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前回に続き、晩秋の様子です。 晩秋の頃、錦秋に輝いた枝葉が地上に落ちると秋が終わったと思われがちですが、錦に色づいた山々の紅葉だけが秋の楽しみではありません。 落ち葉の彩りもまた、季節の移ろいを感じさせてくれる楽しみの一つです。 サクサクと小気味よく落ち葉を踏みしめながら歩いていると、落ち葉たちが小春日和の陽に揺れてまるで詩を唄っているようです。 たくさんの落ち葉の中には、風に巻かれて地面の草や落枝に寄り立っているものや、ほかの木に引っかかっているもの、ベンチや切り株に刺さりこんだものなどもあり、その姿は何となく「ねえ、撮って」と言われているようで、ついカメラを向けてしまいます。 小春の陽が秋たちに最後の輝きを与え、行く秋を惜しむようにシャッターを切りました。 次回は最後、微かに冬の香りがする「季節は巡りまた冬が来る」です 撮影地 : 山形県遊佐町 森の公園「遊ポット」にて 撮影DATE
庄内では紅葉はすでにほとんどが落ち、季節は晩秋から冬へと向かい、雪の準備を調える日々となっています。 季節が移り変わる時期はどの季節でも心を動かされるものですが、特に晩秋の頃は一つの季節が終わるという以上に、一年の終わりを表しているようで特別なものがあります。 「もののあはれは秋こそまされ」(徒然草) “ もののあわれ ” とは寂寥感や哀感つまり、秋の本意は “ 寂しさ ” ということです。 それは初秋の鮮やかな風の頃ではなく、深秋を過ぎ冷気を帯びた褪せゆく風の頃、 錦秋に輝いた枝葉が末枯れゆく様、 消え入りそうな虫の忘れ音、 秋冷の風や、褪せた色が身に入む寂しい季節。 晩秋 私たち日本人は古よりそんな季節を深く愛してきました。 輝く季節よりも、より深く。 それは、 いのちあるものたちへの惜別の念、 いのちを慈しむ心です。 今回から3回に分けて晩秋の様子をエントリーしたいと思います。 初め
予定された風景ではなく、突然出会う風景が好きです。 だから、カメラをいつも持ち歩いています。 風景も一期一会 いつも見慣れた風景も、光や雲や風が変わっただけで素敵なシーンに一変する。 そんな瞬間に出会えることが嬉しいのです。 今秋、出会えた空を集めました。 最上川スワンパークの駐車場から 遊佐町の月光川公園から もの凄い鯖雲が現れました 撮影後、急に鯖が食べたくなって、サバ缶買って帰りました。(^^;) 鶴岡市たらのき台付近の溜め池から 落日の後はブルーモーメントがやってきます NIKKOR Z 50mm f/1.8 S 北の空を眺めると、ビーナスベルトの鳥海山を見ることが出来ました。 ご覧頂き、ありがとうございました。 撮影地 : 山形県酒田市・遊佐町・鶴岡市にて 撮影DATE Nikon Z 7 NIKKOR Z 14-30mm f/4 S サブブログです。↓ 随時、更新中 idos
あー、暑かった。💦💦💦 今年の夏は信じられないくらい暑かったですね。私の住む庄内地方も連日35℃越えが続き、もう私は溶けてなくなっていました・・・。(^^;) しかし、最近いきなりめっきり寒くなってきて、私の大好きな ほどよい秋はどこへ行ったんでしょう? それでも写真は性のように撮ってはいたんですが、もう汗だくで、撮影中に汗がレンズに滝のように滴り落ちて・・・、NIKKORの防塵防滴が完璧で良かった。 お彼岸になっても彼岸花が咲かなくて心配していたんですが、彼岸が過ぎて秋らしくなってきたら急にニョキニョキと花茎を地上に出して、あっという間に咲き出しました。 良かったー♪ 雨上がりの日差しに燦めく彼岸花 微かな風に少しだけ揺れる彼岸花 何か久しぶりに出会った知り合いのように懐かしい気がして、ゆっくりと会話するように撮影しました。 今は亡き母が植えた彼岸花たちです。 秋 (彼岸花) が
