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大そうじへの備え
tomosato.net
先週末だったか、近所のマックの前を通ったところ、店内の客は近くの高校生のみ。まったく盛況さは感じませんでした。 異物の混入は他の食品会社でもありましたが、なぜか行きたくない、食べたくないマック。(もともと食べていませんが) その原因は、昨年の中国下請け工場の問題に加えて、年初の異物混入に関して開いた 木で鼻をくくった会見 にあるのではないでしょうか。 混入件数は(いちいち)公表できない 「同形状のガラス材の使用はありません。製造工程で異物の混入の可能性は低いと判断します (歯は食べた方の可能性が)ないとは言えません 堅気に見えないスキンヘッドの執行役員にも違和感を持ちましたが、その横でまるで人ごとのように受け答えしていた執行役員が本日の主役である 青木岳彦 あくまで友里の推測ですが、これらの会見はすべて弁護士と細かく相談したあとのもの。法的な責任を追及されないためですね。 でも我々一般客に
今年の新規開拓の第一目標だった山形の人気イタリアン。本日でひとまずお休みをいただきますのでトリとして掲載する為5月半ばに15時間滞在という弾丸ツアーで庄内へ行ってきました。 予想はしておりましたが、これほど突っ込みどころ満載の料理を出してくるとは思わなかった。過大評価の一言では片付けられない「なんちゃってイタリアン」の王様であります。 料理だけではなくその建屋にも唖然。一軒家風とは聞いていたけどドライブインを居抜きで使っているとは思わなかった。 それでは1万円超の驚嘆のお任せコースのスタートです。 まずは黒鯛のカルパッチョ。わずか2片の少なさにも驚きましたが、申し訳程度の塩とオイルが振りかかっているだけ。 祇園さヽ木の主人が「塩とオイルをちゃちゃっと振りかけただけの料理やでー」と言っていたという常連客の言葉通りでありました。この2片のカルパッチョ、友里ブログに写真を載せたら、「食べ残しかと
ミシュラン2つ星和食、食べログ第一位(当時)と巷の評価は最高の和食店。 特に食べログでは、評価数三千を軽く超えるヘビーレビュアーはじめ5点満点評価の連発。 さぞかし料理が美味しいだろうと期待して訪問した友里、これほどの期待はずれは人生ではじめてかと思うほどの食後感で店を後にしたのであります。 この店は常連重視、いや正確にはあの「壬生」と同じく自店しか知らない井の中の蛙客を常連として取り込んでいるパフォーマンスだけの創作和食店。客単価1万円台半ばの自称和食店であります。 カウンターは10席ほど。蛙の常連が多いからか一見客は1日1組しか入れないのではないか。予約時に一見か否かを先に確認され、訪問まで1ヶ月以上を要してしまった。9500円と1万2000円の2コースから当然ながら我々は高いコースを選択しました。 まずはイチジクの餡を乗せた茶碗蒸しでスタートです。連れがすぐ塩味に青カビチーズを使用し
ダンチュウのパスタ特集で知った目黒は元競馬近くのカウンターイタリアン。 瞬間湯沸かし器と言われたシェフがやっていた六本木「アモーレ」(既に閉店)で修業した女性シェフの店であります。 わずか12席でありますがスペースが狭いため隣客とは接触状態。しかし問題なのはブロイラーになったかのような圧迫感ではなくこの店は喫煙を許しているということ。 本場イタリアは完全禁煙なだけに、女性シェフが喫煙者であるため喫煙に寛容なのだと友里は読みました。 最初の訪問では近くに喫煙者が居たので食後感はあまり良くなかったのですが再訪時は運良く喫煙者なし。じっくり料理を楽しむことが出来まして、同じ一人調理のカウンターイタリアンでも「ヴィノテカ・キムラ」と違って皿出し、調理レベル、料理のバリエーションとすべてに上回っているとの結論に達したのであります。 まずはウリのハムカツ(990円)。厚切りハムと鶉玉子のフリットですが
