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この特集ページでは、海外文学を紹介しているフリーブックレット「BOOKMARK #18 2021 SUMMER」に掲載された作品を、翻訳版と併せて原書(洋書)もご紹介しています。気になる作品を見つけて、海外文学の魅力にどっぷり浸ってみませんか? BOOKMARKとは、テーマに沿ったおすすめの翻訳小説を選んで紹介している大人気のフリーブックレットです。 最新号のテーマは「Other Voices,Other Places」。翻訳を行なった翻訳家自身が、作品の魅力をしっかりとお伝えします。 『素数たちの孤独』 パオロ・ジョルダーノ 飯田亮介 訳 (早川書房) イタリア語版 英語版 翻訳版 主人公の男女はどちらも幼少時代の体験から心に大きな傷を負っている。彼女は脚が不自由で拒食症、彼は数学の天才だが自傷癖があり、揃って周囲になじむのが不得意なタイプだ。そんなふたりの出会いと成長を描き、2008年
この夏はSF・Tシャツで決まり! 大人気の早川書房 SF・Tシャツがe-honに登場。『ソラリス』『ニューロマンサー』『一九八四年』に加え、 『宇宙英雄ローダン』『華氏451度』『火星年代記』の豪華ラインナップ。 各種・各サイズ数量限定です。お求めはお早めに!
1949年創刊。硬派な人文書からホットなサブカルチャーまで紹介する週刊の書評新聞「図書新聞」とe-honのコラボ企画! 「図書新聞」の紙面で紹介した書評や、対談記事をご紹介します。【週1回更新】 取り上げる本や評者を厳選し、確かな見識で深く掘り下げた書評は「読み応えアリ」です! ⇒「図書新聞」定期購読はこちら ◆ 3346号(3月31日発売号掲載) ⇒過去の掲載記事はこちら 「三つの革命」とは何か ――ドゥルーズ=ガタリの『アンチ・オイディプス』、『千のプラトー』、『哲学とは何か』からそれぞれの革命論を取り出す 鼎談:佐藤嘉幸×廣瀬純×江川隆男 ■佐藤嘉幸・廣瀬純著『三つの革命――ドゥルーズ=ガタリの政治哲学』が講談社選書メチエより刊行された。これを機に、著者の佐藤・廣瀬両氏と、ゲストに哲学者の江川隆男氏を迎えたトークショーが、さる1月16日、東京・八重洲ブックセンターにて開催された。本稿
1949年創刊。硬派な人文書からホットなサブカルチャーまで紹介する週刊の書評新聞「図書新聞」とe-honのコラボ企画! 「図書新聞」の紙面で紹介した書評や、対談記事をご紹介します。【週1回更新】 取り上げる本や評者を厳選し、確かな見識で深く掘り下げた書評は「読み応えアリ」です! ⇒「図書新聞」定期購読はこちら ◆ 3359号(7月7日発売号掲載) ⇒過去の掲載記事はこちら ちょっと、垂直 ――二〇一〇年代の思想と臨床、そして政治をつなぐキーワードは何か 対談:松本卓也×東畑開人 ■松本卓也著『享楽社会論――現代ラカン派の展開』(人文書院)と松本卓也+山本圭編著『〈つながり〉の現代思想――社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析』(明石書店)が、ほぼ同時期に刊行された。相変わらず、飛ぶ鳥を落とす勢いの松本卓也である。上記二冊の刊行を記念して、松本氏と、『野の医者は笑う』などで、独自の大変に興味
1949年創刊。硬派な人文書からホットなサブカルチャーまで紹介する週刊の書評新聞「図書新聞」とe-honのコラボ企画! 「図書新聞」の紙面で紹介した書評や、対談記事をご紹介します。【週1回更新】 取り上げる本や評者を厳選し、確かな見識で深く掘り下げた書評は「読み応えアリ」です! ⇒「図書新聞」定期購読はこちら ◆ 3392号(3月16日発売号掲載) ⇒過去の掲載記事はこちら 民主主義はポピュリズムそのもの ――「包摂」と「排除」は共犯関係にある 対談:山本圭×水島治郎 ■エルネスト・ラクラウ著『ポピュリズムの理性』とシャンタル・ムフ著『左派ポピュリズムのために』が、明石書店からほぼ同時期に邦訳刊行された。ポピュリズムの荒波が猛るこの時代にタイムリーな出版である。『左派ポピュリズムのために』の訳者の一人である山本圭氏と、千葉大学教授の水島治郎氏によるトークイベントが行われた。本稿はその採録で
