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今年の「#文学」
hochebirne.hatenablog.com
こんなツイートをしました。 連休明けでこの寒い中、自宅で仕事の準備をしたり出社している人は、もうそれだけで優勝です!おめでとう! あとは、目の前のことを一つずつゆっくりやっていくだけ!— 小鳥遊@発達障害を「仕事のすすめかた」でカバーしてはたらく会社員 (@nasiken) 2021年1月11日 これについて、少しだけお話ししたいと思います。 一昨年よりもっと経営層に近くなったことで、より一層のコミットを意識するようになりました。具体的には、対応の迅速化、上層部の考えに配慮した仕事の進め方です。 これが部長クラスの経営層にもなると、それこそ休日返上で対応することも一般的にはあるらしいのですが、そこまでではありません。しかし、それだけ会社は休日も回っていることがあるわけで、連休明けのメールを見るときの怖さたるや……。 でも、相当なやらかしをしていない限り、「おいこら!」的なメールが来てること
本出します。 現在絶賛(?)執筆中です。 仕事がうまく進められないと悩んでいる人 自信をなくしている人 傷ついている人 要領が良くないと思い込んでいる人 そんな人たちのための仕事術としてタスク管理をより分かりやすく説明する実用的な内容になる予定です。 私一人の著作ではありません。三年来イベントを共に開催してきた「ひらめきメモ」の中の人F太さんとの共著です。 twitter.com 発売は、おそらく来年春以降になると思われます。昔の私のような、仕事はかろうじてできるからどうにか頑張りたい、けど要領が良くないと悩んで続けるのがつらい、そんな人のためになるような本にしたいです。 意識高いエリートな方々は、NEWSPICKSでも観ながらシャンパンでも飲んでいてください(突然のステレオタイプMAXな想像)(いや、やっぱそんな人も読んで) 不肖私、何せ文筆業の修行を何もしていないので、文章のイロハにつ
仕事のスピード、ということを考えていて、こんなツイートをしました。 タスク管理はタスクの整理と時間管理が両輪なんだなと痛感したことがありまして。 私は急げ急げとたたみかけられると焦ってしまい、かえって抜け漏れを頻発させたり、思考停止して動けなくなりがちです。 でも、仕事には締切があるんですよね…。— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年7月28日 実際に会社で仕事をするなら、よほど牧歌的な社風でない限り、めちゃくちゃ早く終わらせないといけない仕事は割と発生します。 昔は時間的な期限を設定されること、つまり締切を設定されることに大きな苦手意識がありました。しかし、今は自分から「すぐやります」と言うまでになりました。 この変化の理由を少し深掘りしたいと思います。 時間的余裕ができた まずは、急ぎ仕事に費やす時間をすぐに確保できるようになったことが挙げられます。私はタスクペディアで整理した仕
こちらの講座が無事終わりました! このイベントは、千葉大学国際教養学部で教鞭をとる五十嵐先生のご尽力のもと開催することができました。 先月の某都内私立大学でもそうですが、学会の権威でもない、著名人でもない、一介の個人事業主や会社員が大学で講座ができるのは、学内の教員の方のご尽力の賜物です。 昨日は、たくさんの方々に興味を持っていただき、参加してもらってとても嬉しかったです!参加者の方々に考える種を残せたらと思っています。 講座の内容は、同じく千葉大学で教鞭をとっておられる横田先生(私にとってはタスク管理イベントでお会いしたぱうぜさん@kfpause )の連続ツイートに分かりやすくまとめられています。 はじまりました。楽しみです! https://t.co/FGVdNkOobP— ぱうぜ (@kfpause) 2019年7月3日 チームタスクぺディアのみなさん(さっきツイートをRTさせていた
このツイートにいたく共感しました。 ナビが無くても運転はできる。 ナビがあると余裕を持って運転できる。 ナビでクルマの性能が上がるわけではない。 タスク管理が無くても仕事はできる。 タスク管理があると余裕を持って仕事ができる。 タスク管理で個人の能力が上がるわけではない。 ※どちらも使い方次第でむしろ余裕なくなる— マロ。@Lv:64 (@maro_draft) 2019年6月4日 タスク管理と能力は関係ない タスク管理をしたとしても個人の能力が上がるわけではないというのはまさにそのとおりだと思います。そこが魅力の1つです。なぜ魅力なのかというと、「能力を上げる必要がない」からです。 「タスク管理をすると、個人の能力が上がります!」となると、能力が上がった実感がなければ不満が発生します。それだけならまだしも、「能力が上がらなければならない」と思い込み、例えば抜け漏れが発生した場合には、「タ
