先日のテレビ東京「木曜8時のコンサート」。八代亜紀の伊勢佐木町ブルースは、またしてもシュビドゥバであった。 ご存知の通り「伊勢佐木町ブルース」は青江三奈の1968年の大ヒット曲。 日本レコード大賞歌唱賞を受賞した他、歌の舞台イセザキモールに歌碑があることでも有名である。 冒頭の「あん、あん」という喘ぎ声が特徴的な曲であるが、今回取り上げるのはその話ではない。 曲の後半「恋と情けの」の後のスキャット部分が問題なのだ。 適当に歌っているように聞こえるが、歌詞はちゃんとある。 「ドゥドゥビ ドゥビドゥビ ドゥビドゥヴァー」である。 レコード音源では、当然このとおり歌っている。 (56秒あたり) 曲のこういう部分は、歌い込んで行くうちにグダグダに変わって行くのだが、発売から14年後の1982年紅白のバージョンでも、青江三奈はちゃんと歌っている(ちょっと「ドゥ」が「ジュ」になりがちだが)。 (59秒