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今年の「#文学」
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☆☆ YMコラム ☆☆ (NO.518) その後の「はやぶさ」カプセル 「はやぶさ」情報です。今日16日には、カプセルのパッキン グを行い、輸送計画について最終的な打ち合せを済ませます。 そして明日17日、午前中にクリーンルームから搬出、午後に はチャーター機に乗せられます。いよいよカプセルが日本に 帰って来るのです。 【設備】このカプセルには、小惑星イトカワから採取したサ ンプルが収められている可能性があります。この貴重なサン プルを分析するために、2008年、相模原キャンパスにキュレ ーション設備が完成しました。JAXAの機関誌『JAXA’s』 No.32に、藤村彰夫教授によるキュレーション設備の解説が されています。多くの人はJAXAの機関誌を手にすることはな いでしょうから、それに全面的に依拠して説明しておきまし ょう。 【搬入し開梱する】このキュレーション設備は、正式名称は 「惑
2002年11月−12月、宇宙科学研究所は、鹿児島県内之浦町にあるロケット基地から、M-Vロケットの5号機を打ち上げます。その先端には、世界で初めて可愛らしい小惑星からのサンプル・リターン技術に挑む工学実験探査機「ミューゼスC」が搭載されます。日本惑星協会は、多くの仲間たちとともに、世界の太陽系探査を新たな段階に引き上げようとするこの野心的な挑戦を応援します。その一環として、日本の津々浦々は勿論のこと、世界中の皆さんの名前を送っていただき、それらをすべて「ミューゼスC」に載せて目標の小惑星までの旅をする「ミリオン・キャンペーン:星の王子さまに会いに行きませんか」を企画しました。 名前を送っていただく方法は、ホームページよりご応募下さい。キャンペーンの名称どおり100万人を目標にしていますが、100万人を超えても必ず応募された方全員の名前を小惑星まで運びます。
☆☆ YMコラム ☆☆ (NO.516) 「はやぶさ」が地球を眺めてる! 6月13日の地球帰還をめざして、一路孤独な旅を続けている 「はやぶさ」が、ついに地球をとらえました。さる5月12日、 「はやぶさ」搭載のスタートラッカ―(STT)が、-8.3等 の地球と-4.6等の月を視野におさめたのです。地球が明る すぎて一部スミアがあるものの、故郷の鮮やかな姿を確認 しながら時速18000 km(地球との相対速度:5 km/sec)の 身を引き締めたことでしょう。以下のサイトをご覧ください。 http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2010/0517.shtml この地球や月の光をCCDに収納したのは地球から1350万kmも離 れていた時でした。その2週間後、漫画家の里中満智子さんか らの応援メッセージも届きました。 http://www.isas.jax
********************************************************************** ☆☆☆☆☆ TPS/Jメール ☆☆☆☆☆ ********************************************************************** 今週のもくじ ・YMコラム ・ヒューストンレポート (配信済み) ・ホットトピックス (配信済み) ********************************************************************** ********************************************************************** ☆☆ YMコラム ☆☆ (NO.317) 奇想天外、キセノンの登場 12月2日を最後に
NASAは9月18日、フェニックスに装着された小型マイクロフォン(MARDI)のスイッチオンオンにゴーサインを出した。MARDIは、惑星協会がメイリン宇宙科学研究所(Malin Space Science Systems:MSSS)の協力を得て作製し、現在火星の北極で調査を続けているフェニックス・ランダーの降下用撮像カメラに取り付けられた。 この火星マイクロフォンは、フェニックスの大気中の降下から着陸に至る音などを録音しているはずである。関係筋によると、何時になるか未定であるが、史上初の火星の音を地球に送信する状態にあるとのことである。火星の音は、MSSSが受信する。 MARDIは、惑星協会が火星へ送った2番目の火星マイクロフォンである。最初は、1999年12月3日に、火星の南極に着陸する予定であったマーズ・ポーラー・ランダーに搭載されたが、このランダーが火星の地表に激突したために破壊され
