隔離したいから。みれぃ、あじみ、マスコット達は、語尾ルームに閉じ込められました。
直後、ひびきはらぁら達に、これまで盗んだ「ドリームパレードコーデ」を見せます。
らぁらはファルルに、ひびきは悪い人だと言いますが、ファルルは、そんな事ないとひびきを擁護し、ひびきのチームに入りたいとも言います。
ひびきは、「まほちゃん」と呼ばれる事には、頭を痛めるものの、とりあえず、らぁら達と話し合います。
ひびきは、これまで盗んだ「ドリームパレードコーデ」を賭けて、「ウインタードリームアイドルグランプリ」で自分と勝負してほしいと言います。しかも、ひびきは、ここにいる誰にも負けないほどプリパラを愛していると自信満々に言います。
らぁらも、自分だってプリパラを愛していると反論。これに対し、ひびきは、その愛がどちらが強いか賭けたいと冷静に返します。
「予定が狂って少々時間がかかったが、僕は、僕の理想とする天才チームを作り、君達は、君達のチームを作り、戦おう、本気で。愛が強い方が勝てるはずだ。」
おい、ヤギコスをしている安藤。お前は引っ込め! 笑いのツボにジワジワくるわ!(笑)
その姿じゃなきゃ、ここにいられないんだろうけど、ひびき達がすごくシリアスな話をしてるんだから、TPOを弁えてくれ。それでも、「最高のプリンス」の執事っすか?(笑)
直後、ドロシーは、高校生のひびきが小中学生の自分達に本気で戦うなんて恥ずかしくないのかと言いますが、しかし、手加減して戦って勝っても価値はありません。
ひびきは、自分が勝ったら「改革」させてほしいと言います。
その直後、ひびきは、1話の冒頭にも出ていたSAINTS(セインツ)のライブを見せます。
彼女達は、少し前の神アイドル。彼女達の時代は、誰もが認める実力の持ち主だけがステージに立っていて、最高だったと、ひびきは賞賛します。
しかし、今は、神アイドルは誰もいなく、素人集団も同然だと思っており、ひびきは、あの頃の復活を夢見ています。
「素人で何がいけないんですか!? み~んな、友達! み~んな、アイドル! そこが、プリパラの良いところなんです! みんな頑張ってランクアップを目指すの! そこが良いとこなんです! いつか神アイドルになって届きます!」
しかし、ひびきは、自分の介入がなければ誰もランクアップしていないと指摘。これでは勝負する必要もないと、ひびきは呆れます。
ですが、ファルルは、「ドリームパレードコーデ」を返すよう言います。
「みんなのドリチケとったなら、返してあげて。チケットは、アイドルの身体のようなものよ。ファルルの身体も、プリチケでできてたの。」
ひびきにとっては納得できない意見であるものの、気に入っているプリンセスの思いを無下にする事もできません。
そこで、アイドル検事みれぃの出番。ひびきは「ドリームパレードコーデ」を返すべきかどうかのジャッジを、みれぃに任せます。そして、みれぃの下した判決は・・・、
「色々ヘリクツを言っても、愛が強いからって、罪は罪! 許されるはずがないわ! 紫京院ひびきは、ドリチケを持ち主に返しなさい!」
「で、勝負の方は? まだ一度もグランプリを取っていない南みれぃ君? どちらが正しいか、はっきりさせよう!」
「もちろん、受けて立つわ! そして、私達が勝つまで、あなたの逮捕は、お預けよ!」
ひびきは、「ドリームパレードコーデ」を返します。
また、ひびきは、チャームを渡すよう、めが兄ぃに言います。ひびきのチャームは、黄色の「セレブ」。
その直後、ひびきは、多くの観客達が待ち望んでいるアンコールライブに立ちます。コーデは、「ミリタリールックコーデ」。
このままエンディングを迎え、今回は終了です。
次回:「紫京院ひびきの華麗なる日常」
ひびきは女でありながら、どうして、男として振舞っているのか?