気象庁の区分では6月から「夏」だそうですね。 庄内地方では6月に入ると、旧松山町(現:酒田市)の「松山歴史公園」に「睡蓮」が咲き出します。 旧松山町は「出羽松山藩(松嶺藩)」2万5千石の城下町で、この松山歴史公園は松山城の城址公園です。 現在はお城はありませんが、大手門(山形県唯一の城郭建築で『庄内松山城大手門』として県指定文化財)が残っており、その正面付近のお堀の中に睡蓮が咲きます。 睡蓮はスイレン科スイレン属の多年性の水草で、日本で自生しているのは白色のヒツジグサ(未草)のみ、その他に見かける睡蓮はほとんどは園芸品種だそうです。 和名の『睡蓮(スイレン)』の由来は、陽射しが弱まると早々に花を閉じてしまう様子が、夕暮れ時に眠りにつくように花を閉じるように見えることから、「眠るハス」→「睡蓮」となったようです。 城趾に咲く睡蓮、夢見るように眠る花、まさに“兵どもが夢のあと”・・・、でしょう
鶴岡市の「あつみ温泉」(旧温海町)には薔薇園があり、そろそろ開花の時期かなと思い、小雨模様でしたが出かけてみました。 「あつみ温泉」は庄内三大温泉地の一つ。開湯一千年余りの歴史を持つ素朴な風情のある温泉街で、多くの文人墨客が訪れ作品を残したことでも有名です。「あつみ温泉ばら園」はその温泉街の高台に位置し、90種約3000本の色とりどりのバラが咲きます。 開園は昭和37年、熊野神社境内に地域の憩いの場としてバラの花を植栽したのがはじまりだそうです。平成24年には、庄内藩主だった酒井家の第16代当主酒井忠良公が丹精込めて育てた「殿様のばら」231本が、鶴岡公園ばら園内から移植されたそうです。 今年は花の咲くのが例年よりも早い年なので、来園者で混む前にと訪れてみました。 花は3~4分咲きでしたが、咲き始めた新しい薔薇が小雨をまとってとても綺麗でした。 小雨が降る中でレンズ交換はしたくなかったので
水芭蕉は庄内では遊佐・八幡・松山・立川・羽黒・櫛引・朝日地区などなどたくさんの地域で見ることができますが、今回撮影したのは私の地元である遊佐町です。 遊佐町小野曽地区。鳥海山の麓「鳥海国定公園」内の沢に自生する水芭蕉群生地。 ここは「鳥海山ブルーライン」という山岳観光道路の山形県側入り口から数キロのところに在りますが、実はこの道路は冬期間閉鎖されており、全線開通は4月下旬頃なのです。 しかし、水芭蕉の見ごろは4月中旬のため、開通する頃には見頃が終わってしまうことから、山形県が2018年から入口から6.4Kmを2週間ほど早く開通させ、水芭蕉の鑑賞ができるようにしたのだそうです。 そしてそれに合わせて、地元のみなさんが毎年この群生地の清掃活動などをされているとのこと、ありがたいことです。 おかげ様でとても良い環境の中で気持ちよく撮影できました。感謝です。 鳥海山の雪解水や湧き水の清水の中で咲き
更新、だいぶ滞ってしまいました。💦 バタバタと生活しているうちにもう2月も終わり、3月に入ろうとしています。 季節は、立春や雨水を過ぎ、もう啓蟄も間近ですね。 雪国庄内でも春の足音が徐々に聞こえてきてはいますが、山間部では雪も多く残っています。 陽が射して雪解けが進む日と、寒くて雪が舞う日が交互にやって来るこの頃ですが、そんな時期によく見られるちょっと妖しげな陽光の日。 少しずつ、少しずつ、春に近づいています。 吹浦漁港 撮影地 : 山形県遊佐町 撮影DATE Nikon Z 6 NIKKOR Z 14-30mm f/4 S NIKKOR Z 24-70mm f/4 S サブブログです。↓ 随時、更新中 idosan007.hatenablog.com 以前のブログです ↓ よろしかったらご覧下さい。 blog.goo.ne.jp
