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長くブログをやっていると、たまに有益で面白いコメントを頂けて本当にありがたい。 何年も前に書いた記事にも、先日(半年ぐらい前の先日)、大変興味深いコメントを頂いた。 まず記事は以下のもの。 アムロはシャアを、いつニュータイプだと認識したのか?<TV版『機動戦士ガンダム』での相互不理解と「貧しい愛」> https://highlandview.blog.fc2.com/blog-entry-247.html 「シャアってニュータイプなの?」という、友人の素朴な疑問を発端に、タイトル通り「アムロがどのタイミングで、シャアをニュータイプとして認識したのか?」を検証した記事です。 そしてこの記事に頂いたコメント。全文を以下に引用します。 キシリア撃つ前の妹への 「ザビ家の人間はやはり許せないとわかった」 という”お前ついさっきまでと違うこといきなり言ってるの?何?”感ある台詞がなくなって 劇場版で
なぜか今、特に脈略もなくゲーム『ドラゴンクエスト』の話。 『ドラゴンクエスト』公式サイトへ 私は初代『ドラゴンクエスト』をリアルタイムで体験した世代だが、シリーズとしては6までしかプレイしていない(つまりSFCまで)。 「RPG」という言葉や存在を知ったのは恐らく本や雑誌(ベーマガとか)で、それは『ドラゴンクエスト』より少し前のことだと思うが、実際に自分で購入しクリアまでした最初のRPGは『ドラゴンクエスト』のはず。 そんな私がこれからする話は、当然ながら今更ゲームシステムや物語の考察でもなく、作品レビューでもなく、『ドラゴンクエスト』にまつわるいくつかの思い出話になる。 無知な素人が例えば、ゲームの歴史とか革命とか、やたら大きなものを語っても意味のあるものにはならないだろう。 ということで要するに“『ドラゴンクエスト』思い出語り”をするわけだが、個人が今更『ドラゴンクエスト』の話をWeb
いきなりだが、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の話をしよう。 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [Blu-ray]posted with カエレバAmazon.co.jpで詳細を見る 劇中、ネオ・ジオン総帥となったシャア・アズナブルと、その部下にして恋人ナナイ・ミゲルが、シャアの私邸?で会話するシーンにこんなやりとりがある。 ナナイ「クェス、よろしいんですね?」 シャア「あれ以上の強化は、必要ないと思うが?」 ナナイ「はい。あの子はサイコフレームを使わなくとも、ファンネルをコントロールできるニュータイプです」 シャア「そうだろうな」 このすれ違い! このすれ違い会話がいつ見てもたまらない。 ナナイの質問は明らかに複数の意味を込めている。 だから、シャアの回答でも間違いではない。 間違いではないが、コミュニケーションとしては完全にすれ違っている。 はたしてナナイは何を確認したかったのか?
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のTV放送がスタートしました。 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』公式サイト 私はプロローグを含め、まだ全く見ていない(録画はしている)が、主人公機にファンネルが搭載されているそうで。恐らくそれを契機に、Twitterでファンネルの話が色々出ており、それに刺激を受けて、自分でもツイートしたし、こうして記事に仕立てることにもしました。 前述のように水曜日の魔女たち(金妻みたいにいうな)こと『水星の魔女』は見ていないので、同作品でのファンネルについての話はできないのでしません。 私にできる話ということで、『機動戦士ガンダム』から『Zガンダム』『ガンダムZZ』、そして映画『逆襲のシャア』までの限定的な話に留めておきます。 さらにいえば「ファンネル」話の総論的なものは、あでのいさん(@adenoi_today)が、すでに記事をまとめておられます。ファンネルの基本と網羅
