「プリパラ」第63話「トモチケは世界を救う」の感想です。
~ オープニング前 ~
「オータムドリームアイドルグランプリ」まで、あと3週間となりました。しかし、怪盗ジーニアスの手がかりは今も掴めていません。
57話でジーニアスに友達ごっことバカにされただけに、らぁら達は友情の力を見せつけようと意気込みます。SoLaMi SMILEとDressing Pafeは、ライバルチームではあるものの、ジーニアスを倒すとなれば、話は別です。
「友情パワーでヤツをねじ伏せ、最後に私がトドメをさそう!」
その勢いで蹴り上げたシオンの靴が宙を舞い、らぁらの頭上に落下。
直後、らぁらは、シオンの靴のサイズである「24.5」を見て、何かを思い付きました。それは、プリパラTVのスペシャル番組をする事。
「その名も、24.5時間テレビ!」
誰も、0.5時間の端数が中途半端とか、ツッコまないんだな。まあ、それは、視聴者の役目なんでしょうね。(笑)
~ Aパート ~
という事で、しばらくして、「24.5時間テレビ 仲良しはプリパラを救う」が始まりました。
らぁら達は、この番組で、ある記録に挑戦しようとしていました。それは、100万人とトモチケを交換する事。
「トモチケは、仲良しの証! それを形にしたいんです!」
「皆の応援があれば、達成可能!」
「ご協力お願いしますぷり!」
その様子をモニターで見ていた人達も、興味を示します。ついでに、雨宮も。
「南委員長が頑張っている・・・。なのに、僕は、こうして見守っている事以外に何もできないのだろうか? 嫌、そんな事はない! 僕は、373キロメートル走る! 南委員長への熱き想いを胸に! 愛はプリパラを救う!」
ちょっと待てよ。24.5時間で373キロ走るって、無理だろ。陸上選手でも不可能だと思うぞ。せめて、10分の1の37.3キロにしようぜ? まあ、とりあえず、お前のみれぃに対する愛は、「超」が10個付くほどの変態だって事が、よく分かったよ。(笑)
少しして、プリパラタウンには、沢山の人が集まりました。
交換したトモチケは、1枚ずつビルの壁に貼られていきます。100万枚貼られたら、素敵な奇跡が起こるとか。
視聴率も超良好で、90%を超えていました。トモチケも世界中から続々届いていました。
ひびきも、24.5時間テレビを見ていました。トモチケ100万人交換を、仲良しごっこで下らないと言うものの、新たな「天才」枠を見つけられるかもしれないと視聴を続行します。
24.5時間テレビの最初のコーナーは、こちら。
「語尾のないアイドル。それは、ちくわの入ってないおでんのようなものぷり。語尾は世にぷり、世は語尾にぷり。ぷりはぷりの上にぷりを作らず。ぷりの、ぷりによる、ぷりのための、ぷりぷりー!」
しかし、語尾をつけるアイドルが嫌いなひびきは、ヘッドホンで音をシャットアウト。
ああ、なんか、ひびきの気持ちが少しばかり分かった気がするわ。いくら何でも、ぷりぷりうるさ過ぎるっす!(笑)
悩める語尾相談者は、こちら。
この子は誰なのか? そして、この子に合う語尾は? らぁら、レオナ、ななみが回答していきます。
まとも回答が1個もねぇ。まあ、何となく分かってはいましたけど(笑)。らぁらとレオナの回答は、語尾というよりは、口癖じゃね?
