「ハピネスチャージプリキュア!」第21話「ひめの過去の過ち! 怒りのキュアフォーチュン!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今回は大使館から。
ひめは相変わらず落ち込んでいました。ゆうこやリボンは声をかけるものの、部屋から出ようとはしません。
めぐみは、この場にはいません。いおなの家に行っています。フォーチュンに仲間になってもらいために行きましたが、ひめは、自分よりフォーチュンの方がいいと思い込み、ますます落ち込みます。
今回の「10周年おめでとうメッセージ映像」で、登場したのは「ふたりはプリキュア マックスハート」から、「シャイニールミナス」。
稲上さんデザインのキャラが出たのは、6話のイーグレット以来。今回も美麗に描きましたね。
さて、次々回に出てくるプリキュアですが、ロゼッタが来ると予想します。
~ Aパート ~
めぐみは誠司と一緒に、氷川流空手道場にいました。
めぐみは、一緒に世界を守ろうと、いおなを仲間に誘います。もちろん、ひめとも一緒に4人で頑張るつもりでいますが、いおなは変わらず、ひめを信用しておらず、仲間になろうとはしません。
誠司は、ひめは困ったところはあるけど、悪いやつだったらサイアークと戦ったりしない、とフォローしますが、いおなは、ひめをプリキュアと認めてはいません。
だったら、どうすれば認めてくれるのか、とめぐみは聞きますが、いおなは、組む気がないなら帰って、と場を離れます。
ぐらさんは代わりに謝ります。めぐみや誠司は勧誘を諦める気はなく、道場を去ります。
その後、いおなは空手の練習をします。いおなは、めぐみがひめと離れる気がないならば、1人で戦うと頑なです。
ぐらさんは、いおながめぐみ達と一緒に戦えば、強くなるだろうし、1人よりはチームで戦った方が良い、と説得しますが、いおなの考えは変わりません。いおなも、チームで戦う事の大切さは十分分かっているんでしょうけど、前回感想でも述べたように、ひめを責めないと、やり切れないんでしょうね。
同じ頃、リボンはブルーと一緒に、クロスミラールームにいました。
リボンは、今のひめやいおなをどうにかできないか、と助けを求めますが、ブルーは、自分の力は万能ではなく、神でも人の気持ちは変えられない、と返します。
でも、心は鏡のように、わずかな光が当たるだけで変化するもの。今や悲しみや怒りに満ちていても、きっと心は繋がる。今の人々が不幸に苦しんでいても、愛があれば、世界は生まれ変わる事ができる。
人の心を照らし、動かす事ができるのは、人の思いのみ。めぐみ達を信じよう、とブルーは言います。
少しして、めぐみと誠司は大使館に帰ってきました。
ひめは相変わらず部屋に閉じこもったままですが、ゆうこは、「美味しいご飯最強作戦」で、ひめを元気付けようと考えます。
「最強」もなにも、これしか、作戦ないでしょ。キミから、ご飯を取ったら何も残らないでしょうし(笑)。まあ、それが、この子の良いところだと思ってますし、この子自身もそう思ってるでしょうね。
ひめは、まだ落ち込んでいます。お腹も空いてきました。
ちょうど、その時、部屋の隙間から、クリームシチューのいい匂いが入ってきました。皆でご飯を食べているのか、と思ったひめは部屋から出ます。
その直後、めぐみはひめに抱き付きますが、すぐにひめは離れます。ひめは、ゆうこが持っているシチューとうちわを見て、自分を部屋から誘い出す罠だったのか、と感じます。
もちろん、めぐみ達にそのつもりはなく、一緒にご飯を食べたいと思っていますが、ひめは、そんな気分ではないと、プリカードで忍者にチェンジし、煙玉で逃げます。
しかし、めぐみは、めげません。プリカードで犬にチェンジします。
カードの補正で嗅覚が上がっためぐみは、壁隠れの術で隠れたひめの居場所を特定します。
なるほど。動物系のプリカードって、こういう使い道があるのか。っていうか、「ひめの良い匂いがする」って言わないで下さい。変な誤解をしそうなんで。(そのセリフで変な誤解をするお前の方がおかしいわ(笑))