胸を張って書けるようなことではありませんが、私は物の整理整頓が非常に苦手です。先日整理整頓が苦手な人の真理をひとつ発見しました。 「整理整頓」は、要らない物を捨てて(整理)、残った物を必要なときに取り出せるように配置する(整頓)だそうですが、私にとっての整理整頓は「移動」でした。これが「整理整頓が苦手な人の真理」のひとつです。 例えば、朝出かける前、ベッドの上に書類をバサッと置いたとします。帰宅したら、ベッドの上の書類を横の棚の上に置きます。棚の上には、すでにパソコンが置かれ、その上に畳んである服が積まれて、その上にベッドの上から移動してきた書類をそっと乗せるのです。 また、4,5日前に買ってきて部屋で飲んだ紙パックのオレンジジュースは、部屋の各所を移動した挙句、昨夜やっと台所に持っていって洗ってゴミ箱に捨てることができました。 これが分かる人は、私と同じ「整理整頓できない勢」ですね。仲良
うーむ……と共感しうならされたツイート。 脊髄反射でリツイートしました。 いいですか、タスクの名前は、やる活動の要約ではなくて、タスクが完了した状態の要約にするんですよ。 進捗がやばくて、誰かに手伝って欲しいとき、前者だと助けにくいんですよ。— HARADA Kiro (@haradakiro) 2019年4月3日 そういえば、以前こんな記事を書きました。 hochebirne.hatenablog.com そこで考え出したのが、「そのタスクをやり終わる瞬間を思い浮かべる」です。そこに、タスク管理ツールに書くべきタスクの名称「タスクの目的」があります。 「日報」が思い浮かんだら、おそらく最後の瞬間は「日報を作成して上司に提出する光景」ですね。そこから「日報の作成と提出」というタスク名を書き出します。 この方法でタスクの目的を考えると、最後のサブタスクを強く意識することになり、詰めの甘さを未
自分でタスク管理ツールを作れば、ツールに愛着が湧きます。愛着が湧いたツールはずっと触っていたくなります。すると、タスク管理がうまくいく可能性が高くなります。 ただ、いきなり自作しようと言われてもどうやって作ればいいのか分からないですよね。 そんな方へ、「例えばこのポイントをおさえれば作れますよ」という提案をします。あくまでこれは私なりのもので、つまるところ「タスクペディアの骨格」です。 ちなみにここでいう「タスク管理」はGTDのことです。 まずは「一覧」と「詳細」 私が考えるタスク管理ツールは、まず「一覧」と「詳細」に分けます。 一覧:どんなタスクがどれくらいあるか 詳細:タスクがどんな内容か この一覧と詳細を切り換えつつ、全体と部分を把握します。 では、「一覧」と「詳細」それぞれどんなポイントが最低限必要かを書きます。 「一覧」で必要なポイント 「一覧」で最低限必要なポイントは次の1~4
こんなツイートをしました。 この記事、「スキルアップ」「自分の価値を高める」へのちょっとした違和感を解きほぐしてくれる感じがしました。 ターゲット(なりたい自分像)を明確にして絞り、そのために必要な材料を集める。 「デキる人材になる」みたいな曖昧なターゲット設定は、あって無いようなものだなと改めて思いました。 https://t.co/s19VNh6QAm— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年3月3日 「スキルアップ」「自分の価値を高める」へのちょっとした違和感 タスク管理を推している身としては、これになぜ違和感を覚えるのか不思議に思う方もいるかもしれません。 タスク管理でスキルアップする タスク管理で自分の価値を高める 両方とも意味合いとしては私がお伝えしたいことと大きくズレてはいません。しかし、私はこの文章に若干の違和感を覚えるのです。 「タスク管理で仕事がきちんとこなせるように
こんなツイートをしました。 タスク管理でのタスク分解は「こうしたら→こうなる」のつながりを意識して言語化する作業。 さまざまなタスク分解を繰り返すことで、原因と結果の連鎖を考えるのに慣れ、論理性が鍛えられたような気が私はしています。 — 小鳥遊@クラファン中! (@nasiken) September 15, 2018 論理性とは 私が考える論理性は、原因と結果の連鎖だと考えています。 原因 ↓ 結果=原因 ↓ 結果=原因 ↓ 続く…… こんな感じです。 タスク管理は、そのタスクの発生から完了までのストーリーを作ることが大切だと思います。これは、GTDの「見極め」ステップに含まれるタスクの分解であり、「こうしたら→こうなる」の連鎖です。 論理性は段取り力 タスク分解は言い換えれば段取りのことです。特にADHD傾向の強い人は、この力が弱いとされています。こんな本があるくらいですので。 「大人