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』を見てきました。 前記事『シン・ウルトラマン』同様、Twitterでの感想ツイートをベースに、簡単に記事にまとめておくことにします。 映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』公式サイト 私はもちろんドラゴンボールのマンガを読み、TVアニメを見てきましたが、劇場でドラゴンボール映画をこれまで見たことがありませんでした。TVで放送してるドラゴンボール映画も部分的に見たものはあっても、頭から最後まで見たものはひとつもありません。 それなのに今回はなぜ?と言えば、TwitterのTLで信用している人たちが『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』を楽しそうに話していたのがひとつ。そこで、ピッコロと孫悟飯が中心になっていることを知って興味をもったのがひとつ。 あとひとつは、最寄りの映画館でチケット買う寸前まで『ソー:ラブ&サンダー』とどちらにするか迷いつつ、窓
※「え? 父の日……?」と戸惑いの諸兄へ 本記事は父の日(6/20)用に準備していたものだが、諸事情により遅れに遅れたことを読者諸兄には謝らなければなるまい。ただ「父の日の気分で書いたんだな。そのつもりで読むか」程度のことは、当ブログの読者であれば可能であろうし頼まれなくてもやって頂きたい。 ということで今回の主役はテム・レイですが、その前に私自身の父の話を前座として少しだけ。 私の父は1年半ほど前に自宅で倒れ、小脳梗塞で入院。 一時は、ICUみたいな所に入っていましたが、幸い一命はとりとめ普通の病棟に移りました。 ただ入院初期には、脳の異常がなせるわざなのか、幻覚や奇妙な言動がいくつか見られました。 「気をつけろ! ロシアが俺を拉致しに来るぞ」 「今、筆を持てばダ・ヴィンチを越えるものが描ける」 普段とは明らかに異なるレベルの高い発言に、我々家族はそれを爆笑7、心配2、マジヤバ困惑1、程
『獅子の帰還』は、このBlu-ray BOX初回限定版の特典として、脚本が付属したのが初出らしい。 その後、ドラマCDにもなり、今はマンガ化もされているようだ。 私はいずれも読んでいないが、現在も将来的にも恐らく読みそうにないので、Wikipediaの記述を頼りにすることにしよう。 Wikipedia:「カイ・シデン」には、『獅子の帰還』に登場する彼についてこう書かれている。 連邦から釈放されたリディ・マーセナスに11月12日に接触し、「バナージ・リンクスは生きている」と告げ車に乗せる。情報局の尾行をまくためにハンドルをさばきつつ、ミネバ・ラオ・ザビを戦争の矢面に立たせないために、リディを争いに巻き込まないために、バナージは消えるしかなかったと説明する。バナージの生存を確かめたいと言うリディに対し、命がけの覚悟が必要と諭しつつも、「必要な情報はくれてやる」と告げる。なぜ自分にそこまでしてく
現在上映中の映画『レディ・プレイヤー1』。 『機動戦士ガンダム』からRX-78、主役ロボットであるガンダムが登場するということで公開前から話題になりました。 このガンダム登場シーン。 初代ガンダムが、後のシリーズ作品である『ガンダムZZ』の主役機ZZガンダムの決めポースをするということで、Twitterなどで違和感の表明や批判なども見かけました。 また、これに対する批判として、制作側のコメントを引用したり、(何らかの)愛はあるのだ、というような弁護も見受けられました。 私はこの予告編を見た時に、ZZポーズがどうこう以前に、物語の設定上のこともあるだろうけど、ガンダムへ「変身」することにアメリカっぽさを感じました。自分自身がガンダムになる。俺がガンダムだ。 日本で同じようなシーン(ガンダムで戦う妄想の具現化)がつくられるとしたら、恐らく白いノーマルスーツを着て、コクピット内で後ろから照準をぐ
主人公がめぐみんだった。(声:高橋李依) 第1話は、恐らく原作小説(未読)をむちゃくちゃ端折ってると思うけど、アニメだとそれぐらいでちょうどいい。これは小説が冗長というわけではなく、メディアごとの特性と、そこで求められるものの違いということだろう。 あと主人公がめぐみんだった。 作品内容は、ロボットアニメオタクが、巨大ロボットが実在する異世界に転生して、好き邦題しながら活躍する、といったもの。 「『聖戦士ダンバイン』のショット・ウェポンが主人公」と説明している人もいましたが、『ナイツ&マジック』はすでにロボットが存在している世界であり、むしろ主人公のメタさと見目麗しさと合わせて、転生レディオス・ソープという方が実状に近いかな。(あくまでもMHマイスターとしてのソープね) 舞台となる異世界に「ロボット」というものがすでに存在しているかどうか、というのはかなり大きな違いといえます。 『ナイツ&