カルトと対決する国 なぜ、フランスで統一… 広岡裕児/著 同時代社 ホラー映画の科学 悪 夢を焚きつけるもの ニーナ・ネセス/著 五十嵐加奈子/訳 フィルムアート社 韓国軍事主義の起源 青年朴正熙と日本陸軍… カーター・J.エッカ ート/著 松谷基和/… 慶應義塾大学出版会 フェイクニュースを哲 学する 何を信じるべ… 山田圭一/著 岩波書店 イグアナの花園 上畠菜緒/著 集英社 柚木沙弥郎旅の手帖 中世美術に憧れて 柚木沙弥郎/著 平凡社 アーティスト伝説 レ コーディングスタジオ… 新田和長/著 新潮社 写楽百面相 泡坂妻夫/著 東京創元社 とんちき蔦重青春譜 矢野隆/著 新潮社 歌麿 大久保純一/著 KADOKAWA 内部告発のケーススタ ディから読み解く組織… 奥山俊宏/著 朝日新聞出版 内部告発〈ホイッスル ブロウワァー〉の法的… 阿部泰隆/著 信山社出版 空飛ぶタイヤ 上 池井
反レイシズム宣言 ――戦後日本には存在しない「正義」としての反差別規範を打ち立てるために インタビュー:梁英聖氏 ■NGO「反レイシズム情報センター(ARIC)」でも活動する梁英聖氏が、初の単著『日本型ヘイトスピーチとは何か――社会を破壊するレイシズムの登場』を影書房より刊行した。これを機に、梁氏に話を聞いた。(インタビュー日・2月2日、東京・神田神保町にて。聞き手・須藤巧〔本紙編集〕) ■「日本型ヘイトスピーチ」の新奇性 ――本書を読み、時代が要請した本というか、梁さんもやむにやまれず書いた本なのではないかと思いました。 梁 二〇年前、一〇年前、せめて二〇一三年頃に誰かが書いていてほしかったですね。しかも私のような若造ではなく、大御所が。同じ内容の本というより、同じ「問い」をきちんと問うていてほしかったというのが率直な思いです。 ――本書のタイトルは「日本型ヘイトスピーチとは何か」です。
今後50年出てこない仕事 国民文学である『源氏物語』を広く、正しく知ってほしい 中野幸一氏インタビュー ■ここではまだ終わらんぞ、という思い ――『正訳 源氏物語』は、中野さんの長年の研究成果の集大成と捉えることができる大きな仕事ですが、やはりこれほど長大な物語を一から訳すとなると相当の決心が必要だったのではなかったかと思います。この訳業を試みる、そもそものきっかけは一体何だったのでしょうか。 中野 やはり源氏研究者としてはいつか現代語に訳してみたいという思いはありました。日本全国の人たちも、『源氏物語』を高校で習い、いつか読みたいと思いながらそれが果たせず皆死んでいきますが、これは研究者にとっても同じです。いつかやりたいと思いながらなかなか実行に移せませんでした。 しかし私の直接のきっかけは、80歳の祝いの席のときですね。おめでたいおめでたいと言いながら、多くの人たちが盛大に祝ってくれて
「冷戦経験」を考え抜く ――大学は自由と自治の「最後の砦」になれるのか 石原俊氏インタビュー ■石原俊著『群島と大学――冷戦ガラパゴスを超えて』が共和国より刊行された。「群島」と「大学」、この二つはどのような関係にあるのか。一見、それほど関係がないようにも思えるが、実際にはどうなのだろうか。そして、「冷戦ガラパゴス」とはどういうことか。著者の石原氏に話を聞いた。(インタビュー日・5月12日、東京・神田神保町にて。聞き手・須藤巧〔本紙編集〕) ■「冷戦ガラパゴス」をいかに克服していくのか ――本書はいわゆる論文集ですが、ほぼ書き下ろしに近いですね。四部構成で、「第一部 同時代史という現場」「第二部 群島という現場」「第三部 大学という現場」「第四部 書物という現場」と、すべての部に「現場」という言葉がついています。「はじめに」には、去年に四九歳で亡くなってしまった道場親信さんに本書が捧げられ