ひめは、めぐみに見つかっても逃げ、大使館を出ます。めぐみは追いかけます。ゆうこもプリカードで、ひよこにチェンジして追いかけます。
逃げるひめに、めぐみは、話し合おうと言いますが、ひめは、どうせフォーチュンの方が良いんでしょ、と聞き入れません。
そう言われためぐみは、そんな事思ってない、と言い、泣き出します。自分から逃げられている事に耐えられず、涙が溢れ出てきました。
ひめは、自分の事なんか放っておけばいいし、嫌いになっちゃったんでしょ、と言いますが、めぐみは、ひめは大事な友達だから嫌いになんてならない、と言って、ひめを抱き締めます。
そして、2人は泣き合います。遅れて来たゆうこが、泣いている2人を見て和みます。ゆうこの服装チェンジ、意味なくね? まあ、たぶん、美味しい卵を産んでくれそう、と思ってチェンジしたのかもしれませんね。(笑)
少しして、めぐみは、ひめが悩んでいる事に気付かなかった事を謝り、ひめも、アクシアの事を最初から話しておけば良かった、と言い、箱を開けた自分を責めます。
めぐみとゆうこは、開けてしまったものはしょうがない、と励ましますが、ひめは、世界の災いは自分のせいだという悩みは、めぐみとゆうこには分からない、と言います。
だけど、2人は、悪いのはひめじゃなくて、幻影帝国だとフォローします。
幻影帝国が悪者だと即座に決めつけるのはどうかと思いますが、それでも、ひめがアクシアの箱を開けた事については、仕組まれた可能性があると思っています。真相が明かされるのは、フォーチュンが正式加入してからも、だいぶ先の話になりそうですね。
それに、ひめはわざと箱を開けた訳ではない。だったら、それをいおなに言おう、とゆうこは言います。誤解が解ければ、仲良くなれる可能性がありますし。
でも、ひめは、いおなは自分の事が嫌いだし、怖いし、無理だと言いますが、めぐみは、ひめが中学に転校してきた頃もそうだった、と言います。
あの頃は、学校が怖く、友達を作るのは無理だと思っていましたが、今は違います。ちゃんと毎日学校に通っていますし、友達も沢山いる。
ちゃんと話せば分かってもらえる、いおなに気持ちを伝えよう、とめぐみとゆうこは言います。1人だけでは不安ですが、めぐみとゆうこは付き合うつもりでいます。
ちょうどその時、近くの長煙突の上にファントムが現れ、ハピネスチャージを倒す良い頃合だと感じます。
~ Bパート ~
ファントムが剣をかざすと、瞬く間に、街の多くの人々が鏡に閉じ込められます。そして、大量のサイアークが現れます。
ひめは、今の状況はブルースカイ王国が幻影帝国に支配された時と同じだと言います。ぴかりが丘は絶対にそうはさせない、とめぐみ達3人は変身します。
ラブリー達は、大量のサイアークが相手でも、優勢に戦います。一方、別の場所では、フォーチュンが1人で戦っていました。
しかし、このサイアークは単体でも、手強い相手。ラブリーは、ビームを放って隙ができたところを攻撃され、大ダメージを負います。
そこに、サイアークの追撃が来ますが、プリンセスがゲンコツツインマグナムで、ラブリーを守ります。
その後、ラブリーは、プリンセスが好きだと言います。
「プリキュアの時だけじゃなく、私、いつもひめに助けてもらってる。いっぱいいっぱい、何度も!」
「そんな事、ないよ・・・。」
「そんな事、あるよ!」
「私は、ひめと繋がっているのが嬉しいの。私は鈍感で頼りないけど、困った事があったりしたら、相談してね。悲しくなっちゃうから・・・。」
「私は、めぐみがいたから、頑張ってこられたんだ。頼りないなんて、思ってないよ。ちょっと鈍感かな、とは思っているけど。」
「最悪か。確かに、この状況は、そうかもね。」
「でも、私は、そんな悪い気分じゃないよ!」
「私も、ラブリーがいるから!」
「行こう、プリンセス!」
「うん!」
そして、ラブリー達は、反撃に出ます。
「ラブリーがいる。ハニーがいる。私には、大好きな友達がいるから、もう何があっても、最悪だなんて、思わないわ!」