岬は、父子家庭であり、放浪画家の父との転校続きの少年時代と、経済的にも豊かには見えない生活からすると、苦労人の日向(南米)グループと言えるでしょう。 しかし岬は自らの境遇を悲しむことなく、抜群のサッカーセンスと人当たりの良さでグループを横断して、どこでも友人を作りサッカーが出来るキャラクターとなっています。 本稿の文脈で岬太郎を例えるなら、彼は「移民系のサッカー選手」ということになるでしょう。 自分のルーツとは関係なく、今いる場所でどこでもサッカーによってつながることが出来る選手。 例えば、岬と縁が深いフランスでいえば、ジネディーヌ・ジダンがアルジェリアにルーツを持つ移民出身でありながら、フランス代表で活躍をしたのが有名ですね。 こうした選手は数多く、岬=移民系サッカー選手という見立てもまた、サッカーでの現実とシンクロするものになっています。 主人公らしくヨーロッパと南米のハイブリッド的な
『∀ガンダム』は現在、AmazonプライムビデオにてTV版、劇場版ともに絶賛配信中。 風は映像を運べない。運んでくれるのはそう、Amazonプライム。 今なら、たったの年 3,900 円(税込) などと宣伝にいそしむ今日この頃ですが、バナーの「ガンダム作品続々追加」にウソは無いとはいえ、視聴数があまりに多いものはさくっと見放題からはずれる印象です。 『機動戦士ガンダム』『機動戦士Zガンダム』のように『∀ガンダム』も、いつ見放題のラインナップからはずれるか予断を許しません。 ということで、いくつか考えていた記事候補は一旦保留して、今回は『∀ガンダム』ネタを優先してお届けすることに致しました。 「大丈夫、大丈夫。どうぜ『∀ガンダム』は見放題からはずれるほど見られてないよ」などという方には、罰として「アニス・ファームの会」に参加してもらいます。え?ご褒美なのでは?と思った大きなお友だちの諸君。内
バトル(スポーツ)物の作品には、特に長編連載になれば、さまざまなキャラクターが登場します。 その多彩なキャラクターが織りなす数々の名勝負が、こうしたジャンルの魅力となるわけですが、とりわけ私は、登場人物間のパワーバランスや、高位キャラクターの「格」を落とさない表現について強い関心があります。 その物語世界で誰が強いのか? 誰かと誰かを比べたときに、どちらが上なのか? 勝敗が発生したときに、その理由をどう表現するのか? こうした処理が巧みな作品が、個人的には好みです。 具体的な一例を出した方が、分かりやすいですね。 例えば「誰かと誰かを比べた時にどちらが上か?」「高位キャラクターの強さ(格)とは?」という意味で、私が聞いたことがあるのは、バスケットマンガの金字塔『スラムダンク』のこんな話。 海南大附属の王者・牧紳一は本当にすごいのか問題
「永遠のフォウ」は耐えられるが、「ロザミアの中で」は耐えられない。 これは私が『機動戦士Zガンダム』を見て以来、長年思っていることであり、ブログやTwitterなどでも何度か書いていることでもあります。 「永遠のフォウ」とは、『機動戦士Zガンダム』第36話のサブタイトル。 この回で、ティターンズの強化人間であるフォウ・ムラサメという少女が、敵である主人公カミーユ・ビダンをかばって戦死します。 これ以前のニューホンコン編においてカミーユとフォウは出会い、彼にとって特別な女の子となりました。 彼に与えた影響の大きさを考えるならば、この作品のメインヒロインと言っても過言ではないでしょう。 もう一方の「ロザミアの中で」も、同じく第48話のサブタイトル。 この回では、ティターンズの強化人間であるロザミア・バダムという少女が、命を落とします。 ただし、フォウとは違い、カミーユ自身の手によってそれはなさ
