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TLSサポート付きでPostfixをビルドする TLSサポートを付けてPostfixをビルドするには、まず必要な定義の書かれた make(1) ファイルを生成する必要があります。これはPostfixトップレベルディレクトリで "make makefiles" コマンドに次に示す短い引数を付けて呼び出すことで生成されます。 注意: Gnu TLSを使わないでください。Postfixは 1) maillogファイルにエラーを 報告して、2) 適切な平文サービスを提供できず、Postfixデーモンプロセスは終了ステータスコード2で終了させられてしまいます。 OpenSSL インクルードファイル (ssl.h のような) が /usr/include/openssl ディレクトリにあり、OpenSSL ライブラリ (libssl.so や libcrypto.so のような) が /usr/lib
ACCESS(5) ACCESS(5) 名前 access - Postfix アクセステーブルの書式 書式 postmap /etc/postfix/access postmap -q "string" /etc/postfix/access postmap -q - /etc/postfix/access <inputfile 解説 access(5) テー ブルは Postfix SMTP サーバにメールを選択的に受け入れる か、または拒否するかをオプションで指示します。 access は特定の ホ ス ト 名、 ドメイン名、ネットワーク、ホストアドレスまたはメールアドレスを許可 したり拒否できます。 例はこのマニュアルページの "例" セクションを参照してください。 通常、access(5) テーブルには postmap(1) コマンドへの入力に使われるテ キ ス トファイルが指定
キューマネージャ (図の qmgr(8) サーバ プロセス) は Postfix メール配送の心臓部です。smtp(8) または lmtp(8)、local(8)、 virtual(8)、pipe(8)、 error(8) 配送エージェントに接触し、1つ以上の 受信者アドレスに対する配送要求を送ります。error(8) 配送エージェントは特別です: 常にメールが配送できないと宣言します。これは 上の図では示されていません。 キューマネージャは配送のためにオープンされたメッセージを持つ小さな active キュー キューを 管理します。active キュー は潜在的に大きな incoming または deferred キュー の限られた窓として振る舞います。 active キュー を制限する ことで、キューマネージャは高負荷時にメモリを使い果たさないようにします。 キューマネージャは配送でき
上のレベルへ | 基本 設定 | UCE 制御 | 速度 制御 | リソース制御 | アドレス操作 イントロダクション Postfix は求められていない商業 e メール(UCE; unsolicited commercial email) の配送を制限するさまざまなパラメータを提供します。 デフォルトでは、Postfix SMTP サーバ はローカルのネットワークやドメインからの、またはローカル宛の メール、Postfix がホスティングしているドメイン宛のメールだけを 受け取ります。その結果、システムはランダムな第三者からの バルクメールを転送するためのメールリレーとして使われることは ありません。 このドキュメント内の文章は例えば sendmail 形式の access リストや RBL (real-time blackhole list) ネームサーバを使った、 望まない eメール
Postfix SMTP リレーおよびアクセス制御 はじめに Postfix SMTP サーバはネットワークからのメールを受信するので、ジャンク Eメールやウィルスのような大きな悪い世界に晒されています。このドキュメントは Postfix が受け取る SMTP メールを制御するビルトインの手法および外部手法、 避けるべき間違い、そして設定をテストする方法を紹介します。 このドキュメントがカバーしている話題: リレー制御、ジャンクメール制御、およびユーザごとの ポリシー 全ての SMTP メールに適用される制限 SMTP アクセス制限リストによる選択 SMTP アクセス制御リストの評価を遅らせる smtpd_recipient_restrictions の危険な利用法 SMTP アクセスルールのテスト リレー制御、ジャンクメール制御、およびユーザごとの ポリシー はるか昔、インターネットは友
上のレベルへ | 基本設定 | UCE 制御 | 速度制御 | リソース制御 | アドレス操作 イントロダクション 初期の Postfix リリースにはアドレス書き換え言語がありませんが、 テーブル検索を通してほんの少しだけアドレス書き換えが可能です。 メッセージが Postfix システムを流れる間、そのアドレスは このドキュメントに記述された順に圧搾ローラーにかけられていきます。 別に指示されていなくても、ここで記述される全てのパラメータは main.cf ファイルに書きます。動いている Postfix システムの パラメータを変更したら、忘れずに postfix reload を実行してください。 全てのメール: 標準形式へのアドレスの書き換え カノニカルアドレスマッピング アドレスのマスカレード バーチャルアドレスマッピング メール配送方法の変更 再配置ユーザテーブル ローカル配送
