結構昔ですが、学生時代に一番読んだ漫画がシティーハンターでした。 普段はスケベでどうしようもない主人公冴羽遼しかしいざ銃を持つと裏世界No.1のプロのスイーパー！！ この二面性に憧れていました。 周りにいるキャラクターも個性多岐で急展開する話にいつもワクワクしながら読んでいました。 女性にだらしない冴羽ですが、それを止めに入るのが牧村香です。 この掛け合いが好きなので、外伝的な作品のエンジェルハートよりはやはりシティーハンターが一番です。 描かれる依頼人がいつも綺麗と可愛いを兼ねそろえたキャラクターが多いのでそれを見るのも楽しみでした。 他のキャラのバックグラウンドもしっかり作られているので見ていて読みごたえがあり今でも読んでいる作品です。 アンケートを行いました。 ジャンプ感想を、もう10年以上やっている私です。週刊少年ジャンプ50周年ということで、ネットアンケートを行ってみました。「人

私が人生で一番好きなジャンプ漫画は、なんと言っても「ろくでなしBLUES」ですねー！ ろくでなしBLUESは私が中学生の頃に連載がスタートしたと記憶していますが、最初は絵を見て「ちょっとグロい漫画なのかなぁ」と思ったのですが、実際に読んでみるとすごくハマってしまいました！ 何といってもキャラクターがとても魅力的。 主人公の前田大尊はヤンキーなのですが、根っから悪い奴というわけではなく、涙もろいところがあったり情に厚かったりと「本当はいいやつ」ですし、大尊と両想いの女の子の千秋ちゃんもとても可愛い！そしてこの2人の恋愛がなかなか進展しない感じも、見ててちょっとヤキモキしてしまいますがイイんですよね。 そしてところどころに出てくるギャグも面白い！とにかく全てにおいて最高の漫画だと思います。 アンケートを行いました。 ジャンプ感想を、もう10年以上やっている私です。週刊少年ジャンプ50周年という

まず最初にこの作品のおかけで自分競馬好きになりました。 小学生時代にこの漫画がジャンプで始まり最初の一話目でなんか心に響くものがあました見た目だけ見てるとただのギャグ漫画っぽい感じなのですが内容としてはもうとても本格的な競馬漫画です設定的にはありえない白毛の小さなマキバオーが自分のお母さんに会うためにがんばってライバルとレースしていくのですがその内容がもう熱血な展開満載でもあり競馬としての作戦なども考えられている非の打ちどころがない漫画だと思います。 自分が一番感動したところは皐月賞というレースの最後の直線でマキバオーの親分とされるチュウ兵衛親分がマキバオーから落馬し馬に乗るのには非常に危険な状態となりもう乗れないと言われて悲しんでいてただ次のレースは競馬会の中で一番名誉とされるダービーというレースでそれに何とか乗りたいという執念が実り先生も何もしなければいいと言われました。ただ実際レース

勉強術、心理術の著作の多い、和田秀樹さんの著書である「心が強い子」は母親できまる！を読みました。 小学生の子どもが二人いる身としては子どもの勉強や心の強さ、逞しさは常に懸念材料です。 子育ては両親ともにかかわるのは理想ですが、どうしても母親に時間的なウエイトがかかってきます。 自覚はしていましたが、こうもタイトルではっきりと「母親で決まる」と断言されると手に取らずにはいられませんでした。 心が強いとはどういいうことか、そういう心持はどのように鍛えられるのか、親はどう規範であるべきかをイラストやわかりやすいケースで分けて解説してくれています。 こんなの全部一度に出来ないと思っても、「これだけは！」という一つがどの章にも書かれており、まずはその一つからでいいんだと思えるところもいいです。 子供が勉強でつまずいた時に、子どもを責めずにいるつもりでも声掛け一つで明と暗がわかれます。 受け止める大人

1980年代に掲載されていた『COMCOP（コムコップ）』という作品が忘れられません。 作者は岩泉舞先生という女性の方で、このお話は『七つの海』という単行本に収録されています。 この作品はコム・コールマンという刑事が子供を抱えながら幽霊と戦う話で、切ない内容や独特の優しい絵柄から一気にひきこまれてしまいました。 また男女問わずに楽しめる作品だったので、当時女子小学生だった私や友達が初めてジャンプに興味を持ったきっかけにもなりました。 その後COMCOPは3まで発表されましたが、作者はその後漫画誌から姿を消してしまったため続きを読む事は出来ず、今でも時々思い出してはとても残念に感じています。 もし岩泉舞先生の他の作品もあれば、ぜひ読んでみたいです。 アンケートを行いました。 ジャンプ感想を、もう10年以上やっている私です。週刊少年ジャンプ50周年ということで、ネットアンケートを行ってみました

