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note.com/harebare_public
長かったこの2日間を、深夜の大学図書館で思い返している。 世界が注目するこの激しい選挙戦を、アメリカの大学のキャンパスで、それも公共政策大学院で迎えることができたのは、今後自分の留学生活を振り返っても大きなハイライトになるだろう。 だからこそ、眠い目をこすってでも自分が聞いたこと・思ったことを書き残しておきたいと思う。 熱気に包まれるキャンパス11月5日、大統領選当日のキャンパスは言わばお祭り状態だった。 選挙の論点を整理するイベントに続いて、学生・教授たちが一堂に会して開票速報を見守るライブビューイングが夜中まで続いた。どちらの候補がどの州を取った、という「当選確実」がディスプレイに大きく表示されるたびに、学生たちは大きく盛り上がった。 「マサチューセッツ」「ハーバード」と聞けば想像がつくかもしれないが、ここで学ぶ生徒たちの大半は民主党・カマラハリスを支持している。ハーバード大学があるマ
前回の記事では、2023年10月7日の奇襲攻撃が、その後いかにハーバードに飛び火したのか、そして学長がいかにして辞任に追い込まれたのかを振り返った。 学長が辞任して一連の騒動は終息すると思った者もいたかもしれない。しかし、実際にはこの「戦争」はその後学生たちを巻き込んでより肥大化していくことになる。 今日はこの「学生 vs 大学」の戦争の様子と、一年を振り返っての私の思いを残しておきたい。 5. 「学生 vs 大学」という新たな戦争1月に学長が辞任してから、ガザでの戦況は悪化の一途を辿っていた。3月にはガザでの死者が3万人を超えた。 BBC News Japan3月17日にはネタニヤフ首相が、多くのガザ市民が避難している南部ラファへの攻撃を行う計画を発表した。 これらのイスラエルの横暴な振る舞いやそれを公然と批判しない大学に対して、アメリカの学生たちはデモを通じて抗議の意思を示し続けた。
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