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CES 2025
lfk.hatenablog.com
アニメがもうすぐ終わるそうだ。僕はこの先の「黄金郷のマハト」編がけっこう好きだから、ぜひ続きもやってもらいたい。原作はサンデーうぇぶりで読める。今も続いている。 サンデーうぇぶり SHOGAKUKAN INC.ブック無料 葬送のフリーレンはなぜこんなに面白いのか、なんて話はきっと出尽くしていて、アニメが話題になってから今さらだし、僕はそういう考察が得意なわけでもなんでもなく、思ったことを残しておく程度。出遅れて今から入る人には参考になるかもしれない。あ、ネタバレはしてます。 主人公が最初から最強(無双) 主人公の弟子がもっと最強 少しずつ謎が明らかになる展開 緻密な世界設定 異世界転生の下地 オタクの願望と共感の詰め合わせ 主人公が最初から最強(無双) タイトルの通り主人公はフリーレンで、エルフの魔法使い。元勇者パーティーのメンバーで魔王を討伐済み。常に戦っているような物語ではないけど、主
お題「捨てられないもの」 10年前に買ったバックパック、内側がボロボロになってきた。 もうバックパックで旅行することはないだろう。それでも記念にとっておいたけれど、こんなにボロボロになってたらさすがに捨てたほうがいいのかなと思っている。けれどデカいし、金属フレームが入っていたりして、家庭ゴミで出すのは難しい。もしくは解体して部品ごとに家庭ゴミで出すか。 長く使っていた。2013年から2019年まで現役で使っていた。そのうちの3年ぐらいは、このリュックの中身だけが持ち物の全てだった。カバン自体高かったし、重いし、特別使い勝手のいいリュックではなかったけれど、デザインが気に入っていた。生地が強く、ビニールだから水を通さないのも良かった。長く旅行していると、いろんな国で雨に見舞われることは多かったが、中身が水浸しになったことは一度もない。 旅行のときに履いていた靴なんかはさすがに捨てた。寝袋は空
辺境作家、最近は普通にノンフィクション作家と名乗られている高野秀行の最新著書「イラク水滸伝」を読んだ率直な感想は「あれ、もしかしてイラク行けるんちゃうん?」だった。実は以前の著書「謎の独立国家ソマリランド」でも同じことを思った。僕は結局訪れなかったが、実際ソマリランド本を読んで現地を訪れたという人の話がネットにたくさん転がっている。今回のイラク本もきっとそうなるに違いない。「あれ、もしかしてイラク行けんじゃね?」と思ったのは、僕だけではなかったはずだから。 当たり前だけど、イラクはずっと行けない国だった。イラクと言えば続く動乱と内戦。高野さんでさえも、行きたくてもずっと行けなかった国(P9)。今もそのまんまだと信じていた。この本で高野さんは、2018年からイラクを訪れている。その当時はまだ爆弾テロがあったみたいだけど、それでもかなり治安が改善していた方で、現地にイラク人の保証人がいれば30
「新NISAは絶対得だからやるべき」なんてムードが蔓延している。何がどう有利なのか解説している人も多い。「なんだかよくわからないけど、みんなやったほうがいいと言うからやるべきなのかな?」ぐらいに思っている人もいるんじゃないか。 新NISAはただの非課税制度で、絶対儲かる話とか得する話ではない。中身はこれまでと同じ株であり投資信託だから、失敗すると当然損する。そのへんのことをちゃんと理解している人もいれば、あまりよくわかっていない人もきっといる。新NISAを活用するにしても、結局は投資をうまくやらないと失敗する。 NISAは非課税制度だから、政府の税収を減らす政策ということになる。また、現行のつみたてNISA(および新NISAのつみたて枠)は、手数料の安い投資信託だけが対象となっている。安いものが広まったところで、銀行や証券会社の旨味は少ない。なぜわざわざそんな制度を作ったのか?結局誰が得を