「語尾は身体に悪い。特に、みれぃの『ぷり』は猛毒だ。」
だったら見なきゃいいのに。っていうか、「最高のプリンス」の青ざめた表情がすごくレアっぽく、この写真がオークションに出れば、かなり高値がつきそうですね。(笑)
語尾相談者は、ふわり。
「ふわりです。ナチュラルに語尾を言います。こんにちわナチュ! とーっても気に入ったナチュ!」
これを見たひびきは、ティーグラスを落とすほどのショックを受けます。
つい3か月くらい前は、語尾のなさに心が洗われていたのが、こうなっちゃったとなれば、大誤算だろうな。今のひびきの脳内は、「ジョジョの奇妙な冒険」でいうポルナレフ状態でしょうか。(笑)
ふわりの語尾は、観客達に好評で、番組は盛り上がりましたが、クレームの電話が殺到したようです。クレームを入れたのは、紫京院家のSP達。
このままでは、電話回線がパンクしてしまうため、語尾コーナは中止に。
その影響か、プリパラタウンから人も減っていきました。
しかし、気を取り直して、次のコーナーへ。次は、こちら。
「ボクは、ドロシー。お好み焼き屋の店長だ。でも、これは仮の姿。実は・・・、事件発生! チェーンジ!」
「テンションマーックス! 紅ショウガはお好みで! 忍者の味方、もんじゃマン!」
うわー・・・、ダサ過ぎる・・・(笑)。51話のライブで着ていた「ニンニン!もりのなかコーデ」の方が、何倍もマシだと思うのですが。
「もんじゃマン、助けて! あっちに怖い怪人が!」
「やっだねー。ボク、忍者の味方だから。」
「もんじゃマン、助けて!」
「忍者だからいいよ!」
で、怪人は、これ。
怪人なのに、羽がついているって、何でやねん。どう見ても天使だろ、これ。(笑)
「出たな、怪人クラゲーラ!」
「はい、やっちゃってー。」
どう見ても、クラゲーラよりも、めが姉ぇ達の方が怪人です。本当に、ありがとうございました。(笑)
「食らえ、青のりビーム!」
「とどめだ! かつおぶしキーック!」
「かつおぶしキック」とは、削る前のかつおぶしくらい硬くて、当たると痛いそうです。
「かつおぶしキック」うんぬん以前に、跳び蹴りは痛いと思うのですが。こんな下らないノリに、いちいち「かつおぶしキック」の解説を入れる私もバカですよね。(笑)
しかし、クラゲーラのレッドフラッシュ攻撃で返り討ち。
「ボクは負けない・・・。この地球を征服してやるまでは! ハッハッハッハ!」
「って、もんじゃマン、悪役かーい!」
まあ、「正義の味方」だなんて、一言も言ってないしな(笑)。ドロシーのこういうノリ、ホント好きです。
このコーナーにも、ひびきは激怒。またしても、テレビ局に抗議の電話が殺到し、中止に。
グラビアちゃん子の汎用率高いな。やっぱり、ちゃん子のグラビア姿は、需要高いのだろうか? これは、早く写真集が出てほしいですね。(笑)
次は、これ。
これは、元ネタが同じTV局ですから、問題ないでしょうね。元ネタの方は、私もたまに視聴していますが、結構面白いです。
ゲストは、あろまとみかん。来た場所は、ネコのバー。
らぁら、あろま、みかんはカレーうどんを食べる事に。
「カレーうどん・・・。四字熟語になるから、私も付和雷同! 賛成だ!」
まあ、確かに四字熟語になるけどさ、メイン視聴層の女児が分からん漢字を使ってまで、四字熟語にしなくていいから! 前回といい、シオンはボケ度がパワーアップしちゃったような気が・・・。(笑)
少しして、カレーうどんを食しますが、汁が沢山飛んでしまいました。
この事態に、またしても、ひびきはティーグラスを落としてしまいます。
そして、プリパラタウンから、また人が減ってしまいます。このままでは、トモチケ交換100万人は無理なんじゃないかと、焦りが出てきます。
さらに、夜も更けてきたため、寝る時間に。子供達が夜遅くまで起きているのは、教育上良くありませんし。ここから先は、クマとウサギが番組を引き受けます。
その翌朝、らぁらだけは一睡もできずに起床。プリパスを見てみると、24時間のTVの視聴者が大幅に落ち込み、10人しか見ていない事態に。
そんな中、雨宮は1人走っていました。
朝も早よから頑張ってるのう。でも、「あと235km」じゃなく、「あと23.5km」の間違いだよな?(笑)
~ Bパート ~
ついに、プリパラタウン内の客も0に。こうなったのは、クマとウサギがロクでもない番組を流していたため。
うん、知ってたよ。お前らなら、そうなるって事はさ。っていうか、ウサチャが、これを見たら、また泣くんじゃね?(笑)
他の番組も失敗だらけだったのも、視聴率減少に響いていました。
放送された番組は問題だらけでも、グラビア姿のちゃん子を出しまくる事については問題ないんだな。もはや、「安全と信頼のちゃん子」という言葉ができてもおかしくなさそうですね。(笑)