ヘリオポーズ(太陽圏と恒星間空間の境界領域)へ接近するボイジャー(想像画) 画像提供:NASA/JPL (← クリックで拡大) 外部太陽系探査の金字塔を打ち立てた探査機ボイジャー1号と2号は、打ち上げから30年後の今も飛び続け、太陽圏の外縁から地球へ情報を送り続けている。両探査機は1997年、100年に一度も起こらないとされる四大ガス状惑星(木星、土星、天王星、海王星)が「好もしい配列」になった歴史的な好時期に打ち上げられた。 ボイジャーは、これ等の巨大ガス状惑星に接近して惑星系の環境や主要衛星を観測し、先行機のパイオニア10号・11号の観測をはるかに越える発見を成し遂げ、ぼう大な科学データ及び惑星や衛星の目を見張るような画像を送ってきた。また、探査機が惑星間を移動する際に採用したスウイングバイ(惑星の重力を利用して加速する方法)に大成功をおさめた。「ボイジャーは、外部太陽系の科学的豊さ
1908年6月30日、ロシアのシベリア東部のツングースカ川に近い森林地帯の上空で大爆発が起こった。爆発の瞬間、耳をつんざくようなすさまじい大音響と共に太陽のように明るい火球が見られたと伝えられている。いわゆる、ツングースカ事件(Tunguska Event)である。 1927年になって初めて、爆発が起こった森林地帯へ調査隊が派遣された。その結果、約2000km2の範囲が破壊され樹木がなぎ倒されていることが判明した。しかし、衝突が起こった痕跡(衝突天体の残骸やクレーター)は全く見当たらなかった。この結果、おそらく彗星か隕石が衝突する前に、地表から約8km上空で爆発したためであろうと結論づけられた。これが、ツングースカ事件に関するこれまでの通説であった。 しかし、上空からレーダー観測を行なったイタリアの海洋地質学者ルーカ・ガスペリーニ博士を中心とするチームは、今月22日付の科学誌Terra N
土星の北極に六角形の渦巻雲 提供:NASA/JPL/University of Arizona (← クリックで拡大) 珍しい雲の渦巻が観測された。これは、今冬を迎えている土星の北極で観測された六角形の渦巻雲で、土星の北極でのみ見られる現象である。この渦巻雲の幅は約25,000kmで、地球が2個その中におさまってしまう。昨年10月30日から12日間にわたる観測で、探査機カッシニの可視光・赤外線分光カメラが赤外線で撮影した画像である。 この渦巻雲は上層から下層まで約100kmと、これまで考えられていたより厚いことが分かった。最も外側の青い帯は、太陽の光を浴びて輝く土星の縁である。大部分を占める赤い部分は、高温の内部で生じた熱放射が土星から外部へ放出されていることを示している。この熱放射の波長は5ミクロンで、可視光では観測できない。上の画像に見える3つの暗い帯は、土星の内部から上昇する熱を
2007年夏、H‐II Aロケットに搭載され、世界が注目する日本の月探査機「セレーネ」が打ち上げられる予定です。セレーネは、米国のアポロ計画(1969〜1972)以来の本格的な月探査機です。目的は、月面全体を詳しく調査し、月の起源や進化を明らかにするための科学データの収集するほか、探査機を月の周回軌道へ投入してその姿勢を安定的に制御する技術等を実証することです。得られたデータは、将来の月利用計画にも利用されます。このように、セレーネは本格的な月探査への道を開く重要なミッションです。 セレーネ「月に願いを!」キャンペーンの目的は、この日本の月探査計画を広く世界の人々に知っていただき、同時にすぐれた日本の宇宙科学及び工学技術を理解してもらうことです。主催は宇宙航空研究開発機構(JAXA)、これに日米の惑星協会が協力します。昨年11月20日に、世界149ヵ国から寄せられた87万7490人の名