サイアークの数は多いものの、3人とも、いつもより強くなっていて、苦戦する事無く戦います。
プリキュアの力の源は愛。互いを信じ合い、支えあうのも、また愛だと、ブルーは言います。
一方、フォーチュンは孤軍奮闘。しかし、サイアークの強さと多さから、疲れが出ます。
そこに、ファントムが現れます。すぐに、ファントムは場を離れ、フォーチュンはそれを追いかけます。
ラブリー達側は、ハニーがスパークリングバトンアタックで、大量浄化します。
「ラブリー、ハニー。改めて言います。私、2人と友達になれて、良かった!」
「私も!」
「私もだよ!」
「改めて言うと・・・、照れるね。」
プリカードもゲット。
今回は、「アメカジ」「ミリタリー」「ダンス」の3種です。
また、プリンセスは、いつも自分の事を心配してくれるリボンにも感謝します。リボンは、プリンセスが幸せ一杯なら、自分も幸せだと返します。
だけど、まだまだサイアークは沢山います。ラブリー達は何とかしようと突撃します。
「私は、みんながいれば、もう怖くない! でも・・・、フォーチュンは? 1人で戦っているフォーチュンは、怖くないのかな?」
同じ頃、そのフォーチュンは、ファントムとタイマンに。少しして、フォーチュンは、ファントムの作り出した鏡により、ワープさせられます。
ワープした先は、前話ラストと同じ場所。ここは、沢山のプリキュアがファントムに倒された所。いわば、「プリキュアの墓場」。
ファントムは、フォーチュンをこの場所におびき寄せる気でいました。そして、ファントムは剣を抜き、フォーチュンを倒す事を宣言します。
勝負の行方は? 今回は、これで終了です。
次回:「新たな変身!? フォーチュンの大いなる願い!」
フォーチュンとファントムの戦いの行方はどうなるのか!?
また、ラブリー達は、ぐらさんの報告により、フォーチュンを助けに向かいますが、間に合うのか!?
【まとめ】
ひめが立ち直る事ができました。
いおなだけでなく、めぐみやゆうことも向き合えず、絆はこれまでかと思われましたが、何とかなって良かったです。
めぐみとゆうこについては、今回も、持ち前の、人を信じる事の大切さを貫き、ひめを励まし続け、早い段階で、ひめが今後に向き合う「勇気」を持つ事ができました。
2人とも、アクシアの箱を開けた事の重大さがよく分かっていないと思いますが、仮に理解できたとしても、ひめに対する態度は変えないだろうと見越して、安心して見てましたので、ひめがどう変われるかだけに注目していました。
同い年の友達でも、ひめが幻影帝国を生み出した張本人だと知れば、即座に絶交する子は多いでしょうから、ひめは本当に、良い友達と巡り合えたと思います。
また、今回は、フォーチュンの事を、1人で戦っていて怖いんじゃないか、と気にかけれたのも良かったです。次回以降、いおなに向き合いやすくなったんじゃないか、と思います。
ちょっと前までの自分本位なひめだったら、ありえなかったでしょう。前々話では、ひめは、いおなを目立ちたがり屋と感じ、気に入らなく感じていたでしょうけど、それが、2回後の今回、逆にいおなを見直す事になったのは、良い進歩だと思いました。少しではありますが、他人本位になれた、と見ています。
でも、気にかけるだけでなく、それを行動に移せるかどうかが大事なところです。次回は、それが焦点になるでしょうし、いおなが、ひめに対する見方を変えるきっかけになるでしょう。
今回も、ひめは成長したと思いますが、それに満足し過ぎず、次回は今回以上に、キャラ心境への注目度を上げて、見ていきたいと思います。
~ オープニング前 ~
今回は大使館から。
ひめは相変わらず落ち込んでいました。ゆうこやリボンは声をかけるものの、部屋から出ようとはしません。
めぐみは、この場にはいません。いおなの家に行っています。フォーチュンに仲間になってもらいために行きましたが、ひめは、自分よりフォーチュンの方がいいと思い込み、ますます落ち込みます。