ゆうきまさみ著、マンガ版『機動警察パトレイバー』についての複数の文章を書く、というシリーズ企画の目次ページです。 この企画は、Twitterでのマンガ版『機動警察パトレイバー』語りがベースになっています。 執筆者は現在のところ、以下の2名です。 執筆者: psb1981さん ( @takepon1979 ) ブログ: カテジナ日記 ( http://tentative-psb1981.hatenablog.com/ ) 執筆者: highlandview ( @highland_view ) ブログ: HIGHLAND VIEW 【ハイランドビュー】 ( http://highlandview.blog17.fc2.com/ ) 「泉野明」「企画七課」「イングラム」など、作品キーワードに対して文章を書き連ねていき、その集合によって、マンガ版『機動警察パトレイバー』とは何かについて語れたら良
2016年はのちに「VR元年」と呼ばれる年になるのでしょうか。 VR(仮想現実)自体は以前から言葉はよく聞いていましたが、今年は「PlayStation VR」(PSVR)の発売などもあって、話題にのぼることが多かったように思います。 私はまだ仮想じゃない方のリアルガチな現実で四苦八苦しているだけですが。
友人は、ガンダムシリーズに全く詳しくない。 基本的に『機動戦士ガンダム』(ファースト)しか見ていないはずだし、それすら全話見ているかどうか。 彼が『Zガンダム』以降も見ていれば、「シャアか。そうだなあ……なりそこない王子かな」「だよねー」ぐらいで、笑いながら軽く終われるかもしれない。 (と、いうよりファーストより先を見ていれば、この質問をすること自体無いかもしれないが) しかし『ガンダム』に詳しくないからこそ発せられた、「シャアって、ニュータイプなの?」という素朴な疑問に、私はどう答えようかと、ちょっと考えてしまいました。 「なぜ迷う? 考えるまでもなく答えは明らかでしょう?」……と、そう思いますか? では、あなたなら、『ガンダム』をよく知らない人に対して、この質問にどう答えますか? 「シャアはニュータイプか?」その時の答え では、質問されたその場その時の私はどう答えたか。 少し考えた上で
この世に生を受けて以来、富野アニメで産湯をつかい、アニメーションを見続けること幾星霜。 老いさらばえた現在ではさすがに視聴本数はかなり抑えているけれど、それでもハードディスクレコーダーに録画されてる作品の視聴が追いつかない。 それらは再生ボタンが押されないまま、地表の空気に触れることなく眠り続ける化石のように、クールごとに地層として折り重なっていく。 ということで、地層と化した録画を消化すべく、先日『この素晴らしい世界に祝福を!』全話を見ました。 2016年1月~3月放送の作品なので、地層としてはかなり新しい。 もちろんもっと下の地層に、カンブリア、オルドビス、シルル、デボン紀などの「HDの中の古生代」と呼ばれる録画もあるのですが、この作品を見るのを決めた理由は、1クール全10話しかなかったこと。 見やすい。 小説原作の作品ですが、私は小説はまったく読んでいません。 いわゆる異世界転生(転
そして次回となる第20話「灼熱の脱出」では、今度はカミーユに時間制限が付きます。 アーガマが衛星軌道上に、コースを固定できるのは、24時間のみ。 この好機に何としても宇宙へ帰らなければなりませんが、フォウの協力により、スードリのブースターを奪うことでカミーユは無事に宇宙へ戻ることができました。 (この場面で流れるのが挿入歌「銀色ドレス」) この回のカミーユはいわば、ブースターの馬車に乗り、宇宙へ帰るシンデレラ。 つまりシンデレラ・カミーユになっています。 宇宙に戻ってきたあとで、エマに「地球で恋をして来たんでしょ? 」と指摘されたように、地球に忘れ物をしてきたというのもシンデレラですね。 それぞれがシンデレラを演じた第19話「シンデレラ・フォウ」と第20話「灼熱の脱出」は、こうして対になっており、おとぎ話と同じく束の間の出会いと別れが、カミーユ、フォウの両面から描かれています。 であるなら
物語の最後で、∀ガンダムはターンXと相討ちのような形となり、繭玉のようなものに包まれて眠りにつきました。 『∀ガンダム』において「繭」と「蝶」といえば、これを最初にイメージする方も多いでしょう。 では、これこそが「月の繭」の正体なのでしょうか? ディアナは月の女神 本編に登場しているわけですから、それらがもちろん「蝶」と「繭」であることには間違いありません。 ただ、ここでは他の可能性も考えてみましょう。 そのヒント。歌詞の中の「あなたの森」について、kaito2198さんはこう書いていらっしゃいます。 「あなたの森」というのは、『∀ガンダム』のモチーフの一つでもあった「金枝篇」で取り上げられた「ディアナの森」のことだろう。神話においてディアナは月の女神である同時に森を司る女神でもある ディアナは月の女神であり、月の象徴でもあります。 それでは月=ディアナとして、曲名の「月の繭」を「ディアナ