昨日読者から面白い情報をいただきました。 フジTVの「dinner」というドラマ(第3回目)に、どうみても関谷江里さん(京都在住のヨイショライター)をモデルとしているとしか思えないキャラの人物が登場している 関谷江里さんが全国区のTVに取り上げられるほどメジャーな存在だとは思えなかったのですが、情報では 100万人の読者がいると自称 全身赤だらけ デジカメでフラッシュたいて周囲に迷惑がられている 態度が高慢ちき 世に堂々と100万読者とうたっているのは確かに関谷江里さんただ一人。赤が大好きで服などは赤で統一しているのも有名です。 また、まわりの客の迷惑を顧みず、彼女は店内でフラッシュたいてデジカメ撮影して顰蹙をかっているのも事実。 ところが番組では更に突っ込んで、店の紹介記事を書く際に 初回30万円、次回から取り上げるごとに10万円の原稿料を要求している と聞きまして、友里はちょっと疑問に
最近は出張も含めると年に何度も出かける海外でありますが、最終日の夜は宿泊しているホテルのメインダイニングで食事をすることを友里は心がけております。 その理由は、荷造りや翌日の移動を考えて、なるべく疲労が残らないよう近くで食事を済ませるため。 パリでは定宿(大袈裟)の3つ星メインダイニング「エピキュール」なんですが、今回はちょっと気分転換でホテルを変えた関係でこの「ル・サンク」を訪問したのであります。 宿泊ホテルのメインダイニングですから、朝食でも利用しているので新鮮味はなかったのですが、昼間と違った雰囲気で「エピキュール」より悪くはない。 しかもダイニングだけに限らないのですが、レセプションやコンシェルジュ含めてスタッフのホスピタリティが心地よいんです。初回から名前を覚えてくれるのもブリストルではあり得ないサービス精神。 しかもこのホテル、中国人や日本人の客が少ないんですね。かわりに南部含
昨日の朝のワイドショーをみてビックリしました。年末までに20万トンになるだろうと言われている福島原発汚染水の処理費用、フランス・アレバ社からの見積もりが、1トンで1億円の請求だと経産省役人からの取材でわかったとのジャーナリストの発言がありました。 1トンで1億円ですから、20万トンだとなんと20兆円をフランスに持って行かれることになります。20兆円なんて想像もつきませんが、日本の国家予算が90兆円くらいですから 国家予算の1/4チョイをフランスへ献上する ことになります。 日本嫌いのサルコジ大統領が原発事故直後に放射能汚染騒動の中緊急来日したのは「商売」の為だとブログに書きましたが、人の弱みにつけ込んでここまで極悪非道な請求をしてくるとは思わなかった。 ムーリスに泊まれたからといって薄ら笑いを浮かべていないで、菅総理には毅然たる態度でフランスに臨んでもらいたいと考えます。 番組は違
本日は愚痴であります。 猫も杓子も高額店を出したら予約困難になるという、高額飲食店バブルのまっただ中の東京。 特に鮨屋は入れ食い状態(客を釣り放題)でありますね。 そんな中、無理して(見栄張って)高額店に通っている友里、高額店常連客を見て大きな勘違いをしてしまった。 会社経費だと思うのですが彼らの支払額、半端な額じゃないんですね。 料理(コース価格)が10万円、20万円というだけでも驚きですが、会計時の支払額が驚嘆の一言。 数百万でも椅子から転げ落ちなのに、上は数千万円と聞きますから崖から転げ落ち 上記の金額は「一ヶ月分の掛け」ではなく 一回(一晩)でしかも2名とか数人の飲食代 なんですよ。 当然ながら、ワインはあのロマネ・コンティだとかアンリ・ジャイエだとか人気やレアなワインが含まれた金額であると思うのですが・・・ そこで友里は昨秋考えたのです。 そんなバカ高い値付けでも喜んで飲む富裕層
ビル建て替えで他の飲食店が次々と閉店する中、最後まで頑張ったのがステーキでは客単価日本一と言われる「あら皮」です。炉窯や換気設備の問題からかなかなか場所が見つからず、昨年末まで粘ってやっと今年はじめに御成門近くに移転すると聞き、年末に仲間2名と最後の訪問を決行したのです。 2008年としては2回目の訪問。拙著「ガチミシュラン」の取材で訪れた前回の支払いが、安いワインに抑えても一人当たり9万円弱。リーマンショックの前でも懐への打撃は相当なものがあり再訪はもうないと誓った友里。未曾有の経済危機の中で、「移転直前に行ってみよう」と知人の提案にすぐ乗ったのがいけなかった。更に9万円強の支払いで倹約の正月を迎えることとなりました。 当日はいかにもといった同伴グループ客の他は我々をいれてホールは疎ら。やはり接待客に特化した営業方針では、100年に一度の不況は厳しいものがあるようです。 前回はコー
