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柴田元幸氏の講演@早大をざっとレポートする。 柴田氏の出演なさるイベントを観るのはこれで2度目。私は決して熱心なファンというわけではないが、じっくり翻訳/英文学の話を拝聴する機会などなかなかないので思わず馳せ参じてしまった。会場の入りはMAX。中規模(大学の規模によっては大教室レベル)が開始3分前には8、9割埋まっていた。フルに座席が埋まっていたのか、遅れてきた学生が遠慮したのか、はたまたスタッフなのか判別がつかなかったが、終了後ふりむけばそこには立っている人々の姿が。 ちなみに筆記用具を忘れたので、記憶から再構成している。今日は英語を日本語に翻訳する過程で色々なものが抜け落ちるという話だったが、日本語で聞いたものを日本語でまとめたって大量の漏れが生じるのは当たり前である。文意をとることに集中した結果、単語はかなり元の言葉で使われていたものと変わってしまった。眉にツバをつけながらご覧あれ。
3分の1*1のみが早稲田文学3号に訳載された、伝説の珍作である。せっかくなので紹介記事を書いてみた。ネタバレなし。 時は21世紀も後半。永久機関のような炉に必要な20キログラムの『青脂』を採るため、遺伝子研-18に科学者と軍人が集められる。語り手ボリスも召集された一人だ。機密保持のためか、外との交信手段で許されているのは伝書鳩のみ。彼がモスクワにいる同性の愛人へ鳩で送る手紙という形式を使い、物語が進んでいく。 『青脂』の収穫法とはいかに。有名な古典作家・詩人のクローンが執筆活動で生みの苦しみを味わい、限界まで作品を書き上げたのち、仮死状態に陥る――その肉体に蓄積される謎の成分こそが青脂だ。クローンといっても見た目がそっくりなわけではない。1月6日の手紙において紹介されるのは、オランウータンそっくりのトルストイ4号(「オリジナルとの相関係数73%」)、しじゅうプルプル震えている赤毛の太った女
注意:メモが適当なので、情報ソースとして使用しないでください。聞き違いがあることを前提として、話半分に読んでください。1時間ほどで起こした適当なもので恥ずかしいため、数日中には消すつもりです。せりふは一字一句同じではなく、意味の通じるように書き換えています。 演台へ着くお二人。円城氏、なぜか冬場のような重装備。 大森氏(以下O) (で、脱ぐの?という問いかけ) 円城氏(以下E)「人があまり来ないようであれば脱ぎます」 ※どうやら、少しずつ脱げるようにと着こんできたらしい。 O「プロとして初のTwitter作家と言われてるんだよね」 E「ディスカヴァー・トウェンティワン*1にそう言われてる。どうやらそうらしいので特に否定はしない」 O「海外にもTwitter小説文化はある?」 E「日本のように140字のうちに完結する小説は少ないでしょう。Haikuや、自分の出版されるあてがない作品を垂れ流す
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