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大そうじへの備え
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2010.01.17 ITは、日本の巨大メディア産業を救えない? カテゴリ:カテゴリ未分類 企業の利益、売上、コストは、 利益=売上ーコスト である。 そして、売上は、 販売個数(顧客数) X 単価 である。 一般に、ITを使って「売上」を上げる、 というのは、つまり、 「販路が拡大する」 ことと同義である。 なぜなら、単価を上げることはITでは難しいので、 (リコメンによる併売ってのもあるけど) ITを使って顧客数を増やすしかない。 たとえば、「これまで届かなかったお客さんに届けることができる」 というもの。 分かりやすい例でいうと、 田舎のお店が、ウェブサイトを作ったら 日本中・世界中から注文されるようになった!的な話である。 もう一つのITのメリットは、後者の「コスト」も下げること。 つまり、リアルなものをデジタルに置き換えたり、 情報を分析して無駄な在庫や投資を省き最適化することで
2009.11.15 アタリショックが来ない5つの理由 カテゴリ:カテゴリ未分類 オンラインゲームやソーシャルゲームが注目され、 粗製濫造されるようになると、 かつてのアタリショックが再来するのではないか、 というふうに見る人たちが出てくる。 もちろん、個別企業でみれば、 売れないゲーム、潰れるベンダーは山ほど出てくるだろう。 しかしそれが業界全体を包み込む可能性は低い。 しかし、消費者の側からみると、 いくつかの理由から、アタリショックは来ないと見てよい。 1. もともとゲームのレベルが低くてもよい 人が相手、というだけで、ゲームの程度が低くても楽しめる。 人間相手だったり、ギャンブル性があれば、ジャンケンだって面白いのだ。 ゲームのレベルは、ゲームウォッチレベルでも構わない。 ゲームバランスは人間によって作り出される ネットワーク外部性が効くので、たくさんの人がやっていれば、 それ自体
2009.06.16 フォームとタイムラインが同じページ上にあること カテゴリ:メディア論 ブログツールは、編集ツールと表示ツールが別だった。 SNSの日記の革命的な部分は、 日記を書くUIと表示するUIが同じデザインであること。 Twitterの革命的な部分は、 自分、他人のタイムラインが見えているページ上で、 書き込みができること。 まっさらなところで書くよりも、 人の話や自分の前の話しに絡んで話すほうが楽だ。 ほとんどの人にとっては、 講演よりも、パネルディスカッションのパネラーとして話しをするほうが、 気の利いたことを言えるのと、同じように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated 2009.06.16 11:49:04 コメント(0) | コメントを書く [メディア論] カテゴリの最新記事 これからのインターフェース 2010
2009.04.07 Googleのサーバーにバッテリーがついてる本当の理由 カテゴリ:コンピュータ グーグルのサーバーは、 UPSで電気をバックアップするのではなく、 バッテリーを個別サーバーに内蔵している、 という情報が公開された。 グーグル、自社設計のサーバを初公開--データセンターに見る効率化へのこだわり http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20390984,00.htm http://d.hatena.ne.jp/shibataism/20090406/1239018943 これをコストだけのメリットだと考えてはいけない。 ほかにも理由があるのだ。 UPSの場合、停電の確率だけでなく、サーバー電源ユニットが壊れる可能性も考慮にいれなければならない。 UPSだと、停電対策にはなるけど、各サーバーの電源ユニットが壊れたら、
2009.03.22 社会的効用を上げるためには、レビュー(第三者評価)を気にしない購入者が必要かも カテゴリ:マーケティング たくさんの人が、くちコミサイトを利用するようになれば、 いい商品に当たる確立は上がるし、ババを引く確率は下がる。 でも、世の中の人が全員、他人のレビューに頼るようになると、 新しい商品の発掘がされにくくなる。 世の中には、一定数、第三者評価を気にせず直感だけで意思決定する ユーザーがいたほうが、社会全体の効用は上がるのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated 2009.03.22 19:26:25 コメント(0) | コメントを書く [マーケティング] カテゴリの最新記事 アメーバなう VS. GREEの芸能人コーナー 2009.12.09 クリエイターとプラットフォーム 2009.08.25 G
2008.12.10 mixiはeコマース企業へ カテゴリ:マーケティング もはや、mixiがSNS事業で海外市場展開、 というのはかなり厳しい状態かもしれない。 そこで売り上げの柱になるのが国内ECなのだろう。 今回の年賀状サービスでユーザーの住所と個人情報をゲットしていき、 住所を知らない同士でのオークションやプレゼントなどの サービスを提供していく。 これから広告が厳しくなった段階で、 mixiの売り上げの一部はECになるのだと思う。 ユーザーを持っている他社サービスが同様の展開をする 来年の年賀状シーズンまでに、どれだけ前に進めるかが 焦点となるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated 2008.12.10 14:31:33 コメント(0) | コメントを書く [マーケティング] カテゴリの最新記事 アメーバなう VS.
