「観る将棋ファン」のための将棋観戦記ブログ。将棋が指せなくてもプロ棋士の将棋観戦は楽しめます。「スポーツを楽しむように将棋観戦を楽しむ」をモットーに毎日朝7時頃に更新しています。朝刊がわりに将棋観戦記をどうぞ!! 既に大きく報じられていると思うので、どのように書くか?というのは悩ましい。あまり情緒的にならずに事実とそれに基づく私の正直な感想を残そうと思う。 まずはこの将棋、序盤から力戦形となった。人間から誘導したわけではなく、ポナンザのほうが誘導した形。このあたり、開発者の山本一成氏の思想によるものだったらしい。 もし佐藤慎一プロが角道を二手目に指していたら角頭歩にしていたという話もTwitter上でとある開発者の言葉として伺うことが出来た。本譜は、先手中飛車と見せて相矢倉系の力戦となった。 後手はアマでも分かる角交換の権利を得て早々に将棋としては終わっていた。そう言い切るのは良くないかも