カナートとはカナート洛北のことで、現在は洛北阪急スクエアという名前らしい。京阪だっけ、阪急だっけと思いつつ、どちらの沿線でもなかった。スクエアとはまた何も指していない四角である。というわけで先日カナートこと、洛北阪急スクエアに行ってきた。 現行でも1階のスーパーは「デイリーカナートイズミヤ」と言うらしい。じゃあカナートでいいんだ。「カナート行ってくる」でも間違いではない。「イズミヤ行ってくる」だと隣のイズミヤかどっちかわからない。「デイリーカナートイズミヤ」というネーミングはありなのか。カナートはミドルネームみたいになっている。じゃあそもそもカナートってどういう意味なんだ。イズミヤはせいぜい泉谷か和泉屋あたりの日本語だから意味はわかる。カナートとは?調べてみると「カナートとはオアシスを意味するアラビア語」めちゃくちゃやな。「デイリーカナートイズミヤ」は「毎日のオアシス泉谷」あたりか。「カナ
定期的に貯蓄をしていると回答したのは黒人で33%、ヒスパニック系で36%だったのに対し、白人は29%にとどまった。「人生一度きり」といった考え方の影響も表れた。「世界的な困難を考えると、きょう一日だけを生きればよいと思う」との文章に共感すると回答したのは48%。 文脈からすると、「人生は一度きり」だから貯蓄しないで使ってしまうそうだ。世の中にはきっとそういう人もいるのだろう。けれど貯蓄をする人も、みんながみんな我慢して将来のことを考えて貯蓄しているわけではないと思う。中には「貯金が趣味」と言う人もいて、貯めることそのものが楽しい人だっている。 僕も明日や未来に備えるより、今日を十分楽しむという考え方に近い。でもそれが=贅沢する、お金を使う、にはならない。お金を使う楽しみにあまり興味がないのだろう。食べ物は全然関心ないし、物は増えれば嵩張るからあまり増やしたくない。良い物を持つと扱いにも慎重
最近NISAについて調べていると、国策としての「貯蓄から投資へ」で流れていってるお金の行き先が、S&P500だとかVTIだとかことごとく米国だった。オルカンの指標となるACWIも6割が米国で、(こちらは5%ほど日本も噛んでいるが)NISA絡みの投資本やネット記事を見ると、だいたいこの3つ、S&P500、VTI、ACWI連動商品が推奨銘柄とされている。実際に資金も集まっているようだ。 1兆円突破、日本人の「S&P500買い」が止まらない 一方で米国では株価が下落(1/3)〈AERA〉 | AERA dot. (アエラドット) 「eMAXIS Slim 米国株S&P500」が残高2兆円を突破 - 資産運用・資産形成|QUICK Money World - よく、日本の預金口座に眠っている貯蓄を市場に流すために、アメリカから命令されて始めたのがこの「貯蓄から投資へ」だとか言われる。それがまんまと
街とその不確かな壁 作者:村上春樹新潮社Amazon 2023年4月13日に出た、村上春樹の新刊です。これまで村上春樹の新刊を、リアルタイムで読んだことはなかった。初めて同時代の波に乗っかる。ただ今回は、前回『騎士団長殺し』や前々回『1Q84』の時ように大々的に騒がれていない。一冊だけど650ページ超えで、長編のはずなのに。世間はもう村上春樹に飽きたのか。ノーベル賞も獲れなさそうだしね。 そもそも騒がれだしたのが、『海辺のカフカ』でノーベル賞の前哨戦と言われるフランツ・カフカ賞を獲ったあたりからだった。「大江健三郎以来か」とにわかに沸き立ったがその後何度も逃し、「どうやら見込みがなさそうだ」というところで落ち着いたのかもしれない。 なぜ村上春樹作品を読むか ネタバレ有りのあらすじと感想 読書メモ 第一部 第二部 第三部 なぜ村上春樹作品を読むか 僕は、というか多くの村上春樹読者は、そういう
