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みなさんご存知だとは思いますが、東浩紀さんのクォンタム・ファミリーズが三島由紀夫賞を受賞されました!現在打ち上げから帰って来てそのままこのブログを書いているので、まだ正直興奮して浮き足立っています。しかしこれは本当嬉しいですね!という訳で、嬉しすぎるので、年表の高解像度版をアップします。A2以上でプリントすると文字もいい感じに読めるのでおすすめです。 東さん本当におめでとうございます!!!!
ツイッターでは呟いていますがQF年表追記です。実は、QF年表はあの記事を書いた直後に、たまたま東さん達と「風花」に行った際、たまたまその時にお店の人が読んでいる所だったらしいQFがカウンターに置いてあったために、これまた、たまたまその時手持ちだったmacbookで年表を見て頂いたのです。 そして「プリントしたものが見たい、綺麗なので持って来てくれればお店に飾りたい」と言って頂いた、ので、風花用にさらに手を加えたものを、昨日持って行ってきました。 その過程で、まずはデータに間違いがないように入江哲朗 @t_irieさんに校正を新たにお願いし(入江さんありがとうございます!)、デザインもアップデートしています。そして入江さんのおかげで内容もより正確に美しくなり(すいません、実は前回のものは細かくみていくと結構怪しい部分があります、、)、デザインもタイムラインが入ったり、量子家族だけを太字にした
「ゼロ年代のすべて」が現在、新宿ブックファースト(例の白い包帯ビル!)でフェアをやっています。 通常は表紙をそのまま大きくしたポスターを用意するそうなのですが、表紙(A5)よりはかなり大きなサイズ(B2!)だし、とはいえあまり表紙のイメージから離れてしまっては意味がないので、新たにゼロすべ表紙を使って二次創作するようにデザインしました。 「ゼロすべというIDがもし存在すれば?」という、ひとネタ系のデザインではありますが、宮台さんがRTしかしていなかったり、ツイッターでの関係性も細かく入れているので、その辺りも見て頂ければ嬉しいです。実際書いてみると細かい情報もきちんと入れつつ、執筆者と内容を圧縮して一枚の画面に放り込むことができるのでポスターや表紙としては、なかなかいいデザインだと(ツイッターのままですが!)思っています。フェアーの方はまだやっているので、ぜひ見に行って(もちろんまだの人は
QF クォンタム・ファミリーズ 年表です。 まず、すいません。ネタバレの配慮を全くしていません。 最初は自分のメモ用に書いていたのですが、書いているうちに分からない事がでてきてしまい、さらにそれを整理し、書き直しているうちにはまってしまい、結果、結構本気で書いてみました。表にしてみると貫世界通信という単純な方法で非常に複雑な世界が生まれている事が分かります。まだ分からない部分もあるので、ご指摘して頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!
「ゼロ年代のすべて」製作過程、その3(最後)です。 a) 宇野さんからの要望は地面にゼロ年代的な記号を落書きして欲しいとのことでした。バランスを見るために、まずはタイトルや執筆者等をレイアウトし、落書きが写真にしっくりくるように試行錯誤しながらなんとか一案描いて宇野さんに送付。 b~e) 「落書きを増やして欲しい」との事なので、少しずつ増やしていきます。しかし、画面右上の光が強いために、この部分に合成した落書きが浮いて見える事に徐々に気づき始めます。そして、最初は誤摩化す意図もあって、この辺りからチョークの消し跡のようにうっすらと小泉純一郎の顔を入れ始めました。 f) ただその他の部分についても地面には対象物がないため、合成してもリアリティが出せずに困っていました。そこで、PCのみで解決するのをいったん中止。落書きを紙に描いた物をテーブルに置き、背景を撮った物と同じカメラ、同じアングルでそ
残すところあと二日なので、終わる前に感想を。ただ、単なる感想もあれなので順位をつけました。この5つは必見。 1)「冷涼珈琲店ーー煎」 AGF×長谷川豪 基礎を兼ねている(だろう)大きなベンチの上に檜の丸柱が一直線に並び、その上をコーヒー豆の豆袋を想起させる麻布が掛けられただけのとても単純な建物。ともかく会場は猛烈に暑いので、会場の中央にあって、麻布で影をつくり、風でふわふわと揺れるこの建物は涼しげで外から見ているだけでも気持ちいい。もちろん、実際に中に入っても、麻布は外を歩く人の顔が隠れるちょうどいい高さに設定されており、外部に開放されつつもふんわりと包まれた大変気持ちのよい空間になっている。 ともかく、この建物がいいのは、暑いこの季節の屋外展示という、このプログラムと敷地に正面から答えている所。ここでしかできないことをきちんとデザインし表現として結実させている。 2)「賃貸空間タワー」大