という事で、ここからは、らぁら達が登板し、巻き返しを図ります。
が、どれもこれも滑りまくりで、ついに視聴者が1人に。なお、視聴者が0になったら、その時点で番組打ち切りです。
このピンチに、みれぃとドロシーはケンカをしてしまいます。そふぃは、トモチケの代わりにコンブを貼れば何とかなると言う始末。あろまとみかんは柏餅の葉を貼り付けます。
このアニメなら、それで本当に何とかなっちゃいそうだから、困るわ(笑)。っていうか、キミらは、よくそこまで来れたよな。めが姉ぇに止められてもおかしくないと思うぞ?(笑)
そして、他のアイドルまで混乱してしまい、メチャクチャに。
ひびきは、この様子を見て、呆れていました。
「これが仲良しごっこの成れの果てか。こんな番組を最後の1人になるまで見続けた僕も、どうかしてる。」
まったくだよ。最初に「下らない」と決め付けたのなら、最初から見なけりゃいいのに。そのおかげで、大量クレームを入れるための人件費とか通話費とか、割れたティーカップの費用とかの出費がかなりかかっていると思うと、バカな話ですよね。(笑)
しかし・・・、
「待って! このままじゃ終われない! 終わりたくない!」
「らぁら・・・。」
「だって、あたし、まだみんなと全然1つになれてないもん! あたし、続けたい! 放送は中止になっても、あたし達の心が1つになるまで、そして、この壁がトモチケでいっぱいになるまで!」
『らぁら・・・。』
「時間はかかるかもしれない。でも、一緒に頑張ろう!」
「千人の道もお散歩からだよ!」
正確には、「千里の道も一歩から」ですが。とはいえ、みれぃ達5人は、らぁらの言う事はもっともだと納得し、自分達の心がバラバラだったと反省します。
そして、ここからは、クレームがどれだけ来ても負けない、と意気込みます。あろま、みかん、ふわりも協力します。直後、ファルルもプリパスを通じて、協力を申し出ました。
「よーし! あたし達の仲良しパワーで、ライブ盛り上げちゃおう!」
『おーっ!』
そして、らぁら達6人は、ライブに出ます。
今回のコーデは、らぁらとシオンは「ベイビーピンクピエロコーデ」、みれぃとドロシーは、「バナナイエローピエロコーデ」、そふぃとレオナは「フレンチライムピエロコーデ」。
あ、このコーデ、3つとも今週ゲームをやってゲットしたやつだ。特に、「フレンチライムピエロコーデ」は、昨日入手しました!
いいですね! つい先日ゲットしたコーデが、すぐにアニメに出てくると、かなり興奮します。
曲は、「Realize!」。
メイキングドラマは、「未来へ加速! ウィーアープリパラ!(We are Pripara)」。
そして、プリパラタウン内には大量の人がごった返し、トモチケ100万人交換を果たしました。
それを、めが兄ぃが祝福します。そして、トモチケ100万人交換を果たした事による奇跡が起きました。それは壁に、めが兄ぃが映し出された事。
「友達と心がバラバラになりそうな時は、僕の笑顔を思い出して下さい。そうすればきっと、素敵な気持ちになって、心が1つになりますよ。」
うーん・・・、今回の話における大事な事を言ってはいるのだが、少しばかりギャグを感じてしまう・・・。(笑)
という事で、24.5時間TVは、めでたく幕を閉じました。
一方、ひびきは、不快を感じていました。
「一つだけはっきりした事がある。真中らぁら・・・。コイツは大バカ者だ! オールラウンドバカだ!」
「結局、次のプリンセスは見つからなかったか・・・。まあ、いい。焦る事はない。」
そんな中、まだ雨宮は、まだ走っていました。
「南委員長に届け! この想い!」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、みれぃのために完走目指して頑張る雨宮が映し出されました。おい、雨宮。お前、みれぃより目立つつもりかよ。(笑)
そんな雨宮の頑張りもキャプチャーしましたが、ここに載せるとあまりにも長くなりますので、この記事の最後に載せます。
次回:「ハムとあじみ」
「オータムドリームアイドルグランプリ」が近付く中、めが兄ぃは、プリパラポリスに出動を要請して、怪盗ジーニアスに備えます。
そんな中、らぁら達は、デビューしたばかりのプリパラアイドルと知り合います。
そして、ついに、出ましたね。7月下旬から公式ホームページで紹介された「黄木あじみ」が。かなりのギャグキャラのように見えて、このアニメをどう面白くしてくれるのか、すごく楽しみです。
【まとめ】
怪盗ジーニアスに対抗するために、らぁら達は、友情パワーを高めようと、「24.5時間テレビ」を企画し、途中、失敗はあったものの、皆と1つになりたいらぁらの心意気が、トモチケ交換100万人を果たし、番組は成功に終わりました。
さて、今回のテーマは、タイトルにある通り「トモチケは世界を救う」でしょうね。
