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今年の「#文学」
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BPStudy(株式会社ビープラウドが主催するIT勉強会)が、2024年4月26日(金)に開催され、200回目を迎えました。 ここまで続けてこれたのも、登壇していただいた方々、参加していただいた方々、開催を手伝ってくださった方々のおかげです。感謝いたします。 記念すべき200回目は、私が登壇させていただきました。 資料は以下です。 speakerdeck.com 2011年11月には、ITmediaエンタープライズで取材していただきました(当時50回を超えた頃)。 www.itmedia.co.jp コミュニティー運営の要諦 技術と人、人と人がつながる場所を作りたい いろいろな人の考えを聞いたり話し合ったりすることで、会社以外の世界の考え方を知るきっかけになるとうれしい。その出会いが、こんな人になりたい、自分もこういうことをやってみたいというモチベーションにつながり、技術者が未来について考
学生時代にビープラウドで仕事をされていた@c-bataさん執筆の実践Django Pythonによる本格Webアプリケーション開発を拝読しました。 読み終わり感じたことは「筋肉質で骨太な書籍である」ということです。 筋肉質である なぜ「筋肉質」かというと、それは書籍の構成にあります。 構成は、1章のチュートリアルを一通り学べば、Djangoの主要機能を広く学ぶことができ、さらに知識を深めたい場合は、2章以降を必要に応じて読めば良い構成になっています。 また各章は、必要最低限の要素が学べる洗練されたサンプルコードをもとに説明されています。 これは現場でDjangoを使った開発に取り組む必要があり、短時間で学ばなければならないエンジニアにとってとてもありがたいことです。 骨太である 「骨太」という点においては、各章の説明が充実していることです。 実運用するWebアプリでは、機能を動かすだけでは
本記事は、匠塾 Advent Calendar 2021の12/23の記事です。 プロジェクト(仕事)の目的は、価値を届けること 2021年8月にPMBOK(Project Management Body of Knowledge)の第7版がリリースされました。第6版までは「成果物を届けること」が主目的であったのに対し、第7版は「価値を届けること」が主目的になりました。 この変更は、予測型(PMBOKでは第6版まで)から適応型(同第7版)への変化とも言われています。 「予測型」は、「あらかじめ決められたとおり(予測したとおり)に仕事をしていれば価値が生まれる」という前提に立っています。予測型の開発では、その前提のもとに「決められたことを、しっかりやり遂げること=成果物を届けること」にフォーカスします。 「適応型」は、「あらかじめ決められたとおり(予測したとおり)に仕事をしても価値が生まれな
山田祥寛さんが執筆した独習Pythonを拝読しました。 独習Python 作者:山田 祥寛発売日: 2020/06/22メディア: Kindle版 著者の山田祥寛さんは、WingsProjectという執筆者コミュニティ(会社でもある)を運営されていて、200冊近くのプログラミング、技術書籍の執筆、監修の実績があります。(その他、雑誌記事やWeb記事など多数) 私も2005年から2010年の期間、雑誌記事(JavaPress、DB Magazine、ムック本)やWeb記事(CodeZine、@IT)をWingsProjectの1メンバーとして執筆させていただき、山田さん(ご夫妻)に監修いただきました。Codezineに掲載したDjangoチュートリアルやGoogleAppEngineの記事ははてなブックマークでホットエントリー入りもしました*1。 前置きはこのあたりにして、独習Pythonの
ビープラウドの清水川貴之さん@shimizukawa , 清原弘貴さん@hirokiky、@tell-kさんが執筆(ビープラウド監修)した「自走プログラマー」が出版されます(大手書店は2020年2月18日から先行販売、電子書籍は2月22日販売開始、一般書店は2月27日販売開始です)。 自走プログラマー ~Pythonの先輩が教えるプロジェクト開発のベストプラクティス120 作者:清水川 貴之,清原 弘貴,tell-k出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2020/02/22メディア: Kindle版 自走プログラマーの前書きには「プログラミング入門者が中級者にランクアップするのに必要な知識をお伝えする本」と書かれています。 私なりに、入門、初級、中級以上のそれぞれのプログラマーのレベルをイメージしてみました。 入門プログラマー プログラミングの文法を学びながら書いている。プログラムが完成
「カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで」の著者、市谷聡啓さんが2019年6月に出版した「正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について」を拝読しました。 本書をおすすめしたい人 プロダクト開発において、アジャイル開発での進めかたを知りたい人 アジャイル開発チームのプロダクトオーナー(ビジネスサイド、企画者) プロダクト開発チームが所属している会社の経営者 アジャイル開発を新たに学びたい人 アジャイル開発をひととおり知っているが、あらためて学びたい人 「正しいものを正しくつくる」という中心理念 本書のAmazonレビューを見ていたところ、星1つのレビューを見つけました。 エンジニアの傲慢さが詰まった本 「正しい」という言葉を使うエンジニア、同じエンジニアとして非常に恥ずかしい思いです。 「正しいも
「いちばんやさしいPython機械学習の教本」をビープラウドのメンバーで執筆し、上梓しました。 いちばんやさしいPython機械学習の教本 人気講師が教える業務で役立つ実践ノウハウ 作者: 鈴木たかのり,降籏洋行,平井孝幸,株式会社ビープラウド出版社/メーカー: インプレス発売日: 2019/06/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 本書をおすすめしたい人 機械学習の基本理論を学びたい人 将来、AIを活用して仕事を楽にしたい人。そのために基礎を学びたい人 いつかはAIを開発してみたい人。そのために基礎を学びたい人 AIリテラシー(AIについて知識を持ち、活用・応用する能力)を身につけていきたい人 Web開発者でAI・機械学習についての知識を身つけたい人 本書執筆の背景 本書のタイトルにある「機械学習」とは、AIを実現するための技術のことです。 機械学習という名
2019/6/22(土)、23(日)にDevLOVE Xに参加しました*1。 私は2日間で11セッションに参加しました。 今後に役立てるためにも、ブログにまとめたいと思います。 参加の目的 DevLOVE Xには、以下の目的で参加しました。 いまのIT業界で活躍しているひとたちが、いま何を考えどのようなことを話すのかを聴き、2019年6月時点のIT業界、エンジニア界隈の動向や雰囲気を感じる 自分の知識や感覚をアップデートする アップデートした結果を、自分の行動と会社の事業につなげる 感想 全体 登壇者のメンバーが豪華で、かつ内容も興味深いため、各時間帯でどのセッションに参加するのに迷いました。これだけのメンバーが集ったのは今までのDevLOVEの方々の取り組みの結果かと思います。 イベントの内容、活気・雰囲気ともに、今後の記憶に残る素晴らしいイベントでした。 スタッフのみなさん、登壇者のみ
BPStudy#138〜将棋を楽しもうを、2019年2月27日(水) に開催しました。 bpstudy.connpass.com 将棋をテーマにした開催は、2007年からのBPStudyで初めてです。 将棋で初の開催 開催のきっかけ 「コンピューター将棋は、人間を超えた」といわれています。 2017年には将棋ソフトPonanzaが、佐藤天彦名人を破っています。 コンピューター将棋は、新手・新戦型の発見などにおいても将棋の進化に貢献し、その貢献にIT技術が大きく関わっています。 その裏で2015年から私の将棋熱は小学生以来久々に高まっていました。 日曜日放映のNHK杯は全録画・視聴を3年以上続けています。 将棋熱の復活を機に、いつかはBPStudyで将棋をテーマに開催したい、そしてそのときはコンピューター将棋も内容に含めたいと考えていました。 コンピューター将棋ならHEROZ*1。 どこかで
ビープラウドのサイトの経営理念のページに「ビープラウドの価値観」が21個書かれています。 今回は「よい環境は与えられるのではなく、自ら参加し、改善し、つくりあげていくこと」について書きたいと思います。 「ローマは1日にして成らず*1」 同様に、よい会社やチームも短期間ではつくれません。 日々、会社の良い在り方を模索し、試行し、改善する。 そのプロセスは、会社を磨いていくプロセスそのものといえるでしょう。 この会社を磨いていくプロセスとして、ビープラウドには「BPカイゼン(Be Proud カイゼン)」という取り組みがあります。 「BPカイゼン」は2012年の12月に始まった取り組みです。 当時は会社を起ち上げて6年が経ち、社員は30人を超えていました。 「会社には30人の壁がある」とよくいわれます。 社内は自由ではありましたが整備されていない面も多く、人が増えたことに対応しきれず大小の問題
