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ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)x ZORN対談『BOSSみたいになりてぇ、でも憧れてるだけじゃダメだって』(ZORN) 台風直撃という最悪のコンディションの中、日比谷野外大音楽堂で開催された結成20周年ライブを見事乗り越えた、言わずと知れた孤高のラッパーILL-BOSSTINO(以下BOSS)と、家業であるコーキング業の仕事を昼は続けながら日常を歌うことで新たなスタイルを切り開き、今や幅広い層から絶大な支持を得るまでになったZORN。 ZORNがTHA BLUE HERBの音に出会い大きな影響を受けたというラップを始めた頃から約15年の時を経て、シーンきってのライブ巧者として知られる両者が、彼らの大一番を収録したDVDの発売をきっかけに実現した実質上のファースト・トーク。 ※3月19日(月)に実現した本対談。録音状況の不備により、このタイミングでの公開となった。 -
KOJOEがOlive OilやAaron Choulaiとのジョイント作を経て、実に4年半ぶりとなるソロ名義のオリジナルアルバム『here』をJazzy Sport / P-VINE,INCからリリースした。 すでに各所で話題になっているが、本作はKOJOEの半生がそのまま投影されたような、素晴らしい内容に仕上がっている。今回のインタビューでは、『here』が完成に至るまでの背景を聞いた。 ■俺がエクスタシーを感じる曲ではなく、リスナーがブチ上がる曲を作ろうーーアルバム『here』をJazzy Sportからリリースすることになった経緯を教えてください。 5lackと一緒に動いているマサトくんがJazzy Sportの人なんですよ。俺は5lackと仲が良いこともあって、去年くらいからマサトくんにリリースのことでいろいろ相談するようになりました。 ーーなるほど。それでアルバムリリースという
Lick-Gの最新アルバム「Trainspotting」が好評だ。よく言われるのは「圧倒的なラップスキル」云々かんぬん。実際ちょっと聴けば、ヒップホップのことをよく知らない人でも彼のラップがすごいのはわかるはず。なので、今回はLick-Gのラップのどこがどうすごいのかを具体的に解説してみよう。 「Trainspotting」では現行USヒップホップのトレンドになっているトラップが全面的に導入されている。トラップは皆さんが普通に想像するヒップホップよりも遅いビートを使っているのが特徴だ。もともとはアメリカ南部のヒップホップ、サウスが発展したもの。90年代〜00年代初期のいわゆる王道なNYヒップホップがBPM90だとしたら、トラップは60くらい。BPM60で普通にビートを作ると遅すぎて間延びしてしまうので、ハイハットをキックの倍のBPM120にしたりと工夫して曲に抑揚をつけている。アメリカ南部
ヒップホップで黒人は差別について歌う。だがヒップホップにおいては黒人がマジョリティであることは言うまでもない。Netflixのドキュメンタリー「バッド・ラップ」は、そんなアメリカのヒップホップシーンで活動する韓国系アメリカ人のラッパーに密着したドキュメントだ。 この作品に登場するのは、ダムファウンデッド(Dumbfoundead)、オークワフィナ(AWKWAFINA)、リリックス、レクスティジーという4人のラッパーたち。ヘッズならばKOHHと共演したダムファウンデッドの名前は知っているかもしれない。 Jessi‚ Microdot‚ Dumbfoundead‚ Lyricks - K.B.B (가위바위보) MV ダムファウンデッドはドキュメンタリーの女性インタビュアーに「君はアジア人じゃないけど、テレビに出てるアジア系アメリカ人でフ××クしたいと思う奴はいる?」と質問するシーンがある。イ
ABEMA HIPHOP TIMES 「ABEMA HIPHOP TIMES(アベマ ヒップホップ タイムズ)」はHIPHOP専門の情報サイトです。AbemaTVの番組を中心に、著名人コラムやインタビューなど、選りすぐりのHIPHOP情報をお届けします。 元NMB48の“りりぽん”こと須藤凛々花は、本格的なヒップホップヘッズということをご存じだろうか? 衝撃的な結婚宣言で国民的アイドルグループを脱退したりりぽんだが、実はアイドル時代からヒップホップ愛はあふれ出ていたのだった。 AbemaTVの麻雀番組に出演するりりぽんにインタビューを敢行。アイドルを卒業してリミッター解除されたりりぽんは、ヒップホップシーンの救世主になるに違いない! ■漢さんと会えて「アイドルになって良かった!」って思いました ―我々、失礼ながら須藤さんのアイドル時代はあまり存じておりませんで……。 須藤:ですよね~(笑)