2008.11.09 ウェブコンテンツは、マンガ雑誌や連ドラに負けている カテゴリ:メディア論 のかもしれない。 インターネットのオリジナルのコンテンツにおいて、 「更新されるのが楽しみで、待ち遠しくてしょうがない」 という情報がどれくらいあるだろうか。 コンテンツとしてみたら、 新聞や雑誌のほうが、 毎日楽しみに読んでいる、という人が圧倒的だ。 そういう意味ではラジオに似ているのかもしれない。 ラジオは、毎日たくさんの人が聴き続けてしまう、 というほど普遍的に面白いものではないとおもうが、 自分(リスナー)がコミットできる感がある、 あるいは、「穴場感」がある、 といった点により、人によってはハマるコンテンツになる。 あるいは、カラオケに似ているのかもしれない。 知り合いとみんなでカラオケに行くというのは、 有名なアーティストのライブとはまったく違った楽しさがある。 たとえクオリティが低
2008.10.31 iPhoneがFlashに対応しない理由。 (1) カテゴリ:マーケティング もちろん、技術的な理由もあるとは思うが、 おそらく戦略上の理由が大きいのだと思う。 Flashではなく、独自のアプリ仕様を作ったことで、 たしかに、アプリ開発者にとっての敷居は高くなってしまった。 もしiPhoneがFlash対応だったら、 一気にアプリがiPhone用に流れ込んでくるだろう。 これだと、市場がすぐに出来上がる代わりに、 「新規にアプリを作る人間が大儲けする」 っていう確率も下がるだろう。 そして、これはアップルにとって重要なことだが、 iPhone用のキラーアプリがたくさん出揃ってきた際、 もしオープンな仕様だったとしたら、 人気アプリは別のプラットフォーム(Androidなど)にも 一気に流出してしまい、iPhoneのプラットフォームとしての 優位性はなくなるが、独自仕様
2008.09.22 Googleはストリートビューの調査で、写真を撮ってるだけじゃないかも カテゴリ:コンピュータ (以下は単なる推測であり、不確定な記述を含む) Googleがストリートビュー・カーを ただ写真を撮るためだけに走らせているとは考えがたい。 また撮った写真を、「単にユーザーが閲覧するため」だけ のために利用しているとも考えがたい。 それだとコストをかけるメリットがなさすぎる。 道路を移動することで得られる情報はもっと大量にあるはずだ。 入念に考えた上で、それ以外の調査も相当実施しているだろう。 将来的な携帯電話ビジネスに役立てるための情報や、リアルな広告ビジネス、既存のサービスの強化に役立つような情報を集めているだろうと思う。 ぱっと思いつくのはこんなかんじか。 ・Place Engine的な、Wi-Fiスポットの調査 ・暗号化されてないWi-Fiのトラフィック解析、IP
2008.07.12 アメブロの野望 天下統一編? カテゴリ:マーケティング アメブロは伸びていて、一人勝ちしてきている。 アメブロは、 日本の月間の新規ブログ50万のうち、アメブロの新規で20万 つまり、40%ぐらいの新規シェアを持っているはずだ、という。 (なお、この50万ブログ、という数は、エントリーが書かれた実ブログ数の推測値。アメブロの20万のうち、1回もブログを書かずに終わるユーザーも多いだろう。1回以上ブログを書くユーザーが90%ぐらいだとすると、それでも35%以上ぐらいのシェアはあると思う。) この強さはなぜだろうか。 単に、金を大量に突っ込んでいるからではない。 アメブロはブログで一人勝ちするための策を ユーザーの行動をよく見て、正攻法でやってきているからだ。 入ったユーザーを持続させることを真剣に考えている。 それは、このエントリーを見てもよく分かる。 ttp://am
2008.06.09 ベッドは危険?ネットは危険? カテゴリ:メディア論 昔のアメリカかどこかの小説家が、 「世の中で一番危険な場所は、ベッドの上だ」 ということを言ったという。なぜならば、 「そこで死ぬ人が一番多いから」だという。 これを聞いた人は、これがジョークである、とすぐ気づく。 ベッド自身が危険なのではなく、 危険な状態の人がベッドで寝ていることが多いから、 ベッドで死ぬ人が多いだけなのだ。ベッドが原因で死ぬわけではない。 ベッドで死ぬ人を無くそうと、ベッドを規制しても、 問題は解決しない。 そのいっぽう、「インターネットが危険だ」という意見は、 最近ではジョークだとは思われないようだ。 自殺情報の流通や犯罪の予告がネットでなされるようになり、 ネットがそもそもの危険なのだ、と考える人が増えてきている。 そうではなく、インターネットそれ自体は、 人が弱っているときにも使える、包容