このタイトルは明らかに、日本テレビの24時間テレビのタイトル「愛は世界を救う」のパロディではありますが、「愛は世界を救う」も実質、今回のテーマと言っても過言ではないでしょう。友人関係から生まれる愛を意味する言葉として、「友愛」というのがあるくらいですしね。
今回の話は、60話感想で述べた「沢山の仲間とともにコツコツ努力して、足場を固めていく」事を実践したものだったと思います。
らぁら達の「24.5時間テレビ」の目的であった「トモチケ100万人交換」は、不可能に近いでしょう。1つのプリパラタウンに集まる子は1万人に満たないと思いますし、外国からプリチケを届けるにも、1日2日で届くような簡単なものではありません。それだけに、「トモチケ100万人交換」は、ある意味、「凡才」が「天才」に勝つ事と同義と言えるでしょう。
しかし、らぁら達は、その重さをよく分かっておらず、「24.5時間テレビ」で色んな失敗を重ねました。正確に言えば、ひびきの妨害工作ではあるのですが、挫折を味わった事には変わりません。
この事実だけを見れば、「凡才」が「天才」に勝つ事は不可能なのかもしれません。
しかし、60話感想でも述べたとおり、「凡才」は数が多いために、力を合わせる事は容易です。つまり、沢山の友達がいる訳であり、何かしらの出来事で挫折を味わったとしても、前を向く子はいるでしょうし、その子を中心に「凡才」達は再び挑戦していきます。
それでもなお、「天才」に勝てない可能性もあるでしょう。でも、大事なのは、らぁらが言っていた「時間はかかるかもしれない。でも、一緒に頑張ろう!」というセリフです。すぐ勝つ事は、決して重要じゃないんですよね。
「天才」に何度負けたっていい。ても、友達がすぐ傍にいて力を与えてくれるを忘れずに、心を1つにして頑張り続けていく事ができる。それが、「凡才」の強みです。
「凡才」には、「天才」のような、努力なしに光り輝く存在にはなれませんが、60話感想で述べたように、沢山の仲間とともにコツコツ努力して、足場を固めていき、その土台を作り続けていけば、きっと「天才」に負けない輝きを見せるでしょう。そのためにも、友達と心を1つにする事は必要不可欠なのでしょうね。
「オータムドリームアイドルグランプリ」でも、怪盗ジーニアスが現れて、57話みたく、優勝チームからコーデを奪ったりするなどして、友情をバカにされる展開は来るのかもしれません。
しかし、それでも、らぁら達は、それにへこたれずに、前を向き続けるでしょう。いや、そうなるに違いない。そんな心意気が見えた、今回の話だったと思います。
そんな素晴らしさに気付けるかどうかが、今後のひびきの見所になるでしょうね。
友情や努力を嫌うひびきにとって、真逆の性格であるらぁらにとっては、確かに大バカ者でしょう。しかし、そんな大バカ者でも、絶対にできやしないと思っていた「トモチケ100万人交換」をやり遂げましたし、「サマードリームアイドルグランプリ」だって優勝できました。これは、もはや、ただの大バカ者とは軽視できないでしょうね。
きっと今後も、らぁらから、友達不要論に関する誤算を何度も受ける事でしょう。そのたびに、ひびきはらぁらをどう見直していくのか、そして、らぁらの考えを良きものとして受け入れるのはいつになるのか、しっかり注目したいと思います。
最後に、後回しにした、エンディングの雨宮の勇姿を載せます。
なあ、雨宮・・・、お前は、本当によく頑張ったよ・・・。お前のおかげで、この記事の画像数が119と、とんでもない事になっちゃたしな(笑)。見直したよ!
ちなみに、1日にアップロードできる画像数は100が限界なため、放映日当日は、一部の画像を載せる事ができませんでした。放映日に載せられなかった画像は、翌日に載せました。まったく、このバカのおかげで、今回の記事作成は、めちゃくちゃ苦労したよ・・・。(笑)
まあ、とはいえ、雨宮のみれぃに対する愛には、感動しました。「超」が100個付くほどの変態だと思ったくらいですね。(笑)
今後も、雨宮には、ちょくちょく、みれぃへの愛を叫んでほしいと期待しています。
~ オープニング前 ~
「オータムドリームアイドルグランプリ」まで、あと3週間となりました。しかし、怪盗ジーニアスの手がかりは今も掴めていません。
57話でジーニアスに友達ごっことバカにされただけに、らぁら達は友情の力を見せつけようと意気込みます。SoLaMi SMILEとDressing Pafeは、ライバルチームではあるものの、ジーニアスを倒すとなれば、話は別です。
「友情パワーでヤツをねじ伏せ、最後に私がトドメをさそう!」
その勢いで蹴り上げたシオンの靴が宙を舞い、らぁらの頭上に落下。
直後、らぁらは、シオンの靴のサイズである「24.5」を見て、何かを思い付きました。それは、プリパラTVのスペシャル番組をする事。
