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大そうじへの備え
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まとめ 皮膚掻痒症とは 冬の乾いた外気と、皮脂の欠乏、発汗の低下などが合わさって生じる皮膚の病気で、病名の通りかゆみが強いのが特徴です。 皮膚掻痒症の治療 漢方で皮膚掻痒症は、皮脂の欠乏や皮膚の乾燥が原因となっていることから、「気・血・水」の水の不足により起こっていると思いがちですが、実際は「血虚」が原因であると考えられています。 病院での診察 漢方薬の良さは、皮膚のかゆみで生じる皮膚以外の問題を改善できること、また一定期間飲み続けることで、皮膚が乾燥しにくいよう体質改善が望めること、などが挙げられます。 冬の乾いた外気と、皮脂の欠乏、発汗の低下などが合わさって生じる皮膚の病気で、病名の通りかゆみが強いのが特徴です。皮膚は乾燥して粉が吹いて、白っぽくなっていることが多く、掻いたあとが赤くなり、掻き壊すことで血がにじんだり、色素沈着が起こったりすることもあります。 治療は皮膚の乾燥を防ぐため
まとめ 咽喉頭異常感症とは 「のどがつかえる」「しめつけられる」「何かできている」など、のどの違和感、異常感覚のことを言います。のどの過敏性や貧血、自律神経失調症などが原因で起こる場合のほか、がんに対する不安、不安神経症、うつ病など心因的なもの(病気)が関係している場合などもあります。 咽喉頭異常感症の治療 漢方の概念に「気・血・水(き・けつ・すい)」というものがありますが、咽喉頭異常感症は気の巡りが悪い「気うつ(気滞)」によって起こる症状と捉えられています。そのため、気を巡らす治療をしていきます。 病院での診察 漢方の診察では、独自の「四診」と呼ばれる方法がとられます。患者さんの状態、日常生活のことなど、咽喉頭異常感症とはあまり関係ないように思われることを聞かれることもありますが、いずれも処方を決めるための手がかりになるので、大切です。 咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)と
まとめ 便秘とは 便秘とはお通じが出ない状態をいいますが、はっきりとした定義がありません。医学的には「排便が2〜3日に1回程度あって、“なかなか便が出ない”“便が出なくて苦しい”といった自覚症状がある場合」とされています。 便秘の治療 漢方医学では、便秘は「気・血・水」のなかの「水」の不足、ストレスや緊張による「気」の異常、「血」の異常である「お血」などによって起こると考えられています。 病院での診察 漢方の診察では、独自の「四診」と呼ばれる方法がとられます。胃腸の具合や月経の状態、日常生活のことなど、便秘とはあまり関係ないように思われることを問診で尋ねたり、おなかや舌、脈を診たりすることがありますが、いずれも薬を決めるための手がかりになるので、重要です。 便秘は女性が多く訴える症状のひとつ。なかでも多いのは次の2タイプです。 1. 痙攣(けいれん)性便秘=ストレスなどが原因で腸が痙攣性の
漢方ビュートップ 悩み別漢方 悩み別漢方 PMS(月経前症候群)をはじめ女性が抱えるさまざまな症状・病気を西洋医学と漢方医学の視点から解説 CONTENTS 胃もたれ 風邪 月経困難症・月経痛 月経不順(生理不順) 更年期障害 子どもの下痢 こむら返り 小児喘息 食欲不振 心不全 女性不妊 自律神経失調症 咳 動悸・息切れ のどのつかえ感(咽喉頭異常感症) 冷え症(冷え性) 皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)・かゆみ 疲労 貧血 PMDD(月経前不快気分障害) PMS(月経前症候群) 頻尿・尿漏れ 不定愁訴(なんとなく体調が悪い) 不眠・不眠症 便秘
