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Webカメラは解像度やフレームレートなどの性能面で選ぶ人が多いと思う。その際、解像度が高くても、Webカメラのコーデックをきちんと見ておかないと、PCに負荷がかかったりすることもある。コーデックとは一体何なのだろうか。 コーデックにより、画質は異なるこの「技術仕様」はLogicoolのStreamcamの仕様となっている。最大の解像度は1920x1080で、フレームレートは60fpsで出すことができるという。 「サポートされるフレームレート」をよく見ると、コーデックによってフレームレートに差があることがわかる。MJPEGでは最大60fps、YUY2やNV12では30fpsとなっている。 まずYUY2とは4:2:2クロマサブサンプリングでサンプルされた無圧縮の形式であり、NV12は4:2:0クロマサブサンプリングの形式である。 と書いても、多くの人にはあまりピンとこないだろうから、クロマサブ
以前より、既存のBluetooth A2DPのコーデックのSBC (Sub Band Codec)、AAC、aptXの3種の間で、聴感上科学的に違いはないと指摘してきた。 (aptXは本当に高音質で低遅延なのか と Bluetooth SBCコーデックは本当に音質が悪いのか 参照) この指摘の根拠を裏付ける実験結果がKamedo2氏より出ているので紹介したい。 紹介するのはブラインドテストの結果で、SBCとaptXはffmpegによりエンコードされたもの、AACはAndroidでよく使われるFDK AACでエンコードされたものだ。 ほぼ横並びの音質だが、aptXは特に不利な音楽ジャンルが目立つ以下の図を見ていただくとわかるように、SBC、AAC、aptXのそれぞれにおいて平均オピニオン評点はSBCとAACでほぼ変わらず、若干aptXの最悪値が悪く、また平均も低くなっている。 (1) 音風景
音楽や動画を制作するDTMerやYouTuberにとって、圧縮技術を知っておくことはより高品質なコンテンツを提供することに繋がる。今回はビット深度とディザリングについて、そしてコンテンツを配布する際に避けては通れない圧縮についての解説記事だ。 記事は長いので要約すると、非CDメディア向けにはディザなし24bitで出力、CDなど16bit PCMメディア向けにはディザありで出力しようということだ。 量子化とは? — なぜディザが使われてきたかインターネット上において、録音したそのままの音声をそのまま配布することは難しい。PCM 16bit/44.1kHzすなわち、CD音質の音声のビットレートは1411kbpsに達し、これは3分で32MB近くになる。また、このビットレートでは“ギガ”を使い切った後に低速モードに制限されるときにおいては再生もままならない。楽天モバイルやUQモバイルは1Mbpsと
この記事で説明する機能は、YouTube の Content ID による一致検出システムを使用しているパートナー様にのみご利用いただけます。 推奨はしていませんが、YouTube では圧縮音声を利用できます。YouTube… プロ向けのエンコード設定(音声) — Google公式ドキュメントよりこの設定はアーティストなどに向けられたパートナー向け設定であるが、明確に「AACでのアップロードは推奨はしていない」と書かれているくらいである。 このパートナー向けの設定に従ってFLACまたはリニアPCMによるアップロードをすることによって、エンコーディングは1回で済むため、音質は良くなるはずだ。 ちなみに、YouTubeは広汎なコーデックを受け付けており、一般の人でも音声がリニアPCMで、動画がProResやDNxHDといったプロ用フォーマットでのアップロードができる。 YouTubeのパートナ
オーディオファイル界隈(ピュアオーディオとも)を観察していると、WAVとFLACで音質が違う!と叫ぶ人たちがいる。この記事では本当なのかを考察したい。 上にあげた、以前書いた記事で、私は また、驚くことに256kbpsのAACを10回再圧縮したものと原音の区別すらABXテストでつけられない。それは大半の人にとって同じ結果だろう。 と書いた。実際に10回の再圧縮(cascading; カスケーディング)を行ったので、音声を聴いてテストしてみよう。XとZ、どちらがオリジナルで、どちらが10回圧縮したAACだろうか。 違いがわかるだろうか?答えはSoundCloudに行き、ブラウザのどこかを見ることで得られるはずだ。答えを出す前に見ては無意味だ。 SoundCloudはWebでは配信用に圧縮された音源が再生されるので、正確を期すならば、ダウンロードすると良い。SoundCloudからfloati