今回の「10周年おめでとうメッセージ映像」で、登場したのは「ふたりはプリキュア マックスハート」から、「シャイニールミナス」。
稲上さんデザインのキャラが出たのは、6話のイーグレット以来。今回も美麗に描きましたね。
さて、次々回に出てくるプリキュアですが、ロゼッタが来ると予想します。
~ Aパート ~
めぐみは誠司と一緒に、氷川流空手道場にいました。
めぐみは、一緒に世界を守ろうと、いおなを仲間に誘います。もちろん、ひめとも一緒に4人で頑張るつもりでいますが、いおなは変わらず、ひめを信用しておらず、仲間になろうとはしません。
誠司は、ひめは困ったところはあるけど、悪いやつだったらサイアークと戦ったりしない、とフォローしますが、いおなは、ひめをプリキュアと認めてはいません。
だったら、どうすれば認めてくれるのか、とめぐみは聞きますが、いおなは、組む気がないなら帰って、と場を離れます。
ぐらさんは代わりに謝ります。めぐみや誠司は勧誘を諦める気はなく、道場を去ります。
その後、いおなは空手の練習をします。いおなは、めぐみがひめと離れる気がないならば、1人で戦うと頑なです。
ぐらさんは、いおながめぐみ達と一緒に戦えば、強くなるだろうし、1人よりはチームで戦った方が良い、と説得しますが、いおなの考えは変わりません。いおなも、チームで戦う事の大切さは十分分かっているんでしょうけど、前回感想でも述べたように、ひめを責めないと、やり切れないんでしょうね。
同じ頃、リボンはブルーと一緒に、クロスミラールームにいました。
リボンは、今のひめやいおなをどうにかできないか、と助けを求めますが、ブルーは、自分の力は万能ではなく、神でも人の気持ちは変えられない、と返します。
でも、心は鏡のように、わずかな光が当たるだけで変化するもの。今や悲しみや怒りに満ちていても、きっと心は繋がる。今の人々が不幸に苦しんでいても、愛があれば、世界は生まれ変わる事ができる。
人の心を照らし、動かす事ができるのは、人の思いのみ。めぐみ達を信じよう、とブルーは言います。
少しして、めぐみと誠司は大使館に帰ってきました。
ひめは相変わらず部屋に閉じこもったままですが、ゆうこは、「美味しいご飯最強作戦」で、ひめを元気付けようと考えます。
「最強」もなにも、これしか、作戦ないでしょ。キミから、ご飯を取ったら何も残らないでしょうし(笑)。まあ、それが、この子の良いところだと思ってますし、この子自身もそう思ってるでしょうね。
ひめは、まだ落ち込んでいます。お腹も空いてきました。
ちょうど、その時、部屋の隙間から、クリームシチューのいい匂いが入ってきました。皆でご飯を食べているのか、と思ったひめは部屋から出ます。
その直後、めぐみはひめに抱き付きますが、すぐにひめは離れます。ひめは、ゆうこが持っているシチューとうちわを見て、自分を部屋から誘い出す罠だったのか、と感じます。
もちろん、めぐみ達にそのつもりはなく、一緒にご飯を食べたいと思っていますが、ひめは、そんな気分ではないと、プリカードで忍者にチェンジし、煙玉で逃げます。
しかし、めぐみは、めげません。プリカードで犬にチェンジします。
カードの補正で嗅覚が上がっためぐみは、壁隠れの術で隠れたひめの居場所を特定します。
なるほど。動物系のプリカードって、こういう使い道があるのか。っていうか、「ひめの良い匂いがする」って言わないで下さい。変な誤解をしそうなんで。(そのセリフで変な誤解をするお前の方がおかしいわ(笑))
ひめは、めぐみに見つかっても逃げ、大使館を出ます。めぐみは追いかけます。ゆうこもプリカードで、ひよこにチェンジして追いかけます。
逃げるひめに、めぐみは、話し合おうと言いますが、ひめは、どうせフォーチュンの方が良いんでしょ、と聞き入れません。
そう言われためぐみは、そんな事思ってない、と言い、泣き出します。自分から逃げられている事に耐えられず、涙が溢れ出てきました。