ビープラウドのサイトの経営理念のページに「ビープラウドの価値観」が21個書かれています。 今回は「フラットで敬意をもった人間関係をよしとする。そこには偉い人間や上下関係は存在せず、あるのは役割のみである」について書きたいと思います。 なぜ会社には上司、部下があるのか 「あらゆる対人関係は『縦』ではなく『横』の関係にあり、人と人とは対等である」 これは、アドラー心理学*1の特徴と言われています*2。 人と人が対等であるとするなら、なぜ会社には上司や部下のような上下関係があるのでしょうか。 理由のひとつとして私が思うのは「上」に立つ人が楽だからです。 「上」であれば「下」の人に、立場を使って従わせることができます。 しかし「下」の人が「上」の人に意見をいうことは、「上」の人が「下」の人にいうよりもパワーが必要です。 常にパワーを出し続けることは大変なので、組織は「上」の人がいえば「下」の人が従
「部下を定時に帰らせて、かつ成果は出さないといけない。どうしたらいいのかな。」 大企業に勤めている高校時代の友人から先日相談されました。 働き方改革の流れで、日本は働く時間を少なくする方向に向かっています。 無意味な残業、もしくは深夜残業や休日出勤をしてまで成果を上げる。 これらが常態化するよりは、働き方改革の流れは望ましいと思います。 一方で、仕事の時間を減らしながら、成果は今までどおりに上げるというような、一見矛盾したことを求められ、皆が悪戦苦闘しているのが、いまの日本の世の中でしょう。 そのような人たち(私も含めて)におすすめしたい書籍が出版されました。 ソニックガーデン社の倉貫義人さんが書いた「管理ゼロで成果は上がる〜見直す・なくす・やめるで組織を変えよう」です。 管理ゼロで成果はあがる ~「見直す・なくす・やめる」で組織を変えよう 作者: 倉貫義人出版社/メーカー: 技術評論社発
2019年のテーマ 2018年のテーマは「攻め」でした。*1 2019年のテーマも「攻め」に決めました。 2018年、2019年、2020年の3年間で、2021年以降のビープラウドが決まると考えているからです。*2 天才 攻めの原動力 良い攻めを続ける原動力はなんでしょうか。 それは「自己の実力」です。 実力があれば、ひとつひとつの策が力強くなり、策と策のつながりが期待できます。 実力を高めるためには、才能を伸ばすことです。 書籍「羽生善治論 「天才」とは何か」に、著者の加藤一二三氏が考える「天才の条件」が4つ書かれています。 羽生善治論 「天才」とは何か (角川oneテーマ21) 作者: 加藤一二三出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2013/06/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 【条件1】無から有を生み出すことが出来る人 若い頃の着手や
※この記事は BeProud Advent Calendar 2018 10日目の記事です。 ビープラウドの仕事は、Webからの問い合わせや人からの紹介で引き合いが来ます。 引き合いがきたときはほとんどの場合、お客様候補(以下お客様)とまず打ち合わせをします。 初めてのお客様と話すときは不安が大きいものです。 うまく話が進まなかったら・・・間が持たなかったら・・・話が理解できなかったら・・・ 私はビープラウドを始めてから、引き合いがあった時の最初のミーティング(以下「引き合いミーティング」)を数多く経験してきました。 その経験から引き合いミーティングに役立つ考えかた(フレームワーク)や、進め方のコツについて書きたいと思います。 As-Is-ToBe 私が引き合いミーティングで、常に頭に置くのは「AsIs/ToBe」という考えかたです。 AsIsとは現状、ToBeとは未来のあるべき理想の姿と
2018年7月18日に起業をテーマにした勉強会に参加しました。 peatix.com 参加のきっかけと動機 内容メモ 和波さんの話 Heart Quake 千葉さんの話 Q&Aから生まれた話、最後に和波さんの締めの話 私の気づき ストレス、摩擦を取り除くことと仕事、人生の関係 ゲームを仕事に置き換えると ゲームを人生に置き換えると 自分中心設計とFounder Problem fit 事業の起点・中心になるのは起業家の人生 真似されにくい事業をつくるための自分中心設計 組織能力(OC: Organizational Capability) を築く 最後に 参加のきっかけと動機 日頃懇意にして頂いているアクティア高崎さんの三大師匠の一人が主催の和波さんとのこと(BPStudyでの資料)。高崎さんがFacebookでシェアしたイベントページの内容を読み、自分にとって参考になりそうと感じた。 主