職業柄これまでに数多くのラッパーたちの曲を聴いてきたが、天才と呼べる人間は、ほんの一握りだ。2000年代中盤にSEEDAと共にSCARSのエースとしてシーンの勢力図を塗り替えたBESは紛れもなくその言葉が相応しい数少ない表現者だった。 しかし、天才というのは時として、運命そして自らに翻弄される。ドラッグの悪魔に取り憑かれコントロールを失ったこの男は、一度ならず二度目の逮捕で長い時間を塀の中で過ごすことになった。 それから2年以上の時が経った2016年。 春の訪れと共に釈放されたBESは、これまでの既発曲とエクスクルーシブを織り交ぜた、名刺代わりとも受け取れるミックス『BES ILL LOUNGE 2』を持って再びシーンに戻ってきた。しかし、塀の中にいる間に名前すら知らない人もいるほど、シーンの状況は一変した。その中で果たしてBESは、Re:Re:Rebuildできるのだろうか? インタビュ
ゆるふわギャング、デビュー・アルバム『MARS ICE HOUSE』を引っさげての初ワンマン・ライヴが行われた。ステージ後方のブース内にバックDJのWardaaが登場し、Sophieeの声によるリマーカブルな<ゆるふわボイス・タグ>が流れた直後、「Go! Outside」でステージが開幕。 文字どおり元気よく飛び出してきた二人は、客席後方からでも分かるほどに余裕と自信を保っているように見えた。スクリーンに映し出された映像も相まって、まるでステージの上は二人のワンダーランドのような雰囲気。冒頭に続いてパフォームされた「パイレーツ」で歌われる<We’re Pirates 奪いに来た>というリリック通り、瞬時に観客の心を奪って行き、続く「Sad But Good」ではオーディエンスの合唱もバッチリで、特に、キワどい歌詞も一緒に合唱する様子は本当に痛快! そして、アルバムの中でも最もドープな一曲「
ABEMA HIPHOP TIMES 「ABEMA HIPHOP TIMES(アベマ ヒップホップ タイムズ)」はHIPHOP専門の情報サイトです。AbemaTVの番組を中心に、著名人コラムやインタビューなど、選りすぐりのHIPHOP情報をお届けします。 これまでに見てきた数多の奴らとは明らかに違う、別次元のスペックを搭載したグループ、Fla$hBacksのフロントマンとして。そして今は亡きヒップホップ界のレジェンド、D.LことDEV LARGEに「10年に一度の1枚」と言わせた1stソロアルバム『THE SEASON』。 この今もクラシックとして語り継がれる2枚のアルバムを生み出したことで、シーンの期待を一身に背負うこととなったFEBBだったが、『THE SEASON』リリース後の2015年に体調を崩してからは、Fla$hBacksの他の2人の活発な動きとは対照的にその活動は縮小している
21日に放送された「漢たちとおさんぽ」(FRESH! by CyberAgent)、ゲストはミュージシャン&文筆家の菊地成孔。16年間歌舞伎町に暮らしていた彼は、自身のラジオ番組「菊地成孔の粋な夜電波」で、漢 a.k.a. GAMIの自伝「ヒップホップ・ドリーム」を絶賛しており、それを知った漢が菊地に出演をオファーしたという。 現在、JAZZ DOMMUNISTERSというグループでラッパーとしても活躍している菊地成孔。漢はジャズミュージシャンの菊地がなぜ日本語ラップに関わりを持ったのかが気になったようだ。菊地はもともとヒップホップをリアルタイムで聴いており、日本のヒップホップ黎明期もクラブで体験していたという。自身がヒップホップと関わりを持つようになったのは、SIMI LABがシーンに登場してから。菊地がSIMI LABに衝撃を受け、アルバムへの参加をオファーした。 DJ BAKUはSI