昨日、このような記事を書きました。 hochebirne.hatenablog.com そもそもタスクペディアは「オープン」+「クローズ」を目指していない タスクペディアは、タスク管理手法の1つでありその金字塔である「GTD(Getting Things Done)」を基に作っています。 全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 作者: デビッド・アレン,田口元 出版社/メーカー: 二見書房 発売日: 2015/11/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る GTDからして、そもそもクローズドリスト的な思考はあまりしていません。「把握」「見極め」「整理」「選択」「更新」という5つのGTDのフローのうち、クローズドリストが問題になってくるのは、主に「選択」です。厳密に言うと、選択フローですら、完璧にクローズドリストの話ではありませんが……。 GTDには時間
こんなツイートを読みました。 日本の教育はいいところも悪いところもあるけど、悪いところをひとつあげるとすると「問題を明確に定義したタスクを与え続けること」だと思う。 四則演算や読解力等、基礎的な問題解決力の底上げはできるものの、「そもそも何が問題なの?」と自ら問いかけ、根本原因を発掘することができない。— Shin@Outward Matrix (@Speedque01) 2018年5月8日 「問題を明確にしたタスクを与え続けること」には弊害が確かにあります。このツイートに大いに共感します。 学校教育では、「こう解くんですよ」という、あらかじめ正解の用意されている問題が目の前に提供され、その解き方に従って手を動かしていくだけ、そんな気がします。 模範の解法に従って手を動かすことそれ自体は悪くないです。むしろ積極的に繰り返して、そのスピードを上げていくのは大事だと思います。150円のりんご4
こんなツイートをしました。 NHK「超実践!発達障害 困りごととのつきあい方」をみました。 当事者の自信と、周囲の理解につながる良い取り組みだったと思います。 同時に、1時間44分という長い時間でも語り切れないものだとも思いました。仕事の現場で悩む当事者への情報がまだまだ必要かと。#発達障害困りごと — 小鳥遊5/19イベント開催 (@nasiken) 2018年4月30日 このテレビ番組を観ての感想でした。 h-navi.jp 発達障害には、大きく分けてASD、ADHD、LDという3つの領域があります。 【発達障害】ASD当事者の感覚過敏について 上記のイメージ図の中では、ADHDの注意欠陥が目立っているのが私の特徴です。 最大限、発達障害当事者への配慮がされた番組作りがされていたと思います。スタジオでは強い光や大きい音を避け、当事者への取材は丁寧にされており、違和感はほぼありませんでし
自分はある意味露出狂みたいなところがありまして(変な意味ではありません)、それがいろんな活動のやり甲斐につながっているんじゃないかと思っています。 代替可能な仕事 代替不可能な仕事 価値の高低を決めるもの 価値の高め方 自分の希少性の見つけ方 やり甲斐と希少性の関係 代替可能な仕事 会社の仕事は、ほぼ決められたことをその範囲内でやることが多いんですね。管理部門の法務というものをやっていますので、まずは法律というルールを意識してやらなきゃいけない。 そもそも管理部門は、法律やその他の一般的なルールに加えて会社独自のルールを会社全体で守っていくように、従業員の注意を向けさせる仕事でもあります。 つまり、基本的に人によって結果が変わってはいけないことが多い業務領域なんですね。AというインプットがあったらA`というアウトプットが出なければいけないわけです。時と場合、はたまた人によってアウトプットが