2018年6月12日にビープラウドのメンバーで執筆した「Pythonプロフェッショナルプログラミング 第3版」が出版されます。 Pythonプロフェッショナルプログラミング第3版 作者:株式会社ビープラウド出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 2018/06/13メディア: Kindle版 第1版が2012年3月26日、第2版が2015年2月27日、第3版が2018年6月12日の発売で、約3年おきに版を重ねてきました。 最新技術に合わせてバージョンアップ IT技術は日々バージョンアップされ、数年もすれば技術の構成やベストプラクティスも変わってきます。 技術の進歩に合わせて、書籍も第3版としてバージョンアップしました。 主な改訂内容は以下のとおりです。 Python2.7.6→Python3.6.4 Ubuntu14.04 LTS→Ubuntu16.04 LTS Webアプリケーション(
2018年4月25日に静岡県の沼津市で開催された、羽生善治さんの講演に参加しました。 講演のテーマは「決断力を磨く」です。 羽生さんの話は18時40分頃から始まり、約1時間20分でした。 講演内容は、報知新聞のサイトでまとめられています*1。 www.hochi.co.jp 羽生善治さんについて 羽生善治さんは昨年竜王に返り咲き、永世7冠となりました。 2018年3月には順位戦A級を勝ち抜き、現在は佐藤天彦名人との名人戦に挑戦中です(2018年5月8日現在1勝1敗)。 棋士はどのように手を決断しているか 羽生さんの話で印象に残ったのは、棋士がどのように指す手を決断するときに、直観で2、3手を選ぶ→ロジック(手を読む)→大局観で選択するという思考の過程を経ているという話です。 1.直観で2,3手を選ぶ まずは、今までの集大成をもとに、直観で1秒にも満たない時間で2,3手を選ぶ 2.選んだ2、
界隈で話題の「カイゼン・ジャーニー」を読みました。 カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで 作者: 市谷聡啓,新井剛出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2018/02/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 書籍の概要(ストーリー) 「カイゼン・ジャーニー」の主人公は、江島という20代の若手エンジニア。 忙しく混乱した日々の仕事を懸命にこなす毎日。 そんな開発現場や会社の体制に不満を抱えてはいるものの、状況を変える何かを自分でできているわけではない。 そのような日常から話(ジャーニー:比較的長めの旅行)はスタートします。 社外勉強会での出会いをきっかけに、主人公が行動を起こしていくストーリーです。 おすすめしたい人 仕事で成長したいエンジニア いまどきのアジャイル開発を学びたい人 アジャイル開発導入を検討している/取り組んでいる開発プ
「コードを憎んで人を憎まず」 コードレビュー時のレビュアー(レビューする側)の考え方(レビュー時に人格攻撃にならない、感じられないように気をつけるなど)として、良く使われる言葉です。 一方で、レビュイー(レビューを受ける側)はどのように考えればよいでしょうか。 マシンやプログラムからエラーメッセージが出ることを「怒られる」と言ったりします。 実際には、マシンやプログラムはエラーを伝えているだけで「怒っている」わけではありません。 しかし、マシンが出すエラーメッセージは無機質なので怒られているように感じることから「怒られた」と言うようになったのでしょう。 このように同じエラーメッセージでも、人の捉え方によって(エラーを)親切に伝えてくれているのか、怒っているのかが変わってきます。 怒られてる・責められてると感じた場合の人の反応 Slackやチケットなど文字のコミュニケーションも無機質になりが
