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今年の「#文学」
note.com/harahiroshi
デザインの仕事に欠かせないフォント・書体・タイポグラフィ。最近、社内のいくつかのプロジェクト・案件でメンバーとフォントについて熱く議論することが続いていることもあって、オフィスの書庫にあるフォント関連本と私物の本をまとめて、入り口にフォント本コーナーを作ってみました。 せっかくなのでその中からおすすめの本・大好きな本・ユニークな本をいくつか紹介したいと思います。書体選びに悩んだり、フォント調べたり、作字するデザイナーの方の参考になれば幸いです。 タイポグラフィの基本ルール プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック
「#自分にとって大切なこと」というお題があったので書いてみようと思います。自分にとって大切なことってなんだろう。すぐ浮かぶのは、「アイデンティティ」とか「時間」なのですが、そうえば、僕の行動原則は「できそうなことを、すぐやる」です。 いつかやってみよう、ではなく、いますぐやる僕はこれまで、大小あらゆる決断において、“入念に計画し、熟慮を重ねて実行” したことがほとんどありません。目の前にある、「できそうなこと」に飛びつくことが圧倒的に多いです。 自分の決断なんだからなんとかなるでしょという直感・責任・楽観と、やりたくてうずうずして動かずにはいられないせっかちな性分。これをやって結果どうなるのか?どうなりたいのか?できる自信はあるのか?未来はどうなる?成功?失敗?とかあまり考えず、関心あることに首突っ込んで手を動かしている間に、これならできるんじゃないか/これは無理だな、を選別していく感じ。
web制作会社デザインスタジオ・エルのディレクター/デザイナーのハラヒロシです。私たちのチームではwebサイト制作の過程において、以下のようなデザイン・品質管理に関するチェック&フィードバックをしています。 1. デザインチェック(あがってきたデザインのフィードバック) 2. クリエイティブチェック(制作・開発全般に関するフィードバック) 3. 品質管理チェック(抜け漏れ防止、公開前後の決まりごと) デザインチェックはデザイナーからの提案を受けてディレクター陣が、クリエイティブチェックと品質管理チェックは、所定のフォーマットにのっとって開発陣とディレクター陣でやり取りしています。 これらのフィードバックは、デザインのクオリティを上げ、問題解決の手段を探り、webサイトの品質を高めることを目的としています。それだけでなく、フィードバックする側・される側のコミュニケーションを通して、お互いの成
20年以上デザインの仕事に携わっていますが、常に「デザインのレベル上げたい」という気持ちはあります。過去のデザインと今を見比べれば、そのときより良くなってるとは思いますし、その間、いろいろなものに触れ、経験し、学んだことが活かされているからだと思います。さて、それはいったい何なのか。 最近のテーマは、デザインの過程(思考や行動)を言語化することで再現性を高め、自分自身のデザイン力を上げていくことと、チーム全体のデザイン力の底上げを図ることです。「なんとなく良くなっている」ということではなく、デザインする際にどのように向き合い、取り組んでいるかの輪郭をあぶりだし、過程をまとめることで、恒常的にアップデートさせる下地になるのではないかと…ふだん取り組んでいることをまとめてみます。 1. 自分のモノにする「〇〇風」というデザインにするとしたら、その「〇〇風」をひたすら探し、ストックし、脳内に入れ
僕にとって、デザインのプロセスの中でもアナログなラフ描きが欠かせません。手描きに込められた線には能動的な意思があって、それが結果的にデザインに宿ると思うからです。手描きラフに着手した途端に没入して元気さえでてきます。ああしたいこうしたいと、言葉や素材を吟味しながら「体重のせて描く」感じがいいのですよね。 そしてそのラフは、必ずとっておきます。手描きのラフは何回も書き直すので、思考とブラッシュアップの変遷が手に取るようにわかります。それをチームで共有すれば、学びの教材にもなります。 このnoteでは、僕が普段取り組んでいるラフ描きの取り組み方を紹介するとともに、一部のラフを公開したいと思います。 ラフの取り組み方 1. 消さない アナログは消すのが面倒なのでアイデアをどんどん出すことに集中できます。デジタルはすぐデリートできるので、アイデアの源泉の段階でちまちま編集をしてしまうという落とし穴
二人展 『Everyday Echoes』 を終えて 「写真っていいなぁ」をつくづく感じた、夢のような3日間でした。一晩あけ、その余韻に浸りながらnoteを書いています。 2024年6月28日〜30日、村田雄平さんとの二人展『Everyday Echoes』を開催。無事閉幕しました。 期間中、客足が途絶えることなく本当に多くの方にお越しいただき、作品を見てもらい、たくさんお話ができました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。 長らく商業デザインのステージでものづくりをしてきた僕にとって、“自分の作品”