前回記事では、映画『バケモノの子』の感想をお送りしました。 子育て西遊記 in ケモ街diary <映画『バケモノの子』と中島敦『わが西遊記』> http://highlandview.blog17.fc2.com/blog-entry-237.html 作品のモチーフのひとつである『西遊記』を中心にした話をして、最後に、長年見たかったものを私に見せてくれて、細田監督ありがとう、と感謝の意を表しました。大変きれいな記事でございました。 今回は細田映画の風物詩「モヤモヤ」を中心に、鑑賞後に物語について色々考えたことをメモしてみます。 あのですね。はっきりいって呆れるほど長いですよ。自分でも呆れますから。 思考のぐるぐるをそのまま書いてますからね。ズバッと一言で切り捨てていけば短く済むでしょうが、思考のはらわたを書くこと、見せることこそ、この記事の本質ですから、どうしても長くなります。申し訳な
さる情報筋により、グレートメカニックG 2015SUMMERに「富野由悠季 G-レコを語る!」と題した、興味深いインタビューが掲載されたとの知らせを受け、我々取材班は急遽、南米アマゾンへと飛んだ。(Amazon.co.jpで購入した、の文学的表現) インタビューの内容は確かに刺激的で面白いものでしたので、今回は『パトレイバー』シリーズ記事を1回お休みし、緊急特別企画「富野由悠季 1万字インタビュー紹介 そして『G-レコ』ラストの先に見た幻影」をお送り致します。 今回参照するテキストはこちら。 私は今までグレートなメカニックには縁が無かったので、初めて購入しました。 何もない宇宙空間に、フィールド(舞台)をつくる では早速インタビューを見ていきましょう。まずは『Gのレコンギスタ』の舞台づくりのお話から。 ――さて、今回の『G・レコ』の世界は、キャピタル・タワー、トワサンガ、ビーナス・グロゥブ
そんな熊耳 武緒(くまがみ たけお)は、特車二課の学級委員。 このシリーズ定番ですが、まずはWikipediaで基本プロフィールを参照しましょう。 警視庁警備部特科車両二課第二小隊員。二号機バックアップ(指揮担当)(→一号機バックアップ(漫画版))。階級は巡査部長。兵庫県西宮市出身。通称お武さん(おたけさん)。 漫画版では2巻で初登場、進士に代わって二号機バックアップを務めることになった(この事情は漫画版あらすじ参照)。操縦技術に関しては隊内でも1、2を争うほどだが、指揮やバックアップ要員に向かずそもそもフォワードをやる以外に使い道がない太田の存在により、指揮担当となる。 テレビアニメ版では帰国した香貫花の後任として、第26話で初登場。ゆうきまさみによると本来第二小隊の重石になるはずだった香貫花の代わりに急遽用意したキャラで、詳しい設定が固まらない内に登場することになったという。 文武両道
太田功は、野明と共に、第二小隊でイングラム二号機に搭乗する。 物語の中心たる第二小隊において、レイバーに乗って戦うことが出来る数少ない男子。 (この箇所、主語が大きかったので、記事の主眼に合わせて修正しました。唯一の男子、でもいいけれど) 基本プロフィールをいつものごとく、Wikipediaから参照しましょう。 警視庁警備部特科車両二課第二小隊員。二号機フォワード(操縦担当)。階級は巡査。岩手県釜石市出身。よく言えば生真面目で正義感の強い熱血漢、裏を返せば、直情径行で猪突猛進なだけの熱血馬鹿。規律重視で融通が利かない性格ゆえに、自分よりも階級や実力が上の相手にはわりと素直に従う一方、同僚隊員(特に遊馬)と衝突することが多いが、危機には勇んで駆けつけようとする仲間思いな心根にはブレがない。漫画版の初期では、特車2課の隊員の中で唯一「正規の教育を受けた警察官」であるという自負からか、いわゆる「