これ、当時小学生でしたが夢中で読み漁りました。友達と遊ぶのもいつもボクシングごっこでした。主人公の高峰竜児が姉をトレーナーにして貧しい暮らしの中で必至に目標とする、剣崎チャンピオンに挑戦するマンガです。この剣崎がイケメンで憧れたし、ライバルで死闘を繰り広げてきた人たちと次々親友になっていくとこも、すがすがしかったです。 けんか好きか石松の情に熱いところ、クールで美少年の河合選手の奥ゆかしい優しさだったり、障碍者なのに努力で強くなった、壱那虎。それぞれに必殺のパンチがあってそれが華麗でかっこよかったです。河合や剣崎以外は皆貧乏にまけず必死にがんばってのしあがっていく所が、あの時代の自分達の生活とリンクしていてのめりこめました。この漫画で、はじめて泣くことも覚えて、友情の大切さをこの漫画から学びました。 人生で一番好きなジャンプ漫画『』「」100件アンケート（/100）【WeeklyJUMP創

私は女性ですが、なぜか少年ジャンプはよんでました。とくに1980年代後半、ヒット作がこれでもか、というくらい連続してアニメ化されていたせいもあるかもしれません。数ある作品のなか、キャッツアイはちょっと他の作品とは色が違っていました。 北条先生が描く漫画がキレイでストーリーも少し大人な感じがしていました。盗み出す美術品はキャッツアイにとって、とても大切な思い出が詰まった作品。助力する紳士、仲の良い美人姉妹、そして純粋な恋、散りばめられた部品をつなげると、少女漫画にも通じる何かにずっとドキドキしていました。少年漫画ながら、とてもハマりました。当時は杏里さんがうたっていた主題歌のレコード、単行本、グッズなど買えるものは購入していました。いまだカラオケにいくと歌ってしまいます。 あとにも先にもここまでハマった漫画はあまりないですが、青春の良い思い出です。そのせいかいまでも、少年ジャンプを子供が買っ

ヨコミネ式という教育方法を聞いたことはないでしょうか。 小さな子がとび箱をポンポンとんだり、漢詩の暗唱をしたりとにかくスーパー園児を輩出しているユニークな教育法を実践している幼稚園の園長先生である著者のこの本。 特に男の子がどうやって本気になるか、どのようなアプローチでやる気を出すかを事細かに実例を交えて解説してくれています。 ついついいてしまう、○○しなさいはつうじない！とバッサリ見返しのページにかかれています・・ 男子には勝ちたい！という競争心をくすぐることやかっこいい！と乗せる方法、手伝いではなく“仕事”“任務”として与えること、などなど今のからすぐに実践できそうなネタが満載です。 勉強とは知識の詰込みではなく、人生の選択肢を広げる手段であると著者は書いています。そして子育ての究極の目的は子どもの自立でる、と。 自分の力で生きていける強い子に育てるために、思春期に入り親の介入を嫌がる

とっても美味しいと評判の菜の花食堂の料理教室で、「靖子先生」が教えてくれるのは、美味しいレシピなのですが、ささやかな謎と悩みの答えも教えてくれます。 ちょっとしたヒントから真実を見抜く「ミス・マープル」のようです。短編集ですが、それぞれの章の名前が食材、料理の名前を使っています。 書名の「きゅうりには絶好の日」の他に「ズッキーニは思い出す」「カレーは訴える」「偽りのウド」「ピクルスの絆」どの章もどんな話なのか？読んでみたくなる題です。 著者は食文化への興味から「江戸東京野菜コンシェルジュ」の資格を取得しています。 「カレーは訴える」の章では、地域のバザーに「ドライカレー」の店を出すことにしたのですが、なぜか「ご飯はいらないのでカレーだけ欲しい」とのお客さんがいて、 たくさん買っていきました。 ご飯は家にあるのを使うので・・ということかとも思ったのですが、どうも違うようです。実は「ドライカレ

この作品は副題が示す通り、『考えるための教科書』だ。実際、全国の小・中学校で道徳の副読本として採用され、一部の高校では、本書の内容を抜粋したテキストを入試問題として出題するなど幅広く利用されている。 読者も14歳から90歳までと、これまた幅広い層の読者から圧倒的な支持を得ている、正真正銘のベストセラーであり、ロングセラーだ。帯にも示されている通り著者は、『人は14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある』と読者に訴えかけ、徹頭徹尾、「考えろ」と促すのだ。その考える事柄も『自分とは誰か』『理想と現実』『存在の謎』など実に30項目にも亘り、読者はこの書で、今まで考えたことがなかった様々なことを考え始めるだろう。 その中でも私の心を深く打ったのは『人生の意味』という項目だ。著者はここで、人生とは「今」の集積であり、したがってその「今」、その瞬間瞬間を懸命に生きることが人生の意味だ、と語