ビープラウドの 清水川貴之( @shimizukawa )さんが監訳、清水川貴之さんと新木雅也さんが翻訳した「独学プログラマー」を読みました。 独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで 作者: コーリー・アルソフ,清水川貴之監訳,清水川貴之,新木雅也出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2018/02/24メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 書籍の概要 著者のコーリー・アルソフは、大学卒業後(大学では政治学を専攻)、独学でプログラミングを学び始めました。1年の独学後、eBayでソフトウェアエンジニアとして働き始め、そのあともシリコンバレーのスタートアップでプログラマーとして働いています(2017年時点で28歳。インタビュー: "独学プログラマー" コーリー・アルソフ 【PyCharm Blog 翻訳】より )。 「独学プログラマー」は、仕事でプログラマーにな
12月11日(月) に匠塾*1でLTをさせていただきました。 it-takumi.connpass.com 資料は以下です。 35億!とんでもないところへ行くただひとつの道 from Haruo Sato 人類最大の発明 アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだものをご存知でしょうか。 それは「複利」です。 複利は、以下のようなグラフになります(1に対して1%の複利の場合)。 今回のLTでは、複利のグラフになぞらえて、人やチームの偉大な成功(ブレーク)というものを考えてみました。 成功までのタイムラグ 私はPyQチームのミーティングで「下向きの力をかけ続けることが大事」と言うことがあります。 「下向きの力」と呼ぶのは、日々の仕事は地道であったり、根気がいることが多いからです。 「下向きの力」もあれば「上向きの力」もあります。 「上向きの力」とは、人が力を入れなくても流れに乗る力です。
11月21日に開催されたMOONGIFTオフ会#1で、登壇しました。 @dankogaiさん、@masuidriveさんとともにお話をさせていただきました。 MOONGIFTさんによる開催レポートは以下です。 blog.moongift.co.jp 私の発表スライドです。 エンジニアのキャリアのその先を考える from Haruo Sato テーマ 「自身のオープンソースとの関わり」「エンジニアのキャリアのその先」などがテーマということだったので、私は「エンジニアのキャリア」をテーマにお話しました。 内容をひとことでいうと「ビジョナリー・エンジニア」になると、キャリア戦略が考えやすくなるということです。 ビジョナリー・エンジニアとは 「ビジョナリー・エンジニア」とは聞き慣れない言葉だと思います。 ビジョナリー・エンジニアとは「自分のビジョン(パーソナルビジョン)を持ち、その実現を目指したキ
2017年11月9日(木)に匠塾*1に参加してきました*2。 私は「良いビジョンとは?」というテーマのチーム(通称ヘンタイチーム*3)に参加しました。 テーマの背景・目的 匠Methodの価値デザインモデルでは、プロジェクトのビジョンを設定します。 「ビジョン」は抽象的な概念で、かつ似たような言葉(ミッション、理念、コンセプト、目標、目的 etc..)も多いため、人によって「ビジョン」という言葉に対するイメージが異なることがあります。 そこで「ビジョン」について、ある一定の指針をもっておくことで、匠Methodのセッションで議論をしやすくすることを目的としました。 よいビジョンとは 最終的に上記の図にまとまりました。 話のなかで「ビジョンは社会(おおやけ)への視点を持たせることが重要」ということになりました。 そのときは皆納得という雰囲気だったので理由については話しませんでしたが、あとで私
2017年10月20日にBPStudy#122〜いかにプログラミングを学ぶか?プログラミング教育を考えるが開催されました。 第1部は「子ども向けプログラミング教育」がテーマ(その1、その2、その3、その4) でした。 第2部は「大人向けプログラミング教育」で、クオリティスタート社のござ先輩と、Python学習プラットフォームのPyQチームに話してもらいました。 ござ先輩は今年の4月から企業のプログラミング初学者向けに研修を実施されていて、そこでの経験からお話いただきました。 資料は以下です。 気づいたらスライドのはてなブックマークが340を超えていてバズっていました(2017年11月13日現在)。さすがですね。 事業としてプログラミング研修を始めた経緯 他社の新人向けプログラミング研修の学習効果が芳しくないという相談を知人から受けた 独習Python入門――1日でプログラミングに強くなる!