休みだ。疲れた。体力がないの三拍子。地震なんかもあったが一週間ぶりにぼーっとしている。そんなわけで、サボっていた日記を書こうと思う。何書こうか。最近やっていたことは、プレゼンの講習に通っていた。プレゼンうまくなりたいとかではなく、必要があって通わさせられた。そこで改めて気づいたのは、僕はプレゼン上手い人が苦手だということ。 プレゼンとか、言うなれば雰囲気芸人である。以前に池上彰の解説について触れたことがあった。彼は難しいことを噛み砕いて、誰にでもわかりやすく解説することで有名だ。しかし僕は彼の話している内容を聞いて、そこにある「抜け」がどうしても気になる。 池上彰が嫌いなわけじゃありません プレゼン技術は見世物 上辺を見るか、中身を見るか 池上彰が嫌いなわけじゃありません 池上彰がベトナム戦争か何かについて大学の講義で話している動画を見たときに感じたのは、彼の解説が「難しいことをわかりやす
数年前に、研修で人前で話すスキルを習ったことがある。これが実際、けっこう人生で役に立つなーと関心した。と言うのも僕は、子供の頃から人前で話すことはずっと苦手で、なんなら憎悪していて、なるべくそういう機会を避けてきた。だからこんな研修も本当は受けたくなかったし、やってる間もずっと憂鬱だった。でも内容はとても有用で、もっと早くに学んでいれば、いろんな場面で役に立ったのに、と思うところもあった。今は人前で話す機会はないけれど、苦手意識は薄くなった(今もやりたくはないけど)。 僕が学んだのは、プレゼンの作法みたいなやつだった。一昔前に流行った、TEDでやっているようなプレゼン。プレゼンには決まりきった作法があって、そのとおりにやればけっこう誰でも上手くいく。人見知りとかしゃべるのが苦手とか、あがり症とか人前に出るのは苦手とかは関係なく、お手本通りにやればいいだけ。驚異のプレゼンが一冊の本になってい
知人が知識ゼロから投資を始めたいと言っていたり、NISAが新しくなるとかなんやかんやで、最近の投資事情について情報収集していた。で、これ以上はもういいかなと思えてきた。 初心者向けの投資は、ある程度調べるとそれ以上はいらなくなってくる。それどころか、むしろ一定以上の情報は邪魔になってくる。基本的なことだけわかっていればいい。それ以上の情報を得ても、本当に有益なのか判断できず混乱する。さらに、よくわからない商品に手を出して失敗して損することもある。山崎元さんの言う「買い物が楽しい状態」は避けたい。 このあたりでもう十分かなと思ったので、自分が調べた範囲のことを記録しておく。僕的には2023年3月段階で有効な情報です。 どの証券会社がいいのか 新しいNISA 何に投資すればいいのか 新NISAつみたて枠 新NISAつみたて枠以外 これ以上知っておくべきことある? どの証券会社がいいのか 今証券
気づけば若い頃から聞いていたトム・ヨークもチバユウスケも、ぱっと見爺さんになった。歳も取るわけです。 加齢について、今までも何度か触れてきた。つい最近にも触れた。 だいたい似たような、ちょっと違うことを書く。歳を取ることの特徴のひとつとして、同じことを何度も繰り返してしまうのがある。それは前にやったことを忘れているから。加齢による健忘と言うのか。 今日が誕生日というわけではない。気づけば40を越えていた。あれ、自分今いくつだっけ?と思うことも増え、自分の年齢も覚えていられなくなった。ずっと最近まで、まだ39歳だと思っていたが、40を迎えたときにはちゃんとそれを自覚していた。単にその時のことを忘れていただけだった。二重三重構造で記憶の思い違い、年齢の勘違いがある。これも全て加齢による衰えだと雑にまとめてしまっていいものだろうか。 そうやって最近改めて自分が40を越えていたことを自覚したわけで