ひめは、自分の事なんか放っておけばいいし、嫌いになっちゃったんでしょ、と言いますが、めぐみは、ひめは大事な友達だから嫌いになんてならない、と言って、ひめを抱き締めます。
そして、2人は泣き合います。遅れて来たゆうこが、泣いている2人を見て和みます。ゆうこの服装チェンジ、意味なくね? まあ、たぶん、美味しい卵を産んでくれそう、と思ってチェンジしたのかもしれませんね。(笑)
少しして、めぐみは、ひめが悩んでいる事に気付かなかった事を謝り、ひめも、アクシアの事を最初から話しておけば良かった、と言い、箱を開けた自分を責めます。
めぐみとゆうこは、開けてしまったものはしょうがない、と励ましますが、ひめは、世界の災いは自分のせいだという悩みは、めぐみとゆうこには分からない、と言います。
だけど、2人は、悪いのはひめじゃなくて、幻影帝国だとフォローします。
幻影帝国が悪者だと即座に決めつけるのはどうかと思いますが、それでも、ひめがアクシアの箱を開けた事については、仕組まれた可能性があると思っています。真相が明かされるのは、フォーチュンが正式加入してからも、だいぶ先の話になりそうですね。
それに、ひめはわざと箱を開けた訳ではない。だったら、それをいおなに言おう、とゆうこは言います。誤解が解ければ、仲良くなれる可能性がありますし。
でも、ひめは、いおなは自分の事が嫌いだし、怖いし、無理だと言いますが、めぐみは、ひめが中学に転校してきた頃もそうだった、と言います。
あの頃は、学校が怖く、友達を作るのは無理だと思っていましたが、今は違います。ちゃんと毎日学校に通っていますし、友達も沢山いる。
ちゃんと話せば分かってもらえる、いおなに気持ちを伝えよう、とめぐみとゆうこは言います。1人だけでは不安ですが、めぐみとゆうこは付き合うつもりでいます。
ちょうどその時、近くの長煙突の上にファントムが現れ、ハピネスチャージを倒す良い頃合だと感じます。
~ Bパート ~
ファントムが剣をかざすと、瞬く間に、街の多くの人々が鏡に閉じ込められます。そして、大量のサイアークが現れます。
ひめは、今の状況はブルースカイ王国が幻影帝国に支配された時と同じだと言います。ぴかりが丘は絶対にそうはさせない、とめぐみ達3人は変身します。
ラブリー達は、大量のサイアークが相手でも、優勢に戦います。一方、別の場所では、フォーチュンが1人で戦っていました。
しかし、このサイアークは単体でも、手強い相手。ラブリーは、ビームを放って隙ができたところを攻撃され、大ダメージを負います。
そこに、サイアークの追撃が来ますが、プリンセスがゲンコツツインマグナムで、ラブリーを守ります。
その後、ラブリーは、プリンセスが好きだと言います。
「プリキュアの時だけじゃなく、私、いつもひめに助けてもらってる。いっぱいいっぱい、何度も!」
「そんな事、ないよ・・・。」
「そんな事、あるよ!」
「私は、ひめと繋がっているのが嬉しいの。私は鈍感で頼りないけど、困った事があったりしたら、相談してね。悲しくなっちゃうから・・・。」
「私は、めぐみがいたから、頑張ってこられたんだ。頼りないなんて、思ってないよ。ちょっと鈍感かな、とは思っているけど。」
「最悪か。確かに、この状況は、そうかもね。」
「でも、私は、そんな悪い気分じゃないよ!」
「私も、ラブリーがいるから!」
「行こう、プリンセス!」
「うん!」
そして、ラブリー達は、反撃に出ます。
「ラブリーがいる。ハニーがいる。私には、大好きな友達がいるから、もう何があっても、最悪だなんて、思わないわ!」
サイアークの数は多いものの、3人とも、いつもより強くなっていて、苦戦する事無く戦います。
プリキュアの力の源は愛。互いを信じ合い、支えあうのも、また愛だと、ブルーは言います。
一方、フォーチュンは孤軍奮闘。しかし、サイアークの強さと多さから、疲れが出ます。
そこに、ファントムが現れます。すぐに、ファントムは場を離れ、フォーチュンはそれを追いかけます。
ラブリー達側は、ハニーがスパークリングバトンアタックで、大量浄化します。
