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今年の「かわいい」
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日本代表としてアジアカップに出場し、ベルギーリーグ優勝も経験した伊東純也選手。海外でも活躍中の伊東選手が元400メートルハードル選手の永野佑一さんと考えた、運動が苦手でも大丈夫、難しいフォーム練習は一切なしの足を速くするメソッドを紹介した著書「子どもの足がどんどん速くなる」がただいま好評発売中です。 最近の活躍を見ると、みなさんは彼が少年時代から第一線で活躍してきたと思われるかもしれません。ところが、そうではありません。「ぼく、小中高と全国大会とは無縁で、選抜歴もゼロなんです」と苦笑する伊東選手の歩みを、彼のご両親が振り返ってくれました。 (取材・文:熊崎敬 写真:新井賢一) <<前編:日本代表のスピードスター、伊東純也が速くなれたのは「地元の地形」のおかげ!? ■小中高と全国大会出場なし、「普通のチーム」のサッカー少年だった 日本代表での活躍も期待される伊東純也選手ですが、小中高と全国経
ワールドカップと言えば、目下日本で開催中のラグビーにスポットがあたりますが、バレーボールのワールドカップ(W杯)も先日まで日本で開催され、盛り上がりを見せました。日本女子は5位と健闘。男子もロシアを10年ぶりに撃破するなど、メダルには届かなかったものの4位と熱い戦いを繰り広げました。 元全日本選手として活躍した益子直美さんは、バレーボールの育成を真剣に考えるOGのひとりです。毎年1月に福岡県宗像市で自身の名を冠した「益子直美カップ小学生バレーボール大会」が開催され、来年の1月で6回を数えます。 この大会、実はちょっと変わった「決めごと」があるのです。それは、「監督は絶対に怒らない」というもの。 どうしてその「決めごと」を作ったのか伺いました。 (取材・文:島沢優子) 益子直美カップは怒られないので、「いつもより思い切ってプレーできる」という子どもたちの声も ■「ああ、やっぱりね」 怒ること
サッカークラブや各種スポーツ団体を対象に「スポーツマンのこころ」と銘打つ講義で、一流アスリートになるための心得を伝え続ける岐阜経済大学経営学部教授の高橋正紀先生。ドイツ・ケルン体育大学留学時代から十数年かけ、独自のメソッドを構築してきました。 聴講者はすでに5万人超。その多くが、成長するために必要なメンタルの本質を理解したと実感しています。 高橋先生はまた、「スポーツマンのこころ」の効果を数値化し証明したスポーツ精神医学の論文で医学博士号を取得しています。いわば、医学の世界で証明された、世界と戦える「こころの育成法」なのです。 日本では今、「サッカーを楽しませてと言われるが、それだけで強くなるのか」と不安を覚えたり、「サッカーは教えられるが、精神的な部分を育てるのが難しい」と悩む指導者は少なくありません。 根性論が通用しなくなった時代、子どもたちの「こころの成長ベクトル」をどこへ、どのよう
サカイク コラム 考える力 「今のままじゃ、Jリーガーになれても日本代表としてW杯に出るのは無理」スペインで活躍する柴崎岳が変わるきっかけとなった青森山田高校・黒田監督の言葉 青森という豪雪地帯のハンデをものともせず、2016年度には高校年代の日本一に輝いた、青森山田高校。1年のうち3、4か月は雪でグラウンドを使っての練習ができません。 それでもこれまで柴崎岳選手をはじめ櫛引政敏選手、室屋成選手など35人以上のプロ選手を輩出するなど、日本屈指の強豪として知られています。チームを率いて24年になる黒田剛監督に、子どもを自立させる親の関わり方や、自ら伸びる選手が備えている能力を伺いました。OBの柴崎岳選手の高校時代の話など、興味深い話が次々に飛び出します。 (取材・文:鈴木智之) (C)新井賢一 (青森山田高校出身で現在はスペイン1部ヘタフェに所属する柴崎岳選手) ■子どもに関わらない覚悟があ
2017年11月、女子U-15年代の関西一を決める「第34回 関西女子ジュニアユースサッカー大会」でサッカー関係者の間で話題になったチームがあります。それは、活動スタートからわずか2年で準優勝を果たした、大阪のグローリアガールズU15(前・パスドゥーロガールズ)です。中学生になってからサッカーを始めた選手もいるというチームが、なぜ躍進を果たせたのか?チームの指揮を執るフリーのプロサッカーコーチ・三木利章さんに、その秘密を伺いました。(取材:森田将義) (トレーニングを行うグローリアガールズの選手たち) ■練習時間は平日2日、1日2時間のみ 三木利章さんは、ジュニアチームの監督として地方大会優勝などの実績を残したのち、フリーのプロサッカーコーチとなり、現在ではグローリアガールズをはじめ多くのチームを指導しています。また、毎年Jリーガーを輩出することで注目されている大阪・興國高校や、2017年