1月27日配信のオーバーザサンで、ジェーン・スーが「書くことを全人類に勧めたい」みたいなことを言っていた。書くことは自分に向き合うことで、書くことによって自分の考えや悩みが整理され、落とし込める。書くことはセラピーだ、みたいなそういう話。堀井さんは最近日記本を出して、そのことに気づいたとか。 一旦、退社。~50歳からの独立日記 作者:堀井 美香大和書房Amazon スーさんは書くことで得られるいいことを、簡単に説明していた。思考をクリアにするために、文章に落とし込む。無意識にやっていたが、確かに自分もそうだった。その過程で削ぎ落ちてしまうものがあり、それが良くも悪くもだった。思考をクリアにしたつもりが、文章に落とし込むことで凝り固まってしまう、ということもあった。書いてしまうことで、そうとしか見えなくなってしまう。 ただまあ書くことが自分に向き合うことというのは、ある意味正解だと思うけど、
今見かけたやつ。 もうインターネット離れが久しく、最近の話題には全くついていけてないことを実感した。 最近、面白いと思ったネットミームや投稿は? どんな種類のYoutube動画をみてますか? Tiktokを使ってますか?どんな動画が出てきますか? インスタグラムをどう使ってますか? Twitterでつぶやいてますか? バズったことはありますか?どんな感じでしたか? あなたのTwitterのフォロワーで最もクールな人は誰ですか? みんながもっとフォローすべき人は誰ですか? ネット上で存在感のあるおすすめの有名人は? どこでニュースや情報を得ますか? メディアでポジティブなトレンドは?ネガティブなトレンドもひとつ。 キャンセルカルチャーはあなたにとって何? お気に入りのニュースレターはありますか? どんなポッドキャストを聴いてますか? Snapchatにハマったことはありますか?何歳ぐらいのと
2019年に結婚して、丸3年以上が過ぎた。4年目も半分近く過ぎようとしている。かつて付き合っていた人とは、誰とも1年以上続かなかったから、当初は結婚なんかして大丈夫か?という思いがあった。ある種のジンクスのようなものを感じていて、1年経ったら離婚するんじゃないかと心配していた。とりあえず3年も続いている。現時点でそういう心配はない。 ただ3年も一緒にいると、大変なことはたくさんあった。ケンカもした。「これは離婚の危機では?」と思うことも何度かあった。不倫とか裏切りとか暴力とか借金とか逮捕とか、そういう事件はない。意見や価値観の相違だったり、誤解だったり、感情の発露で大きく揉めた。そのたびに、僕らはこのまま一緒に居られるのだろうかと不安になった。 家庭のことはすべて、奥さん主導で決めている。結婚式をどうするかに始まり、仕事をどうするか、子供をどうするか、住む家をどうするか、など。僕の意見は基
2010年頃にカメラを買って、それから10年ぐらいはよくカメラを持ち歩き、写真を撮っていた。当時の僕を知る人は、よく写真を撮っている人というイメージを持っているかもしれない。趣味でしかなく、写真教室に通ったりコンクールに出したりしたことはない。プリントも滅多にしない。100円の電子書籍で撮り方を勉強したことはある。雑誌を買ったり、写真集を買ったりはしていた。その程度。 もともとは旅行したときに、旅先の写真を撮って残しておきたくて、カメラを買った。旅行なんて年に1回するかしないかだから、それ以外のときにもてきとうに撮るようになった。イベントごとが苦手で、写真を撮っていればその場のいたたまれなさを気にしなくて済むから、写真係を自ら買って出るようにした。でもそういうのは途中から飽きた。 10年近くカメラと写真とともにある生活を送っていた。それがここ数年であまり撮らなくなった。明確な理由が二つある
(ミニマリストを足してもいい。僕はそんなに乗っからなかった。) 今日、文学フリマ京都があった。そういう催しがあることは知っていたけれど、これまで行ったことがなかった。会場が家から近いのと、一緒に行く人がいたことで、今回初めて足を運んでみた。京都もオミクロン株が確認され、感染者数は過去最大となり、ギリギリまで行くかどうか迷った。けれど飲食をするわけじゃないし、混んでいれば撤退しようと思って足を運んだら、けっこう空いていたから安心した。 行こうと思っていたところが3つあった。一つは最近読んだ「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」の友田とんさんが、東京から来ているということで「『百年の孤独』を代わりに読む」を買った。もう一つは、2014年頃にブログをよく見ていた真夜中の波ちゃん(この名義で固定されたんだな)。僕が日本に帰国してからいろんな人に会ったうちの一人で、それ以来、実に5年ぶりだった。