Postfix の概要 | Postfix の構造 | Postfix の設定 | Postfix FAQ プログラマはみな楽天家である -- Frederick P. Brooks, Jr. まずはじめに、Postfix プロジェクトに興味を持ってくれたことに 感謝します。 Postfix とは? それは広く使われている Sendmail プログラムに 代わるものとして生まれた Wietse Venema のメーラです。 Postfix は高速で、管理しやすく、セキュアでありながら、同時に今いる ユーザを混乱させない程度に sendmail 互換を保ちます。従って、外見は sendmail 的な風味でありながら、内部は完全に異なります。 Postfix の概要 | Postfix の構造 | Postfix の設定 | Postfix FAQ
What is Postfix? Postfixはsendmailに代わるMTA (Mail Transport Agent)として開発されたソフトウェアで、sendmailとの 互換性が高く、安全、メンテナンスが容易、速い、などの特徴を兼ね備えた メールサーバソフトです。最近ではLinuxの一部のディストリビューションで 標準のMTAとして採用されています。 PostfixはSMTPサーバとしての機能しか持っていないため、メールサーバとして 稼働するにはPOPサーバやIMAPサーバが別途必要になるかもしれません。 Postfix関連リンクに紹介されているものを 参考にしてみて下さい。 Postfix と他の MTA との比較 ちょっと古いですが、 他のMTAとの性能比較 (sh.wide.ad.jp)が見られます。 英語の情報ですが、sendmailや exim, qmailなどとPos
Up one level | Postfix FAQ 目次 Postfix 警告およびエラーメッセージ POP や IMAP の問題 特定のオペレーティングシステムでの問題 設定例 Sendmail との非互換性 数百の Postfix プロセスを走らせる Postfix のパフォーマンス ネットワーク経由でのメール受信 メールの中継 リモート配送 ローカル (非バーチャル) 配送 メーリングリスト バーチャルドメイン アドレスの書き換え コンテンツフィルタリング 他の配送方法: UUCP, FAX, etc. Postfix キューのメンテナンス Postfix のコンパイルとインストール Postfix 警告およびエラーメッセージ Postfix が "User unknown in local recipient table" といってメールを拒否します Postfix が "Use
Postfix クライアント/サーバ/他ごとのアクセス制御 Postfix 制限クラス Postfix SMTP サーバは SMTP サーバ access(5) テーブルの右側部分で reject_rbl_client や reject_unknown_client といったアクセス制限をサポートしています。これによりクライアントやユーザ ごとに異なるジャンクメール制限を実装することができるようになります。 全ての受信者にアクセス制限のリストを指定していると、すぐに退屈に なってしまいます。Postfix 制限クラスによって UCE 制限のグループに ("permissive" や "restrictive" などのような) 覚えやすい名前を付ける ことが出来るようになります。 Postfix 制限クラスが存在する本来の理由はもっと現実的なものです: Postfix access テーブル
上のレベルへ | 基本設定 | UCE 制御 | 速度制御 | リソース制御 | アドレス操作 イントロダクション Postfix には mail.cf ファイルを通じて制御される 数百の設定パラメータがあります。幸運なことに、それらは適切な デフォルト値を持っています。ほとんどの場合、Postfix メールシステムを使えるようになる前にたった2つか3つのパラメータしか 設定する必要はありません: 外行きのメールに使うドメイン名 メールを受信するドメイン名 メールをリレーして渡すクライアント 他の多くの設定パラメータのデフォルト値はこれらだけから派生します。 次に注目するパラメータは、ローカルのポストマスターに送られる メールの量を制御します: ポストマスターに報告するトラブル プロキシまたはネットワークアドレス変換ソフトの後ろのサーバで、 かつ他のドメインのバックアップ MX サーバを動
Postfix - the Big Picture この図は主要な Postfix システムのコンポーネントとその間の主な 情報の流れを示しています。Postfix システムコンポーネントは Postfix の解剖 の文書で紹介されています。 黄色の楕円はメールプログラムです。 黄色の四角はメールキューまたはファイルです。 青い四角は検索テーブルです。 大きな四角の中のプログラムは Postfix の常駐 master デーモンの制御下で動作します。 大きな四角の中のデータは Postfix メールシステムのプロパティです。 この big picture を見やすくするため、次の要素は省きました: Postfix コマンドラインユーティリティ。 Postfix の常駐 master デーモン。 SMTP サーバ および クライアント デーモンによる DNS 検索。 bounce および d
TRANSPORT(5) TRANSPORT(5) 名前 transport - Postfix transportテーブルの書式 書式 postmap /etc/postfix/transport postmap -q "string" /etc/postfix/transport postmap -q - /etc/postfix/transport <inputfile 解説 transport(5) テーブルはオプションでEメールアドレスからメッセージ配送方 法やリレーホストへのマッピングを指定します。 マッ ピ ン グ は trivial- rewrite(8) デーモンによって使われます。 このマッピングは Postfix に組み込まれた、以下のデフォルトルーティングを 上書きします: mydestination デフォルトでは $local_transport を使って配送さ
