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今年の「かわいい」
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独自プロセッサで低遅延になり,画質や機能も強化されたサングラス型ディスプレイ「XREAL One」が国内発売決定 編集部:小西利明 2024年12月11日,XREALの日本法人である日本Xrealは,サングラス型ディスプレイの新製品「XREAL One」を国内発売すると発表した。DisplayPort Alternate Mode対応のUSB Type-Cで映像を出力できる機器に対応しており,PCやスマートフォン,ゲーム機などで利用できる。予約受付は同日に始まり,出荷開始は2025年1月中旬以降の予定。税込の直販価格は6万9980円である。 本稿では,事前に行われた報道関係者向け説明会の内容をもとに,XREAL Oneの特徴を紹介していこう。なお,海外で発表済みの上位モデル「XREAL One Pro」の国内販売予定は,明らかになっていない。 XREAL One 関連記事 頭の動きに合わせ
「風来のシレン」シリーズに実装された,ローグライクの先入観を乗り越えるコミュニティ機能の柔軟な発想とは?[CEDEC+KYUSHU 2024] ライター:箭本進一 「風来のシレン」シリーズで,友達と助け合う「風来救助」や17年前にゲーム配信を実現した「LIVE機能」,そして最新作の「パラレルプレイ」など,今ほどにネットが発達していなかった時代から,その歴史はプレイヤー同士をつなぐコミュニティの歴史でもあった。 こうした機能について,スパイク・チュンソフトの篠崎秀行氏による講演「『不思議のダンジョン 風来のシレン』におけるコミュニティ機能とその変遷」が開発者向けカンファレンス「CEDEC+KYUSHU 2024」で行われた。本稿では,その内容をお届けしよう。 「風来救助」から始まった「風来のシレン」シリーズのコミュニティ機能 「風来のシレン」は1995年から展開されているローグライクのシリー
[インタビュー]ゲームをめぐるバリアフリーの現在地はどこか? Xboxのアクセシビリティ・コントローラ開発者,ケイトリン・ジョーンズ氏に聞いてみた ライター:ノイ村 過去から現在にいたるまでさまざまな形で進化を続けているゲームだが,この5〜6年ほどで飛躍的な進化を遂げた分野がある。それが「アクセシビリティ」だ。文字通り「アクセスのしやすさ」を意味するこの言葉は,障碍を持つプレイヤーなどが,感覚機能・身体・心理・認知などさまざまな制約に囚われることなくゲームを楽しむための概念として,近年のゲーム業界で広く扱われるようになった。 今では多くのタイトルで初回起動時にアクセシビリティ設定のメニューが表示されるようになり,年末の風物詩でもあるThe Game Awardsでは優れたアクセシビリティ機能を搭載した作品を表彰する「Innovation in Accessibility」が用意されるなど,
MSX BASICで「アフターバーナー」を作ってみた。BASIC職人が動画を公開中 ライター:箭本進一 開発者のb.p.s.氏は,動画「MSX BASICでアフターバーナーを作ろうとしてみた2 / AFTER BURNER for MSXturboR」を自身のXアカウントとYouTubeなどで公開中だ。MSXの拡張BASIC,「DM-SYSTEM2」を使い,水平線の回転やミサイル発射,空中給油などを細かく再現した職人芸的な作品となっている。 「アフターバーナー」は,1987年に稼働を開始したアーケードゲームで,プレイヤーは戦闘機を操縦し,襲ってくる無数の敵と戦いながら空を飛ぶ。技術的には,スプライトを使った疑似3D表示が実装されており,筐体に使用された基板「Xボード」はリッチだ。セガで業務用ゲーム基板の開発に携わった矢木 博氏が4Gamerの連載記事「ビデオゲームの語り部たち」で「“最強”
研究者のゲーム事情:第7回は津田正太郎さんと「リネージュ」。大学院生活を精神的に支えてくれた,老舗MMOの思い出を綴る ライター:津田正太郎 普段は論文や講義で活躍している研究者たちは,プライベートではどんなゲームに,どのように触れているのだろうか? 本連載「研究者のゲーム事情」は,研究者が個人的に遊んでいるゲームについて,専門的な知見も交えて自由に語ってもらう企画である。 第7回はメディア・コミュニケーションを研究する津田正太郎さんが登場。若手研究者時代,心の支えになってきたというMMO「リネージュ」(PC)について語ってもらった。出会いと別れが交差するMMOで過ごした大切な思い出を,20年の時を経て振り返る。 私はメディア・コミュニケーションの研究者だ。政治とメディアの関係について研究することが多いが,ソーシャルメディアに関する本も書いたりしている。いま取り組んでいるのはプロパガンダ(