読者のみなさんはご存知のように、サカイクの連載コラム『蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~』を執筆している島沢優子さんは、少年サッカーのカリスマ指導者と言われる池上正さんの書籍や連載のお手伝いを10年やってきました。 叱らず、指示せず、選手を縛らない指導でスキルを伸ばす。 今回はそんな「池上さんスタイル」で、結果を積み上げているお手本のようなクラブを取材したのでご紹介します。(取材・文:島沢優子) 後編:大豆戸FCが支持される理由は「持続可能なクラブマネージメント」>> ■主体性を育む指導スタイルで成果も挙げる、稀有なクラブ 神奈川県横浜市にあるNPO法人大豆戸フットボールクラブ。横浜Fマリノス、横浜FCとJクラブを2つを擁し、4種登録が実に200チーム近い激戦区の同市にあって、ここ10年間で市内大会での優勝。毎回、8強以上に駒を進めてくる強豪クラブです。 小中一貫指導を取
スペイン・バルセロナを拠点に、世界中のクラブ、選手の指導&コンサルティングを行っているサッカーサービス。選手の認知力・判断力・実行力を育成する彼ら独自の指導法「エコノメソッド」は、フィンランドサッカー協会やタイサッカー協会、フランスの名門パリ・サンジェルマンなどに全面導入されています。 世界中で指導を行ってきたサッカーサービスだからこそ語れる、日本サッカーの課題である「守備」の指導法について、これから数回に分けて詳しくお届けしていきます。 (この連載は2016年5月に開始したメールマガジン「知のサッカー:守備」の内容を転載したものです) 次回>>「バルサの闘将」も学び続けていた『守備における個人戦術』 サッカーを愛する指導者のみなさん、こんにちは。 サッカーサービスのフランセスク・ルビオ・セダノ。通称"フラン"です。 この連載では「指導者としてもっと向上したい!」という、あなたの気持ちに応
うちの子は体が小さくて、サッカーをしてもすぐに当たり負けしてしまう。走っても追いつかれてしまうし...。友達の○○くんは背が大きくて、同じ年とは思えない...。そのようなことを思ったことのある人も多いのではないでしょうか。 なぜ、同じ年齢でも運動能力や体力、体格の違いが現れるのでしょうか? 30年以上に及ぶスポーツトレーニングと強化育成システムの指導、教育、研究実績を持ち、子どもたちの育成に多くの知見を持つ小俣よしのぶ氏に伺いました。(取材・文:鈴木智之) ■同じ学年なのに1年生と6年生ほどの開きがある 児童幼児期の成長スピードは「早熟」や「晩熟」という言葉もあるとおり、人それぞれです。加えて「生物学年齢」での差がつきやすい時期でもあります。小俣さんによると「生物学年齢と暦年齢は違うため、上下約2~3歳、最大で約6歳の開きがある」そうです。 生物学年齢とは、暦年齢(生まれてから経た年数、プ
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相手がいないところでのボール扱いは上手なのに、試合になると慌ててしまい、相手に簡単に取られてしまう。あなたのお子さんはどうでしょうか?そこで、「もっと集中して!」「落ち着け!」「周りを見て」と言ってもなかなかうまくはいきません。
次節にもJ1ファーストステージ優勝の可能性が出てきた川崎フロンターレ。監督を務める風間八宏さんは、10代のころから各年代の代表に選ばれつづけ、ドイツのクラブでも活躍しました。Jリーグ創設後はサンフレッチェ広島に所属し、記念すべき日本人第1号ゴールを挙げた人物でもあります。彼の唯一無二で独特なサッカー観や技術論は多く報じられている部分でもありますが、今回は"サッカーをする子どもを持つ親"としての立場から、サッカーを通じて学べるものや両親の心構えなどを語っていただきました。(取材・文 竹中玲央奈 写真 八木竜馬)
子どものころに遊びでやっていた『けんけん』。元陸上選手で、プロスプリントコーチの秋本真吾さんよると、『けんけん』は正しいフォームを身につけるための最適なトレーニングになるそうです。片足だけで進んでいく『けんけん』は、両足で走る時と同じように、足を着く位置や、膝を前に出すタイミングが大事になります。自分が正しいフォームでちゃんと走れているかをチェックするためにも『けんけん』をトレーニングに取り入れてみましょう!(取材・文 北健一郎 コンテンツ提供 KADOKAWA)
昨年、アマチュアサッカーの最高峰ともいえる関東大学サッカーリーグ1部で19年ぶり26度目の優勝を果たした早稲田大学ア式蹴球部。この26回という数字は、92年間に及ぶ同リーグの歴史の中で最多です。加えてFC東京の徳永悠平選手、横浜Fマリノスの兵藤慎剛選手を始め多数のプロサッカー選手を輩出している実績からも、競技面にフォーカスして“名門”という見方をする人は多いでしょう。 ところが、この組織の本当の強みは、担っている役割に対する責任感の強さや“人としての規範になる”という強い意識を、部員1人1人が持ち合わせているという点にあります。筆者がOBや選手に「早稲田の選手は本当に人間性がすばらしいですよね」と伝えると「それしかありませんから」と答えてくれます。つまり、彼ら自身“この組織の中で人として成長できた”という自覚を持っているのです。