「ラブリー、ハニー。改めて言います。私、2人と友達になれて、良かった!」
「私も!」
「私もだよ!」
「改めて言うと・・・、照れるね。」
プリカードもゲット。
今回は、「アメカジ」「ミリタリー」「ダンス」の3種です。
また、プリンセスは、いつも自分の事を心配してくれるリボンにも感謝します。リボンは、プリンセスが幸せ一杯なら、自分も幸せだと返します。
だけど、まだまだサイアークは沢山います。ラブリー達は何とかしようと突撃します。
「私は、みんながいれば、もう怖くない! でも・・・、フォーチュンは? 1人で戦っているフォーチュンは、怖くないのかな?」
同じ頃、そのフォーチュンは、ファントムとタイマンに。少しして、フォーチュンは、ファントムの作り出した鏡により、ワープさせられます。
ワープした先は、前話ラストと同じ場所。ここは、沢山のプリキュアがファントムに倒された所。いわば、「プリキュアの墓場」。
ファントムは、フォーチュンをこの場所におびき寄せる気でいました。そして、ファントムは剣を抜き、フォーチュンを倒す事を宣言します。
勝負の行方は? 今回は、これで終了です。
次回:「新たな変身!? フォーチュンの大いなる願い!」
フォーチュンとファントムの戦いの行方はどうなるのか!?
また、ラブリー達は、ぐらさんの報告により、フォーチュンを助けに向かいますが、間に合うのか!?
【まとめ】
ひめが立ち直る事ができました。
いおなだけでなく、めぐみやゆうことも向き合えず、絆はこれまでかと思われましたが、何とかなって良かったです。
めぐみとゆうこについては、今回も、持ち前の、人を信じる事の大切さを貫き、ひめを励まし続け、早い段階で、ひめが今後に向き合う「勇気」を持つ事ができました。
2人とも、アクシアの箱を開けた事の重大さがよく分かっていないと思いますが、仮に理解できたとしても、ひめに対する態度は変えないだろうと見越して、安心して見てましたので、ひめがどう変われるかだけに注目していました。
同い年の友達でも、ひめが幻影帝国を生み出した張本人だと知れば、即座に絶交する子は多いでしょうから、ひめは本当に、良い友達と巡り合えたと思います。
また、今回は、フォーチュンの事を、1人で戦っていて怖いんじゃないか、と気にかけれたのも良かったです。次回以降、いおなに向き合いやすくなったんじゃないか、と思います。
ちょっと前までの自分本位なひめだったら、ありえなかったでしょう。前々話では、ひめは、いおなを目立ちたがり屋と感じ、気に入らなく感じていたでしょうけど、それが、2回後の今回、逆にいおなを見直す事になったのは、良い進歩だと思いました。少しではありますが、他人本位になれた、と見ています。
でも、気にかけるだけでなく、それを行動に移せるかどうかが大事なところです。次回は、それが焦点になるでしょうし、いおなが、ひめに対する見方を変えるきっかけになるでしょう。
今回も、ひめは成長したと思いますが、それに満足し過ぎず、次回は今回以上に、キャラ心境への注目度を上げて、見ていきたいと思います。
まず、落ち込んでいたひめを励ましためぐみ、ゆうゆうが印象的でした。これによりひめが立ち直りさらにアクシアを開けたのを認め、ゆうゆう、めぐみもひめの特情を理解してくれてひめの成長を促すことにもなり、さらにこれまで嫌われていたいおなとの和解の入口ともなる重要なシーンでした。
これまでのひめはアクシアを開けたのを認めず逃げてばかりで、いおなに嫌われていたのはアクシアを開けたことそのものよりもむしろ開けたのを認めないことの方が大きかったともいえます。めぐみ、ゆうゆうの励ましもひめがアクシアを開けたのを認める大きな契機となったのも間違いないです。
またぴかりが丘中学校の生徒はみんな優しい人ばかりで、アクシアを開けた張本人と知りながらもひめの特情を知りその後(文化祭(34話)、誕生日パーティ(36話)、ハロウィン(37話))もみんなと仲良く出来たのはやはり「思いやる心」が大きいと思います。