頭の動きに合わせて映像を表示できるサングラス型ディスプレイ「XREAL One」シリーズが海外で発表。価格は499ドルから 編集部:小西利明 米国時間2024年12月4日,XREALは,サングラス型ディスプレイの新製品「XREAL One」と「XREAL One Pro」を発表した。米国や欧州では受注を開始しており,価格は順に499ドル(約7万5000円,税別),599ドル(約9万円,税別)となっている。 XREAL One。内部が部分的に見えるイラストになっている X1プロセッサのイメージ画像 XREAL Oneシリーズは,XREALが開発した独自プロセッサ「X1」を採用することで,サングラス型ディスプレイ単体で3軸自由度(3DoF)の動き検出が可能になっている。これにより,空間上に映像を固定したり,頭の細かい動きによるブレを補正して映像を表示するといった,これまではPCや別売り周辺機器
1枚の画像から探索可能な3Dワールドを生成できるAIモデル「Genie 2」発表。命令に合わせ自動的にゲームをプレイする「SIMA」との連携も 編集部:或鷹 Googleは本日(2024年12月5日),1枚の画像から探索可能な3Dワールドを生成できるAIモデル「Genie 2」を発表した。 ※画像は発表ページ(外部リンク)より Introducing Genie 2: our AI model that can create an endless variety of playable 3D worlds - all from a single image. ?? These types of large-scale foundation world models could enable future agents to be trained and evaluated in an en
新作をリリースすることが一番の宣伝。ひとりで7年間,ゲームを作ってきた個人開発者が心がけていたこととは[IDC2024] 編集部:だび 2024年11月30日に開催されたIndie Developers Conference 2024にて「ひとりで7年ゲームを作ってきた開発者の生存術」というセッションが行われた。このセッションは,個人開発者のじぃーま氏が自身のゲーム開発経験を振り返って,大切だと感じたことや心がけていたことを共有するものだ。本稿ではそのレポートをお届けする。 じぃーま氏 新作をリリースすることが一番の宣伝 セッションの冒頭では,じぃーま氏の経歴が紹介された。氏は「フラットマシン」や「カタストロフィレストラン」「パラサイトデイズ」といったスマートフォン向けの2Dゲームを多数開発している。 じぃーま氏がこれまでにリリースしてきたタイトル。ユーザー評価が高く,高いダウンロード数を
UE,Unityだけじゃない。インディー開発に向いた「Ebitengine」「GameMaker」「Godot」と,それを支えるコミュニティ[IDC2024] 編集部:或鷹 2024年11月30日,インディー開発者向けのカンファレンス「Indie Developers Conference 2024」(IDC2024)にて,「ショートトラック3連続GameMaker / Godot / Ebitengineコミュニティのご紹介」というセッションが実施された。 司会の一條貴彰氏 本セッションでは,まず,ヘッドハイの一條貴彰氏がセッションの目的や注意事項を説明した。 その後,OdencatのCTO・星 一氏,インディー開発者の生高橋氏,フレームシンセシスの代表取締役・こりん氏が順番に登壇し,それぞれのゲームエンジンの特徴や学習リソースについて紹介していった。 ゲームエンジンごとに特化している「
Intelが「Xe2」アーキテクチャ採用のデスクトップPC向け新世代GPU「Intel Arc B580,B570」を発表。RTX 4060を上回る? 編集部:小西利明 米国時間2024年12月3日,Intelは,同社独自のGPUアーキテクチャ「Xe2」を採用するデスクトップPC向けGPU「Intel Arc B580」および「Intel Arc B570」を発表した。 開発コードネーム「Battlemage」(バトルメイジ)とも呼ばれる新GPUシリーズは,内蔵するGPUコア数や動作クロック,グラフィックスメモリ容量などが異なっている。主なスペックは表のとおり。 Intel Arc B580搭載のリファレンスカード「Intel Arc B580 Limited Edition」。PCI Express拡張電源コネクタは,ごく普通の8ピン×1構成だ 初代のIntel Arc Aシリーズは,価
