※このエントリは中途半端な知識と理解によって書かれています。情報の正誤などは他ソースなどと比較して自己責任にてお読み頂ければと思います。 MMDにおいてSSAOを使用している方は多いと思いますが、その効果や仕組みを(ある程度でも)理解しながら使われている人はまだ少数かもしれない、と思い至り、記事にしてみます。 技術的内容になり、少々眠い内容かもしれませんが……。 これまた、前提となる知識がある程度必要となります。 ■ AOとは SSAOのAOは「アンビエントオクルージョン」、直訳すると『周辺光の閉塞』とでもいいましょうか。 簡単に説明するとデコボコがある凹み部分の光の反射の仕方、もしくは影の出方を計算する方法の一つです。 光源から光の筋を計算、屈折・透過処理などを順次行う単純なレイトレーシングでは、なかなか光が入り込まない部分の計算は非常に重く、うまく表現しにくく、複雑な凸凹がある物体など