西麻布と恵比寿に展開していた「ダルマット」が、西麻布店の真上、つまり1階部分に新しいコンセプトの店を出店しました。 5000円前後の多皿コースのこのイタリアン、1500円で白・赤ワインが飲み放題なのが人気の素でありますが、この店は更に予約システムに特徴を持たせております。 予約は当日の朝10時からのみの受付。つまり前日までの予約は受けず、当日に行きたくなった客のみを対象としています。 西麻布(地下)、恵比寿と繁盛店を抱えるから出来るチャレンジだと思いますが、私はこのような店の出現を待っていました。 なぜ鮨屋の予約を1ヶ月前にしなければならないのか。なぜフレンチの予約電話がつながらないのか、といった不満が世に充満しているのではないか。晴れの日の豪華フレンチの予約が1ヶ月前というならまだしも、鮨やイタリアンはその日急に食べたくなって飛び込みたいものだと考えます。 この店はカウンター席より厨房の
友里征耶(ともさとゆうや) 自称 覆面自腹レストラン評論家。 「一般客の一般客による一般客のためのレストラン評論」を提供するため、レスラン経営者や料理人とは距離感を保った立ち位置をとり、あくまで一般客の目線でのレストラン訪問を日々心がけている。 ミシュランは正しいのか? グルメ通として、さまざまなお店に通い続けてきた著者が、そこに掲載のお店のウソを明らかにします。そして、料理やシェフのみならず仕入れから内装まで業界を知り尽くした男が、グルメブームをバッサリ切り捨てます。本書は、著者の前作『グルメの嘘』では書けなかった、偽装で儲ける手口や業務用食品を仕入れるすし屋の帳簿など、裏の裏を暴きます。 関係者レビュアーの多い「食べログ」や、巷に溢れるヨイショ本に惑わされるな。 グルメ本で絶賛されてる店に行き、ガッカリした経験はありませんか?シェフや経営者と仲良くなることばかりに熱心なグルメライターた
筆頭は山本益博氏と犬養裕美子氏でしょうか、大きな力を持つ人たちが闊歩している日本の飲食業界。そしてこの二人ほどではないですが友里より影響力を持つのが自称農産物流通業者の「やまけん」さんです。彼が店のウェブサイトのプロデュースまで買って出て自身のブログでベタ褒め紹介していたのが東京進出してきた「インデアンカレー 丸の内店」です。 関西では何店舗も展開している人気店。一度食べたら病みつきになるほど感動するというカレーに興味を持ち、最初に訪問したのはオープン数月後、昼時だからか10人以上の行列が出来ておりました。やっと順番がきてレジで支払いすると店長が着席する場所を指示してきます。態度がでかいとちょっとムッとしましたが感動カレーの為に我慢しました。しかし出されたカレーを見て、私の期待は萎んだのです。ご飯の割に少ないルーは見るからにスパイスが少ないようで黄色みが強い。一口食べて唖然、無茶甘く感じ
若い時からほとんど行ったことがない軽井沢。家族の関係で行かねばならず、雑誌の特集からその夜のディナーにこの「オーベルジュ ド プリマヴェーラ」を選びました。 選んだ理由は小沼シェフが「レカン」出身だと知ったからです。過大評価の「エルミタージュ ドゥ タムラ」と違って前店がまともなところの注目したのです。 1997年にレストランをオープンしてから、わずか5年でメゾン(宴会場)、オーベルジュ(宿泊施設)と増殖して行った「プリマヴェーラ」、かなりの繁盛店だということがわかります。 訪問して驚いたのは、レストランホールは小さい(席間も狭く圧迫感あり)のに、駐車場含めた敷地がかなりデカイこと。料理よりバンケットに力を入れているとすぐに直感しました。 料理は7770円から1万2000円までの3コース制。予想通りアラカルトはありませ。我々は最初で最後と考え、スペシャリテ中心の1万2000円(肉な
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