現実の学校生活なら張本人と知ると場合によってはいじめや登校拒否などの問題に発展しかねない一大事な場面だけにぴかりが丘中学のみんなの思いやる心は大きくこういうのはプリキュアだけでなく現実の日常生活でも活用して欲しいです。
その後ファントムが現われ剣を振りかざして衝撃波を人々に浴びせ一瞬のうちにサイアークを大量に生み出しました。ナマケルダやオレスキーが人を睨み付けてサイアークを生み出すのに対しファントムは剣から発生させた衝撃波で屋外被爆した人々を瞬く間にサイアークにするという、恐ろしいシーンでありながらも格好いい一コマでした。また屋外にいた多くの人々が鏡に閉じ込められる中、めぐみ、ひめ、ゆうこの3人だけは屋外被爆しながら無傷でいられたのも凄いことです。
その後のサイアーク戦でも3人の友情が感じられ、実際の戦闘でもプリキュアの特性として「愛や友情により強くなる」とブルーから言われていて、本当にその通りとなりました。プリキュアの強化は単に肉体を鍛えるだけでなく愛や思いやる心など精神修行も重要な要素だと思い、大量のサイアーク相手でも優勢に戦いこのときの3人は本当に強かったです。
一方で同じ頃キュアフォーチュンも道場付近でサイアーク戦を展開していましたがこちらは一人での戦いに固執していたため「愛や友情により強くなる」というプリキュア本来の特性を活用出来ていないという欠点も見られ、すべて浄化したあとは息切れをしていました。
3人の最後の決め技はキュアハニーの「スパークリングバトンアタック」で21話では数十体ものサイアークを一気に全滅させるという凄い威力でした。その気になればこの技はハピネスビッグバーンやイノセント・プリフィケーションにも引けを取らない力を持っているものだと思われます。
コメント、ありがとうございます!
>ぴかりが丘中学校の生徒はみんな優しい人ばかりで、アクシアを開けた張本人と知りながらもひめの特情を知りその後もみんなと仲良く出来たのはやはり「思いやる心」が大きいと思います
たぶん、めぐみ、ゆうこ、いおな、誠司の4人以外は、ひめがアクシアを開けた事は知らないと思いますよ? もし知っていたら、めぐみ達がプリキュアである事も知れ渡るでしょうし。
でも、クラスメイトは皆、優しい人ばかりなのは間違いないですね。人見知りだったひめが今、学校に通う事が楽しいと感じているのは、彼らの優しさがあってこそでしょう。
本当に、ひめは、良い出会いに恵まれていると思いますし、もし、クラスメイトが、ひめがアクシアを開けた事を知ったとしても、ひめを嫌う事はなさそうですね。
>屋外にいた多くの人々が鏡に閉じ込められる中、めぐみ、ひめ、ゆうこの3人だけは屋外被爆しながら無傷でいられたのも凄いことです
基本、プリキュアはサイアークにされる事がないのかも? 変身アイテムがサイアーク化の防御機能を備えているのかな、と私は考えています。
>こちら(フォーチュン)は一人での戦いに固執していたため「愛や友情により強くなる」というプリキュア本来の特性を活用出来ていないという欠点も見られ、すべて浄化したあとは息切れをしていました
この頃のフォーチュンは、ファントムを倒す力を求め過ぎていて、「誰かのために戦う」事の大切さに気付いてなかったですよね。42話で言っていた「1人の力には、限界がある」事にも気付いていなかったでしょう。
そう思うと、22話でファントムに敗れて、プリンセス達に助けられた事により、大切な事に気付けたのは、本当に良かったです。いおなも、ひめと同じく、良き出会いに恵まれたと思います。
>その気になればこの技(スパークリングバトンアタック)はハピネスビッグバーンやイノセント・プリフィケーションにも引けを取らない力を持っているものだと思われます
いくら何でも、ハピネスビッグバンやイノセントプリフィケーションよりは弱いんじゃないかと。
とはいえ、単体技では、全プリキュア中、最強なんじゃないかと思わせてくれますよね。そんな技を使っているのが、「しあわせごはん愛のうた」を歌って、癒しを与えているとは、考えられないです。(笑)