「その名も、24.5時間テレビ!」
誰も、0.5時間の端数が中途半端とか、ツッコまないんだな。まあ、それは、視聴者の役目なんでしょうね。(笑)
~ Aパート ~
という事で、しばらくして、「24.5時間テレビ 仲良しはプリパラを救う」が始まりました。
らぁら達は、この番組で、ある記録に挑戦しようとしていました。それは、100万人とトモチケを交換する事。
「トモチケは、仲良しの証! それを形にしたいんです!」
「皆の応援があれば、達成可能!」
「ご協力お願いしますぷり!」
その様子をモニターで見ていた人達も、興味を示します。ついでに、雨宮も。
「南委員長が頑張っている・・・。なのに、僕は、こうして見守っている事以外に何もできないのだろうか? 嫌、そんな事はない! 僕は、373キロメートル走る! 南委員長への熱き想いを胸に! 愛はプリパラを救う!」
少しして、プリパラタウンには、沢山の人が集まりました。
交換したトモチケは、1枚ずつビルの壁に貼られていきます。100万枚貼られたら、素敵な奇跡が起こるとか。
視聴率も超良好で、90%を超えていました。トモチケも世界中から続々届いていました。
ひびきも、24.5時間テレビを見ていました。トモチケ100万人交換を、仲良しごっこで下らないと言うものの、新たな「天才」枠を見つけられるかもしれないと視聴を続行します。
24.5時間テレビの最初のコーナーは、こちら。
「語尾のないアイドル。それは、ちくわの入ってないおでんのようなものぷり。語尾は世にぷり、世は語尾にぷり。ぷりはぷりの上にぷりを作らず。ぷりの、ぷりによる、ぷりのための、ぷりぷりー!」
しかし、語尾をつけるアイドルが嫌いなひびきは、ヘッドホンで音をシャットアウト。
ああ、なんか、ひびきの気持ちが少しばかり分かった気がするわ。いくら何でも、ぷりぷりうるさ過ぎるっす!(笑)
悩める語尾相談者は、こちら。
この子は誰なのか? そして、この子に合う語尾は? らぁら、レオナ、ななみが回答していきます。
まとも回答が1個もねぇ。まあ、何となく分かってはいましたけど(笑)。らぁらとレオナの回答は、語尾というよりは、口癖じゃね?
「語尾は身体に悪い。特に、みれぃの『ぷり』は猛毒だ。」
だったら見なきゃいいのに。っていうか、「最高のプリンス」の青ざめた表情がすごくレアっぽく、この写真がオークションに出れば、かなり高値がつきそうですね。(笑)
語尾相談者は、ふわり。
「ふわりです。ナチュラルに語尾を言います。こんにちわナチュ! とーっても気に入ったナチュ!」
つい3か月くらい前は、語尾のなさに心が洗われていたのが、こうなっちゃったとなれば、大誤算だろうな。今のひびきの脳内は、「ジョジョの奇妙な冒険」でいうポルナレフ状態でしょうか。(笑)
ふわりの語尾は、観客達に好評で、番組は盛り上がりましたが、クレームの電話が殺到したようです。クレームを入れたのは、紫京院家のSP達。
このままでは、電話回線がパンクしてしまうため、語尾コーナは中止に。
その影響か、プリパラタウンから人も減っていきました。
しかし、気を取り直して、次のコーナーへ。次は、こちら。
「ボクは、ドロシー。お好み焼き屋の店長だ。でも、これは仮の姿。実は・・・、事件発生! チェーンジ!」
「テンションマーックス! 紅ショウガはお好みで! 忍者の味方、もんじゃマン!」
うわー・・・、ダサ過ぎる・・・(笑)。51話のライブで着ていた「ニンニン!もりのなかコーデ」の方が、何倍もマシだと思うのですが。
「もんじゃマン、助けて! あっちに怖い怪人が!」
「やっだねー。ボク、忍者の味方だから。」
「もんじゃマン、助けて!」
「忍者だからいいよ!」
怪人なのに、羽がついているって、何でやねん。どう見ても天使だろ、これ。(笑)
「出たな、怪人クラゲーラ!」
「はい、やっちゃってー。」
「食らえ、青のりビーム!」
「かつおぶしキック」とは、削る前のかつおぶしくらい硬くて、当たると痛いそうです。
「かつおぶしキック」うんぬん以前に、跳び蹴りは痛いと思うのですが。こんな下らないノリに、いちいち「かつおぶしキック」の解説を入れる私もバカですよね。(笑)
しかし、クラゲーラのレッドフラッシュ攻撃で返り討ち。
「ボクは負けない・・・。この地球を征服してやるまでは! ハッハッハッハ!」
「って、もんじゃマン、悪役かーい!」
このコーナーにも、ひびきは激怒。またしても、テレビ局に抗議の電話が殺到し、中止に。
グラビアちゃん子の汎用率高いな。やっぱり、ちゃん子のグラビア姿は、需要高いのだろうか? これは、早く写真集が出てほしいですね。(笑)
次は、これ。
これは、元ネタが同じTV局ですから、問題ないでしょうね。元ネタの方は、私もたまに視聴していますが、結構面白いです。