海外ゲーム企業の中国進出は今がチャンス。中国ゲーム業界事情とビジネスの変化が語られたセッションをレポート[CEDEC+KYUSHU 2024] ライター:大陸新秩序 福岡・九州産業大学で2024年11月23日に,コンピュータエンタテインメント開発者向けのカンファレンス「CEDEC+KYUSHU 2024」が開催された。 本稿では,Xiamen Leona Software Founderの高橋玲央奈氏と,日中エンターテインメント経済推進協議会 代表理事 山野辺一記氏によるセッション「中国のゲーム業界事情とゲームビジネスの変化。実は規制が経済を加速させた」をレポートしよう。 中国ゲーム市場の規模 中国のゲーム市場は,モバイルゲーム市場とPCオンラインゲーム市場があり,2017年から2021年にかけて全体で145%,モバイルゲーム市場が194%と大きく成長している。しかし高橋氏によると,これは
「8番出口」の作者コタケ氏が開発を振り返るセッションをレポート。短編ゲームはゴールを決めて自問自答すること,遊びを絞り込むことが大切[IDC2024] ライター:高橋祐介 2024年11月30日にインディーゲームに関する知見やノウハウを共有するイベント「Indie Developers Conference 2024」が開催された。本稿ではその中で行われた講演のひとつ,「8番出口」(PC / PS5 / PS4 / Switch)の作者コタケ氏による「8番出口開発振り返り 短編ゲームを作るには」のレポートをお伝えしよう。 コタケ氏 そもそも「8番出口」が生まれたのは,別のタイトルの開発が長期化し,短いゲームを作りたくなったことがきっかけだったとコタケ氏は語る。また開発費や生活費を稼ぐことも動機のひとつだったため,できれば売れるゲームを目指したという。 そこで海外の人気ゲーム「I'm on
「未解決事件は終わらせないといけないから」ポストモーテム。怒りや嫌悪を煽る時代だからこそ,優しさにあふれたものを作ろう[IDC2024] 編集部:だび 2024年11月30日にインディーゲーム開発者向けカンファレンス「Indie Developers Conference 2024」が東京・新橋で開催された。本稿では,その中で行われたセッション「『未解決事件は終わらせないといけないから』ポストモーテム」のレポートをお届けしよう。 講演では,ゲーム開発者のSomi氏が,過去に手がけてきたタイトルの開発経緯を振り返り,その経験を経て「未解決事件は終わらせないといけないから」で表現したかったこと,それを実現するためにどのような仕組みをゲームに盛り込んだかなどを語った。 なお,本講演は「未解決事件は終わらせないといけないから」のネタバレを含むので,注意してほしい。 Somi氏 セッションの最初では
西川善司 / グラフィックス技術と大画面と赤い車を愛するジャーナリスト (善)後不覚blog:http://www.z-z-z.jp/blog/ 長い間,更新が止まっていた西川善司の不定期コラムですが,今回からは,ゲームやPCに関連した話題をお届けしていきたいと思います。 ゲーム性能が高く評価されるようになったAppleのプラットフォーム さらに小さくなったMac Mini 2024年モデル 去る2024年5月,Appleは,2024年モデルの「iPad Pro」に合わせて新プロセッサ「Apple M4」を発表しました。 同年10月30日には,ノートPC「MacBook Pro」と小型デスクトップPC「Mac Mini」の搭載プロセッサとして,M4の上位モデルとなる「M4 Pro」「M4 Max」が追加で登場しました。 M4シリーズの3モデルは,驚いたことにそれぞれが別ダイとして製造されて
知る人ぞ知る(?)初代PlayStationの通信対戦を,発売30周年を機に体験。14インチブラウン管と60インチ8K液晶でプレイしてみた ライター:大陸新秩序 カメラマン:永山 亘 ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時)が1994年12月3日に発売したPlayStation(以下,初代PS)が本日(2024年12月3日),発売30周年を迎えた。 3Dグラフィックスに特化したハードウェア構成や,立体的なデザインのコントローラなどで,当時としては画期的なコンシューマゲーム機として人気を集めた……ということは知られているが,そんな初代PSが,通信対戦機能を備えていた事実はご存じだろうか。 たとえ知っていても,試そうと思ったが見送った,もしくは試そうとも思わなかった人がほとんどだろう。というのも,そのセッティングのハードルが高かったからだ。 それもあって,当時生まれてもいなかったり,ゲー