けっこう長い間、ずっとメルカリを使ってきた。今まで売れた数は500を超えている。買ったのは50ぐらい。出品側としての使い方がだいぶ定まってきたので、記録しておきます。ちなみにヤフオクも併用している。ヤフオクは大昔にも使っていたけれど、今は全然違うシステムになっている。今は出品手数料も会費もなく、めちゃくちゃ使いやすい。 さらにジモティーも使っていて、ユーザーの品位で言うとヤフオクが一番高い。メルカリは中間で、ジモティーが一番低い。利用にあたってのハードルが高いほど、サービス開始が古いほど、ユーザーの品位も高い。ヤフオクはサービス運営側、ユーザー共に積み上げてきたものがある。 メルカリに戻る。メルカリはいろんな使い方をしている人がいる。僕の使い方は全く参考にならないかもしれない。とにかく僕は、心を乱さず、手間を省く ことしか考えていない。 1. コピペの多用 2. 値下げは断る 3. 状態は
既に語られていることばかりだと思うけれど、個人的な雑感。Clubhouseとは、といった基本的な機能の説明は端折ります。 オンライン・コワーキングスペース ルームという特性 仲間内で使うのがベスト フォロー、フォロワーを増やしまくってる ヤフーボイスチャット オンライン・コワーキングスペース Clubhouseをどう利用するか、ということについて考えたとき真っ先に思い浮かんだのが、コワーキングスペースの代用だった。このコロナの時代、現実にあるコワーキングスペースを利用するのは多少気が引ける。利用時間や利用形態、会話が制限されることもあり、少なくとも従来通りの形では利用できないだろう。 Clubhouseを利用することで、自宅がコワーキングスペースのようになる。Zoomと違うところは、まずはビデオカメラがないところ。さらにZoomのように招集をかけるのではなく、ルームというまさにコワーキング
最近ラジオでクラベ・エスラさんの存在を知った。RHYMESTER宇多丸のアフター6ジャンクション(通称:アトロク)で、シェンムー特集にゲストとして出演されていた。 ラジオを聴いていると、あまりの流暢な日本語。はじめ日本人だとばかり思っていた。クラベさんは来日されてから、なんと16年経っているとか。どおりで日本語が上手いはずだ。待てよ、16年ってことは、いったい今何歳なんだ。 クラベさんは今32歳だと言う。32歳で16年前ということは、わずか15歳前後で来日しているということになる。まあ、家庭の事情とかいろいろあるよな。などと思っていたら、 「シェンムーが好きすぎて単身15歳で来日した」 なんじゃそれ。どんな中学生だ。しかもそれから16年日本に住んでいるとか。シェンムーはドリームキャストで発売された一つのゲームだ。一つのゲームが一人の人生を変えてしまった、とでも言うのだろうか。いや、言ってる
いったいこれはどういうことだろうか。自殺した直後の妻を撮ることに、どのような意味があるのだろうか。そもそもこんな状況を撮ることが許されるのだろうか。自殺した妻を写真に撮ることは当然ながら、犯罪ではない。しかし精神が病んだ妻の姿を執拗に撮り続け、死の直後までカメラを向けること、さらにそれを作品として発表することは、並大抵の精神ではできない。はたして、古屋という男は何者なのだろうか。 P21-22 気になって、二日で読み終えてしまった。好奇心に駆られたと言っていい。自殺した直後の妻の写真を掲載した写真展を行い、その後も死んだ妻の写真集を、同じ「メモワール」というタイトルで何度も出版し続ける写真家、古屋誠一。著者は古屋が「なぜそんな写真を撮ったのか」そして「なぜそれを作品として発表したのか」ということが気になり、取材を申し込む。 著者は古屋に手紙を送り、取材の約束を取り付け、古屋の住むオーストリ