ゲストは、あろまとみかん。来た場所は、ネコのバー。
「カレーうどん・・・。四字熟語になるから、私も付和雷同! 賛成だ!」
まあ、確かに四字熟語になるけどさ、メイン視聴層の女児が分からん漢字を使ってまで、四字熟語にしなくていいから! 前回といい、シオンはボケ度がパワーアップしちゃったような気が・・・。(笑)
少しして、カレーうどんを食しますが、汁が沢山飛んでしまいました。
この事態に、またしても、ひびきはティーグラスを落としてしまいます。
そして、プリパラタウンから、また人が減ってしまいます。このままでは、トモチケ交換100万人は無理なんじゃないかと、焦りが出てきます。
さらに、夜も更けてきたため、寝る時間に。子供達が夜遅くまで起きているのは、教育上良くありませんし。ここから先は、クマとウサギが番組を引き受けます。
その翌朝、らぁらだけは一睡もできずに起床。プリパスを見てみると、24時間のTVの視聴者が大幅に落ち込み、10人しか見ていない事態に。
そんな中、雨宮は1人走っていました。
朝も早よから頑張ってるのう。でも、「あと235km」じゃなく、「あと23.5km」の間違いだよな?(笑)
~ Bパート ~
ついに、プリパラタウン内の客も0に。こうなったのは、クマとウサギがロクでもない番組を流していたため。
うん、知ってたよ。お前らなら、そうなるって事はさ。っていうか、ウサチャが、これを見たら、また泣くんじゃね?(笑)
他の番組も失敗だらけだったのも、視聴率減少に響いていました。
放送された番組は問題だらけでも、グラビア姿のちゃん子を出しまくる事については問題ないんだな。もはや、「安全と信頼のちゃん子」という言葉ができてもおかしくなさそうですね。(笑)
という事で、ここからは、らぁら達が登板し、巻き返しを図ります。
このピンチに、みれぃとドロシーはケンカをしてしまいます。そふぃは、トモチケの代わりにコンブを貼れば何とかなると言う始末。あろまとみかんは柏餅の葉を貼り付けます。
そして、他のアイドルまで混乱してしまい、メチャクチャに。
ひびきは、この様子を見て、呆れていました。
「これが仲良しごっこの成れの果てか。こんな番組を最後の1人になるまで見続けた僕も、どうかしてる。」
まったくだよ。最初に「下らない」と決め付けたのなら、最初から見なけりゃいいのに。そのおかげで、大量クレームを入れるための人件費とか通話費とか、割れたティーカップの費用とかの出費がかなりかかっていると思うと、バカな話ですよね。(笑)
しかし・・・、
「待って! このままじゃ終われない! 終わりたくない!」
「らぁら・・・。」
「だって、あたし、まだみんなと全然1つになれてないもん! あたし、続けたい! 放送は中止になっても、あたし達の心が1つになるまで、そして、この壁がトモチケでいっぱいになるまで!」
『らぁら・・・。』
「時間はかかるかもしれない。でも、一緒に頑張ろう!」
「千人の道もお散歩からだよ!」
正確には、「千里の道も一歩から」ですが。とはいえ、みれぃ達5人は、らぁらの言う事はもっともだと納得し、自分達の心がバラバラだったと反省します。
そして、ここからは、クレームがどれだけ来ても負けない、と意気込みます。あろま、みかん、ふわりも協力します。直後、ファルルもプリパスを通じて、協力を申し出ました。
「よーし! あたし達の仲良しパワーで、ライブ盛り上げちゃおう!」
『おーっ!』
そして、らぁら達6人は、ライブに出ます。
今回のコーデは、らぁらとシオンは「ベイビーピンクピエロコーデ」、みれぃとドロシーは、「バナナイエローピエロコーデ」、そふぃとレオナは「フレンチライムピエロコーデ」。
いいですね! つい先日ゲットしたコーデが、すぐにアニメに出てくると、かなり興奮します。
曲は、「Realize!」。
そして、プリパラタウン内には大量の人がごった返し、トモチケ100万人交換を果たしました。
それを、めが兄ぃが祝福します。そして、トモチケ100万人交換を果たした事による奇跡が起きました。それは壁に、めが兄ぃが映し出された事。
「友達と心がバラバラになりそうな時は、僕の笑顔を思い出して下さい。そうすればきっと、素敵な気持ちになって、心が1つになりますよ。」
うーん・・・、今回の話における大事な事を言ってはいるのだが、少しばかりギャグを感じてしまう・・・。(笑)
という事で、24.5時間TVは、めでたく幕を閉じました。
一方、ひびきは、不快を感じていました。
「一つだけはっきりした事がある。真中らぁら・・・。コイツは大バカ者だ! オールラウンドバカだ!」
「結局、次のプリンセスは見つからなかったか・・・。まあ、いい。焦る事はない。」
そんな中、まだ雨宮は、まだ走っていました。
