『プレイヤーズ・ハンドブック』だけ見てると、第4版は非常に戦闘ゲームなイメージだったのですが、DMガイドを見ると「あれ?あんまり変わってないのかな?」という印象を受けてみたりもしました。 物が物だけに、あまり参考にならない比較論になりますが、DMガイドを流し読みしただけで感じたことは、「嗚呼、日本のTRPGのプレイの幅は、狭いんだなぁ」ということでしょうか。 D&Dは世界一売れているおかげで、全頁フルカラーの上、ハードカバーで3分冊とか言うご無体なコンポーネントで本が出せるわけです。 日本のTRPGなんて文章やデータの密度的に見ると、D&Dの3分冊の1冊にも及ばない事が多い訳でして。 マスター専用のDMガイドなんて本を出せるD&Dは、当然のように想定されるマスタリングと許容できるプレイヤーの幅が、国産TRPGの比では無い訳です――プレイヤーのタイプ分類が列挙されているのを読むだけで、自分の