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■ゴリラ女房[‐にょうぼう] ▽解説 沖縄県の「読谷村民話資料集」の一編として刊行された『儀間の民話』(昭和58年)には、大正五年生まれの話者による「ゴリラ女房」という民話が収録されています。 ある所に、島々を探検してまわる五、六人の若者の集まりがありました。 彼らはある時、川伝いに山奥へと舟を進め、宝物を求めて人跡未踏の深山に上陸しました。 一人が陸に降り立つと、突然大きなゴリラが現れて、彼を捕まえました。 肝を潰した仲間たちは、友人のことも忘れて舟を出し、一目散に逃げ去ってしまいました。 取り残された若者は、ゴリラに押さえつけられ、噛み殺されないようになすがままの状態。ゴリラの言いなりとなって、山奥へと連れていかれました。 ゴリラが「キャーキャー」と合図を送ると、仲間のゴリラたちが次々と姿を現しました。どうやら、若者を捕えたゴリラはボスや大将にあたる存在だったようです。 臣下のゴリラた
■応龍[おうりゅう]▽解説 龍のうち翼をもつものを応龍と呼び、翼を生やした龍、あるいは頭は龍で鳥のような身体という姿で描き表されます。翼や尾羽は魚の鰭のように表現されていることもあります。 『三才図会』によれば、応龍は恭丘山に棲む有翼の龍だといいます。 ... ■白龍[はくりゅう]▽解説 白い体色の龍で、各種の伝説や民話、寺社縁起などに登場するものです。その色ゆえに瑞祥または貴い存在と捉えられたり、山や河川湖沼の主・神と扱われる傾向にあるようです。 辞書的な説明においては、白龍は天帝の使者であるとされています。 ... ■驪龍[りりゅう]▽解説 「驪」は黒色の馬、あるいは単に黒いことを表す字で、驪龍(りりゅう、りりょう)とは黒色の龍(黒龍)のことです。 驪龍という呼称は『荘子』雑篇列禦寇の部の挿話で使われていることがよく知られています。 宋王に謁見し、十台の車を下賜されたあ ... ■五
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