料理ブロガーの山本ゆりさんのエッセイ集第２弾です。 第１弾が予想していた以上に面白かったので、この２冊目は期待を胸に手に取りました。分厚くてたくさんの章があるので、とても読みごたえがある一冊となっています。 デコルテ部分にできたケロイドを治療する話を、何章にも分けて連続ドラマのシナリオ仕立てにしているのがすごいです。プロの脚本家やエッセイストも、この文章力と絶妙な観察眼を見たら戦々恐々としてしまうのではないでしょうか。ピンチを笑いに変換している姿勢がとてもよくて、その明るさを自分も見習いたいものだと感じました。 食べ物を口に入れ続けるスイッチがあるという取るに足らないような話に笑い、一方で人生の葛藤について語ったエピソードは胸に沁みます。専業主婦と兼業主婦はどちらが大変か、というくだらない論争を一喝していたのは爽快でした。自分のちっぽけな悩みは結局ないものねだりをしているだけなんだなぁと思

週刊少年ジャンプ５０周年なんですね！かつて兄の影響でジャンプを愛読していましたが、ジャンプから離れてもう２０年以上経ちます。そんな私が今でもよく覚えているのが、光原伸さんのアウターゾーンです。当時はドラゴンボールや幽遊白書、スラムダンクなど面白い連載がたくさんあったと記憶していますし、それらの作品も大好きだったのですが、ひっそりとジャンプの最後に掲載されていたアウターゾーンを楽しく読んでいました。 暗い話や怖そうな話が多そうなイメージがありますし、途中まではそういった展開であることが多いのですが、意外と人情味あふれるようないい話であったり、希望を持てる結末であったりすることも多く、それが悪いこともあるけど、頑張っていればいいこともあるよというような作者の哲学というか、ジャンプの哲学でもあるのかなと思いながら読んでいました。 アンケートを行いました。 ジャンプ感想を、もう10年以上やっている

私が紹介したいのは元祖戦う犬まんが銀牙です。小学生の時に手に取った一番最初のジャンプコミックスで、なにが衝撃的って、犬が作中でしゃべる！人間も出てくるのですが、犬同士で犬語をしゃべり、意思のそつうをはかっている。それまで子供ながらに犬ってこんなこと話しているのかな、という想像をまさに絵で表してくれました。 そしてその犬たちが自分達よりもはるかに大きな熊に立ち向かうべく、日本全国を行脚し、個性的な仲間を集めていく過程もまた面白い。戦ったり、助け合ったり、男の子達が喜びそうな技がいろいろ出てきたり。熊たちとの戦いは壮絶なものがあり、ちょっと悲しくなる場面もありますが、まさにジャンプ！のいいところがつまったまんがです。 アンケートを行いました。 ジャンプ感想を、もう10年以上やっている私です。週刊少年ジャンプ50周年ということで、ネットアンケートを行ってみました。「人生で一番好きなジャンプ漫画は

よしもとばななさんの作品は、20年以上前に私が高校生だった頃すでに国語の教科書に「キッチン」が掲載されていましたし、10代の頃はけっこう読んでいました。最近は少しご無沙汰になっていたので、久しぶりに手に取ってみました。 小説ではなくかなり小さいサイズのエッセイ本で、気楽に読めます。作中にも書かれている通り、家の本棚にひっそりと置いておき、小さなピンチが訪れた時などに時々取り出してぱらぱらと読んでみるといいかもしれません。どかんと大きな夢をつかむのに全力投球するのも悪くはないですが、何気ない日常に小さな幸せを見つける感性を持つのもすごく大事だなと思えてきます。 「家事の音」というエピソードは、家の掃除などする時についイライラとした気分を態度に出してしまう自分を反省しましたし、「ふくらはぎ」というエピソードは、昼夜問わず必死に赤ちゃんを育てた日々を振り返り泣きました。 また、一番笑ったのは「高

