サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
2024年ランキング
smashingmag.com
カレンOが率いるヤーヤーヤーズは音も見た目もアバンギャルドなアートパンクだ。このバンドの格好良さをきっちりと大黒柱的に支えているのは、草食男子に見えてしまうギターのニックとドラムのブライアンである。 肉食女子カレンO後ろに見え隠れする男子達の職人技は目が離せないのだが、でも、やっぱりパンチの効いた衣装の七変化も目が離せない。大阪のおばちゃん並みにド派手な衣装を着てからに、子供のようなくしゃくしゃした笑顔を見せられたら、草食男子でなくとも「カレン姐さんに、ついてきますよ!」と言いたくなる。 追記:ステージの演出を観て、目玉のおやじのことを想った人も多かったようです。ヤーヤーヤーズとは関係はないのですが、目玉おやじ役の声で我々を楽しませてくれた田の中 勇氏のご冥福をお祈りいたします。 Yeah Yeah Yeah's @ Shinagawa Stellar Ball (16th Jan. '1
インタビューで実際に会うまでは、遠藤賢司のことをめちゃくちゃ気難しい人だと思っていた。ライブの写真を見ると、今にも爆発しそうなテンションで、鋭く何かを睨み付けている。歌に耳を傾けると、“カレーライス”を囁くように歌ったかと思えば、「俺は不滅の男」と堂々と宣言する。そして何より、今年でデビュー35周年を迎える、日本のロックの超大御所だ。「頑固で無口。でも、こっちが下手なことを言ったら、すごい剣幕で返される…」。インタビュー前の、ぼくの架空のエンケン像だ。 実際に会ったエンケンは、もちろん、そうではなかった。おとなしそうな雰囲気だが、いったん喋りだすと止まらない。ぼくの分までお茶を注いでくれたりと、こちらを気遣ってくれる一方で、やはりそこには百戦錬磨のオーラがある。自分が「ノー」だと思うことに異議を唱えるさまは、頑固というより、とにかく、まっすぐな人なのだ。 今回掲載するのは、hanasanを
Bleach (20th April. @ Shinjuku Loft) Beck (8th April. @ Zepp Tokyo) Siberian Newspaper (5th Apr. @ Shinjuku Loft) Lonesome Dove Woodrows (31st Mar. @ Shimokitazawa Shelter) Uri Nakayama / photo document (27th Mar. @ Shibuya Duo Music Exchange) Wisdom : feat. Sun Paulo / quartz head 05 / photo document / Chillout Cafe "Romantico" by Candle JUNE (20th Mar. @ Daikanyama unit) Santara (09th Mar. @ Shi
「トランスとハードコアの融合」、そないチープなタタキじゃ動かないって? 「ハウスを通過したハードコアの現在」、そんなものとっくに現在じゃないって? うんうん、たしかにそうかも知れない。最近はバンドの表面だけじゃ飽き足らず、バック・ボーンに目がいってしまう傾向があり、それは善くも悪くも確かな事実として有る。それに関してはどうにもこうにも逃れられないわけだけれども、ライヴを観た後に、このバンドはボアダムズのパクりだとかなんとか聞こえてくることがざらになってくると、ルーツなどつまらないものなんじゃないかと思えてくるのも感覚として有る。だって由々しきことだと思いますよ、パクりだからつまらんと言うのは。音楽、特にロックやんかはパクりを楽しんで前進していくのがオモシロいと思うのですが、みなさんはどうでしょう。 逸れたところから話は始まりましたが、マウント・システム、お日様もよっぽど楽しみにしていたとみ
ファンが待ちに待った単独ライブの東京会場は、三年前と同じ、代々木第一体育館だ。原宿駅を降りると、幸せそうな顔で会場に向かう人でいっぱいだった。みんな待ちきれないといった様子で、入場口への列に加わる。大箱でのライブは、このライブ前の会場のワクワクする雰囲気がたまらない。 ザ・ラーズの"フィーリン"、ザ・ジャムの"ザ・モダン・ワールド"、ザ・フーの"5:15"と、オアシスが敬愛するブリティッシュ・バンドたちの名曲がSEで流れる。気分が盛り上がってきたところで、照明が落ちて、"ファッキン・イン・ザ・ブッシーズ"へ。『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』のツアー以来、すっかりお馴染みになったこのスタートは、やっぱり盛り上がる。 リアムが最初に歌った曲は、寂しげなイントロから始まる"ターン・アップ・ザ・サン"。"ハロー"で一気にボルテージをあげていった前回のツアーとは違い、淡々
Kemuri 10th Anniversary Event in Ebisu 3Days : intro / eastern youth / Ken Yokoyama / Zazen Boys / Kemuri : (05/09/17 @ Ebisu Liquid Room) Theatre Brook : (05/09/02 @ Tsujido Sputnik Cafe) The Surf Coasters Mid Summer Live : The Surf Coasters / Whys : (05/08/13 @ Shibuya O-Crest) Banda Bassotti Japan Tour 2005 : The Big Hip / 太陽族 (Taiyouzoku) / NICOTINE / Banda Bassotti : (05/07/27 @ Kawasaki Club
今日はどんな嘘ついて、どんないらんことして、どうやって楽しんでしまおうか... と思っていた今年の4月1日。コレは嘘なんじゃないかというイベントに参加しているうち、自分の嘘などどうでもよくなったことを覚えてる。ズイノシンとあふりらんぽが原宿ラフォーレ前(明治通り沿い)でフリーライヴをやった。 そのとき観たズイノシンのライヴは混乱と爆笑を同時に巻き起こすため十分な情報量で襲ってきて、見事なまでにボクの価値観をガップリ食ってしまった。ライヴ後、ちょっとした錯乱状態でカフェに入って『アレはいったいなんだったんだ』とアタマのなかで反芻した事実がそのインパクトを証明している。 ちかごろズイノシンは悪名高き"ナウい大阪バンド軍"のひとつとして知れ渡り、アンテナの立ったイベント企画者からオファーが飛び込んでくるようで、最近は東京でも出没率が高かった。バンドはギターのカコイヨシハル、ベースのヨシカワショウ
見世物小屋だと思っていた。「ハタチそこそこの女の子がやってるバンドらしいよー」「ドラムとギターだけで、じゃれ合ったりギャーギャー叫んだり大変らしい」「名前はあふらりんぽだったかな、あふりらんぽだったかな」と、まぁまぁ飛び出す噂の数々。「女子高生らしいよ」という非常にエスカレートした情報まで流れていたくらいで、なんかこう、ズバッとキたわけです、「それ、めっちゃ観たいスよ!!」と。そんな美味そうなエサ撒かれたら食いつくしかないでしょう! 意気奮闘する自分。 膨らませ過ぎた期待を背負って、はじめてライヴに足を運んだ。凄いあふりらんぽ。「見世物どころじゃねー!」「だれだ! このバンドのこと黙ってたの」と、ひとまず他人を責めて、ライヴ終了直後ボクは楽屋へ滑り込んだ。見ず知らずのオトナ達に囲まれ勢いを失いかけていたが、見覚えのある方がひとり。Guitar Wolfのマネージャー、通称はっちゃくさんがそ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『http://smashingmag.com/』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く