損益分岐点 損益分岐点 収益と費用が等しくなる売上高のこと。 ※縦軸と横軸は同じ金額単位の目盛りになっています。 固定費:生産量とは独立にかかる(一定)費用(工場における生産設備維持費など) 変動費:生産量に応じて増大する費用(飲食店における原材料費など) 総費用=固定費+変動費 損益分岐点を越えると利益が発生し、達せなければ損失が発生します。 固定費が総費用の大部分を占める「工場生産型事業」では損益分岐点が高くなり、黒字を維持するにはそれなりの売上を維持していく必要があります。しかし、一度損益分岐点を越えれば変動費が小さい分、利幅がどんどん大きくなるので利益は急激に増えていきます。ゆえに、「工場生産型事業」は好況時に適していると言えます。 逆に、変動費が総費用の大部分を占める「アウトソーシング※型事業」では損益分岐点が低くなり、比較的少ない売上でも黒字維持が可能となります。しかし、損益分