「南委員長に届け! この想い!」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、みれぃのために完走目指して頑張る雨宮が映し出されました。おい、雨宮。お前、みれぃより目立つつもりかよ。(笑)
そんな雨宮の頑張りもキャプチャーしましたが、ここに載せるとあまりにも長くなりますので、この記事の最後に載せます。
次回:「ハムとあじみ」
「オータムドリームアイドルグランプリ」が近付く中、めが兄ぃは、プリパラポリスに出動を要請して、怪盗ジーニアスに備えます。
そんな中、らぁら達は、デビューしたばかりのプリパラアイドルと知り合います。
そして、ついに、出ましたね。7月下旬から公式ホームページで紹介された「黄木あじみ」が。かなりのギャグキャラのように見えて、このアニメをどう面白くしてくれるのか、すごく楽しみです。
【まとめ】
怪盗ジーニアスに対抗するために、らぁら達は、友情パワーを高めようと、「24.5時間テレビ」を企画し、途中、失敗はあったものの、皆と1つになりたいらぁらの心意気が、トモチケ交換100万人を果たし、番組は成功に終わりました。
さて、今回のテーマは、タイトルにある通り「トモチケは世界を救う」でしょうね。
このタイトルは明らかに、日本テレビの24時間テレビのタイトル「愛は世界を救う」のパロディではありますが、「愛は世界を救う」も実質、今回のテーマと言っても過言ではないでしょう。友人関係から生まれる愛を意味する言葉として、「友愛」というのがあるくらいですしね。
今回の話は、60話感想で述べた「沢山の仲間とともにコツコツ努力して、足場を固めていく」事を実践したものだったと思います。
らぁら達の「24.5時間テレビ」の目的であった「トモチケ100万人交換」は、不可能に近いでしょう。1つのプリパラタウンに集まる子は1万人に満たないと思いますし、外国からプリチケを届けるにも、1日2日で届くような簡単なものではありません。それだけに、「トモチケ100万人交換」は、ある意味、「凡才」が「天才」に勝つ事と同義と言えるでしょう。
しかし、らぁら達は、その重さをよく分かっておらず、「24.5時間テレビ」で色んな失敗を重ねました。正確に言えば、ひびきの妨害工作ではあるのですが、挫折を味わった事には変わりません。
この事実だけを見れば、「凡才」が「天才」に勝つ事は不可能なのかもしれません。
しかし、60話感想でも述べたとおり、「凡才」は数が多いために、力を合わせる事は容易です。つまり、沢山の友達がいる訳であり、何かしらの出来事で挫折を味わったとしても、前を向く子はいるでしょうし、その子を中心に「凡才」達は再び挑戦していきます。
それでもなお、「天才」に勝てない可能性もあるでしょう。でも、大事なのは、らぁらが言っていた「時間はかかるかもしれない。でも、一緒に頑張ろう!」というセリフです。すぐ勝つ事は、決して重要じゃないんですよね。
「天才」に何度負けたっていい。ても、友達がすぐ傍にいて力を与えてくれるを忘れずに、心を1つにして頑張り続けていく事ができる。それが、「凡才」の強みです。
「凡才」には、「天才」のような、努力なしに光り輝く存在にはなれませんが、60話感想で述べたように、沢山の仲間とともにコツコツ努力して、足場を固めていき、その土台を作り続けていけば、きっと「天才」に負けない輝きを見せるでしょう。そのためにも、友達と心を1つにする事は必要不可欠なのでしょうね。
「オータムドリームアイドルグランプリ」でも、怪盗ジーニアスが現れて、57話みたく、優勝チームからコーデを奪ったりするなどして、友情をバカにされる展開は来るのかもしれません。
しかし、それでも、らぁら達は、それにへこたれずに、前を向き続けるでしょう。いや、そうなるに違いない。そんな心意気が見えた、今回の話だったと思います。
そんな素晴らしさに気付けるかどうかが、今後のひびきの見所になるでしょうね。
友情や努力を嫌うひびきにとって、真逆の性格であるらぁらにとっては、確かに大バカ者でしょう。しかし、そんな大バカ者でも、絶対にできやしないと思っていた「トモチケ100万人交換」をやり遂げましたし、「サマードリームアイドルグランプリ」だって優勝できました。これは、もはや、ただの大バカ者とは軽視できないでしょうね。
きっと今後も、らぁらから、友達不要論に関する誤算を何度も受ける事でしょう。そのたびに、ひびきはらぁらをどう見直していくのか、そして、らぁらの考えを良きものとして受け入れるのはいつになるのか、しっかり注目したいと思います。
最後に、後回しにした、エンディングの雨宮の勇姿を載せます。
なあ、雨宮・・・、お前は、本当によく頑張ったよ・・・。お前のおかげで、この記事の画像数が119と、とんでもない事になっちゃたしな(笑)。見直したよ!