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S 山から里へ、そして街へと、あれほど鮮やかに彩ってくれた木々たちの紅葉も、11月下旬頃に冷たい風が吹き始めると、あっという間にその彩りを散らせ、足早に次の季節へと向かいます。 この時期は、寒い日と暖かい日とが交互にやって来る「行き合いの季節」。北風が吹き付ける冷たさに慌てたり、小春日和の日だまりの暖かさにホッとしたり、そうやって季節は冬へと向かいます。 紅葉の季節も終わり、初氷の寒さが訪れて、初雪の便りが聞こえ始める頃。 久しぶりの小春日和の心地よさに誘われて、落ち葉を探しをしながら「行く秋」を惜しみました。 サクサクと落ち葉を踏みしめながら歩いていると、落ち葉たちが小春日和の陽に揺れて、まるで詩を唄っているようです。 NIKKOR Z 85mm f/1.8 S NIKKOR Z 85mm f/1.8 S NIKKOR Z MC 10
多くの植物は、それぞれの種ごとにある一定の季節に決まって花が開くようにできています。人もそれを経験的に感覚的に知っていて、ある花が咲くとその花に季節を感じたりします。 例えば、菜の花が咲くと誰しもが春が来たと感じ、紫陽花が色づきはじめると梅雨の到来を予感したりします。 とは言っても、花たちはその季節が来たからと言っていきなり咲くわけではありません。 花たちはどれも自分が花開く “とき” をよく知っていて、人が知らない間に、ゆっくりとじっくりと少しずつ花開く準備をし、陽の光を求め、時が満ちるのを待ち、そしてその “とき” の風に誘われて、来るときを迎えて花開くのです。 時満ちて咲く花ほど美しい花はありません。 暑い暑い夏の日の中ですが、立秋に入りほんの少しだけ暑さの翳りを感じ、庭の桔梗が花を開きました。 NIKKOR Z 85mm f / 1.8 S ↓ 以下は6~8月に撮影した花たちです
8月7日(日)から二十四節気の一つである「立秋」に入りました。 暦の上では、この立秋から立冬(今年は11/7)の前日までを「秋」としています。 ただ実際は夏真っ盛りの時期で「秋」なんて考えられないほど暑い時期ではありますが、「立秋」の前の節気が夏の極みの「大暑」ですからそれは当然暑いですよね。 この関係は「大寒」と「立春」と同じです。 秋なんて微塵も感じられないような熱風の中に、古の人々はほんの微かに “極まりを過ぎた気配” を感じ「秋が立った」としたのでしょうね。 真夏日や熱帯夜が続き暑さは今がたけなわですが、容赦なく照りつけていた太陽も心なしか日射しを和らげ、朝夕には少しばかり涼やかな風が吹き始めます。草むらからは虫たちの音色が聞こえてきて、高くなってゆく空には時折うろこ雲が姿を見せ始めます。 一つの季節が終わって次の季節が始まる、のではなくて、一つの季節の中から次の季節が生まれてくる
すでに6月になって1週間になろうとしていますが、大好きな5月に撮った写真がまだありますので、遅ればせながらアップしていきたいと思います。(^^;) 今年の5月は晴れた日が多かったように思います。そのおかげで連日、夕焼けがとても綺麗でした。 田んぼに水が入り稲の苗が植えられて、その水面に春の夕焼けが映し出され、空も平野も夕焼け空に染まります。 これもまた春の一時だけ、この時期にしか見ることのできない庄内の風景です。 鳥海山麓の棚田に映える夕焼け風景(遊佐町杉沢地区) 夕映えの棚田にサギが佇んでいました。 離れて望遠で撮っていても、こちらを警戒しながらソロソロと餌を探しています。 雲一つ無い快晴の日、空が乾燥しているのか飛行機雲も長く引きません 日が沈み、少しずつ朱色を増してきました。 春にしては珍しく燃えるように真っ赤に染まりました 別の日の夕焼け。春の夕焼けらしい淡い感じの赤色に染まった日