この匿名ダイアリーが批判を浴びている。 これは消えてしまった元増田に対して、「あなたは自他の区別がついていない」「悪いのは夫ではなくあなた」という正論をぶつけるものだった。 これは離婚だと思う。 時系列でいうとこれが一番最初 "正論の説教"に対する批判の内容としては、「察してちゃんに正論言っても無闇に傷つけるだけで効果ない」といった内容。ブコメにもたくさんあったが、批判の匿名ダイアリーもあった。 全部読みたい人には読んでもらって、とりあえず一旦簡潔に整理をしてみたい。 最初の女性:「旦那が気持ちを察してくれなくて」離婚を言い渡そうとしている それに対する正論(?):「自他の区別がついていない」 正論に対する批判:「相手を傷つけるだけ」 というざっくりとした流れであってるかな。ここで僕が考えたいのは、僕だったらこういう人に対して、どう向き合えばいいかということ。こういう人というのは、最初の女
なぜ今ブックオフか?というと、最近「ブックオフ大学ぶらぶら学部」を読んだから。それ以降またブックオフ通いを再開している。昨日買ったのは以下の4冊。 View this post on Instagram A post shared by kawazoi (@kawazoi) 「ブックオフ大学ぶらぶら学部」は、ブックオフユーザーに勇気とアイデンティティを与える本で、読めば必ずブックオフへ戻りたくなる。そしてブックオフで猿岩石日記とか、どうでもいい本を100円(税別)で買いたくなる。おすすめです。 電車の中で読んでる。ただただ良い#ブックオフ大学ぶらぶら学部 pic.twitter.com/XEBkkvB7yk— 川添 (@KAWAZOI) 2020年6月28日 この本では、意気揚々とブックオフについて語られている。それぞれのブックオフ観や利用の仕方、いかにヘビーユーザーであるか、レベルが上が
いつどのタイミングでも抵抗なく食べれるコンテンツというのが、意外とない。ドラマや映画が喉を通らない季節もある。Netflixに加入した当初はドラマを見まくっていたが、今は手を出す気にもならない。映画はときどき見ている方。毎日見ていた頃もあったから、その日々に比べれば見ていない方。漫画アニメは比較的いつでも消化できる方。ただ一気に消化してしまうため、見たいコンテンツがなくなってしまう。 少し前までは、全く本を読む気分ではなかった。最近は毎日読んでいる。読んでも読んでも買ってしまうため、ストックが一向に減らない。読む本、読みたい本に左右されることもあるけれど、読み出せば続けて他もどんどん読むから、やはり内容よりも気分が大きい。気分大事。その気があるうちにどんどん消費してしまったほうがいい。 映画もドラマも今のところ、季節が巡ってきたら再び消費モードに入ることができる。けれど、そのモードがもう来
去年急に結婚したこともあり、「どうすればいい相手を見つけられるか」といったことをときどき聞かれるようになった。恋愛だったり結婚だったり、相手探しに奔走している人は多いようだ。 いい人がいない 「いい人」以外の二つの選択肢 その人は本当に「いい人」なのか 一番簡単なマッチング方法 まず、人に好かれるところから 「妥協」で失敗しないために 理想の人に振り向いてもらう 相手の理想に自分を近づける あなたは「いい人」なのか? いい人がいない 「いい人がいない」という言葉は常套句になっている。いい人とはいったいどういう人なのか。話を聞いている限り、自分の願望を満たし、なおかつ自分に好意を抱いてくれる人が、いい人という意味らしい。自分の願望を満たす人はたくさんいるけれど、既婚だったり自分の方を見てくれない。あるいは自分に好意を持ってくれる人はいるけれど、自分の求める条件を満たしていない。その結果、多く