じっと手を見ていた 働けど働けど、なお我がタスク増えるばかり、じっと手を見る……といった状況に陥っていないですか。私は以前陥っていました。 今は、職場や職務の性質のおかげもありますが、毎週20個前後のタスク発生に対しほぼ同量のタスクを完了させています。 そんな、私なりに業務負荷を減らしてきた3つのプロセスをお伝えしようと思います。 「全」タスクの把握 まずは、自分が抱えるタスク全部を書き出します。全部です。「これやらなきゃなぁ……」と少しでも思うことを全て書き出します。 そして、「自分のタスクってこんなにあるの!?」と驚いてください。驚いてはだめかとお思いかもしれません。逆です。タスクの量の多さに驚くぐらいでちょうどいいんです。 「こんなにできない」と思ったらしめたもの。そう、できないんです。できないと思うから、次のプロセスが有効になります。 タスクの断捨離 心ゆくまで自分の抱えるタスクの
分解のコツ タスク管理でとても重要なタスクの分解、どうやったらうまくできるのかと質問されることが多いです。どんなタスクにも通用する、サブタスクへの分解の王道はあるのでしょうか?私の答えは「無い」です。 私がまだ経験が足りずに、それを見出していないだけかもしれませんが、私からはそのような画期的な手法はお話しすることは難しいです。 しかし、それだけで終わらせるほど絶望的にタスク分解のコツは存在しないかというと、そうではないと思っています。部分的に役立つコツはあります。それをご紹介したいと思います。 因数分解の問題演習 私は、タスクの分解をしていると、中学校の数学でやった因数分解の問題演習を思い出します。数学は、ある程度の解き方がわかったら、ひたすら問題を繰り返して解くのみです。 この感覚、タスクの分解でも感じるんですね。タスクの分解の回数をこなせばこなすほど、タスクの分解ができる速度が速くなっ
自分を騙す タスク管理をしていて実感するのは、結局自分を体良く騙せたもの勝ちだなということです。タスク管理が私たちを騙してくれる方法は2つあります。 1つは、タスクの見た目の数を少なく見せること。もう1つは、単純な行動に細分化して、簡単だからできると思わせること。この2つの騙しが、私たちを前に進めてくれます。 目に入るタスク数を減らす 究極的には、自分がやると決めたタスクは全てやらねばならないのです。100個のタスクが目の前にあれば、100個のタスクに取り組まなければいけない。 「タスク管理をした」だけでは、そのタスクを完了することにはなりません。タスク管理は、その100あるタスクを一時的に目の前から見えなくして、一部分だけをとりあえずやれば良いと思わせるためにあります。 「自分がとりあえずやらなきゃいけないタスク、割と少なくね?」と思い込めたらしめたものです。私たち人間は単純なもので、で
やりました タスク管理界隈の同志であるひばちさん(@Evaccaneer )と共に、タスク管理を全体的に解説するイベント「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術【実践編】」を開催しました。 こちらのイベント、参加者の皆さんのおかげもあり、懇親会も含めてよい雰囲気で終わることができました。 タスク管理を「全体的に」「できるだけ分かりやすく」解説することを目標にしました。かなり達成できたのではないかと思います。 興味おありの方、またの機会に! https://t.co/6WBBqJU9Fh— 小鳥遊@2/17イベント (@nasiken) 2018年2月17日 リーンスタートアップがモットーの主催者たち 打ち合わせ段階からしてとてもワクワクしておりました。まずもって我々の考え方のベースが「リーンスタートアップ」という「まずは小さく始めてやってみる」思考法なので、過大な意気込
素晴らしいタスク管理記事を読みました とても分かりやすく、それでいて大事なことはガッツリ伝えている記事を見つけました。 note.mu タスク管理をして仕事が早くなった、ミスが減った、だとか、そんな表面的なタスク管理をしていませんか? タスク管理の本質は「幸福の最大化」というところにあります。 痺れますね。タスク管理は、効率化、正確な職務遂行といった一次的な目的ではなく、その先にある幸せのためにある、と言い切るその格好良さ。 悪魔的なスーパースキル 仕事が終わった後は一切仕事のことを考えず、解放感を味わうことができる!というタスク管理の効能を、 「一時的な記憶の忘却」という悪魔的なスーパースキル と表現されています。ツールに仕事の情報を預けているので、プライベートの時間は思い出す必要がないのです。一時的な記憶の忘却とは言い得て妙だと頷きました。 旅行中に会社から入電…… 私の経験ですが、旅