山形県鶴岡市の「森林公園 いこいの村」でチューリップを撮影しました。 ここはかつては、湯野浜温泉に隣接する県の宿泊施設「いこいの村 庄内」の敷地内に10万本ものチューリップが咲き誇った東北でも最大級のチューリップ園でしたが、2016年に施設が閉鎖された後、チューリップ園は放置され荒れるがままの状態だったのだそうです。 見かねた地元の方たちがチューリップ園の再生に取り組み、2020年春から「森林公園 いこいの村」として復活。オランダ大使館や地元郵便局長会から球根の寄贈を受けたりして、今季は4万5000本のチューリップが咲いていました。 子ども達が小さい頃に家族で何度も訪れたチューリップ園。 20年ぶりに訪れた公園は、あの頃の思い出がよみがえるほど様々なチューリップが咲き誇っていました。 地元の方たちのご苦労に、感謝です。 チューリップ全般の花言葉は、「思いやり」です。 www.faceboo
コロナ前は月2~3回のペースで東京と千葉に出張がありましたが、コロナ蔓延で1年半以上出張を取りやめておりました。 やっと最近、再開になり久しぶりの東京&千葉。 出張は荷物を極力軽めにするためにデジカメは持って行きませんが、スマホは必須。最近のスマホは写りが良く、重宝します。 デジカメが売れなくなるのも・・・、分かりますね。 移動中にスナップした写真です。まずは羽田空港第2ターミナルから。 庄内空港からはANA便だけですので、第2ターミナルです。 ↓ クリックしてご覧下さい 最近完成したJR千葉駅西口 アクアブリッジから見る東京湾の綺麗な夕焼け ご覧いただき、ありがとうございました。 あっ、この一枚 ↓ は酒田です。(^^;) 最近出来た、酒田駅前の交流拠点施設「ミライ二」からの一枚です。 撮影DATE SONY XPERIA サブブログ「きおくのかけら」も 『更新中です』 ↓
風の強い日、遙か空高くにきれいなすじ雲が流れていました。 すじ雲(巻雲)は、雲の中でもいちばん高い空にできる雲で、実は氷晶(氷の粒)でできた雲です。 透き通ってきれいに見えるのは、雲が全て氷晶でできているからです。 落下する氷晶が上空のジェット気流に流され、青空に筆でスーッと掃いたような美しい筋状の雲をつくります。 秋になり偏西風の強まりとともに澄んだ空に姿を見せるため、季節の移り変わりを示す雲でもあります。 すじ雲(巻雲)は、秋空の美しさを代表する雲です。 庄内平野ではすでに稲刈りが始まりました。 撮影地 山形県遊佐町 月光川河川公園より 撮影DATE Nikon Z 6 Nikkor AF-S 18-35mm f / 3.5-4.5 G ED Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z6 ボディ Nikon Amazon Nikon 超広角ズームレンズ AF-S NIKKOR 18-35
畑道のあちらこちらに「エノコログサ」が顔を出し始めました。 「エノコログサ」の名前は、花穂が子犬のしっぽに似て「犬コロ草」と呼ばれたところからきているそうです。 別名は「猫じゃらし」で一般的にはこちらの呼び名の方が有名ですね。 撮影したのは、エノコログサの中でも一番小さい「コツブキンエノコロ」です。 キンエノコロは花穂が小さく、その毛が黄金色で太陽の光を受けてキラキラ輝きとても綺麗です。 コツブキンエノコロは花穂がさらに小さく、キンエノコロのハーフサイズと言ったところでしょうか。 まだ生えたてなのか花穂の毛は金色にはなっていませんでした。 「エノコログサ」は、例えが犬や猫ということから分かるように、とても身近な植物で日本全国どこでも見ることが できる平凡な植物です。でも、平凡だから価値が無いかと言われればそんなことはありません。 特別なもの、希少なものにだけ価値があって、平凡なものには無い
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