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思いました。こちらの togetter 、というより、それに対する反響を見て、です。 科学報道を殺さないために−研究機関へお願い - Togetter http://togetter.com/li/391591 科学報道を殺さないために−研究機関へお願い - Togetter -- はてなブックマーク http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/391591 ayafuruta さんは書かれます。 大学や研究機関が研究発表・取材を一元管理せよ、との声が散見されます。そう仰る理由もよくわかります。ですが,それをしたら科学報道は死にます。(続) 一連のツイートのはじめの方に書かれたこの言葉、ayafuruta さんが最も言いたいことなのだと思います。その後の tweet もこの文脈で読むべきでしょう。 私は ayafuruta さんのおっしゃることに
多い早川由起夫さんの発言のなかにも、たまには気になったり、理解できるものがあるんですよね。早川さんのページを見ていたら、とある記事に出会って、考えました。 もうニュースからだいぶ時が経って旧聞に属するものになってしまいましたが、先月、東大、名大のプレスリリースをもとに、放射性物質の拡散についての報道が流れました。 プレスリリースはこちらです。 http://mausam.hyarc.nagoya-u.ac.jp/~yasunari/pressrelease.pdf ちなみに、論文はこちら。 http://www.pnas.org/content/early/2011/11/11/1112058108.full.pdf+html この報道として今も残っているのはこのあたりかな。 USRAなど、原発から放出されたセシウム137の全国沈着量/土壌中濃度を解析 -- マイナビ http://new
早川さんは温暖化関係でも懐疑的なツイートをなさったりしていたので、以前からチェックしていました。 なんか、丸山茂徳さんに似ているんですよねぇ。他人の言葉に耳を傾けず、自分の進む道を爆走しているところが。ええ、好きですよ、そういう人。*1 早川さんと言えば放射性物質汚染マップです。毀誉褒貶いろいろありますが、学者としての使命感からあれを発表したのは、いろんな意味ですごいと思います。なんと言っても測定結果だけではなく、自分の脳内データまで駆使して作り上げた結果。 そういえば、丸山さんも、自分の脳内データを元に将来の黒点の増減をグラフに描いて温暖化懐疑論を展開していたことがありました。*2 似てるな、と思います。 さて、そんな早川さんが、大学から口を慎むようにと言う趣旨の訓告をうけ、ちょっとした祭りになっています。大学に対抗して早川さんが記者会見を開き、それをマスコミが報じ、ツイッターでは多くの
残念です。まあ、だれに迷惑書けるわけでもないのでいいか。逆に書いた方が迷惑だという人もいそうだな。 ところで。最近、科学技術社会論 (STS) という単語について目にする機会が多くなりました。主に、ニセ科学批判に対する批判と、それに対する反発、という形でです。 原発問題に絡めて、「御用学者」「エア御用」などというレッテル貼りが横行し、ニセ科学批判を行っている人たちのアクティブな人たちの一部がこれに巻き込まれてしまいました。まあ、これだけならウェブ上で良くある騒々しい出来事でしかありません。ですが、STS の研究者の一部がこのレッテル貼りを支持するかのごとき発言をして、多くの人が驚き、反発した、というのが話の流れです。 STS の研究者に対する反発の典型例が、こちらの togetter にまとめられています。 STS批判とその周辺 -- togetter http://togetter.co
気になったので。 光より早いニュートリノが見つかった、という報道が出ました。すげー、でもさすがにそれは間違いでは?というのが私の感想。 で、それはいいのですが、山本弘さんが次の記事を書かれ、大変多くのブクマが集まっています。 「光より速いニュートリノ」をめぐる誤解 -- 山本弘のSF秘密基地BLOG http://hirorin.otaden.jp/e212113.html 相対論が壊れたとか大騒ぎするな、という点には同意するのですが、このあたり、 光速超えるニュートリノ 「タイムマシン可能に」 専門家ら驚き「検証を」 http://sankei.jp.msn.com/science/news/110924/scn11092400300000-n1.htm > 名古屋大などの国際研究グループが23日発表した、ニュートリノが光よりも速いという実験結果。光よりも速い物体が存在することになれば、
飛散を計算する予測システムがあるそうです。 こちらがプレス発表された資料。 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算 -- 原子力安全委員会 http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf こちらはパンフレットです。システムについてのそこそこ詳しい説明が載っています。 緊急時迅速放射能予測ネットワークシステム SPEEDI http://www.bousai.ne.jp/vis/torikumi/download_data/speedi.pdf さて、この結果、公開するまでにいろいろあったみたいです。プレスリリースの pdf ファイルを読むと、公開が遅れた理由について、原発の計器が壊れたせいで放射性物質の放出量がわからなかった、海風になったので陸側に飛んできて不十分ながらも推定できるようになったので、公開した、とのこと
