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今年の「#文学」
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Original: https://www.coppermine.jp/docs/notepad/2011/12/java-util-date.html (Maybe broken link) 今回はJavaプログラマにはおなじみ、java.util.Dateについて考察します。 java.util.Dateは、Javaの初版から含まれているAPIで、これまでに使い勝手の悪さを散々叩かれながらも、いまだリプレイスされずに使われ続けている、とても残念なクラスです。このクラスに対する苦情を挙げていくと、思いつくだけでも、 日付・時刻フィールドを直接設定できない(一応可能ではあるが非推奨である)。 月フィールドが 0 から始まる(ただしget/setするメソッドは非推奨である)。 java.util.Calendarやjava.util.TimeZoneなしでは時差を表現できない。 java.t
先に結論から述べると、現時点においてJDK 11はJakarta EE (ex. Java EE) サーバーにとって史上最悪のJDKリリースになる可能性があります。それを裏付けるかのごとく、Jakarta EEサーバーのJDK 11対応予定時期は各ベンダーとも順調に遅れており、最も早くても2019年春以降となる見通しです。一部のベンダーは対応を断念する可能性さえあります。これはJDK 11の非互換性、具体的にはJEP 320の影響に起因します。 既に日本オラクルや、日本Javaユーザグループをはじめとする国内のJavaコミュニティによる周知の通り、JDK 8からJDK 11にかけて2度に渡り後方互換性を損なう変更が実施されています。 JDK 9: Javaへのモジュール・システム (JSR 376: Java Platform Module System, a.k.a. Project J
Date and Time API の主要な日付・時刻クラスについて、相互変換を図にしてみました。これは昨年 3 月の JJUG Java 8 ローンチ・イベントの発表資料に収録した図を、印刷に耐えられるよう改版したものです (マスタを Illustrator 形式で作成)。 イメージは以下の通りです。 PDF 形式も用意しました → jsr310-conversions.pdf この図を持っていても皆様の給料は上がりませんが、Date and Time API の使い勝手は少しだけ上がります。
この記事は、Adam Bien の了承を得て、An Interview With the Killerfish--Payara : Adam Bien's Weblog の内容を翻訳したものです。誤訳等がありましたら蓮沼 <k.hasunuma (at) coppermine.jp> までご連絡ください。 Q: C2B2 は既に GlassFish の商用サポートを提供していますが、www.payara.co の背景にはどのようなアイデアがあるのですか? Payara は C2B2 にとって新しいイニシアティブです。既に私達は GlassFish を商用利用しているお客様に対して運用サポートとコンサルティングを提供しています。Payara については私達は全く異なる方針で進めます。私達は新しいアプリケーションサーバ、Payara を作り上げるために上流のオープンソースの GlassFish
去る 4 月 8 日 (水)、Java Day Tokyo 2015 に参加しました。2012 年の JavaOne Tokyo 2012 以来、4 年連続皆勤...と言いたいところですが、都営三田線の大幅な遅延 (一部運休すら発生した) により Keynote に 10 分ほど遅刻しました。そのため、Keynote の日本オラクル社長のセッションは内容を把握できず。そもそも、大幅遅延にもかかわらずあくまで「平常運転」と言い張る東京都交通局の姿勢には疑問を感じます。1. KeynoteKeynote は遅刻の影響で肝心なところが聞き取れませんでしたが、何気なく座った左隣が @zephiransas 氏だったのにはお互いに驚きました。Keynote 最大の収穫は、今はやりのロボット・Pepper でしょう。Pepper アプリの開発は基本プログラミングレスで、必要に応じて Python で細
Date and Time API 関連のセッションで最近"悪い意味"で気になったものがあるので、思うところを書きます。 1. Java Day Tokyo 2015 の "Date and Time API and other technologies of Java SE 8" Java Day Tokyo 2015 で筆者が受講したセッションの 1 つです。JSR 310 のオブザーバーを経験した筆者には不要ではないのか?という意見もあるでしょうが、U.S. の方が Date and Time API をどのように紹介するか興味があったので申し込んでみました。 セッションの内容を端的に表すなら、サンプルコードから Date and Time API の具体的な使い方を見てみようというものでした。新しい API の使い方を学ぶのに、たくさんの良質なサンプルを見て学習するのは効率の良い方
この記事は Java Advent Calendar 2014、8 日目です。昨日は @d7kuro さんの「Apache Camelに関する機能のまとめ」です。 Java で日付と時刻を扱う場合は Date and Time API を使います。過去の Java (Java 7 および Java 6)には同 API が含まれていないため、同等品の ThreeTen backport を別途用意します。ThreeTen backport さえ使えない Java は、古すぎるのでもう使わないでください。 Date and Time API には多数のクラスが含まれていますが、とりあえず LocalDate、LocalTime、LocalDateTime、DateTimeFormatter を覚えておけば良いです。「LocalDateTime には時差の情報がないから通常は ZonedDate
非常に喜ばしいお知らせです。GlassFish 4.1 が 9 月 9 日にリリースされました。今回のリリースは正式版です。ぜひダウンロードしてお試しください。新しい GlassFish の概要については、The Aquarium の John Clingan による投稿(Oracle Blogs 日本語のまとめに日本語訳があります)をご覧頂くとして、この記事では当初計画から変更になった点をまとめてみます。 動作環境の変更 GlassFish 4.1 RC1 くらいまでの build では、JDK7 または JDK8 Update 5 以降を動作環境としていましたが、正式版では JDK8 の場合は Update 20 以降が推奨環境となりした。依然として JDK8 Update 5 でも動作はしますが、互換性の問題で Update 20 でないと解決できないケースが存在するため、可能な限り
既に「Date and Time API 徹底攻略」の連載を始めていますが、内容が網羅的で分量が多いため、ダイジェスト版としてこの記事を公開します。この記事は Date and Time API の導入を目的としたものであるため、説明は最小限に絞っています。詳細は Java SE 8 API ドキュメントまたは「Date and Time API 徹底攻略」を参照してください。 1. Date and Time API とその位置づけ Date and Time API (JSR 310) は Java SE 8 から追加された新しい日付と時刻を表現する API です。従来の Date や Calendar などを置き換えることを念頭に開発され、日付・時刻表現の国際規格である ISO 8601 (国内では JIS X 0301) をカバーした仕様になっています。 2. ISO 8601 と
前回から 1 ヶ月以上経ってしまいましたが、今回から Date and Time API の使い方について見てゆきたいと思います。Java EE でも GlassFish 4.0.1 Preview や WildFly 8.x が Java 8 を正式サポートしており、IBM WebSphere AS も年内には Java 8 に対応するという話が出ており、今後 Date and Time API を活用する機会は増えていくことでしょう。 WebLogic Server に関する注釈: 次期リリース WebLogic 12.1.3 は Web 層に対する Java EE 7 仕様の先行取り込みが最優先事項であるため、Java 8 (特に Lambda)には対応しない公算が大きいです。公式には 12.1.4 までに Java 8 対応を完了させるというマイルストーンだったと思います(間違って
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