歴代PlayStation据置機のコンセプトを,ホーム画面の各種機能の追加・廃止から読み取ってみる ライター:大陸新秩序 カメラマン:永山 亘 ソニー・インタラクティブエンタテインメントが展開するゲームプラットフォーム,PlayStation(以下,PS)が2024年12月3日に30周年を迎えた。 1994年12月3日に,ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時)よりコンシューマゲーム機の初代PSが発売され,現行機のPS5まで,携帯機も含めてさまざまなデバイスがリリースされてきたのは,4Gamer読者ならご存じだろう。 PSシリーズの特に据え置き機は,テクノロジーの進化に合わせ,代を重ねるごとに多機能になっていった印象がある。そこで今回,歴代据置型PSのホーム画面(メインメニュー,ホームメニュー)をあらためて確認し,その変遷をチェックしてみた。 PlayStation 初代PSのメイン
「ほかの人からどう言われようが入れてしまう」強いこだわりを持つ開発者3人の癖(へき)のルーツを探る[IDC2024] 編集部:或鷹 2024年11月30日,インディー開発者向けのカンファレンス「Indie Developers Conference 2024」(IDC2024)にて,「もっと癖(ヘキ)なゲームを作りませんか?」というパネルディスカッションが実施された。 司会を務めた一條貴彰氏 ゲームシステムや世界観,ビジュアル,サウンドなど,「ほかの人からどう言われようが入れてしまう」という強いこだわり(=癖)を持っている開発者として72studio氏,アレン氏,湊あおい氏が登壇し,ヘッドハイの一條貴彰氏の司会のもと,3人の癖をさまざまなテーマから深掘りしていった。 72studioの72studio氏 ・DRINKRIME ・BatteryNote など 癖は「人外キャラと出会いたい/話
IDC2024で行われた,弁護士による「ゲーム開発のよくあるご相談Q&A」をレポート。何か起こっても慌てる必要はないが,自力で判断できないことはすぐに相談を! ライター:高橋祐介 2024年11月30日に開催されたインディーゲーム開発者向けのカンファレンス「Indie Developers Conference 2024」(IDC2024)で,エンターテイメントやITの法務を専門とする弁護士・前野孝太郎氏が「ゲーム開発のよくあるご相談Q&A」と題した講演を行った。 インディーゲームの制作や販売で無視できない,著作権や特許権,そして生成AIまわりの法律にまつわる話や,契約書を作る際に注意すべきことなどが語られた。 前野孝太郎氏とそのプロフィール こういうゲームを開発しても法的に問題はないですか? 前野氏は自身が好きな「逆転裁判」シリーズの話をして会場の空気を温めたのち,実際に裁判となったふた
「サガ エメラルド ビヨンド」の歯ごたえあるバトルのバランス調整で,人が成したこと,そしてAIが成したこととは[CEDEC+KYUSHU 2024] ライター:高橋祐介 福岡県で2024年11月23日に開催されたコンピュータエンタテインメント開発者向けのカンファレンス「CEDEC+KYUSHU2024」。そこで行われたセッションの1つ「サガ エメラルド ビヨンドのゲームバランスは如何にして作られたのか? 人の成したこと,AIの成したこと」では,今年4月にリリースされたサガシリーズ最新作「サガ エメラルド ビヨンド」(PC / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / iOS / Android)のバランス調整に活用した機械学習(強化学習)の事例が発表された。 「CEDEC+KYUSHU 2024」公式サイト 講演を行ったのはスクウェア・エニックスのクリエイティブスタジオ2