いつも心に革命を ――われわれは「未開人」である 鼎談:森元斎 栗原康 マニュエル・ヤン ■森元斎著『アナキズム入門』(ちくま新書)が出版された。ありそうで(久しく)なかったユニークな本だ。著者の森氏と、栗原康氏、マニュエル・ヤン氏による、本書をめぐるトークイベントが開催された。本稿はその採録である。(3月5日、東京・新宿イレギュラー・リズム・アサイラムにて。須藤巧・本紙編集) ■アナキズムの精神とは何か 森 自己紹介から始めたいと思います。高校、大学と音楽をやっていました。そんな折、本書の冒頭に書いたように、ハキム・ベイの『T.A.Z』(インパクト出版会)やセックス・ピストルズに高校生のとき出会いました。また、二〇〇〇年代初頭当時、カルチュラル・スタディーズが流行っていました。「STUDIO VOICE」という雑誌があって、面白いことが書いてある。人名を見ると、酒井隆史、平井玄、東琢磨、
『中動態の世界』がひらく臨床 ――臨床と人文知をめぐる議論が再び活発化することを期待したい 評者:松本卓也 ■國分功一郎が今春上梓した『中動態の世界――意志と責任の考古学』は、充実した哲学書であるとともに、きわめて臨床的な書物である。プロローグからして臨床の話題から始まる本書は、「しっかりとした意志をもって、努力して『もう二度とクスリはやらないようにする』って思ってるとやめられない」(4頁)という言葉――薬物・アルコール依存をもつ女性をサポートする「ダルク女性ハウス」の代表である上岡陽江が述べたと思われる――がもつ深い意味を解明するという情熱によって駆動されている。 実際、著者が指摘するように、依存症は、近代的主体がもつとされる「意志」や「責任」という概念ではうまく取り扱うことができない(329頁)。「薬をやめたいのなら、自分の意志の力で努力してやめればよいではないか。それができないのなら
この世界の全面的破壊へ ――アーティストがテロリストに対抗するために ボリス・グロイス氏インタビュー(聞き手・角尾宣信) ■現代企画室から著書『アート・パワー』の日本語訳が刊行されたボリス・グロイス氏がこのたび来日。1月13日から21日にかけて東京、大阪など各地でシンポジウム、イベントが開かれた。世界の現代美術界を牽引する批評家の一人とされる氏の目に、今日の芸術、日本社会はどのように映ったか。このたび、ボリス・グロイス氏にこれまでの日本滞在を振り返っていただき、本書をめぐってインタビューを行った。聞き手はボリス・グロイス日本招聘プロジェクト実行委員会の一員として今回の来日並びにシンポジウムを企画し、本書の翻訳者でもある角尾宣信氏にお願いした。(1月21日、東京・有楽町にて〔村田優・本紙編集〕) ■日本の美術館・アーティストの印象 角尾 今回、日本で二か所の美術館を訪問し、展示を見ていただき
いつもe-honをご利用いただいている皆様への謝恩キャンペーン! e-honの理念である「町の本屋さんとともに」にちなんで、期間中税込1,000円以上 お買い上げいただいた方に、各ジャンルの【本屋さんが選ぶ名作本のセット】を 毎週50名様ずつ、総勢300名様にプレゼントいたします! 金曜日に当選者の発表を行いますので、お見逃しなく! ※ご応募の際は、税込1,000円以上をご注文いただいた注文番号が必要となります。 ※2/17~3/30に購入いただければ、いずれの週(ジャンル)でもエントリー可能です。 ただし1つの注文番号につき、エントリーは1回となります。 警部の本好(もとよし)じゃ。 今回の景品は豪華じゃぞ。本の虫のわしは、どれを選ぶか目移りしてしまうわ。 しかも毎週チャンスがあるからな。これは見逃せんチャンスじゃ。 景品一覧