この Q & A は Postfix-JP メーリングリストからの情報など、 Postfix 2.0 以前に付属していた FAQ には載っていない 情報を集めています。 ここに掲載したもの以外に、Postfix を導入したり運用する上で 戸惑ったり失敗した点などありましたら、ML もしくは私に教えて下さい。 このページを作る参考にしたいと思います。 中満さんのご厚意により、中満さんが作られた Postfix FAQ の内容をこちらの Q & A に取り込ませていただきました。 Index 1. Postfix について 1.1 Postfix って何? 1.2 Postfix は日本語のメールも大丈夫? 1.3 IPv6 には対応しているの? 1.4 作者の名前はどう発音するの? 2. 一般的なトラブル 2.1 Postfix をインストールしましたが、メールが送れません。 2.2 設定を
ACCESS(5) ACCESS(5) 名前 access - Postfix アクセステーブルの書式 書式 postmap /etc/postfix/access postmap -q "string" /etc/postfix/access postmap -q - /etc/postfix/access <inputfile 解説 access テーブルは Postfix SMTP サーバにメールを選択的に受け入れるか、ま たは拒否するかをオプションで指示します。 access は特定のホスト名、ド メ イ ン名、ネットワーク、ホストネットワークアドレスまたはメールアドレスを 許可したり拒否できます。 例はこのマニュアルページの "例" セクションを参照してください。 通常、access テーブルには postmap(1) コマンドへの入力に使われるテキスト フ ァイルが指定されます
Postfix 検索テーブルの概要 はじめに このドキュメントは以下の話題をカバーしています: Postfix 検索テーブルモデル Postfix リスト対テーブル LDAP や SQL 検索のための Postfix の準備 Postfix 検索テーブルファイルの管理 Berkeley DB ファイルを安全に更新する Postfix 検索テーブルの種類 Postfix 検索テーブルモデル Postfix はアクセス制御やアドレス書き換え、コンテンツフィルタリングの ための情報を保存したり検索するために検索テーブルを使います。全ての Postfix 検索テーブルは"type:table" として指定されます。ここで "type" はこのドキュメントの最後にある "Postfix 検索テーブルの種類" に書かれたデータベースの 種類のうち1つで、"table" は検索テーブル名です。Postf
Postfix パフォーマンスチューニングの目的 このドキュメントにあるヒントや tips はすでに動いている Postfix システムの パフォーマンスを向上するのに役立ちます。あなたの Postfix システムがメールを 送信したり受信したりできないのであれば、 DEBUG_README ドキュメントを手引きとして 使い、まずその問題を解決する必要があります。 外部コンテンツフィルタのパフォーマンスをチューニングするには、まず FILTER_README と SMTPD_PROXY_README ドキュメントの 情報を読んでください。そしてコンテンツフィルタコードのレイテンシをなくす ようにします。できるだけ遅延が大きかったり遅延のバラツキが大きい外部 データソースへの問い合わせを避けるようにしてください。CPU/メモリを使い 果たさないように、コンテンツフィルタは並列数を小さくして走
Postfix DSN Support はじめに Postfixバージョン2.3では RFC 3464 に記述されているような配送状態通知 (DSN) のサポートを導入しました。これにより送信者は配送の成功通知もしくは失敗通知の制御ができるようになります。 特に、DSNをサポートすることでeメール送信者は以下のことが特定できるようになります: どの通知が送られたか: 成功、失敗、遅延、もしくは何もなし。メール配送が遅延したり配送に失敗した場合、Postfixは通常、送信者のみに通知します。 失敗した場合にどの内容が返されたか: メッセージヘッダのみ、もしくはメッセージ全体。 配送状態通知の一部として返されるエンベロープID。これは投函トランザクションを特定しますが、これとメッセージの内容を特定するメッセージIDと混同してはいけません。 DSNサポートの実装に当たってSMTP MAIL FR
はじめに Postfix バージョン 2.0 から、Postfix SMTP サーバは ローカルドメイン ($mydestination にマッチする ドメインや $inet_interfaces または $proxy_interfaces にある IP アドレス) の知らない受信者宛のメールを "User unknown in local recipient table" で拒否するようになりました。この機能は以前のバージョンの Postfix ではオプションでした。 この利点は、配送できないメールをキューに入れないようにするため、 メールキューが配送できない MAILER-DAEMON メッセージで詰まらないようになった ことです。 欠点は、知らないローカル受信者宛のメールを拒否するように設定されていない Postfix システムからアップグレードした場合にメールを拒否してしまうかも