サッカーを始めたのは小学一年の時。地域の少年団に入りました。きっかけは、特になかったと思います。静岡県民だし…という感じで。小学校のサッカーはほとんど遊びでしたね。シュート練習もどこまで遠くに飛ぶかというのを競う感じで、ゴールではなくてその後ろのネットを越えようと思ってやっていましたから。うまくなろうというより、仲間と楽しもうという気持ちが大きかったです。遊びの延長線でうまくなっていく感じですね。で、中学の部活でサッカーを知るんです(笑)。 だんだん視野が広がってくると、周囲にうまいヤツがいるのに気が付くんです。で、自然とそういうヤツに負けないように練習を始める。そうなるのは、中学とか高校ですよ。だから、小学校くらいは遊びでいいんです。好きであることが基本。そうじゃないと、続かないですから。サッカーを努力だと思った時点で伸びにくくなると思います。それと、サッカーだけじゃなくていろいろなスポ
今回は時国司さんをご紹介します。肩書きを言うならば、ビジネスマン兼フットサル代表選手。彼は、慶應義塾大学経済学部を卒業後、東大生ですら年間数名しか入れない外資系金融業界のトップ、ゴールドマン・サックスに入社しました。結果を出すことができなければ解雇も日常茶飯事。厳しい競争の中で活躍している時国さんは、現在英国のオービス・インベストメントという投資ファンドの香港オフィスで共同責任者に就任しながらも、同時にフットサル代表にも選ばれています。
日本サッカー界屈指のゲームメーカー、中村憲剛選手が読者の質問に答える「KENGOアカデミー」。今回は憲剛選手がプレーで最もこだわりを持っていると言っても過言ではないトラップのコツと練習で意識すべきポイントについて話をしてもらいました。
サッカー少年のお父さんお母さんならば、子どもの自主練習に付き合うこともあるでしょう。そのとき、お子さんとどのような練習をしますか? パス交換やシュート練習をすることが多いのでしょうか? それとも一対一でボールの取り合いをするのでしょうか? サッカーをうまくプレーするためには、トラップ、パス、シュート、ドリブルなどさまざまなスキルが必要になります。練習に付き合うのはいいけど、こんな練習でいいのだろうか? どんな練習をしてあげるのが子どものためになるんだろう? そんなふうに考えたことはありませんか? そこで今回は、自身の子どもが入ったサッカーチーム『こくみん共済SC』でコーチを務める平川勝也さんに、効果的な親子でできる練習メニューや、お父さんお母さんが時間がなくて付き合えないときに、子ども一人でできる練習メニューも考えてもらいました。ぜひ、ご活用ください。(取材・構成 サカイク編集部)
福中さんがサッカーを始めたのは5歳のころ。それまでは、野球経験者のお父さんと毎日野球をして楽しんでいたそうです。それがいつの頃からか、「ストライク○球入るまで終わらない」ということになり、楽しかったはずの野球がいやになっていきました。。どうにかして野球を辞められないものかと5歳ながらに考え、当時通っていた幼稚園の課外保育でやっていたサッカーに目をつけ、「サッカーをやったら、野球辞めれるんちゃうか?」という思いのもと始めたのがきっかけ。するとサッカーがみるみる楽しくなり、大学時代に指導に興味をもったことから、この道に進まれたんだそうです。そういったご自身の経験もあり、“楽しい”をベースにした指導を福中さんは実践します。
「フォルカー・フィンケがこんなことを言っていたよ。『選手の立場に立って練習を考えてみろ』と。自分がやりたいと思うトレーニングこそが、子どもたちにとっても楽しいトレーニングのはずだ。子どもがサッカーの練習に来るのはなぜだ? それはサッカーがしたいからだ。それならばできるかぎり多くサッカーをさせることだよ。そこでコーチが複雑にいろいろなことを考えてやろうとするから、子どもたちのサッカーを壊してしまうんだ」 練習メニューを考えるときはどういった点に注意した方がいいかと尋ねると、クラウスは即座にそう指摘しました。子どもたちをうまくしてあげたいという気持ちは素晴らしいものです。その熱意から「サッカーを楽しむのはいいとしても、ただ楽しんでいるだけではうまくはなれない。何事も基本が大切なのだから、まずはみっちり基礎技術を叩き込むべき」という意見もよく聞かれます。しかし、子どもたちの技術力をつけるうえで大
スペイン・バルセロナを拠点にサッカー選手の指導、チームのコンサルティングを行い、日本でもU13向けのスクールを展開するサッカーサービス。"賢い選手を育てる"というコンセプトのもと、戦術を伴う個人技術を習得する、"エコノメソッド"という独自のトレーニング方法で、考えてプレーする選手の育成を行っています。ここでは、サッカーサービスが提唱する「ジュニア年代に身につけておきたい、守備の基本」について、個人戦術、チーム戦術の両面を紹介します。コーチは声掛けのポイントとして、お父さんお母さんは、お子さんのプレーがうまくできているか、参考にしてみてはいかがでしょうか。(取材・文 鈴木智之 写真 鈴木蹴一) <<前回記事:ボール保持者が、いつ、どんな状態のときに奪いにいくべきか!? いまさら聞けないディフェンスの基本
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