その事に興味を持ったレオナは、ドロシーを伴ってひびきの舞台稽古の現場へ向かいました。そこで、成り行きから、ひびきの相手役を務める事に。
女のひびきが男として振舞っている理由は、何なのか?
【まとめ】
ひびきが、壮大なプリパラデビューを果たしました。
いやー、やはり、ひびきのライブは、すごかったですね。他のアイドルにはない躍動感があり、カッコ良くて力強かったと思います。
初登場から5か月半近くもライブシーンを温存し、ここまで強敵感を出してきただけの事はありますね。
そういえば、私は、今話を見る前に、ゲームで「純・アモーレ・愛」をBGMにして遊んでみましたが、ゲームでも力強さが感じられて良かったですね。
特に、最初がカッコ良さ全開でした。私が初めて遊んだ時は、まだひびきがプレイアブルキャラではなかったために、ふわりをセンターにしていたのですが、曲が始まって早々、「何!? この、ふわり『様』と言ってしまいそうなカッコ良さは!?」って動揺しちゃいました。(笑)
ひびき以外のキャラで、この曲の出だしのカッコ良さを味わいたい方は、これを機に、筐体デビューしてみましょう! ついでに、興味があれば、ひびきに「パニックラビリンス」を踊らせてみて下さい。(笑)
さて、今回のライブやゲームの感想はこのくらいにして、考察系感想に入りますか。
ひびきがプリパラデビューを果たした事で、本格的に「天才」VS「努力」の戦いの火蓋が切られたように思いますが、前々回、前回と、「子供の純粋性」をテーマにした事を思えば、さらに踏み込んで、「大人」VS「子供」の構図になっていると思いますね。
らぁら達「子供」は今は、友達と仲良く遊んだり勉強したりして、学校生活やプリパラを満喫していますが、大きくなっていけば、受験、就職、社内サバイバルなどいった競争社会に巻き込まれていきます。
そうなると、努力よりも「成果」が求められてきます。いくら「努力が必ず報われる」といっても、一定の成果を出さなければ、不利なその後が待っているのは避けられません。成果を上げるためにものすごく頑張った事を主張したところで、その者を救済してくれる訳でもなく、言い訳としか思われないものです。
努力よりも成果が求められるとなれば、努力せずとも元々の素質が高いもの、すなわち、「天才」ほど、競争社会では有利と考えがちになるのも分からなくもないんですよね。
ひびきが「天才」至高主義を掲げているのは、そんな「大人」な考えから来たものなのでしょう。子供の頃から多くの大人達と付き合った事で、早々と「子供の純粋性」が失われ、成果主義な「大人」になったのだと思われますね。
その一方、らぁら達「子供」には、成果主義よりも、楽しく仲良く頑張る事が求められるのでしょう。
そもそも、子供達は競争社会に入っている訳ではないのですから、成果主義なんて言ったところで、ピンと来ないでしょうね。中には、幼稚園、小学校、中学校を受験する子もいますけど(私的には、親が「受けさせている」というイメージが強いですが)、そういう子達は少数であり、多くの子供達にとっては、競争社会はまだ早い訳です。
「子供」に、早い段階から成果主義を求めてしまいますと、ほんのちょっとの失敗で立ち直れなくなり、成長を止めてしまう恐れがあります。子供達の可能性は大きな財産だと思うと、それは決して、良い事ではありません。
だからこそ、親や学校の先生をはじめとした大人達は、適度に叱りながらも、適度に褒めて、楽しく仲良く努力する事の大切さを「子供」に教えるものなんですよね。
その結果、「子供」は、成果を上げる事よりも、楽しく仲良く努力する事が第一と考えるのでしょう。らぁらがよく言っている「み~んな、友達! み~んな、アイドル!」は、そんな「子供」の立派な主張だと思いますね。
ひびきとらぁら達の戦いは、「天才」VS「努力」という構図以上に、ここまで述べた「大人」と「子供」の主張争いにまで昇華していると、私は思います。