Postfix IPv6サポート はじめに Postfix 2.2Postfix 2.2ではIPv6 (IPバージョン6) プロトコルのサポートが 組み込まれました。古いバージョンのPostfixにおけるIPv6サポートはアドオン パッチとして得られます。以下の "Postfix <2.2 IPv6 サポートとの互換性" セクションでこれらの実装の違いを議論しています。 興味深い主な特徴は、IPv4が使っている32ビットではなく、IPv6が128ビットの IPアドレスを使っていることです。そのため、NATのような醜いトリックを 使わなくても、はるかに大量のホストやネットワークに対応することができます。 膨大なアドレス空間の副次的な利点として、ネットワークスキャニングが 非現実的になるということがあります。 Postfixは古いIPv4ネットワークですでに使っているのと同じプロトコルをIPv
MYSQL_TABLE(5) MYSQL_TABLE(5) 名前 mysql_table - Postfix MySQL クライアントの設定 書式 postmap -q "string" mysql:/etc/postfix/filename postmap -q - mysql:/etc/postfix/filename <inputfile 解説 Postfix メールシステムはオプションでアドレス書き換えやメールルーティン グのテーブルを使用します。これらのテーブルは通常 dbm または db フォーマ ットです。 それ以外に、検索テーブルとして MySQL データベースを指定することもできま す。MySQL 検索を使うには、main.cf の検索テーブルとして MySQL ソースを定 義します。例: alias_maps = mysql:/etc/mysql-aliases.cf
このドキュメントの目的 このドキュメントは典型的な Postfix 設定をいくつか示しています。 BASIC_CONFIGURATION_README ドキュメントに書かれている基本的な設定のステップに従った後でこの ドキュメントを見直すべきです。特に Postfix でローカルメールの投函や ローカルメール配送をやったことがなければ、読み進めないでください。 このドキュメントの最初の部分では、ある特定の問題をそれぞれ1つずつ 解決する標準設定を示します。 スタンドアロンインターネットホストの Postfix Null クライアントの Postfix ローカルネットワークの Postfix Eメールファイアウォール/ゲートウェイの Postfix このドキュメントの2番目の部分では、特定環境のホストでの追加設定を 示します。 すべてではなく一部のアカウントをローカルに配送する ファイアウォ
ここで上げる例では、SMTP で到達したメールや Postfix sendmail コマンドを使ってローカルで投かんされたメールを含めて、全てのメールをフィルタリングします。ローカルユーザをフィルタリングから除外する方法や、配送先に依存するコンテンツフィルタの設定方法は、このドキュメントの最後の方にある例を参照してください。 テンポラリファイルを作らないのであれば、SMTP で到着してから出て行くまでの通過にかかる Postfix のパフォーマンスが2倍ほど落ちることが想定されます。テンポラリファイルを作るごとに数倍パフォーマンスが失われます。 高度なコンテンツフィルタ: 全てのメールをフィルタリングさせる 全てのメールに対して高度なコンテンツフィルタ方式を有効にするには、次のように main.cf に指定します: /etc/postfix/main.cf: content_filter
はじめに Postfix pgsql マップタイプを使うと、Postfix は PostgreSQL データベースに 接続できるようになります。この実装は複数の pgsql データベースを考慮して います: お望みなら1つを virtual(5) テーブルに、 もう1つを access(5) テーブルに、そして別の 1つを aliases(5) テーブルに使えます。同じ データベースに対して複数のサーバを指定することができるため、1つが 使えなくなっても Postfix は使えるデータベースサーバに切り替えることが できます。 pgsql マップを使う忙しいメールサーバは同時に大量の pgsql クライアントを 生成するため、pgsql サーバはそのことを念頭に置いて動かすべきです。 Postfix proxymap(8) サービスを使って、 並列に動く pgsql クライアント数を減らす
ALIASES(5) ALIASES(5) 名前 aliases - Postfix エイリアスデータベースの書式 書式 newaliases 解説 aliases(5) はローカル受信者へのメールの宛名を書き換えるシステム全体に渡 る機構を提供します。書き換えは Postfix local(8) 配送エージェントによ り 処理されます。 通常、aliases(5) テーブルには postalias(1) コマンドへの入力に使われるテ キストファイルが指定されます。dbm または db 形式でインデックス化され た 結 果はメールシステムが高速に検索するために使われます。Postfix エイリア スデータベースを変更した後は、インデックスファイルを再構築する た め に newaliases コマンドを実行してください。 入 力 および出力ファイルの形式は Sendmail バージョン 8
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