緊縮の中枢からガラパゴスへの旅 「3・11以後」の風景を見つめる 評者:片岡大右 ■「三・一一以後」の神話の自明性を解きほぐし、決して断ち切られることなく持続してきたにもかかわらず人びとの意識のなかで周縁化されてきたものを、再び日本の社会的風景の中心に据えなおすこと。ブレイディみかこ『THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本』(太田出版、二〇一六年八月)は、列島の今日と将来にとってこのうえなく貴重でありながら、そこに住まう誰もが――少なくとも十分には――なしえないできた作業に果敢に取り組んでいる。著者がこの必読の取材記をフリーター全般労組/キャバクラユニオンの「ソウギ」への随行記によって始め(第一章)、企業組合あうんと中村光男氏の取り組みに最も多くの言葉を費やすのは(第四章)、まさにそのためである。版元ウェブサイトの充実した特設ページでいわれているように、「知るべき人びと、ほんと
いま「近代」を再考する 「社会」が生成していくプロセスの「厚い記述」の実践 対談:遠藤知巳×成田龍一 ■遠藤知巳著『情念・感情・顔――「コミュニケーション」のメタヒストリー』(以文社)が上梓された。大変な労作である。本書をめぐり、著者の遠藤氏と、歴史学者の成田龍一氏に対談していただいた。(対談日・3月15日、東京・神田神保町にて。須藤巧・本紙編集) ■「超越論的視点の封印」が際立つ 成田 『情念・感情・顔』は一つの事件、出来事のような著作です。長い射程と内容の壮大さをもち、方法的な工夫が凝らされていますが、何よりも「近代」についての詳細な記述がなされている点に惹かれます。別言すれば「社会」が生成していくプロセスの「厚い記述」の実践です。「近代」とはいかなるものか、これまでたくさんの議論がなされてきました。とくに、冷戦体制崩壊後の一九九〇年代以降は、従来の「戦後」と結びついた近代把握に対し、
宮内悠介(みやうち・ゆうすけ) 1979年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部英文科卒。在学中ワセダミステリクラブに所属し、卒業後はOBで構成された創作同人誌に参加し創作活動を続ける。『盤上の夜』で10年第1回創元SF短編賞山田正紀賞受賞、12年第147回直木三十五賞候補、第33回日本SF大賞受賞、13年第44回星雲賞(日本短編部門)参考候補。12年『スペース金融道』で第43回星雲賞(日本短編部門)参考候補。13年、『青葉の盤』で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)候補、『ヨハネスブルグの天使たち』で第149回直木三十五賞候補、第34回日本SF大賞特別賞受賞。この度、講談社より『彼女がエスパーだったころ』を上梓。 インタビュアー 石川淳志(映画監督) ── 新刊『彼女がエスパーだったころ』は超常現象や信仰と科学を扱う六作の短編小説が収められています。執筆の動機や背景は何だったのでしょうか。
暴力をめぐる「現在性の存在論」 ――粘り強く繊細な思考を通して模索される「反暴力」の地平 評者:片岡大右(東京大学研究員) 二〇〇四年に刊行されて広く読まれた『暴力の哲学』が、河出文庫の一冊として復活した。これまであれやこれやの理由によって、この二十一世紀日本の名著から自らを遠ざけてきた読書人はみな、ただちに入手してページをめくり始めるべきだ。しかしオリジナル版の読者もまた、この文庫版をぜひとも手元に置かなければならない。マニュエル・ヤン氏による解説が、「暴力」と「非暴力」双方の物神化を退ける本書の要点を適切に取り上げつつ、とりわけ後者を問題視するかたちで日米の現状を論じて大いに説得的だから? それもある。「市民的不服従」の父ソローをめぐる補論が追加され、彼にとっての「森の生活」を「優雅にして苛烈な〔…〕関係性のむすび直しの実験場」への撤退として提示して、さわやかな読後感を残すから? それ