はじめに1998年、デザインの勉強を全くしたことがない私がデザイン業界に入り、はや22年が経ちました。数年間は下っ端生活をしていましたので、まさか20年経ってこの会社の社長になるとは、当時の自分が聞いたら失神するでしょうね…。 そんな私は、デザイナーとして際立ったスキルや作風もなければ、立派な賞とも縁がないごく普通のデザイナーなわけですが、22年間楽しく続けてこれたのはなぜだろうと思うと、デザインという仕事を通して成長が感じられるからなのかもしれません。 このnoteでは、デザインの技術ではなく、デザイナーとして成長を実感していくための「デザイン脳」の鍛え方について書きたいと思います。デザイナーとして成長したい!と思っている方の一助になれば幸いです。 思考の変遷を残しておくデザインの経験を積んでいくと、「前よりうまくなったな」と思うはずです。うまくなったというのは、デザインの原理原則が身に
はじめにこのnoteは、私がTwitterで発信した「デザインの思考&Tips」のなかから、配色に関する内容を編集してまとめたものです。 僕自身、配色はあまり得意ではありません。だからこそ書籍などで学ぶのはもちろんですが、それ以外で普段取り組んでいることや、仕事を通して気づいた視点や発見、実例について、まとめてみたいと思います。 カラーパレットに「トーン」を自力で用意する色を決めるとき、当然カラーパレットを使うのですが、デフォルトのままという人も多いかもしれません。ただ、なんの基準もなくカラーピッカーをグリグリいじくって彷徨っていても、迷っちゃわないかなぁと思うのです。 そして、配色に慣れていない人は、赤かな?青かな?緑かな?…と、色相(かつ彩度の高い色)だけで選んでいるような気がします。ハッキリとした色だから“決まった”感がすぐに得られるのだけど、そこから抜け出さないと、明度や彩度を組み
webサイトのディレクションとデザイン歴22年。新人デザイナーがチームに加入した際、成長を促すために意識している心構え、作業、デザイン、フィードバックのコツについて、これまで実践してきたことを23のヒントとしてまとめてみました。新人を指導する立場のディレクターさんやデザイナーさんの参考になれば幸いです。 1. 最初が肝心最初は「心構え」から。 最初は先輩のサポートや規模の小さい仕事をお願いすることも多いと思いますが、「これは簡単な(楽な)仕事だから」という説明はNG。どんな小さな仕事でも、「簡単だから」「楽だから」という理由は不要で、それよりも「大事な仕事である」ということを、しっかり伝えましょう。 なお、ものごとの最初に満足感や安心感、納得感が得られると、その後までずっとその心持ちが持続するのが「初頭効果」です。指導側が最初に何を言うか。ここでしっかり伝えられれば、新人だけでなく、関わる
はじめにこのnoteは、私がTwitterで発信した「デザインの思考&Tips」のなかから、レイアウトデザインに関する内容を編集してまとめたものです。普段のデザイン業務で私が意識している、webデザインを中心としたレイアウトの考え方やTipsを紹介します。 「レイアウト」といっても、ただ単にドキュメント上に要素を置くのは誰でもできます。どんな素材にするか、どんな動線にするかを考えて位置を決めていくのが「デザイン・レイアウト」。こちらがデザイナーの仕事ですね。デザイナーは、達成したい目的のために秩序を与えつつ工夫していくことが求められます。 では、配置するにあたってどのようなことを意識したり注意すればよいでしょうか。 川の流れのようにレイアウトするにあたっては、情報の優先順位を決めてそれをボリュームで割り当てるのが基本です。ただし、これだけだと単に積み重ねているだけで流れが悪いので、視線が滑
僕がWebデザインの工程に取り入れていることは、「守破離」です。 守:スタンダードに組む 破:アレンジする 離:オリジナリティを出す 一気にゴールまで向かおうとするのではなく、段階をふんでいくとやりやすいです。構成がしっかり反映された「守」でもそれなりの出来栄えに仕上がってしまって、そこで手を止めてしまうのを防ぐ効果もあります。やはり「守」あたりだとつまらないですし。Webデザインあるあるで"ワイヤーフレームどおりにしかあがってこない"というのも「守」がそれなりに見えて、手が止まってしまうから。意図して「破」「離」へステップアップしようとしたらアウトプットも変わってくるし、地力が上がる気がします。 1. BSCインターナショナルBSCインターナショナル様Webサイトの変遷を紹介します。 [1] ワイヤーまんま感 [2] 抜け感余白+イラストでアクティブ感 [3] 琵琶湖を背景に。全体の一要
平成も終わろうとする2019年4月中旬、自分のルーツを探るため家系図作成に着手しました。2ヶ月弱かけ、9自治体に計25通の戸籍を請求し、たどれた先祖の人数130人。江戸時代(1800年ごろ)までさかのぼって6世代前までの家系図を作ることができました。 戸籍がどのぐらい眠っているかを知ること、戸籍を読み取って系譜を明らかにすること、どちらも調査の醍醐味があります。戸籍には保管期限があるので、興味ある方はなるべく早く作ることをおススメします。ここでは、私が実践した経緯を記録したいと思います。 きっかけ私自身、もともと家系・ルーツにあまり興味がなかったのですが、ここ数年大河ドラマにどっぷりハマり、特に昨年の『西郷どん』で幕末に魅せられ、さらに半藤一利さんの『幕末史』『昭和史』などを読みふけっているうちに、この激動の時代を生き抜いた自分の先祖のことを知りたくなりました。両親とも末っ子だったからか家
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