【神回再び】ラスボス般若、魂のパンチライン「俺は死んでもラップをする。骸骨になっても」「俺は自分のガキに夢見させてんだよ」 Zeebra、DOTAMAも涙する史上最高のラストへ 怒涛の快進撃を続けるNAIKA MC/TKda黒ぶち/崇薫の3人で構成されるチーム:パンチラインフェチズ。初登場となった先々週放送分では1stバトルで漢 a.k.a GAMI/サイプレス上野組、2ndバトルで隠れモンスター:FORKを撃破し、先週放送分の3rdバトルではT-PABLOW/DOTAMA/CHICO CARLITOを、4thバトルでR-指定を打ち破り、今回の放送でラスボス:般若との一戦を迎える。 これまでの出陣と同じように、上裸にハーフのファイター・パンツというファイティング・スタイルで登場した般若。チャレンジャーとして彼に挑むのはチーム・リーダーであるNAIKA MC。 1stラウンドのビートにはライ
ABEMA HIPHOP TIMES 「ABEMA HIPHOP TIMES(アベマ ヒップホップ タイムズ)」はHIPHOP専門の情報サイトです。AbemaTVの番組を中心に、著名人コラムやインタビューなど、選りすぐりのHIPHOP情報をお届けします。 ■今更聞けないヒップホップ基礎知識編「ヒップホップゲームって何?」――先日登場してくれた編集Yくんとトラップについて話してたんですよ。彼に「トラップって、なんでみんな似たようなラップをするの?」って質問したんです。僕はけっこうトラック重視でヒップホップを聴いてた部分もあったし、英語がわからないから文章的な面白さも理解できない。そしたらYくんは「トラップってみんなあえて同じフロウを使って、その中で自分がいかにヤバイことをできるか競い合う音楽なんですよ」って教えてくれて。 Mummy-D なるほど。 ――ヒップホップゲーム=コンペティション(
17歳のラッパー・Lick-Gが1stミニアルバム『Trainspotting』を完成させた。クオリティには徹底的にこだわりつつも、あくまで自分の好きなことだけを詰め込んだという本作。USヒップホップでトレンドになっているフロウ(ラップの歌い方)が早くも取り入れられている。日本語では乗りづらいと言われているビートに対してLick-Gが出した回答とは? 「高校生RAP選手権」から頭角を現した新世代のラッパーに、アルバムの話を訊いた。 ーー「Trainspotting」というアルバムタイトルはどういう意味なんですか? Lick-G:「道を外れてしまった」みたいな意味ですね。あと自分はイギリス人とのハーフなので、ルーツをタイトルに盛り込みたかった。映画「トレインスポッティング」とのダブルミーニングですね。ネットで検索したんですけど、海外のラッパーも「Trainspotting」というタイトルのア
ーー今回のアルバムにはいろんなフロウがありますね。 Lick-G:……だって16小節もあるんですよ。なのに、ずっと同じフロウでやるのはもったいないじゃないですか。僕はフロウを2小節ごとに必ず変えたい。そうじゃないと気持ちの収まりがつきませんね(笑)。 ーーLick-Gさんのフロウは今のUSヒップホップに強く影響を受けているけど、オートチューンの曲はないんですね。 Lick-G:「Hollyview」でちょっと使ってますけどね。でも個人的にオートチューンをモロに使った曲があまり好みじゃないんですよ。ウィズ・カリファとかも好きだけど、そんなにオートチューンのイメージないし。 ーー最近はどんなの聴いてるんですか? Lick-G:ロジック、ブラック(6lack)、ラス、ウィット・ローリーとかですかね。挙げていくとキリがないんだけど、どちらかと言うとスキルフル系が多いかも。スキルを使ってガツガツ乗っ
東海シーンの精鋭が集まるクルーRC SLUM/SLUM RCの一翼を担い、近年はそちらのリリースでも大いに注目を集めるほか、DJ RYOWやtha BOSS(THA BLUE HERB)、仙人掌のアルバムに客演を果たすなど活動が続くYUKSTA-ILLが、ソロとしては約5年ぶりのセカンドフル「NEO TOKAI ON THE LINE」を完成させた。ISSUGIや仙人掌、MASS-HOLEら同い歳のMC達で結成した1982sの動きも期待される彼に、これまでの歩み含め聞いた。 ――かつてアメリカに住んでいた経験があるそうで。 YUKSTA-ILL:高校時代から6年ぐらい。ペンシルベニア州に住んでたんですけど、ニューヨークも近かったです。 ――日本のヒップホップとの出会いもその頃で、初めて聴いたアルバムはZeebraさんの「THE RHYME ANIMAL」だったとか。 YUKSTA-ILL:
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