これまで何度かテラスハウスについて触れてきたから、今回のことについても触れておきたい。木村花のことはとても驚いた。この番組でこういうことがあるとは、全く予想がつかなかった。というのも、番組内でもっとひどい扱いを受けてきた人が今までにいくらでもいたから。同期にも社長というメンバーがいて、もっとひどい誹謗中傷があったと思う。だから、この番組で今更こういうことが起こるなんて思いもよらなかった。 木村花について、初登場から見ていた。正直なところ自分にとっては印象の薄い人。番組を見る上で興味の対象ではなかったから、注目していなかった。最近の流れ(快が出ていくまで)において、アクシデントに見舞われた中心人物ではあったが、それでも自分にとってはどうでもいい話題を提供するだけの影の薄い人物だった。だから、わざわざ本人のInstagramアカウントへ直接誹謗中傷が飛び交っていたこと自体に驚いた。その熱意は一
なにか一つの仕事なり決まりきった物事を達成するために、計画を立てたり目標を立てたりすることはある。けれど、個人的なことついては、そういうことをやらない。やったことがない。いつもなんとなくやってきた。 たとえば、去年に禁煙を始めた。今11ヶ月続いており、もうすぐ丸1年になる。きっかけは健康診断を受けるためだったかな。もう少し込み入った事情はあったけれど、大したことではない。禁煙を始めるにあたり、少しずつ減らしていったり、禁煙するための本を読んだりセラピーに通ったり、代替嗜好品を用意したりするわけでもなく、ある日突然やめた。それが今まで続いている。 どうしてもやめないといけない事情はなく、いつ再開してもおかしくない状況だった。タバコを吸っている夢を何度も見た。タバコ吸いたいと思うことは何度もあり、その都度どうするか考えた。最初のうちは、お酒を飲むと喫煙を誘発するためお酒を控えた。そしてタバコを
ブログごっこみたいなものやってきて、今更だけどやっぱりそういうのは向いてないなと心底思う。今はnoteでも書いているけれど、そっちは営業っぽいマガジンを別にして、完全に日誌スタイルに戻した。やっぱりその方がしっくりくる。読ませる文、読まれることを意識した文章って、自分はやっぱり読みたくないんだよな。特にそれが情報だったりすると避けがち。noteにおいてもそういう営業スタイルがはびこっていて、ほぼ読む気がしない文章ばかり。 自分がはてな匿名ダイアリーを好んで読み続けるのは、読まれることを意識していたとしても、それが「おい、ちょっと聞いてくれよ」程度のもので、あとは完全に個人の駄文でしかないから。そういうものだけ、ついつい読んでしまう。そういう読み物ではない書き物が好きで、そういうものは近年見つけにくい。玄人ぶった鼻につく文章か、商業主義丸出しの文章ばかり。文句言うなら金出して好きな本を買えっ
Twitterはまだ生きてる。YouTubeはまだ全盛かもしれない。ニコニコ動画はずっと前から死んでるよね。で、ブログもとっくに死んでいる。いつ頃死んだだろう?僕の感覚では、2017年には死んでいたように思う。ブログはTwitterやFacebook、YouTubeと違って特定のサービスではないけれど、2度ぐらい隆盛を極めたことがあった。今やもう、誰も話題にしない。こうやってブログ死んだなって話も自明の理で、noteとか生きてるけどnoteはある意味クローズド風のブログであり、Twitter的、Facebook的でもある。noteはいつどこを見渡してもただの個人宣伝ツールで、読み物として読みたいものが全く無かった。そういう意味ではブログと全然違う。後期ブログと同じか。アフィリエイトに侵食されてからのブログはnoteとだいたい同じ。宣伝、金、PRが強すぎて、中身どうでもいい。増田読んでる方が
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