真実が牙をむけば — 数々のウソで隠し 忘れようとする でも真実は消えない ウソをつくたびに真実へのツケがたまる ツケは必ず払わされる — — チェルノブイリ (2019), HBO これは、もしあなたが官僚で、国の秘密を公にしたり、あるいはある企業の社員で、会社の黒い秘密を告発したいとした時に、あなたの身を安全な状態(匿名)に置きつつ告発を助ける情報である。 以下に、告発する手順を紹介する。 1.情報をクレンジング、ノイズを付加するあなたが持っている、告発したい情報が、限られた人しか知らない場合、その人の数が少なければ少ないほど、あなたが身バレする可能性は増える。 デスノートというマンガをご存知だろうか?あの主人公は、まるで自分の首を絞めるように、Lに情報を与え続けた。余計な行動をすることで情報を与えてしまっていたのだ。限られた人しか知り得ない情報を未加工で流すのは非常に危険である。 月
前回、私はaptXとSBCの音質に違いがないことを結論し、またAACが低ビットレートにもかかわらず高音質であることの説明を行なった。
WH-1000XM4が発売されたが、aptXが排除されたことで、ネットの一部では騒ぎになっている。これを機にこの記事ではBluetoothコーデックについて分析していきたい。 Bluetoothのオーディオ(A2DP)には圧縮方式がいくつかあり、SBC、AAC、aptX(HD)、LDACなどがあり、一部の人は「aptXは他よりも音質が良く遅延も少ない」と吹聴している。本当だろうか? 長い記事になったので、結論を先に書く。詳しく知りたい方は、下にスクロールして詳細を読んでほしい。 SBC、AptXで音質に違いを見出すことは難しい (※aptX HD はまた別の話です)PC(macOS)上ではSBCとの間で32ミリ秒の差があり、 再生遅延はaptXで180ms程度、SBCで210ms前後であると考えられるAndroid上ではどのコーデックでも遅延は大して変わらず、最低でも200ms、平均して3
HBO「チェルノブイリ」を見た。割と面白かったのだが、動物を殺すところだけ涙が滲んだ。ところで、こういうドラマを見ると追体験したくなるのが私の性で、いろいろネットをあさっているうちに、チェルノブイリと同型のRBMK炉のシミュレータを見つけてしまった。
「量子水」なるものがあるという。「量子水」を作り出せるという「νG7(ニュージーセブン)」公式ページを覗くと、こうしたことが書いてあった。 サイト: https://www.ib-castle.com/vg7/ νG7(ニュージーセブン)を通過すると、ヘキサゴンフィールド変換器内で磁気や微弱な電磁場の影響を受けた水(H2O 酸化水素)の水素結合が緩んで一部イオン化し、 酸素や水素を気体のまま含んだエネルギーポテンシャルの高い水として活性化します。 物理的に不可能な構造「ヘキサゴンフィールド変換器」とは一体何なのか。読み進めると、以下のように書いてある。 νG7(ニュージーセブン)ヘキサゴンフィールド変換器は、六角の多重層からなるコアを通過させることにより、外部 からエネルギーを一切加えることなく、また、通過する水そのものにも何ら手を加えることなく、自然界の水への作用を一部再現する構造となっ
Bluetooth A2DP、つまりBluetoothオーディオに使われている必須コーデックは「SBC」である。世の中ではSBCコーデックの音が悪く、AACやAptXなどの方が音質が高いとされる。 SBCの最高ビットレートは、現在販売されているBluetoothオーディオ機器では、Bitpool=53の時の328kbpsである。最近では、世の中の多くのBluetoothイヤホンはこのような高いビットレートで接続ができる。規格上はさらに上があるが、電波を使う以上、接続性に問題が出てくる。 さてこの328kbpsの音質が本当に悪いのかを検証するために、ffmpegでSBCに変換し、もう一度WAVに変換してから再生する。 なお、ソースとして使った音源は自作の音源で、作成時にはクリップしないように気をつけ、バウンス時に浮動小数点(float)32bitで出力し、SBCからWAVの変換時にもfloa
オーディオファイル(audiophile; 日本だといわゆるオーオタ、オーディオマニア)界隈を観察していると、WAVとFLACで音質が違う!と叫ぶ人たちがいる。この記事では本当なのかを考察したい。 それぞれの違いWAV(WAVE)はリニアPCMを格納できるファイルフォーマットで、FLACは可逆圧縮(つまり、音質を損失することなく圧縮ができる)で音声を格納できるフォーマットである。 FLACの規格上、32bit整数 / 655,350 Hzまでのフォーマットが格納できるが、エンコーダ自体は24bit整数までの対応だ。 WAVは1991年にできた古い規格で、実際のところRIFFというコンテナ規格の一種だ。WAVには色々な波形データを保存でき64bit floatなども格納できる。 つまりどちらも24bitの範囲であれば、全く同じ波形を保存できるということだ。これは波形のレベルで完全に一致する。
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