映画批評のハイブリッド化 ――「完全映画」が現れてくるかもしれないという夢想は可能だ 座談会:冨塚亮平×三浦哲哉×渡邉大輔×佐々木友輔 ■批評サークルの限界研が、『ビジュアル・コミュニケーション――動画時代の文化批評』(南雲堂)を上梓した。サブタイトルからも明らかなように、今回のテーマは「映像」。一〇人の論者が、映画、ネット動画、ゲーム実況などさまざまな映像表現に鋭いメスを入れている。編者の渡邉大輔氏をはじめ、寄稿者の佐々木友輔氏、冨塚亮平氏、そしてゲストに映画批評の三浦哲哉氏を招いて行われた刊行記念トークイベントの模様をここに採録する。(収録日・11月17日、ジュンク堂書店池袋本店にて) ■映画におけるコンベンションの連続性と非連続性 渡邉 限界研の本は毎回編者が違うのですが、今回は私が務めました。また、編者によって毎回内容も変わるのですが、今回のコンセプトは視覚文化論、映像文化論です。
消費社会という「異議申し立て」 ――「悪魔との契約」の終わり? インタビュー:塚原 史 ■今は亡きジャン・ボードリヤールの名著『消費社会の神話と構造』が、このたび「新装版」として紀伊國屋書店から刊行された。版を重ねて読まれ続ける本書をめぐって、訳者の一人である塚原史氏に話を聞いた。(インタビュー日・9月8日、東京・早稲田大学にて。聞き手・須藤巧〔本紙編集〕) ■ボードリヤールの「作家性」が見える書 ――ジャン・ボードリヤール『消費社会の神話と構造』の原書初版は一九七〇年にパリで出版され、塚原さんと故・今村仁司さんによる日本語訳が紀伊國屋書店出版部から最初に出たのが七九年でした。その後、邦訳「普及版」が九五年に出ますが、原著刊行から間もなく約半世紀、本書を「古典的名著」と呼んで差し支えないと思います。それが今度日本語版としては実に三六年ぶりに、ピンクを基調としたポップな装丁の新装版となりまし
今回のキャンペーン、景品にはトコトンこだわりました! 税込1,500円以上ご購入で、総勢500名様に豪華景品が当たる大チャンスです! 本・雑誌・コミックはもちろん、CD・DVD、雑貨、電子書籍全ての商品が対象になっています!(キャンペーンA) さらに、下の地図でご紹介しているミステリー小説を購入された方にもチャンスがあります!(キャンペーンB) e-honではこれまで「e-honミステリーキャンペーン」と銘打って、まるで自分がミステリー小説の主人公になったような体験が出来る、謎解きキャンペーン企画を実施して参りました。 そんな「e-honミステリーキャンペーン」の第3弾となる今回は、趣向を変え、ミステリー小説の世界にさらに浸っていただける、世界中の名探偵にちなんだ豪華景品をご用意したプレゼントキャンペーンとなります。 期間中、e-honもしくは姉妹サイトDigital e-honにおいて税
『図解「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣』山本憲明/著 本書は、12万部超のベストセラー『「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣』を再編集した図解版。 仕事を早く終わらせ、自分の好きなことやプライベートに時間を使うためのノウハウを、37項目にまとめてあります。 著者は会社員時代に「仕事が速い人」になるにはどうすればいいか日々考え続け、 実行することで学習の時間を作り、税理士・気象予報士試験に合格し、独立されました。 その実体験に基づいた時短術を、イラストと文章で分かりやすく説明しています。 ほんの少し習慣を変えるだけで仕事が劇的に速くなり、 ワークライフバランスを改善出来ることも教えてくれる一冊。 しかも、一目見て理解できる図解カラー版です。 ぜひ立ち読みページから、その内容に触れてみてください。 オンライン書店e-honについて e-honは、”本屋さんを応援する”オンライン書店