インディーゲームイベントでメディアを“ハック”するには? 会場ではどのようなゲームに目を引かれるのか,現地取材記者の視点で考えてみた ライター:高橋祐介 写真は2024年7月に開催されたインディーゲームの祭典「BitSummit Drift」(関連記事) 自分たちが作ったゲームをどうに世に広めればいいのか――専任の広報チームを持たない独立系の小規模スタジオや個人開発者にとって,これは切実な悩みではないかと思う。 そんな開発者にとって大きなアピールの場となるのが,オフラインのゲームイベント。SNSや動画での紹介,デモ版の配布など,さまざまな発信の仕方がある今だが,直接ゲームファンに自身の声を届けたりゲームに対する生の反応をもらえたりするオンサイトのイベントは,やはり重要な場所であることは変わらない。 コロナ渦が一段落した2022年後半ごろからインディーゲームの展示イベントの勢いが盛んになって
【ミートたけし】“挑戦”とは甘美な蜜の味なのか ライター:ミートたけし/川村 竜 ミートたけし / 川村 竜 / ベーシスト,作編曲家 ,ストリーマー ミートたけしの「世界の平和が俺を守る!」 ミートたけしYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@meatalk 第14回:“挑戦”とは甘美な蜜の味なのか 無事に入稿できていれば,皆様にはこのコラムを2024年11月30日の土曜日以降に読んでいただいているはず……ということで,それを前提にお話しする。 先日(11月28日),スクウェア・エニックスの「ロマンシング サガ リ・ユニバース」(iOS / Android。以下,「ロマサガRS」)のサービス開始6周年を記念した公式生放送が配信されたのだが,ご覧いただけただろうか。 実は同作の6周年を記念し,新シナリオのテーマソングをあのイトケンこと伊藤賢治さんが書
ゲーム会社の業務効率化に生成AIは役立つ? スクウェア・エニックス社内での取り組みとは[CEDEC+KYUSHU 2024] ライター:高橋祐介 2024年11月23日,福岡県の九州産業大学で開催されたコンピュータエンタテインメント開発者向けのカンファレンス「CEDEC+KYUSHU 2024」から,スクウェア・エニックス社内における生成AIの活用事例が紹介された講演をレポートする。発表を行ったのは,同社のAIプログラマーの遠藤輝人氏と,AIリサーチャーの森友 亮氏だ。 スクウェア・エニックスでは,生成AIを開発支援に活用していくための技術検証や,社内向けワークショップおよび勉強会,AI技術のキャッチアップと社内共有などを目的とした「AI&エンジン開発ディビジョン」を2024年4月に発足し,生成AIの活用に取り組んでいるという。 そんな取り組みの一つが「ひすいちゃん」と名付けられた多機能チ
ゲームボーイ実機で本当に動く。GB風のレトロな雰囲気が特徴の新作タイトル「マロンの日」が発売に。カートリッジ版はBOOTHで販売中 編集部:杉浦 諒 ゲーム開発者のnpckc氏は2024年11月28日,新作タイトル「マロンの日」(英題,Marron's Day)のダウンロード版を,Steamとitch.ioで発売した。価格はSteam版が1200円(税込),itch.io版は9.99ドルとなっている。 ゲームボーイ風のグラフィックスが特徴的な本作は,小さな町に住む子ウサギ「マロン」を主人公とする“ほのぼのアドベンチャーゲーム”だ。町で開催されるお祭りを成功させるため,どうぶつたちの手伝いをしてあげよう。 itch.io「マロンの日」紹介ページ ドットの雰囲気や発色,画面の比率まで見事にゲームボーイらしさを再現している本作だが,実は実機のゲームボーイでも動作するように作られているという。 n
1万円で「Meta Quest 3」128GBモデルを購入できるかも。DMM通販,抽選申込を12月4日15:00まで受付中 編集部:或鷹 2024年11月27日,DMM通販はECカレントへの出展1周年を記念し,XRヘッドマウンドディスプレイ「Meta Quest 3」の内蔵ストレージ容量128GBモデルを1万円(税込)で購入できる抽選販売の受付を開始した。期間は12月4日15:00まで。 \抽選販売実施中/ 今回は人気のMeta Quest 3 128GB! 当選された方のみ、限定価格でご購入いただけます? ▼抽選お申込みはこちら▼https://t.co/gxVztHcua9 pic.twitter.com/4dqcweg6YI— DMM通販【公式】 (@DMM_tsuhan) November 27, 2024 このモデルは,2023年10月10日に7万4800円(税込)で発売されたも