なるのでしょうか??? 槌田さんが再び、いえ、みたび、裁判を起こされました。 以前、気象学会を訴えた裁判で問題になった論文の"続編"を槌田さんは気象学会に投稿しました。以前と同じように査読に回され、以前と同じように不掲載が決定し (リジェクトされたままの論文の続編ですから当然)、以前と同じように提訴と相成った訳です。 なんという様式美。 こちらが訴状です。 http://env01.cool.ne.jp/global_warming/saiban/20110228.pdf 槌田さんの熱烈な支持者、近藤邦明さんが裁判に関する 資料をまとめたページもご覧ください。 気象学会第二裁判 論文掲載拒否事件訴訟 -- 環境問題を考える http://env01.cool.ne.jp/global_warming/teiso.htm この裁判について、槌田さんによる報告はこちら。 CO2温暖化を問う2つ
他の記事に提示さんという方からコメントをいただきました。コメントのやりとりがその記事の趣旨からずれてきましたので、こちらに移させていただきます。 なお、この記事では、提示さん以外の方のコメントは消去させていただきます。ご了承ください。 以下、これまでのやりとり - 提示 2010/10/05 18:44 懐疑論を認めない科学はありません。 気候に関する学問は特に未発達ですから新たな仮説が常に出てくるのは当然です。 - onkimo 2010/10/05 20:53 提示様 懐疑論、大歓迎です!面白いのがあったら記事にします! - 提示 2010/10/05 22:18 懐疑論は気温データそのものに対するもの、パラメターとして用いている定数の修正から気温に及ぼす要素追加等様々あります。 それらはこのような場所ではなく学会で議論されるべきものでしょう。 特に問題は4次報告に使用されたデータの基
最近はホメオパシーが話題なのですが、地球温暖化に関しても、コメント欄で活発?な議論が展開されています。こちら。 「地球温暖化懐疑論批判」(2) -- kikulog http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1270268042 コメント欄で、つぶやさんとおっしゃる懐疑論者の方が暴れ回っておられます。拝見していると、最初は「人為 CO2」という言葉遣いのことから入ってきて、次第に CO2 の起源の話になり、温度上昇と CO2 の因果関係の懐疑論を唱えるようになっていきました。 kikulog の皆さんは非常に寛大で、かなり長い間つぶやさんの相手をなさっていらっしゃいます。いやぁ、私ならあっという間に IP ブロックですね。こちらにも、早秋さん/つぶさん、と名乗られた、つぶやさんと非常に似た性格*1 の方がいら
おいしそうな餌がくっついた釣針がありました。 ついにNASAが認めた!地球温暖化詐欺!:ハムスター速報 - ライブドアブログ http://hamusoku.com/archives/3617810.html みなさん、食いつく食いつく!どんだけ大漁だったのか、こちらを見てください。 はてなブックマーク - ついにNASAが認めた!地球温暖化詐欺!:ハムスター速報 - ライブドアブログ http://b.hatena.ne.jp/entry/hamusoku.com/archives/3617810.html 既にきちんとした反論があります。私の書く無駄に長い文章よりはずっと明確に要点が書いてありますので、ぜひお読みください。 壊れたら直そう日記(2010-10-04) http://ks.nwr.jp/d/?date=20101004#p01 「ついにNASAが認めた!地球温暖化詐欺!」
こちらのページを読んで。 国際生命情報科学会 (ISLIS) のホームページへようこそ http://wwwsoc.nii.ac.jp/islis/sjis/islis.htm 伊藤公紀さんが会長をなさっています。 伊藤公紀さんについては、「温暖化の気持ち」(気持ち^1) の方のこちらの記事 一周年記念特別企画・地球温暖化懐疑論者列伝 (4) 伊藤公紀さん http://onkimo.blog95.fc2.com/blog-entry-86.html あと、気持ち^1 のこの二つの記事でもちょっとだけ扱っています。 一周年記念特別企画・地球温暖化懐疑論者列伝 (1) http://onkimo.blog95.fc2.com/blog-entry-83.html 一周年記念特別企画・地球温暖化懐疑論者列伝 (7) まとめ http://onkimo.blog95.fc2.com/blog-e
finalvent さんの記事です。 地球温暖化防止には気象観測所を増やしたらどうかという間違った提言について -- 極東ブログ http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/02/post-dab8.html 感動したのは、その記事の中のこちらの画像 http://homepage3.nifty.com/finalvent/images/wstation.png finalvent さんによると、この図、"棒グラフが地球の平均気温、折れ線グラフが観測所の数" だそうです。 で、ごらんになってわかるように、1990 年代に突然昇温が見られます。 おおお!観測所が減ったせいで地球の気温がそんなに上がったとは!というのがこのグラフを読んで抱くべき感想なのでしょうが、私が思ったのは… 地球の平均気温って低いんですね!1990 年以前は 9
