ベースラインのマージロジック回路マージロジック回路の基本的な概念は2011年の国際会議 FPGA で Koch と Torresen によって紹介されました (論文 [3]) 。次の図はこの動作例を示します。 この例では、1, 3, 5, 7, 9, … というソートされた奇数の系列と、2, 4, 6, 8, 10, … というソートされた偶数の系列をマージして、1つのソートされた系列 1, 2, 3, 4, 5, 6, … を作ります。入力系列は FIFOA と FIFOB という2つの First In First Out バッファに格納されています。各クロックサイクルに、FIFOA と FIFOB の先頭レコード (つまり、それぞれのバッファに格納されているレコードの中の最小レコード) が比較され、小さい方がマルチプレクサ Mux により出力されます。サイクル1では、FIFOA の最