ちなみに、1日にアップロードできる画像数は100が限界なため、放映日当日は、一部の画像を載せる事ができませんでした。放映日に載せられなかった画像は、翌日に載せました。まったく、このバカのおかげで、今回の記事作成は、めちゃくちゃ苦労したよ・・・。(笑)
まあ、とはいえ、雨宮のみれぃに対する愛には、感動しました。「超」が100個付くほどの変態だと思ったくらいですね。(笑)
今後も、雨宮には、ちょくちょく、みれぃへの愛を叫んでほしいと期待しています。
ソラミには悪いけど…10回連続ライブよりも、373kmマラソンの方が神っぽかったぞ。元ネタどおり、愛だし。
ひびきがプリンスではなく、ただのアイドルオタクに見えだした。…たった1人の視聴者とか、人形をコンプリートしてるとか…。
次回から、あじみが加わるんですね。
オータムドリームアイドルグランプリまで3週間をきっているとなると、どこまで友情を築き上げられるのか…ちょっと心配…です。
あと、ひびき目線で天才なのか、凡人なのか、それともバカなのか…も、気になるところですね。
名前を入れ忘れました。すいません。
24時間テレビパロをどうどうとやるとわ
>ひびきがプリンスではなく、ただのアイドルオタクに見えだした。…
まったく同意の意見だ たった1人の視聴者の時
お前かよ思ったし てかあの人形くれ 家宝にするから
そして、雨宮をお前ヤツは前回の祭りの時も
モブの紛れて入たし
>「黄木あじみ
キャラ的のなんとかアートとか語尾をありそうなんだが
多分 まともなキャラじゃないね いつもの事だけど
残りはアロマとレオナとあじみ だけど あじみは上の
考察があるから無いな
今回もコメント、ありがとうございます!
>今回こそ、24.5時間連続ライブ~みんなで目指そう神アイドル~とか、やった方がよかったような気がする
ただ、プリパラアイドルのほとんどが未成年だと思うと、難しいかも。深夜まで未成年の女の子達が起きているのは、アイドル目指している子に悪影響を与えちゃいますしね。録画で繋ぐのだったら、何とかなるんでしょうけど。
>10回連続ライブよりも、373Kmマラソンの方が神っぽかったぞ。元ネタどおり、愛だし
「愛」と言うよりは、「愛すべきゴッドバカ」と言った方が正しいかも(笑)。雨宮は、ある意味、今回の主役でしたよね。まあ、たぶん、373kmも走ってないと思いますが。(笑)
>オータムドリームアイドルグランプリまで3週間をきっているとなると、どこまで友情を築き上げられるのか…ちょっと心配…です
残り3週間でも、話は1か月以上かけるのかもしれず、何とも言えないかも。特に、あじみのキャラ掘り下げに話数をそれなりに使うと思うと、「オータムドリームアイドルグランプリ」の話が入るのは11月になるんじゃないかと考えています。
友情パワーについては、「アイドルドリームグランプリ」がまだ3回もあると思うと、次回も敗北する展開にするんじゃないかと思いますね。最後の4回目で勝つシナリオになりそうな気がします。
まあ、とりあえずは、次回新しく登場する、あじみに注目したいですね。
コメント、ありがとうございます!
>雨宮、お前は前回の祭りの時もモブに紛れていたし
ここ最近、雨宮のみれぃに対する愛が酷いですよね。メイン視聴層の女児達は、どう思っているんでしょうかね。まあ、私は、「いいぞ、もっとやれ」なんですが。(笑)
>(ひびきの考えるドリームチームの)残りはアロマとレオナとあじみ だけど あじみは上の考察があるから無いな
あじみは、ギャグの匂いプンプンなんで、なさそうですよね(笑)。あろまは、666冊の預言書の積み重ねでキャラづけは完璧と言っていたあたり(45話)、ひびきが快く思っていない努力家アイドルですので、たぶんボツかと。
レオナについては、候補に挙がってほしいと思いますね。そふぃとレオナが一緒の5人チームは見てみたいですし。まあ、男は眼中にないのかもしれませんが。(笑)
いずれにしても、今後、ひびきが誰に目をつけるのかも楽しみですね。