食いしん坊の思考回路 私は小食ではありません。私をご存知の方は、私が「自分は実は小食だ」と言っても冗談としか思わないでしょう。オブラートに包まれた言葉でよく言われるのが「包容感がある」というもの。小食ではないどころか、食いしん坊です。 例えば、「大盛無料」と書いてあれば必ず大盛を頼みます(そして、食べ切ってしまいます)。半ライスや半チャーハンの「半」については、「半」は無いのと同じだ!と思っています。 「うやうやしく肉片を切り取るコック」 伊丹十三のエッセイに、焼いた牛肉の大きな塊から、一人分の肉片を切り出す仕草の描写がありました。目の前でコック自らうやうやしく切ってくれるのが贅沢であるという文脈でしたが、私は「なんで目の前で切られてしまうの?」という残念な気持ちがありました。 せっかく大きな肉塊があるのに、そこから小さな肉片が他人の手によって切り取られるというのは、「他者から分け前を制限
もう疲れたよパトラッシュ 先日、こんなツイートをしましてね。 言葉の暴力にやられてしまい、もう疲れたよパトラッシュな状態に陥っております。 ツイッターのク◯リプ、あれ私が普通に受けたら即死しちゃうと思うんですが、特別な訓練でも受けているんでしょうか。炎上に耐えてやってる人、とても尊敬します。 ……もう疲れたよパトラッシュ(40秒ぶり2回目)— 小鳥遊 (@nasiken) 2018年2月6日 本当の台詞は、こうらしいんです。なんだか泣けてきますね。 パトラッシュ… 疲れたろ…。僕も疲れたんだ。 なんだかとても眠いんだ。 パトラッシュ・・・。 この日、息を吐くように、心にグサリとくることを言ってくる人がいまして、その人の集中砲火を浴びてしまったのです。 そういえば自分は打たれ弱いんだった! 久しぶりに受ける、面と向かっての射撃は、私にとっては強烈でした。これが相手が間違っているとか、どうでも
こんな記事を読みました。 blog.tinect.jp 記事中、何とも身につまされる内容がありました。 あるとき、上司から「船会社への早出料、滞船料の精算は終わっているな?」と聞かれました。 本当は数カ月もほったらかしで手をつけていなかったのですが、叱られたくなかったので、とっさに「終わっています」といってしまった。 いった瞬間、「しまった」と思ったのですが、後の祭りです。 ところが、何日も徹夜で慌ててつくった請求書を送った後、船会社のうち、何社かが倒産しそうだという噂が聞こえてきました。 請求した金が振り込まれなければ、会社にとっては大損害です。本当に金が振り込まれるのか、気が気でなりませんでした。 いつも暗澹とした気分となり、酒を飲んでも美味しくない。幸いにも、倒産の噂があった会社は別の会社に吸収合併され、請求金額も無事振り込まれました。 とっても分かります。上司からの確認に対して、つ
部屋中が乱雑な人と、きちんと整理整頓された部屋に住む人のイメージ、例えば前者は芸術家肌の人であり、後者は事務仕事をキチッとする会社員、みたいなものはごく一般的なものだと思います。 しかし、この共通認識は「なんとなく本当」と信じ込んでいやいないかと疑っても良いと思います。 「創造性を発揮するのときちんと整理するのは両立しえる」と言われたらどうでしょうか。 「いやいや、キチンと整頓されたアトリエにいる画家とか、ちょっとイメージと違う」とか思ってしまいますね。 そもそも、創造性だけ抜きん出ている人は才能以外の部分は全然できていないというエピソードはとても目立ちます。 しかし、それは才能が抜きん出ているから整理整頓の部分を誰かがフォローしていたり、あるいはしょうがなく許されていたりするからであって、クリエイティビティに富んだ人は整理整頓はできていてはならぬという決まりがあるわけではありません。 整
昨日、こちらのイベントに参加しました。 cybozushiki-meetup5.qloba.com 「サイボウズ式編集部」の編集長藤村さん、明石さん、「灯台もと暮らし」の鳥井さん、伊佐さん、くいしんさんが登壇者となって、"ぼくたちはなぜ「常識」にとらわれて働いてしまうんだろう?"というテーマでトークを展開されました。 「場所」「複業」「発信(個人の力)」という3つのテーマで、(登壇者が最も積極的に)お酒を飲みながら和気あいあいと進行。 個人的には、今の「リモートワーク万歳」「自由気ままな仕事のやり方って素敵」という風潮に釘を刺した伊佐さんの「フルリモート(ワーク)は不幸」という発言はとても刺さりました。 伊佐さん、世界を旅行しながら書き物をして「灯台もと暮らし」でコンテンツを発信していらっしゃいます。そんな働き方をされている方が言うと重みがありますね。 あとは「会社員が個人の力を持つには」