どちらが勝つか、と聞かれれば、このアニメが、友情の尊さを説く女児向けアニメである以上、「子供」が勝つのでしょうけど、そう簡単には勝たせてくれないでしょう。何度か「大人」に負ける展開は訪れるかと思います。
しかし、その度に「子供」は、敗北から立ち直り、努力して、成長していくのでしょう。それが、これからの大きな見所になっていくのだと期待したいものですね。
「大人」VS「子供」における「子供」の必死な戦い様と成長を、今後しっかり見守っていきたいと思います。
今回の感想は、これで以上です。
さて、10月から放映時間帯が月曜午後6時30分となった事で、このブログのプリパラ感想は、まとめ部分を放映日当日に投稿し、ストーリー解説部分の感想を翌日に投稿していた事が何回かありましたが、以降、その形式をやめる事にしました。
というのは、デメリットが多いと感じたためです。
まず、思ったのは、感想を書く時間が余計にかかっている事ですね。最初からまとめ部分を書くよりも、ストーリー解説部分を書きながらの方が、考察系感想が上手くまとまっているな、と感じました。
他には、検索サイトで最新話感想検索(たとえば、72話が最新話だった場合、「プリパラ 感想 72話」などで検索)した時に不都合だと思ったのもありますね。
まとめ部分のみの簡易版を挙げたら、完全版を書き上げても、何日も簡易版が検索結果として表示されてしまい、まだ完全版は書き上がっていないと思われそうなのが良くないな、と感じました。特に、このブログは、最新話感想検索すると上位に乗りやすいと思うと、尚更ですね。
以上の理由から、今後、簡易版投稿はやめて、投稿日が1日2日遅れようとも最初から完全版を挙げる、という結論に達しました。
放映日当日に感想を投稿できなくても、ほとんどの人は不満を感じていないでしょうし、1日2日遅れたところで、大部分の読者は面白く読んで下さるものだと信じて、今後はまったりと、放映日翌日以降に投稿します。何卒ご了承下さい。
ひびきは女説はたびたび議論に上がってたよね。
まず ふわり初登場で ふわりはひびきのトモプリチケで
プリパラの登録してるだよな。
http://livedoor.blogimg.jp/news177/imgs/f/3/f35396b6.jpg
まぁ メガ兄てきにはイケメンは自分だけいいじゃなんで面白くないだろうけど シオンとそふぃはなんか堕ちたぽぃし いよいよ 天才チームも本格化ですかね
だださ チャームのランダムだし とうするだろう
また 得意の魔方(ハッキング)かな。
http://livedoor.blogimg.jp/niwakasokuhou/imgs/7/e/7ed78d65.jpg
教職者です・・・・? あじみ先生さ 一度医者に診てもらいなよ。 またね
コメント、ありがとうございます!
>ふわり初登場回でふわりはひびきのプリチケでプリパラの登録してるんだよな
これも、ひびきが女である事の伏線だったと思いますが、私は、公式ホームページで紹介されたのが、フラグとしては強かったと感じてます。
公式ホームページでめが兄ぃが紹介されてないあたり、登場回数が多くても、見た目も実際も男なのは紹介されないだろうと思い、ひびきは、見た目は男でも実際は女なんじゃないかと考えていました。
>シオンとそふぃはなんか堕ちたっぽいし いよいよ 天才チームも本格化ですかね
ただ、シオン、そふぃとしては、元のチームメンバーと5人チームを組みたいと思っているでしょう。
それに、ひびきのライブに惹かれても、「ドリームパレードコーデ」を盗んだ悪人と一緒にチームを組む事にも抵抗を感じてると思われ、それらをどうクリアするのかが気になるところですね。
>あじみ先生さ 一度医者に診てもらいなよ
提供画像のあじみについては、笑いどころでしたが、黙るが勝ちだと思い、あえて何も言いませんでした。あじみについては、もはや、ツッコんだら負けだと思っています(笑)。