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大そうじへの備え
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2005.10.10 「鶏を飼う」林達夫 (2) カテゴリ:カテゴリ未分類 『毎日新聞』日曜日の書評欄(10月9日)の<この人・この三冊>は、「林達夫」。選者は谷川健一で、選んだ三冊は、『歴史の暮方』『林達夫セレクション2 文芸復興』『笑い』(ベルクソン)。 『笑い』を選んだ意図は分かるけれど、『思想のドラマトゥルギー』(平凡社ライブラリー)を入れてほしいよな・・等と勝手に考える。 一時、林達夫と藤田省三に「凝った」時期があって、よく読んだ。藤田省三についてはまた改めて書きたい。 さて、とりあえず、林達夫だが、私が彼を「発見」したのは、選者も紹介している『歴史の暮方』の中に収録されていた「鶏を飼う」を読んだ時だった。中公文庫だった。 著作集の解題を見ると、「鶏を飼う」は、1940年3月号の『思想』(岩波書店)に掲載され、1946年に『歴史の暮方』筑摩書房 に収録されている。 1940年とい
2009.06.16 村上春樹氏インタビュー (2) カテゴリ:カテゴリ未分類 村上春樹氏(60)が作家生活30年を経て発表した長編『1Q84』(新潮社)は、現実から少しだけねじれた世界で進む物語だ。どのように発想され、どんなテーマが込められたのだろう。(尾崎真理子) 村上(以下M) G・オーウェルの未来小説『1984』を土台に、近い過去を小説にしたいと以前から思っていた。もう一つ、オウム真理教事件がある。僕は地下鉄サリン事件の被害者60人以上から話を聞いて『アンダーグラウンド』にまとめ、続いてオウムの信者8人に聞いた話を『約束された場所で』に書いた。その後もできる限り東京地裁、東京高裁へ裁判の傍聴に通った。 事件への憤りは消えないが、地下鉄サリン事件で一番多い8人を殺し逃亡した、林泰男死刑囚のことをもっと多く知りたいと思った。彼はふとした成り行きでオウムに入って、洗脳を受け殺人を犯した
2008.09.15 「兵士はどう戦わされてきたか」を見て。 (4) カテゴリ:カテゴリ未分類 「兵士はどう戦わされてきたか」を見た。 過酷な戦場での体験が兵士の心理にどのような影響を与えるか。一市民が訓練を経て「兵士」になっていく。何度も「殺せ!」という大声を発しながら訓練を繰り返し、イラクの都市を模した訓練施設で「兵士」になっていく。 一市民は、殺人を肯定する心理的訓練を繰り返し繰り返し叩き込まれ、殺人に対する内面的な抵抗感を少しづつ取り除かれていって「兵士」となる。 墨子は、戦争における殺人も、夜道で人を殺した強盗殺人犯も同じであると断じた。 しかし現代の国家は、「交戦権」の名の元に戦争における殺人を殺人の範疇から救い出し、聖なる物としようとしている。そのためには心理学の最新の成果が応用される。訓練方法も「改善」され、標的の形も変わり、人を殺しているという罪悪感が取り除かれる。テレ
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