開設いたします!ぱんぱかぱーん!!!*1 ニセ科学批判批判で有名な、そして、最近温暖化懐疑論にも進出めざましい憂国の士、一部で大先生とさえ呼ばれるあのアルファコメンテーター、SSFS さん。 人は彼を"マイナスイオンの伝道師"と呼ぶ*2 日々マイナスイオンを浴びている (と想像される) 頭脳から繰り出される香り高きコメントの数々をこちらに集めました〜、ってまだ二本しかコメントを頂いていませんが。 SSFS 大先生の書かれるコメントは多けれど、まとめてたっぷり読めるのは「「温暖化の気持ち」を書く気持ち」だけ!!その充実ぶりはこの過疎ブログのキラーコンテンツとなること間違いありません。日本だけでも 1000 万に達するのではとささやかれる大先生ファンの皆様、ぜひこの記事に注目ください*3。ってまだ二本しかコメントを頂いていませんが。 コメントから放たれるマイナスイオンが、こんな場末ブログに集う
前の記事にあって、大変驚いております。のんびりした過疎の村に、何年かに一度のささやかなお祭りがやってきた感じでしょうか。お詫びを書いておいてなんですが、楽しい経験でした。 前の記事 http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20100217/1266397648 ブクマコメントを読み、ニセ科学批判について、認識を新たにしました。その奥行きと広がりをこれまで十分には理解できていませんでした。みなさま、ありがとうございました。 一方でニセ科学も奥が深いですね。マクロビがかなり危険な香りを振りまいていたことを十分には把握していませんでした。実に香ばしい。まだまだ他にも香ばしいニセ科学がありそう。温暖化懐疑論も香ばしいと思っていましたが、だいぶ劣ります。がんばれ!温暖化懐疑論者! 一つ思ったことを書きます。 マクロビの批判について、わたしなりにウェブで調べてはいました。水伝よりマク
finalvent さんが書かれています。 そのまえにお詫びを。ニセ科学およびニセ科学批判について、認識不足のままこの日記を書いてしまいました。文末の追記をご覧ください。 朝日社説 米飯給食―「食の教育」のためにも : asahi.com(朝日新聞社) http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20100215/1266193668 朝日新聞の社説を引用し、そして、 でも、この朝日新聞の社説などは、しかし、偽科学批判の対象にならないんだろう。偽科学批判は市民運動だし、市民運動は基本的に左派なので朝日批判はしづらいのだろう。 えええっっ、って思いました。別に私はニセ科学批判の人ではないのですが。 ニセ科学批判 = 市民運動 = 左派 = 朝日批判はしづらい???わからん。市民運動ってなんなのかな〜? wikipedia:市民運動 市民運動 = 左派はおおむね正しいのか?
温暖化における黒色炭素の影響について記事を書いていらっしゃるのをよく目にします。昨日もこちらの記事を書かれていました。 [書評]「CO2・25%削減」で日本人の年収は半減する(武田邦彦)-- 極東ブログ http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/02/co225-a758.html 私としては、武田邦彦さんの御著書を扱った記事の本題も大変興味深いのですが、そこはおいておいて、こちらの記述。 関連した余談になるが、IPCC(気候変動に関する政府間パネル:Intergovernmental Panel on Climate Change)は、第4次評価報告書(Fourth Assessment Report)記載の「ヒマラヤ氷河が2035年までに消滅する」という予測がまったくのでたらめであることを認めて最近謝罪したが(参照)、実際に
朝の NHK のニュースでやっていました。 Nikkei ecolomy でも既に取り上げられています。 http://eco.nikkei.co.jp/column/kanwaqdai/article.aspx?id=MMECzh000021012010 なにがおきたのか?十分な科学的根拠のない記述が見つかったのです。New Scientist (日本で言えば Newton のような、一般向けの科学雑誌です。良い雑誌ですが、学術誌ではない) に載った科学者の "憶測" を世界自然保護基金 (WWF) が取り上げ、それが IPCC 第二作業部会 (WG2) のレポートに掲載されてしまった。 で、IPCC WG2 のレポートを見てみました。この部分かな?間違いは。 第二作業部会の報告書の 493 ページです。 Glaciers in the Himalaya are receding fas
思うようになりました。武田邦彦さんのことです。 人間も自然もCO2に恩がある -- 武田邦彦 (中部大学) http://takedanet.com/2009/10/post_0f3a.html これはとてもおもしろい記事で、人間は CO2 に感謝しなければならない、との主張が書いてあります。その理由が楽しくて、最初、地球大気には CO2 が多く含まれていた。そのおかげで石炭や石油が存在している。それだけでなく、我々が呼吸している酸素も CO2 からうまれた。鉄は酸化鉄の形で存在しているから利用しやすいのであって、それは酸素のおかげ、ひいては CO2 のおかげだと、とにかく炭素か酸素が含まれていたらそれはすべて CO2 のおかげなのです。この世の多くのものは CO2 のおかげで存在している。 まあ、言ってみれば、 郵便ポストが赤いのも (あの赤は酸化鉄じゃないかな?だから、酸素→CO2)
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