2008.04.07 MySpace勉強会 カテゴリ:コンピュータ MySpace勉強会に参加したので、メモ。 OpenSocialとか、SNS用のサードパーティの話って、 聞いたことはあったが、どういうものかはまったく理解していなかった。 報道の情報を聞いた人の99.9%はよく理解していないと思う。 今回それがだいたい理解できた。 ■概要 MySpaceでは、OpenSocial APIとMySpace独自のAPIを提供している。 APIは、MySpaceの情報にJavascriptからアクセスできる、というもの。 アクセスできるのは、(そのアプリを追加した)本人のID名や友人情報など。 基本的な情報は、OpenSocial APIで取得できる。 MySpace独自のAPIでは、ヒーローズなどの情報も取得できるようになっている。 ■アプリの作り方 アプリ開発用のIDを作り、ブラウザ上でア
2008.04.01 売り上げの150分の1、利益の30分の1弱で手を打とうとするブックオフ カテゴリ:メディア論 ブックオフが「中古本の著作権料を払いますよ」と、先手を打ってきた。 しばらく前に、YouTubeやニコ動が、 JASRACに金を払う度量を見せ、 パイレーツ行為をうまく正当化して批判をかわしつつ、 ついでに新規参入の動画サイトに対して打撃を与え、 参入障壁を上げる、 という戦略に出た。 ブックオフは、先に値段を提示したのが賢い。 世論的には、1億、というのはとてつもない金額だが、 ブックオフの営業利益に比べたら、非常に少ない金額だ。 ブックオフの売り上げは462億円、営業利益は33億円である。 (本だけが収入ではないと思うが) これで一度払ってしまえば今後この数字ベースで考えていくようになるし、 著作権者側がもっと寄越せ、と言って来たときに、 世論を味方につけることができる。
2008.03.18 「共有サイトにアップされたほうが売り上げが伸びる説」は全体には適用できない カテゴリ:マーケティング YouTubeなどに、 コンテンツが違法アップロードされていることについて、 「共有サイトにアップされたほうが売り上げが伸びるよ説」 を持っている人がかなり多い。 無料でたくさん流されることによって、売れるコンテンツもあるだろう。 反対に、無料で視られるようになることで買わなれなくなるのも事実だ。 売り上げが伸びる説、を支持している人は、 「売れる分&売れなくなる分を相殺したときに、それでもプラスになるよ」 という理由からなのだと思う。 数百万種類ある有料のコンテンツのうちで、 ごく一部のコンテンツだけがアップロードされている状態なら、 たしかにそのコンテンツにはプロモーション効果が働いて、 そのコンテンツの売り上げだけ伸びることはあるだろう。 (それを戦略的に使うコ
2008.02.26 PCインターネットが日本のケータイインターネットに勝つ理由がなくなった (1) カテゴリ:マーケティング 3キャリアとも、 勝手サイトに対して端末IDを出すようになると、 クッキー管理しているPCよりも、圧倒的に便利になり、 「ウェブを見たい」と思ったら、認証なんかをパスして ログインページにガンガンアクセスできるようになる。 勝手サイト側はそれを前提にサービスが作りはじめるため、 ケータイのインターネットユーザーは、 認証パスワードを覚えるという苦痛から解放される。 (ケータイ端末自体のパスワードを管理さえすればいい) サイト運営者側も、ユーザー側も、 インターネットの主流はケータイに集約されるだろう。 キャリアが、優良な勝手サイト向け課金システムを提供するとしたら、 その流れはますます加速していくだろう。 そのときに一番得するのは、 ケータイのポータルを押さえてい