まとめ 更年期障害とは ホットフラッシュ、動悸、頻脈、発汗、手足の冷え、イライラ、不安、落ち込み、抑うつ、不眠、意欲の低下、集中力の低下、肩こり、腰痛、食欲不振、吐き気、おう吐、不正出血、月経量の異常、性交痛、外陰部の違和感、頻尿、排尿痛、のどのつかえ感、頭痛、肥満、やせ、むくみ、体の違和感(アリが這うような感じ)など 更年期障害の治療 不定愁訴の治療は漢方治療がもっとも得意とするところです。したがって、更年期障害は漢方治療のよい適用となり、漢方薬が使われる頻度も高い疾患の一つといえます。 病院での診察 「簡易更年期指数(SMI)」という自己チェック表を使用し、問診を行い、血液中のホルモンの分泌量を測定する血液検査を実施します。 また漢方医学的には、原因を探るために「四診」と呼ばれる診察を行います。 更年期とは、女性の生涯のうち、成熟期から老年期に移る一時期のことで、卵巣機能が低下しはじめ
月経(生理)前になると、さまざまな不調があらわれることがあります。症状は落ち込み、イライラ、不安感、腹部膨満感、便秘、頭痛、乳房の痛み、むくみ、食欲不振(あるいは過食)など多様で、月経が始まる3日~10日ぐらい前から決まって起こり、それらの症状をまとめて、PMS(月経前症候群または月経前緊張症)と言います。 PMS(月経前症候群)に心当たりのある人は、月経前にハードなスケジュールを入れない、リラックスするなど、過ごし方に工夫をしてみましょう。症状が少し解消されます。ただ、こうした工夫をしても仕事に集中できない、眠れないなど、日常生活に支障が出るほど症状が重い場合は、婦人科の受診をおすすめします。
私たちの体はストレスや気温の変化、騒音といったさまざまな刺激に対し、体の状態を一定に保とうとします。こうした体の調整を行っているのが自律神経で、交感神経と副交感神経がシーソーのようにバランスを取りながら、機能しています。 この自律神経の機能は、ホルモン、環境、ストレスなどをきっかけに損なわれることがあり、動悸や倦怠感、めまい、イライラ、頭痛などの症状が現れる場合があります。こうした自律神経の機能低下で起こるさまざまな症状を、自律神経失調症と呼んでいます。 1993年三重大学医学部卒業、内科研修の後関西医科大学心療内科入局。 その後九州大学医学部心療内科、佐賀医科大学総合診療部に国内留学。 1999年関西医大心療内科助手、2003年近畿大学医学部堺病院心療内科講師。 2005年10月より大阪大学大学院医学系研究科漢方医学寄附講座助教授 (名称変更にて2007年より准教授)、現在に至る。 関西
まとめ 不眠・不眠症とは 睡眠のリズムが障害されて、眠れなかったり、眠りが浅くすぐに起きてしまったり、朝早く目覚めてしまうのが不眠です。そして、こうした不眠症状が一過性ではなく、継続的に続く場合を、不眠症と言います。 不眠・不眠症の治療 漢方薬は睡眠薬と違って、直接的に睡眠を誘発するようなはたらきは持っていません。むしろ不眠が起こる原因を解消することで、眠れるようにしていくことから、より自然なかたちで睡眠に導いてくれます。 病院での診察 漢方の診察では、独自の「四診」と呼ばれる方法がとられます。ご自身の症状とはあまり関係ないように思われることを問診で尋ねたり、お腹や舌、脈を診たりすることがありますが、これも不眠症がどこに影響を及ぼしているかを探るために必要な診察です。 私たちの体は朝、目覚め、夜に眠るという睡眠リズムが備わっていますが、そうした睡眠のリズムが障害されて、眠れなかったり、眠り
多くの漢方薬は、その人の体質や症状に合ったものでないと、十分に効果を発揮することができません。その体質を見極めるためには、こちらで説明する漢方特有の”ものさし”が必要で、漢方に詳しい医師は、その”ものさし”をもとに、あなたに合った漢方薬を選んでくれるのです。 漢方で診る「体質」とは? 漢方では、独自の理論に基づいて体質を診るオリジナルの“ものさし”があります。それが「証(しょう)」と「気・血・水(き・けつ・すい)」です。漢方では一人ひとりの病態だけでなく、体質を重んじて漢方薬が処方されるのです。 そのため、ときにはニキビの治療なのにおなかを診たり、冷えの治療なのに生理(月経)の状態を聞いたりなど、治してもらいたい病気や症状とは関係のなさそうな部分も診察したり、内容を聞いたりします。 それは、その人の体質を見極めた上で、その人に合う漢方薬を処方するために必要な診察の一つなのです。 「証」は体
