元Gunosy CTO 松本氏『コードを書き続けるCTO』より抜粋話を進める前に、VPoEという職種について軽く認識を合わせておきましょう。 僕の考えとしては、「四大リソースの中で”ヒト”に全振りするエンジニア」というのがVPoEに関する見解です。 エンジニアリング組織におけるマネジメントおよび経営層の役割を、リソースによって分けるとすると以下のようなイメージで考えています。 ・情報(技術):CTO ・ヒト:VPoE(EM) ・モノ(プロダクト)/カネ:VPoP(PM, PO) 現実にはここまでキレイに分かれることはあまりなく、カニバリが起きる部分を適切に権限委譲あるいは相互に持ち合うことで、組織の運営が行われるものと思います。 例:スクラムチームの構成 ・VPoP:リソースの算出、エンジニアのアサイン、ベロシティ向上etc… ・VPoE:モチベーションの向上、メンバーの成長計画とのマージ