2017年10月20日にBPStudy#122〜いかにプログラミングを学ぶか?プログラミング教育を考えるが開催されました。 第1部は「子ども向けプログラミング教育」がテーマです。 CoderDojoの代表の方々4人にご登壇いただきました。 1番安川さんが塁に出て、2番打者向井アリーさんがヒットエンドランを決め、3番宮島さんがタイムリーヒットを打ちました。おおとりは4番打者の Coder Dojo 市川 代表の土屋健一さんです。 資料は以下です。 プログラミングを学んだ経緯 少年時代、JR-200を買ってもらったが、ゲーム数が少ない BASIC Magazine ひたすら写経してゲームする プログラムを少しずつ把握し、動きを変えていく いつの時代も写経→改造の訓練は大切 アイルランドは貧富の差が大きいので、無料にこだわっている 千葉県のCoderDojo 千葉には12,13の道場があり、イベ
2017年10月20日にBPStudy#122〜いかにプログラミングを学ぶか?プログラミング教育を考えるが開催されました。 第1部は「子ども向けプログラミング教育」がテーマです。 CoderDojoの代表の方々4人にご登壇いただきました。 1番安川さんが塁に出て、2番打者はCoderDojo 藤沢 代表の向井アリーさんです。 資料は以下です。 子どもも大人もプログラミングで遊んで学ぶ!「CoderDojo」が楽しい!CoderDojo藤沢 向井アリー from Ally Mukai プログラミングは学びでもあり、遊びでもある CoderDojoは1つのコミュニティ プログラミングは遊びと学びどちらか? 学びでもあり、遊びでもある「マソビ!」 2017年「ゲームばっかりしてないで勉強しなさい」→2020年「勉強ばっかりしてないでゲーム作りなさい」 プログラミングの3つの楽しい要素 コンピュー
2017年9月26日にBPStudy#121が開催されました。 第2部は、辻慎吾さんにお話いただきました(※第1部はこちら)。 資料はこちら(PDFファイル)です。 以下は私のまとめです。 データサイエンスについて データサイエンスとは WikiPadiaによると、"data-driven science"(データ駆動型サイエンス)である。 サイエンスとは (1)仮説を立てる (2)仮説を証明するために実験や観測によってデータを収集 (3)データを解析して仮説を検証 (1)〜(3)を繰り返し、普遍的な原理を導き出す 例1:フックの法則(F=-kx) 例2:DNA配列 データサイエンスでは、とにかくビッグデータを集めることが重要 ヒッグス粒子の発見(Pythonを使用) Webのユーザーの行動履歴 IoT(地理情報を含む行動履歴、エネルギー消費量など) データサイエンスの必要性 データから普
2017年9月26日にBPStudy#121が開催されました。 第1部は、サイボウズ・ラボの西尾泰和さん*1にお話いただきました。 資料は以下です。 If文から機械学習への道 from nishio if文から機械学習へ 機械学習は、日頃のプログラミングから遠く感じるが、実は身近なif文と地続きでつながっている 要約 if文は、重み付き和*2で表現できる。 重み付き和の重みを人間が決定するのがルールベース。コンピューター(機械)がデータをもとに決定するのが機械学習 あらためてまとめ スライドだけでも充分に理解できると思いますが、分かった気にならないように自分でまとめてみました。 (1)if文のシンプルな OR文とAND文 (2)−1:複雑な条件を、if文で表現→And と Orが組み合わさって複雑 (2)−2:真偽値を数値に変換して加算。数式で表現→複雑な条件もシンプルに表現できる (3)
BPStudy#120の第2部は、主催の私が担当させていただきました*1。 会社としては道半ばですが、11年と少しの会社経営の中で起きたエピソードと、そこから学んだことをテーマにしました。 資料は以下です。 技術者の自分が11年間会社を経営して学んだ7つのこと from Haruo Sato 11年間を振り返ると、会社の大きな節目は3つありました。 節目その1:Pythonの採用 会社をつくってから2年弱の2008年4月に、会社のメインプログラミング言語にPythonを採用しました。 そのあと実績とノウハウを積み、2012年には実務でのノウハウをまとめた「Pythonプロフェッショナルプログラミング」を上梓するなど*2、Pythonistaが集まる会社として、ブランディングされていきました*3。 Pythonプロフェッショナルプログラミング 第2版 作者: 株式会社ビープラウド出版社/メー
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