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インタビュー
kiwamono.blog.ss-blog.jp
「戦争に反対する唯一の手段は。−ピチカートファイヴのうたとことば」ていうCDがあって、そのタイトルの由来が吉田健一の一文なのですね。 「戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである。」 しびれる。 文もかっこいいんだけど、この一文がジャケット下方にさらりと流してあって、シンプルな表記ゆえに文のかっこよさが強烈にキく。ついついジャケ買いタイトル買いなんだけど、この文がどういう文章のどういう文脈で語られたものなのかっていうのはわからなかったのな。 そもそも吉田健一の著作を読んだことがなく、以来、一度読んでみたいなー、と、気になってたのでした。 あれこれ調べてみると、どうやら初出は新聞に連載された短文、「長崎」ていうコラムのようです。そも標題がつく性格の文章ではなかったらしく、単行本に纏められたり、そこからまたバラして足して纏めなおしたりされるたびに異なった標題が
先日の「大奥」書評記事のアクセスが急激に増えて、うわなんじゃーてビビってしまったのだけど、どうやらはてな界隈でブックマークやコメントをいただいていたらしい。 「大奥」よしながふみ:キワモノ偏愛記 増補版:So-net blog びっくりしたけど素直に嬉しいや。はてなのサービスって、おもしろいねえ。 で、ブックマークを下さった方が他にどんな記事をブックマークしたり、ご自身でどんな記事を書いたりなさってるか興味深くってあれこれ辿って、これまたおもしろかった。 んで、やっぱりわたしとしては、ジェンダーとかフェミニズムとか、男女の差異についての項目に興味深く注目がいってしまう訳なのだった。 あれこれ人さまのご意見を拝読していて、そういや、「大奥」もそうなんだけど、実をいうとわたしはよしながふみのジェンダー観というか男女観がしっくりこないとこがあるんだよなー、ていうことについて、もやっとしてたことが
今さらですが、よしながふみの「大奥」が映画化って。どーなんすかねえ。 「大奥」よしながふみの人気マンガを実写映画化 女性将軍に仕える美男子たち なんかあんまし期待できなそう、と思うのは、美男子強調のあたりに、イケメンを餌にまき散らして女子を釣りまくろう、なんていう商業主義なニホヒを感じるから。 そもそもこの漫画は「大奥」で “男女逆転” ていう恐るべき設定なわけなんだが、そのヤバさをわかってて映画化すんのか甚だ疑問なのよな。 男女逆転ていう仕掛けが用いられる場合には、男女の差異が意図的意識的に暴き出される。 例えば差別。ジェンダー。で、 “大奥” が舞台ときたら、つまり生殖。もちろん性交も避けられないし恋愛も絡んでくる。 一巻の吉宗編は、大奥に奉公にあがる御家人の水野を案内役に、男女逆転世界を丁寧に敷き詰めてゆく。 この吉宗、胸がすくような優秀な為政者っぷり。公人としての姿しか描かれてない
「日本の、これから〜独身者急増!未婚社会〜」番組webサイト。 かなりどーでもいいんだけど、番組タイトルの「、」は、日本のことを一度立ち止まって考えてみましょう、って意味なんだそうな。意味はともかく、そゆこと説明しちゃうのってそこはかとなくダサい。いやいいけどさ。 番組制作のための事前アンケートの設問のトンデモぶりからして、到底まともな番組に仕上がるまいと思ってはいたけど、怖いものみたさっていうかキワモノ感覚で見ちゃいました。 いや、まあ、なんかねえ。いろんな意味で凄かった。 以下、いやーん、て思ったとこ。 “草食系男子が問題だと思いますか”ていう設問に、女性の大半が“はい”って答えてて、男性がアプローチしてきてくれない、食ってきてくれない、待ってるのに、なんていうことを言い垂れてたんだけど。 それって、個人の恋愛観じゃないんですかあー?! 社会問題にするほどのことかよ。ていうか、食欲そそ
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