2008.02.06 雑誌がURLを載せない理由 カテゴリ:メディア論 雑誌にブログのURLの掲載を断られてしまった http://satoshi.blogs.com/life/2008/02/url.html という中島氏のエントリー。 雑誌媒体の場合、 すべてのライターがURL載せたいとか、 掲載企業が企業のURL載せたいとか言い始めると収集がつかないし、 広告主へのしめしがつかない、というのもある。 そういう、慣習上のものであることが多い。 だが、今日的な理由として大きいのは、 たとえば、そのURLに細工をしておけば、 つまり、その雑誌経由であることを調べるためのユニークなURLを 掲載させれば、記事経由でのアクセスをトラックできてしまう。 (小細工しなくても、トラフィックの変化で分かるけども) たとえば、10媒体に原稿を書いて、 それぞれにトラッキング用URLを入れておくと、 どの
2008.02.05 プログラミング言語自体の議論には興味を失っている理由 カテゴリ:コンピュータ 前は、ベンチマーク用サーバーに 何度もOSをインストールしてベンチマークを取り続けたり、 5年前は、プログラミング言語やUNIXのエレガントさにドキドキしたり、 わりとテクニカルなものに興味を持っていたほうだったと思う。 だが、いま、Webでの開発言語という世界では、 プログラミング論争にはまったく意味がないと思う。 言語もフレームワークも、それ自体は、 プログラマ以外の一般の人を、幸せにも不幸にもしない、 (あるとすれば、セキュリティに強い弱い、という程度か) 人間とコンピューターの間にある「言語の壁」よりも、圧倒的に、 人間と人間の間にある「コミュニケーションの壁」が厚い。 そのため、 世の中でいいアイデアや、作りたい気持ちを持っている人の気持ちと、 プログラマーのプログラミング能力がか
2008.01.04 日本もネット鎖国するか、ネット利用自体を禁止するしかないんじゃね? カテゴリ:メディア論 匿名性や有害情報フィルターの問題など、 政治家も官僚も、昨年あたりからインターネットの規制を 強めようとしたがっているようだ。 規制の是非以前に、 できるかどうか、もし仮にそうしたらどうなるか、 ということが議論されていなそうなのが気になる。 情報に有害も有益もないにもあるが、 インターネットというオープンネットワークにおいては、 海外と日本の境界線がないため、 たんに個別の国内サービス提供者を規制するだけでは意味がない。 国内サービス提供者規制とあわせて、 (1)全PCクライアントを規制する、 (2)全世界のサービスを規制対象にする、 (3)国外との全トラフィックにフィルターをかける、 (4)全ISPにフィルターを入れる、 といった規制のいずれかを同時に実施しなければなんの実効
2007.12.05 ケータイ小説。 カテゴリ:マーケティング マーケティング担当者は、 馬鹿にせず、ざっとでもいいから読んだほうがいい。 ttp://ip.tosp.co.jp/BK/TosBS100.asp?I=hidamari_book 「なぜこの内容で売れたのか」ではなく、 山ほどあるケータイ小説のなかで、 なぜこの作品が中高生の心を一番捉えたのか。 リアリティとは、 リアルな描写でも、 起こりそうかどうかという蓋然性 でもない。 作者と読者の関係性、 魔法のiらんど自体のシステムとコミュニティの力。 学ぶべきものは多いと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated 2007.12.05 14:40:35 コメント(0) | コメントを書く [マーケティング] カテゴリの最新記事 アメーバなう VS. GREEの芸能人コーナー
2007.12.01 ニコニコ動画と繰り返し視聴 カテゴリ:メディア論 ニコニコ動画でよいなあと思っている点は、 「繰り返し視聴」に意味を与えた点だ。 つまり、同じコンテンツであっても、 見るタイミングによって、 内容が加工されていく、 という点だ。 一般に、音楽というコンテンツは、 リピートするとより愛好度が増すという例外的なものだ。 (だからこそ放送用に無料で配ったり、CMタイアップする) それ以外のコンテンツの場合、 一回観たらそれ以上に効用が増す、 ということはこれまであまりなかった。 ニコ動の場合、コメントそのものが変っていくので、 その過程を追っていくのが楽しい。 配信回数が1万回、とかいっても、 実はユニーク視聴者数は少なくて、 同じ人が5回10回と観ているのだろう。 はてぶなんかでも、一度ユーザーコメントを見て、 しばらくたってからその後のコメントがどうなっているか、 とい