「世界史の中の沖縄」を考える ――「死の共同体」からいかに引き返すか、どう逃げるか 対談:新城郁夫(沖縄/日本文学) × 丸川哲史(東アジア文化論) ■「特殊性」や「異質性」で沖縄を語らない 丸川 今回の新城さんの本には、時事的なものも含め、沖縄をどう考えればいいのかという問題提起がつまっています。そして、タイトルに入っている「回路」と「傷」という言葉がキーポイントですね。またもう一つ、「あとがき」に「遍在」という言葉が出てきます。沖縄で起きた出来事、あるいは沖縄において考えられることに閉じないで、遍在するものとして考えたいと。別言すれば、「世界史の中の沖縄」を考えることが新城さんの大きなモチーフになっていると思います。沖縄をどう語るか、沖縄の声をどう聴くかという新城さんが常々問題にされてきたテーマに加えて、さらに「世界史の中の沖縄」を言わなければならない必然性があるのでしょう。これまでの
本格的なラカニアンの到来 ――対談:松本卓也×向井雅明 ■「新進気鋭」という「紋切り型」をあえて使うならば、いま、この人物に対してが最もふさわしいだろう。松本卓也氏の第一単著『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』(青土社)が刊行され、話題を呼んでいる。必ずしもわかりやすいばかりではない本書だが、これでやっと、私たちはラカンが「読める」ようになるかもしれない。本書刊行を機に、著者の松本氏と、精神分析家の向井雅明氏に対談していただいた。(対談日・5月12日、東京・神田神保町にて。須藤巧・本紙編集) ■ラカンの理論的変遷の全容を網羅する書 向井 松本さんの作業能力の高さにはいつも驚かされています。「この人はいつ勉強しているんだろう?」と思います。今回の本は分厚くて、参考文献は五ヶ国語にわたっています。ラカンのセミネールを全部読むだけでも大変なことです。本書を読んでいて、ラカン自
Q:スマホからでも報告できますか? A:はい、スマホからもPCからも報告いただけます。 推奨環境は、以下のとおりです。 ●Windows Vista以降(IE9以降、FirefoxとChromeは最新版) ●MacOSX Tiger(サファリ) ●iOS7以降(サファリ) ●Android4.1以降(標準ブラウザ) Q:報告の途中で中断したのですが、途中から再開できますか? A:申し訳ありませんが、再度最初の暗号の解読結果を報告してください。 途中で中断される場合は、解読結果をメモなどに控えていただくことをお勧めします。 Q:報告を行ううえで、必要な設定や注意点はありますか? A:JavascriptとCookieの使用を許可してください。プライベートモードの設定をしている場合は解除をお願いいたします。 また、ブラウザバックや、問題ページへの直接のアクセスは出来ません。 Q:Twitter
ブックカバーは本屋さんの顔!! あなたのMy書店や、お気に入りのブックカバーに投票して本屋さんを応援しちゃいましょう!! 投票の受付は終了いたしました。 下記の書店ブックカバー一覧から、 お気に入りのものを選び「この書店に投票する」ボタンを クリックして投票してください。1人3書店まで投票OK! 投票はe-hon会員のみご参加いただけます。 ⇒会員登録はこちら(登録費無料) お1人様3書店まで投票可能です。 (4回以上投票されていた場合、最新の3回のみ有効となります) 同じ書店を複数回投票された場合、有効票は1票のみになります。 プレゼントはお選びいただけません。 当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