コンバースとMOTHERが初めてコラボしたスニーカーが登場。2025年1月に開催される「生活のたのしみ展」内のブースで先行販売を予定 編集部:Chihiro ほぼ日は本日(2024年11月27日),新宿住友ビル 三角広場にて2025年1月9日から1月15日まで開催される「生活のたのしみ展」に,「MOTHERのBAZAAAAR!!」(マザーのバザール)を出店すると発表した。なお,混雑対策のため,2025年1月9日のみ入場を事前予約制にするとのこと。予約受付は2024年12月11日11:00よりMOTHERのBAZAAAAR!!のWebページで行われる。 同ブースでは,さまざまな新商品が展開される予定だが,その第1弾として「ALL STAR HI / MT(MOTHER どせいさん HI)」を先行販売することが明らかにされた。これは,スニーカーやウェアなどでおなじみのブランド「コンバース」と,
【山本一郎】これはちゃんとWizardryだ。スマホにやってきた「Wizardry Variants Daphne」の,是々非々プレイレポ ライター:山本一郎 オープニングから雰囲気満点。ちょっとずつパターンが変わるのもオシャレ おっさんホイホイ待ったなし。 ドリコムが,長い長い開発期間を経て満を持して放つ一品が,この「Wizardry Variants Daphne」(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ,iOS / Android / PC)です。通称ウィズダフネ。なんでしょう,この凄いBUSIN感が素敵です。 二次元ゲームに浸食されているスマホゲーム業界で,暗くてツラくてダルくてじめじめした楽しいゲームを持ち込んでくる,ドリコムの英断に感動です。 プレイ開始即“ウィザードリィな雰囲気”なので,いままでのウィズで徹夜した勢は割と感涙的なモチーフなんじゃないでしょうか。なんだかんだ私も,
「悪役令嬢を探して」第2回:2000年代乙女ゲームの「悪役令嬢」たち。180本以上から見出したバリエーション豊かな悪の華を検証する ライター:向江駿佑 近年人気を集める「悪役令嬢」もの。だが,そのイメージソースとされる「乙女ゲームの悪役令嬢」の存在については,これまで幾度となく疑義が呈されてきた。では,本当に乙女ゲームに悪役令嬢は存在しないのだろうか? 4Gamerではゲーム研究者・向江駿佑氏に依頼し,乙女ゲームの中の「悪役令嬢」史を,全3回の構成でお届けする。第1回となる前回は90年代を扱ったが,今回のテーマは00年代だ。乙女ゲームの多様性が花開いた00年代の作品群から,新たな悪役令嬢たちの魅力を探ってみよう。 今回は,ゼロ年代の乙女ゲームに登場する“悪役令嬢”を検証する。 最初に,前回の記事に大きな反響をいただきながら,第2回がここまで遅くなってしまったことをお詫びしたい。その理由は今
Access Accepted第809回:「The Game Awards」に集まる批判と,その難しい舵取り ライター:奥谷海人 「The Game Awards」と言えば,ベテランジャーナリストのジェフ・キーリー氏がプロデュースするゲーム業界の功績を讃える表彰式典だ。2024年は日本時間12月13日に実施される。新作タイトルの発表や,初公開情報のお披露目などの場としても確立され,年々注目度が増しているが,ここのところゲーム業界内外からの批判が多くなってきており,転機が訪れているようにもうかがえる。 年ごとに影響力を増しているゲーム業界の表彰式典 カナダのトロント生まれのジェフ・キーリー氏は,まだ学生の頃からゲームジャーナリストとして名を馳せてきた 映画にはアカデミー賞やカンヌ映画祭があり,音楽にはグラミー賞がある。では,ゲーム業界の表彰式典は? と聞かれたとき,現在であれば多くの人が「T
発売30周年を迎えた「かまいたちの夜」のパッケージ&取扱説明書から,意欲的な試みや当時の雰囲気を振り返る。中村光一氏からのコメントも掲載 ライター:柳 雄大 カメラマン:永山 亘 本日(2024年11月25日),スーパーファミコン用サウンドノベル「かまいたちの夜」が1994年11月25日に発売されてから30周年を迎えた。 サウンドノベルとは,背景画像やサウンドが物語を盛り上げるテキストアドベンチャー形式のゲーム。「かまいたちの夜」は,このジャンルを切り拓いた「弟切草」(1992年3月7日発売)に続く作品で,吹雪によって孤立したペンションで起きる猟奇的殺人事件を題材としたミステリー作品となっている。 本作はその完成度の高さから,サウンドノベルというジャンルを確立させるヒット作品となり,現在では同ジャンルの中だけでなく,テキスト主体のアドベンチャーゲーム全般においても歴史的名作として語られる存
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