2007.11.29 「ブログがつまらない」とされる理由 カテゴリ:マーケティング 「面白いからはてぶのホットエントリーに載る」 という認識が、 「はてぶのホットエントリーに載るものは面白い」 になり、 誰も自ら新しいブログを探しに行かなくなったからだと思う。 これは、株式会社はてなの勝利であるといえる。 かつて、 「価値のあるウェブサイトが、グーグルで上位に来る」 という認識が、 「グーグルで上位に来るウェブサイトに価値がある」 になり、 誰も自ら新しいウェブサイトを探しに行かなくなった。 これは、Google Incの勝利であるといえる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated 2007.11.29 17:08:25 コメント(0) | コメントを書く [マーケティング] カテゴリの最新記事 アメーバなう VS. GREEの芸能人コ
2007.11.27 たくさんの人に売ることは、評価を下げることでもある カテゴリ:マーケティング ゲームなどのレビューを見ていると、 CMをバンバンやっているゲームのレビューのほうが 低くなる傾向があるようだ。 本当に欲しい、と思っている人だけではなく、 本来買うべき人以外にも売れてしまい、 そういう人はいい評価しないからなのかもしれない。 「評価」というのは、 評価されるもの自体の力よりも、 どういう人が評価するのか、に 強く依存していると思う。 高い評価を受けたければ、 高い評価をしてくれる人にだけ売ればいい。 高い評価よりも、 たくさんの評価を受けたいと思うならば、 たくさんの人に売ればいい。 どちらも間違いではないのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated 2007.11.27 12:24:31 コメント(0) | コ
2007.10.30 ニコニコとYouTubeの圧倒的勝利 カテゴリ:マーケティング ニコニコ動画とYouTubeが、 JASRACに著作権料を支払うようになるという。 ヤフー動画が先日始めたのと同じスキームだ。 ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/30/news065.html ざっと見ると、 JASRACが動画共有サイトから収奪しているように見えるが、 実際はまったくそういうことはない。 ビジネスモデルや利益率に関係なく、 売り上げの2%を払う、ということにしたら、 販売管理費が小さく、利益率の高いビジネスをやっている企業が得をする。 たとえば、 ニコニコ動画がCDを自前で直販する業者だったと仮定した場合、 ニコニコ経由で、3000円のCDが売れたら、2%取られた、 とする
2007.08.22 ユーザー10万人は、ユーザー1万人の10倍ではない カテゴリ:マーケティング わりとはまりがちなパターンのミスとして、 ユーザー数を、ただの数字だとして捉えてしまい、 「10万人のユーザーは、1万人の10倍の期間(or手間、コスト)をかければ集まるはず」 と考えてしまいがちだ。 だがそんなことはない。 1.5倍のコストで実現できる場合もあるし、 100倍のコストをかけても実現できない場合もある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated 2007.08.23 00:54:56 コメント(0) | コメントを書く [マーケティング] カテゴリの最新記事 アメーバなう VS. GREEの芸能人コーナー 2009.12.09 クリエイターとプラットフォーム 2009.08.25 Googleのビジネスモデル 2009.08