「頭の片隅に置いといて」という台詞は成立しないと思っています。頭の片隅とはどこにあるのか。少なくとも、記憶をチョイ置きできて、しかも必要なときに持ち出せる便利な「頭の片隅」とやらは、私は持ち合わせていません。 自分が今やっていることに100パーセントのエネルギーを傾けるためには、それ以外のやりかけの仕事を意識的に処理してこくことが大切なのではないだろうか?それがある限り、今集中してやろうとしていることになんらかの影響を与えるからだ(しかもあまり良くない影響だ)。 他のことは頭の片隅にでもとりあえず置いておけばいいじゃないか、という人もいる。しかし、頭の片隅とはどういうところだろうか。そもそも頭の中は柵のようなもので区切ることができるものだろうか。その柵を越えて、今考えていること(そして集中すべきこと)に悪い影響を与える可能性はないのだろうか。 (デビッド・アレン「ストレスフリーの仕事術 仕
昨年9月、試験的に以下のイベントを行いました。 www.kokuchpro.com 一昨年の9月から、ひらめきメモのF太さん(@fta7)と共に定期的に開催している「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」の次という位置付けのイベントです(以下、「本編」「実践編」と書き分けます)。 本編でタスクマネジメントに興味を持っていただいた方々のために、「では、どのようにタスクマネジメントをやっていったら良いか」を一緒に考えるイベントがこの実践編でした。実践編は、タスク管理(=タスクマネジメント)の様々な方法論について知識を持ち、ご自分でも実践されているひばちさん(@Evaccaneer )を講師に、タスクマネジメントの金字塔である”GTD"の基本を解説しました。 twitter.com 今回の実践編は、2月17日の開催を予定しています。内容としては、ツールを提示しつつGTDをがっ
孫正義さんの名言「髪の毛が後退しているのではない、私が前進しているのである」という、ユーモアを効かせた前向きなツイートはあまりにも有名です。 なぜ有名になったのか。それは「自分を環境に適応させる」という基本姿勢が我々一般に染みついているからだと思います。その逆、「環境を自分に適応させる」という考え方は、なかなか出てきませんね。それどころか、自分勝手だという印象を持ちかねません。孫さんの言葉がユーモアの一種だと受け取られることが、その証でしょう。 すべてのプロジェクト、何十とある個人的なメモ書き、長期的な目標の数々、__何もかも書いておくことが重要だ。しかしこれらには自動操縦機能がついているわけではないので、放っておいてもしかるべき場所に収まることはない。だから、これらが習慣的に目に触れざるを得ない状態にしてやらなくてはいけない。(デビッド・アレン「ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコント
タスク管理はとにかく「記憶」を信用しません。記憶は、忘れたり、いったん覚えてもその内容が変化することがあるからです。言った言わない問題が発生するのは記憶を基に話を進めるからなので、記憶ではなく記録を基に話を進めれば、言った言わない問題は発生しません。 また、仕事のことを思い出そうとすると、記憶は要らない周辺情報までくっついてくる傾向があります。「田中さんに画像データの作成を依頼しなきゃいけないんだった」と思い出してタスクが発生したとします。「あ、そういえば……データの作成といえば鈴木さんからさっき頼まれた売上の部門別集計データ、どうしようか......」と、余計なことに思考がとらわれてしまったりします。 記憶というものは、保存したものを、最新(時間的に)かつ最も目立つ(感情的に)という基準で取り出す傾向がある。これはどう考えても効果的なファイル検索システムだとはいえない。 (中略)仕事の全
スマートフォンでもパソコンでも、場所を選ばずに使えるタスク管理ツール「タスクペディア」を開発中の私ですが、もちろん私も使用しております。「タスクペディア」の元となったExcel版のタスク管理ツールはそのまま会社で使っていました。日常タスクはタスクペディアにガンガン入れています。今後はタスクペディアに移行する予定です。 ※当方というピンク色のマークが「自分がボールを持っている」(当方ボール持ち)という印です。 タスクペディアのシステムはタスク管理手法”GTD”を基に作られています。GTDで要請されている5つのフローの1つ「整理」を具体化したタスクペディアの機能として、そのタスクのボールの所在を明らかにするというものがあります。「誰がそのタスクの進行を止めているか」「誰がそのタスクのボールを持っているか」という概念です。日常タスクだと、ほぼすべてが自分ボール持ちになってしまうという話は以前から
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