もっと「馬鹿」になれ! いま、一番叩くべきは「社会」だ ――栗原康氏インタビュー 『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(夜光社)をめぐって インタビュー:栗原康 ■『大杉栄伝――永遠のアナキズム』(夜光社)が出た。オビに「自由の火の粉をまき散らせ」とある。古いようで新しい。著者は栗原康氏。昨年の「現代思想」誌九月号所収の同氏による論文「豚小屋に火を放て――伊藤野枝の矛盾恋愛論」は、一読、びっくりした。「現代思想」を泣き笑いしながら読んだのは初めてかもしれない。未読の方は図書館などで探してぜひ読んでみていただきたい。びっくりするはず。……それはさておき、『大杉栄伝』をめぐって栗原氏にインタビューした。(インタビュー日・1月17日、東京・神田神保町にて。聞き手・須藤巧〔本紙編集〕) ■「やりたいことしかやりたくない」 ――読み物としてすごく面白い本ができたなと思います。楽しい文体で、活劇チックで、群
古典の風格を備えた「遺言」 ――高度に洗練された文学理論であり、執筆の実践的アドバイスも数多い 評者:松本卓也(自治医科大学精神医学教室/精神病理学) かつて筒井康隆は「小説なんて作家のオナニーみたいなものだ」という侮蔑に対して、肯定的に応答したことがある(「あなたも流行作家になれる」、『乱調文学大辞典』所収)。小説は自慰である。なぜなら、自慰における空想のなかで、どんな異性を登場させ、どんな風に彼/女らが振る舞うかを空想し、絶頂に達するまでの道筋をこまかく追求していく細やかな作業は、創作にも共通しているからだ。ただし、その自慰は単なる自己満足であってはならず、他人をも満足させ感動させるような壮大で独自な自慰であるべきだと筒井は述べていた。つまり、自慰のような小説が退屈なものになってしまうのは、その作家が自慰で小説を書いているせいではなく、それを書いた作家の自慰が「誰でもやっているつまらな
哲学的なテクストの翻訳とはどうあるべきか ――高田珠樹氏に聞く、M・ハイデガー『存在と時間』(作品社)新訳 インタビュー:高田珠樹 ▼ハイデガー研究者として知られる高田珠樹氏が翻訳を手がけたマルティン・ハイデガー『存在と時間』(作品社)がついに刊行された。二〇世紀の西洋哲学を代表する哲学書であり、日本でもこれまで何種類か翻訳が行なわれてきたが、新訳はそれらに対してどのようなものとなったのだろうか。本書をめぐって高田氏に話をうかがった。(2月24日、東京都武蔵野市にて。聞き手・米田綱路〔本紙編集〕) ■日本語として読める翻訳を心がける ――『存在と時間(ザイン・ウント・ツァイト)』を翻訳された経緯はどのようなものだったのでしょうか。 高田 古典的となった本の翻訳の場合、自分が訳したいから、というより、まずは打診や依頼があって、それから考えるというのが普通だと思います。『存在と時間』について
再び民主主義を語り始めるための重要な手掛かり ――C・ムフ編『脱構築とプラグマティズム 新装版』(法政大学出版局)を読む 本書から得るものは「いまなお」大きい 評者:山本 圭(政治学・日本学術振興会特別研究員) 本書は1993年にパリで行なわれたシンポジウム「脱構築とプラグマティズム」の記録である。主催者のシャンタル・ムフは現代民主主義論を代表する政治理論家であり、また登壇者としてはデリダ、ローティ、クリッチリー、ラクラウと錚々たる顔ぶれが参加している。本書のテーマである脱構築とプラグマティズムは、いずれも伝統的な哲学が依拠してきた「基礎付け主義」を問いに付し、そして政治思想的にはハーバーマスに代表される合理主義的/普遍主義的アプローチに反旗を翻す点で、大きな物語が終焉した時代の申し子であったと言えるだろう。脱構築とプラグマティズムはいずれも、基礎付けへの誘惑を断ち切ったあとで、ふたたび民
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