「建築夜学校2009 データ、プロセス、ローカリティ、設計プロセスから地域のアイデンティティを考える」 非常に素晴らしいイベントだったのだが、ツイッターでの実況もあり、内容はいくつかレポートもあるので、ここではこのシンポジウムを藤村龍至氏が設計(デザイン)したひとつの作品として読み解くという、いささかアクロバットではあるがそのような方法を試みてみたいと思う。もちろんシンポジウムは誰かが設計したひとつの作品では決してない。しかしそれなら建築はどうだろうか。建築も誰かが作ったひとつの作品ではないと言う意見は大いにありうる。だからここではひとつの建築を作品として論じるのと同じように、ひとつのシンポジウムを作品として論じてみたいのだ。そして今回このようなことを試みなければならないのは、建築学会の学会誌である「 建築雑誌」で特集が組まれていながら、その中身は各論者の批判的なことのみが掲載されるという
福嶋亮大「ホモ・エコノミクスの書く偽史」 ユリイカで「神話社会学」を連載中の福嶋亮大による論文。 内容は前回の思想地図vol.2の濱野智史による「ニコニコ動画の生成力(ジェネレイティビティ)」に繋がるような話で、ここでは「作家性」が重要なテーマになっている。その中身は、 ケータイ小説の「恋空」「ライトノベル」「聖地巡礼」「村上春樹」「東方」(ネットやコミケで絶大な人気を誇る同人シューティングゲーム)と普通は一見なんの脈略もないように見えるこれらが全て「偽史」という言葉で繋がる非常に面白い論文。この「偽史」というのは、福嶋氏自身の手で非常に丁寧に説明されていて、それによって「作家性とは何か」についてこの中でかなり明確に論じられている。 濱野、福嶋、両氏により語られる「作家性」。匿名的な環境のなかで自動生成される作家達、もう一方ではそういった状況を逆手に、新たな作家性を紡ぐ作家。 しかしそれら
思想地図vol.3 特集 アーキテクチャ シンポジウム 「アークテクチャと思考の場所」 浅田彰+磯崎新+宇野常寛+濱野智史+宮台真司+東浩紀 「鳥の巣」から考える(20XX ニコニコスタジアム) シンポジウムの内容を「鳥の巣」のみから考えてみる。 そのために準備として、まずシンポジウムの発言に勝手に注)を付けます。 注1) 75P 磯崎新の言及している「鳥の巣」の構造に関しては 「新建築 2008年12月号」の中で、構造家の川口衞さんが詳細に書かれている。「鳥の巣」は当初、開閉式の屋根を中央に設けた形で計画が進められるが、加重とコストを減らすべく中央の開閉式の屋根はあきらめ、かつその中央の開口部分を大幅に広げる事でようやく実現できる事になる。しかもその構造形式はもともと徹底的に不合理な上、開閉式の屋根を中止した事でそれらが支えているものはほとんど何もなく、徹底的に不合理なその構造体は単に自
ほとんど無睡眠の数日もやっと終わり、ひさびさに家で食事も出来ました。以下はゼロアカ@GEISAIというあまりに激しかったここ数日に起こった出来事の裏方のレポです。 6日 00:30 藤田直哉さんから急に電話があり「村上隆さんに直接会い、GEISAIに正式に参加する事になった。20分のステージとブースをもらえたので、ブースを造って欲しい。」と言われてしまう。当然この時点でなにも出来ていないため、時間を逆算して実現可能で機能的で面白くなりそうな案を考える。ブースは幅3.6m/奥行1.8m/高さ2.4mで壁面が3面らしい? 待ってる暇はないので仕様を教えてもらうようお願いする。その後まずは壁面を2ちゃんねるの東浩紀スレッドで埋め尽くし、白と赤の紙に印刷することで壁面全体が「ゼロアカ」に見えるというアイデアでイメージを起こし、 6日03:45 メールで藤田さんに確認。その後どれぐらいのサイズの紙で
時期がかなり遅くなってしまったので今更感がありすぎるのですがせっかく書いたので。 11月9日に行われた「東浩紀のゼロアカ道場」の第4次関門に天野年朗さんと松平耕一さんが道場破りとして参加した同人誌「新文学」というのがあります。その中に濱野智史氏による「初音ミクに出馬させてみた-「共有党宣言」のための覚え書き」というのがあるのですが、そのアイデアが面白かったので実際にもし初音ミクが都知事選に出るとしたらどんな選挙になるかを絵にしてみました。 まずこれまでの選挙演説等のように中心や前方に演説者(候補者)がいて、その回りに聴衆がいるという延々と守り続けられた構図がまず、いとも簡単に壊されることになります。初音ミクのコスプレイヤーが複数登場するだけでなく、痛車やその他のキャラクターのコスプレイヤーも大量に登場するでしょう。そこではもはや誰が候補者で誰が聴衆かよく分からない、もはや最初の動機(この場
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