ハッブル宇宙望遠鏡の修理を正式に決定したNASAが、今度は大幅な予算削減を打ち出していた科学探査に前向きな方針を打ち出した。NASAは今月1日、既に提案されていた20以上の科学探査の中から、6つの計画について更に詳しく検討することを決定した。これ等には、3つの新探査計画と現在宇宙空間にある探査機を再投入するなどの3つのミッションが含まれている。 新探査計画は、1)小惑星の探査とそのサンプルを地球に持ち帰るオシリス(OSIRIS)ミッション、2)金星の大気の組成と運動を観測するヴェスパー(Vesper)ミッション、3)月の内部構造を確定するために月面重力の分布データを収集するグレイル(GRAIL)ミッションである。 既存の探査計画を延長する対象には、ディープインパクト・ミッションとスターダスト・ミッションが挙げられている。前者は、ディープインパクト(母機)から発射されたインパクター(子機)の
NASAは8月15日、ボイジャー1号は米太平洋時間同日午後2時13分(日本時間8月16日午前6時13分)に、太陽から100天文単位(1天文単位=約1.5億km)離れたヘリオシース(Helioseath)と呼ばれる太陽系の果てに到達したことを明らかにした。ここでは太陽風の力が著しく衰え、その先には太陽系の最果てヘリオポーズ(Healiopause)がある。 今後、ボイジャー1号は一日約160万kmの速度で飛行を続け、10年以内にヘリオポーズを通過し、いよいよ未知の星間空間へと進む。ミッションを運用するジェット推進研究所(JPL)によれば、2020年頃までボイジャー1号と姉妹機ボイジャー2号との交信を維持できるとのことである。 http://www.jpl.nasa.gov
☆☆ YMコラム ☆☆ (NO.349) Mロケットが消える日 来る9月23日、太陽観測衛星SOLAR-Bを打ち上げる日を、M ロケットの消え去る日にしたいとの「提案」が宇宙開発委員会に 提出されたのは、先週の水曜日のことです。Mロケットとともに 歩んできた幾多のエンジニアのみなさん、Mロケットを心から支 援し愛してくださったみなさんには、呆然とした思いがする提案 だったでしょう。 その背景となる状況としては、(1)1機が約70億円というM-Vロ ケットが高すぎるという評価があり、(2)大型・中型・小型の少 なくとも3機体制でこの国の宇宙輸送をやっていきたいとの立川 理事長のプランがあり、(3)小型衛星、超小型衛星が今後需要を 大幅に伸ばすという見込みがあり、そして(4)国際情勢に鑑みて今 後も固体燃料のロケット技術の維持発展が望まれるという判断が あったのだそうです。もっと複雑な背景があ
SETI@home(セチ・アット・ホーム)とは、インターネットにつながっているコンピュータを使って地球外知的生命体の探査(SETI)を行なう科学実験です。 無料のプログラムをダウンロードして電波望遠鏡のデータを分析することで、あなたも参加することができます。 BOINC をお使いの方へ: BOINCを使ったSETI@homeプロジェクトの 日本語情報もご覧下さい. 英語オリジナル版のリニューアル(2005.06)に伴い,ただいま最新版を翻訳中です.最新情報は英語オリジナル版(http://setiathome.berkeley.edu/)をごらん下さい. March 9, 2005 Star Trek is going off the air! Read here how Star Trek Helped Launch SETI@home. March 9, 2005 Power Ou
SETI@home日本語情報ページ SETI@home (日本語訳) 英語オリジナル版のリニューアル(2005.06)に伴い,現在翻訳作業中です.最新情報は英語オリジナル版(http://setiathome.berkeley.edu/) を御覧下さい. 最新のニュースの他に、「SETIについて学ぼう」「SETI@homeはどのように動作するか」「FAQ」などを訳しています.まずはここからスタート. (SETI@home日本語ページはボランティアによって運営され, 日本惑星協会の協力のもとで同協会のサーバにて公開されています.) 2004年までの日本版ニュースは「SETI と SETI@home について学ぼう」に移しました. SETI@homeプログラムのダウンロード これまでのバージョンからBOINC版への移行がはじまりました. SETI@homeのBOINCバージョンが公開されまし
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