2007.07.28 つぎのサービス設計 カテゴリ:マーケティング 昔は画面上の文章、画像といったコンテンツのみの設計でよかった。 チラシの電子化みたいなものだ。 その時代は、キャプチャ画面をざっと見れば、 大体おもろいかつまらないかを即座に判断することができた。 次に出てきたのが、 「時系列でサービス設計」ということ。 ユーザー間のつながりを、時系列で設計していく、ということだ。 時間は一方向に流れ、そして、それを止めることができない。 「行きかう年も」「行く川の流れは絶えずして」というアレだ。 重力が存在ない電子社会においては、 「時間」だけが、束縛条件となる。 時系列を考慮にいれてサービスを作ることが、 インターネットでのバーチャル・リアリティだった。 いっぽうの潮流として、 ゲームの持つ2次元空間、3次元空間が、 インストール型のPC用ネットゲームに持ち込まれるようになった。 ゲー
2007.07.23 FC2とmixi カテゴリ:マーケティング PCウェブにおけるAlexaランキングによれば、 FC2のほうがmixiよりもリーチが大きくなったらしい。 もはやmixiはモバイルで見る人がメインになりつつある点や PVではなくリーチのデータなので、単純比較はできないが、 技術力、サービス力、センスともに高いレベルにあり、 いいサービスを安定的に生み出しているFC2は凄すぎる。 きっと彼らには、他のウェブサイト運営業者には見えていない 顧客が見えているのだと思う。 日本向けサービスのなかで「もっともGoogle的企業はどこか」 と言われれば、間違いなくFC2を挙げる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated 2007.07.24 15:36:26 コメント(0) | コメントを書く [マーケティング] カテゴリの最新記
2007.06.15 CGMの影響力が大きい分野 (1) カテゴリ:メディア論 前にも書いたが、CGMの力が最大限発揮される分野がある。 その要素をよく考えてみた。 ・たくさんのうちからひとつしか選べないもの 車とか、高額なAV機器とか。 ・選択前と後の「情報の非対称性」が大きいもの グルメやブライダルなどのサービスや、就職とか。 に大別できる気がする。 このうち2つを両方満たすものは、とくにCGMの影響力が大きい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated 2007.06.15 13:01:48 コメント(1) | コメントを書く [メディア論] カテゴリの最新記事 これからのインターフェース 2010.03.16 大型テレビの普及が視聴率を下げる? 2009.07.02 コメント(1) メディアは「ネットワーク外部性」の商品… 200
2007.06.06 大企業のLL不要論? (1) カテゴリ:コンピュータ 注)LWL→LLに変更しました。ご指摘ありがとうございます! LLは、Light-weight Languageの略である。具体的にはPHPやRuby、Perlなどを指す。 いずれも使い手のことを考えた素晴らしい言語だと思うが、大手SIなどが「これからはLWLに本腰」とか言った場合、違和感を感じてしまうのも事実だ。 それは、一般に大手企業では、開発言語レベルでの開発がしやすい・しにくい、ということが開発スピードのボトルネックになることよりも、仕様策定の硬直性のほうが問題となることが多いということが挙げられる。 仕様が決まれば、Javaだろうが.NETだろうがなんとか作り上げるだけなので、LWLに比べ開発速度が遅い、ということは大企業ではそれほど問題にならないのだ。多くの大企業の人はそもそも、「素早くテスト版を作りた
2007.05.20 次の1年 カテゴリ:マーケティング 参照系APIが昨年普及した。 今年は、更新系APIが普及期に入る。 それとともに、APIデータストレージが次に来ると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated 2007.05.21 02:14:50 コメント(0) | コメントを書く [マーケティング] カテゴリの最新記事 アメーバなう VS. GREEの芸能人コーナー 2009.12.09 クリエイターとプラットフォーム 2009.08.25 Googleのビジネスモデル 2009.08.04 もっと見る
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