生きている限りついてまわる家事。 別にホテルのようにきれい部屋でなくてもいいけれどそれでも最低限きれいな部屋、家で過ごしたいと願えば家事はついてまわります。 この本はそんな家事を効率化し朝にまとめてしまって豊かに生きようという指針を示してくれています。 この本ではまず、“奇麗な部屋でどうすごしたいか”“何がしたいか”をとわれます。 家事を“追われるからする仕事”ではなく、“目的を達するための手段”ととらえるという視点にまず目からうろこでした。 一番印象的なのは夜寝る前に部屋をかだづけることはマイナスのもの（散らかった部屋）をゼロ（元の部屋）に戻すという後ろ向きなものから、明日を気持ちよく迎える準備（現状からプラスの方向）へと置き換えるという一文です。 船出のような気持で明日への準備をする、そう意識しただけで夜の片づけが苦にならなくなりました。やることは変わらないのに。 家事を効率よくするだ

毎週続きが気になって待ち遠しく感じるほど、楽しみに観ていました。ガスマスクの男が意外な人物で驚きました。犯人も清春もSF映画並みな戦いで迫力もありました。そして最終回で謎が解けてよかったー、ハッピーエンドで終わってくれるー、と思いながらエンディングを観ていると…まさかの展開が！終わった後になんで？どうして？ と、しばらく頭がついていきませんでした。せっかく事件が解決して、清春と克喜くんがやっと幸せになっていけると思ったのに。最後が気になり過ぎて検索しちゃいました。でも全く分からない。続きがあるのかな？あって欲しい！とても悲しい辛い事件だったので、今度こそ幸せに暮らしている清春と克喜くんの二人の姿が見たいです。

「最終回だし、幸恵さんが家出したし（大事）！一気見、必須」って身構えてたのがばかみたいに、見やすい最終回でした（笑）幸恵さんの家で問題はさっさと解決しちゃうし、やえこさんと理人君の関係も中盤では解決して・・・でも、1年後がエピローグじゃなくて、最後までドタバタと（！？）バンバン名シーン見せてくれました。 よかったよ～！3人の関係も2人の関係も続いてるし、なにより3人ともバイオリン続けてて！真央先生と事務員さんの結婚は意外だったけど、理人君がふつうにお祝いの曲を弾けるのが私的には意外だった。それも今カノと（笑）それにしても結婚祝いにドロドロ不倫の曲はヤバすぎ（笑）”G線”演奏シーンとてもよかったです。そして最後の最後に2人のほんとのエピローグ。ほんとにいい最終回でした。

也映子は理人との関係を元に戻したいと言っていました。 しかし、幸恵の家出がきっかけで、也映子と理人は再び付き合うことになったような気がします。 幸恵は家に戻ることになりましたが、後日、彼女が也映子に、「またこういうことがあると思うけど、家出の時の夫の言葉を思い出して乗り切る」というようなことを言っていました。 彼女は妻として母親として、そして嫁として、毎日大変な日々を過ごしているのだと思いました。 それでもそれに耐えて行こうとする姿がそこにあり、改めて彼女の決意を知ることができました。 どこにでもあるような話かもしれませんが、それが親近感を覚えて素敵なドラマだったと思います。 続編がもしあるようであれば、ぜひ、今回の続きから観てみたいです。 特に也映子と理人のその後が気になります。

最後までクラッシック音楽がテーマであるというイメージを崩さずに、でもすごく親近感のもてるドラマでした。 幸恵が家族とおりあいをつけていく場面はしみじみ共感しましたし、也映子と理人の交際再開はすごくキュンとするシーンでした。がばっと理人が也映子を抱きしめる時に、後ろで幸恵と庄野が息を飲んで応援しているパントマイムみたいな様子が笑えてよかったです。眞於先生の結婚式で演奏するシーンでも涙が出るくらいの感動と一緒に笑えるドタバタエピソードもあって、すごく感情が揺さぶられました。 「大人の音楽教室は何者にもならない人のためのもの」と言いつつ、着実に進化を遂げた3人の幸せそうなエンディングは納得のいくもので、心がホッコリしました。

入学希望者と招いた学校説明会の当日、予定通り無断欠席を決行した創楽と中弥。 彼らが待ついつもの浜辺に表れた面々は何か不思議な結束力を持って意識的に行動していたことが分かり、静かな感動がありました。 常に「発想を行動に変える」という方法を試みた彼らの最終決戦ともいうべき今回のボイコットの模様がリアルタイムで送信され、学校説明会に訪れた人々の目に触れる流れはやはり突き抜けた開放感がありました。 彼らの晴れやかな表情があまりにも鮮烈で印象的だったことや対称的に恥をかかされ、苦情の表情を浮かべる教師とのコントラストもまた最高でした。 このように“静と動”を対称的に見せる演出がこのドラマの特徴で、心理戦や頭脳戦に至るときの雰囲気はみどころでした。 ジャニーズのメンバーが主演という色眼鏡抜きで世代を超えて楽しめた作品だと心から思えるエンディングでした。