上の表のように、便秘になる人もいれば、下痢になる人もいます。また眠れない人もいれば、一日中眠くて仕方ないという人も。このように症状が多彩な上、人によって現れる症状にかなりの差があるのがPMS(月経前症候群)です。 PMS(月経前症候群)が起こる原因ははっきりしていませんが、女性ホルモンが関わっていると考えられています。女性には月経周期がありますが、排卵を終えると卵胞ホルモン(エストロゲン)に変わって、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌がさかんになります。そして妊娠しなかったときは、黄体ホルモンの分泌が急に減り、ふたたび卵胞ホルモンの分泌が増えてきます。 女性の体のしくみより このように排卵から月経までは女性ホルモンの分泌のバランスが大きく変化するため、さまざまな症状が起こってくるのではないかと考えられています。 症状が軽い場合は、とくに治療の必要はありませんが、仕事に集中できない、眠れ
参考文献 【生薬の名称、基原、成分等について】 「第18改正日本薬局方」「日本薬局方外生薬規格2018」のほか、主として国内の薬学、生薬学専門誌等の最新の文献を参考にしております。 【薬能について】 吉益東洞「薬徴」(1771)、村井琴山「薬徴続編」(1778)(復刻版、日本漢方医学研究所、1980)、香川修徳「一本堂薬選」(1734)、「一本堂薬選続編」(1738)(復刻版、近世漢方医学書集成68・69巻、名著出版、1982)、浅田宗伯「古方薬議」(1863)、盤瀬策民「古方薬議続編」(1870)(木村長久訳校、復刻版、春陽堂、1982)を参考にしております。 *上記の資料に記載がない項目については、生薬辞典内に「※」を記しております。
2021.8.17 【漢方ビュー通信】更新しました。 2021.8.6 【イベント情報】長寿の未来フォーラム「人生100年時代への処方箋 ~最高齢化率の村に学ぶ“健やかな暮らしと生きがい”~」 2021.6.14 【Kampo view 電子BOOK】「子どもと漢方」を更新しました。 2021.6.9 【Kampo view 電子BOOK】「もっとハッピーへの道 今が、未来を変える」を更新しました。 2021.5.19 【イベント情報】「がんと生きる ~こころとからだ 私らしく~」愛知発オンラインフォーラム 2021.3.1 Kampo view 電子BOOKを公開しました。 2020.4.27 特別取材 子どものための漢方を公開しました。 2020.4.8 【悩み別漢方】子どもの下痢を公開しました。 2020.4.8 【悩み別漢方】小児喘息を公開しました。 2019.1.28 特別取材
INFORMATION 2024.09.06 【イベント情報】「健康応援フェスタ2024〜すこやかな心と体のために〜」(東京) 2024.09.05 【イベント情報】「がんと生きる ~こころとからだ 私らしく~」山口発フォーラム 2024.08.19 【イベント情報】三宅民夫と考える長寿の未来フォーラム「健康寿命をどう伸ばす? フレイル外来と孤立を防ぐ食堂」 2024.04.26 【漢方ビュー通信】「“病は気から!”その体調不良を悪化させないために」を更新しました。 2024.04.23 【漢方ビュー通信】「そのなんとなく不調、亜鉛不足が原因かも!?」を更新しました。 もっと見る 漢方を知ろう 知れば知るほど面白い漢方の世界。 漢方ビギナーの方はもちろん日頃から漢方を利用している方にもためになるコンテンツをご用意しています。
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