まずはWikipediaでの登場人物紹介を引用してみましょうか。 警視庁警備部特科車両二課第二小隊員。後方支援担当。階級は巡査。沖縄県石垣島出身。通称「ひろみちゃん」。身長2メートルを超す強面の巨漢で、レイバー操縦技能は持つが、イングラムのコクピットの狭さから搭乗できず、後方支援に回る。なお警察に入った理由は、実家が漁師であるが、本人はとても船に弱い体質であるからである。その体躯ゆえに重火器を任される場合が多い。しかし、その外見に似合わず器用で、世話好きな心優しい男である。また、涙もろく恐がりであり、争い事を好まず、進士と並ぶ第二小隊の良識人である。 Wikipedia:「山崎ひろみ」より 沖縄出身なんですね(知らなかった)。 それ以外はよく知っている、第二小隊の仲間、「ひろみちゃん」です。メインキャストのひとりです。 映像で『パトレイバー』に関わった押井守は、山崎ひろみのことをインタビュ
『機動警察パトレイバー』は、メディアミックスを前提とした企画で、OVA、TVアニメ、劇場版などのアニメーション作品としても展開しており、マンガ版はそのひとつ。 だから原作でもコミカライズでもなく、「マンガ版」である、というのが、この作品の基本情報です。 アニメ『機動警察パトレイバー』は、いわゆる「巨大ロボットアニメ」と呼ばれるジャンルの作品です。 マンガ版は「ロボットアニメ」の世界観をコミックというフォーマットで表現した作品ということになるでしょう。 では連載がスタートした1988年において、その「ロボットアニメ」というものは、どういう存在感だったんでしょうか。 WIkipediaのアニメ年表と、私の子供時代のあやふやな記憶をたよりに、思い出してみましょう。 1988年放送のロボットアニメ Wikipedia:1988年(昭和63年)のTVアニメ作品一覧 これを見る限り、「巨大ロボットアニ
あけましておめでとうございます。 というのも、そろそろ通用しませんが、毎年恒例の当ブログまとめ記事です。 通常年末ですが、今年は大晦日に『Gレコ』記事を投稿したため、やむなく年明けとなりました。 2014年に書いた記事数は、7本。今年もセレクトするような数ではないので、全て紹介します。 記事数は少ないですが全て長文なので、キルタイムな意味でそれなりに読み応えがあると自負しています。 当ブログの記事でキルタイムして、感想をコミュニケーションしてみませんか。(ツッコミ禁止の女王) 2014年 『Gレコ』が始まり、2015年『Gレコ』が終わる 2014年のビッグニュースはなんといっても、富野由悠季監督によるTVアニメーション作品『ガンダム Gのレコンギスタ』がスタートしたことでしょう。 今よ!レコンギスタドール。再征服の狼煙を上げろ<『ガンダム Gのレコンギスタ』放送枠発表などあれこれ> 『Gレ
TVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』も2クールの折り返しを越えた師走の寒い日。 皆様、いかがお過ごしでしょうか? ご無沙汰しております。 私は12/28に開催された、第15話『飛べ!トワサンガへ』が先行上映される新宿ピカデリーの「Gのレコンギスタ スペシャル上映イベント」に参加することもなく、ただ寒さに震えながら、着てももらえぬセーター(この記事の文学的表現)を編んでいます。 『Gレコ』が放送開始をしてからというもの、全くブログを更新しておりませんでした。 ひとつは、プライベートな理由でブログを書くような余裕がなくなってしまったため。 そしてもうひとつは、皆さんがすばらしい『Gレコ』記事を書いているので、すっかり満足したためです。 もうこれは作品ともども、フォアグラのような気持ちでレバーを肥え太らせていこうと思い、ぜいたくなロッシーニ風視聴を続けてきたのです。 その気持ちは今も変わって
"The world around you is not what it seems." (あなたの周りの世界は、見えたままとは限らない) Googleが提供する位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」。 現実世界をゲームフィールドにした、世界規模で行う陣取りゲームです。 私はプレイしてないのですが、話題になっていますね。 ある神秘的なエネルギーがヨーロッパの科学者チームにより発見されました。その力の起源や目的は未知ですが、研究者の中には、この力が我々の思考に影響を及ぼしていると考えている者もいます。我々はそれをコントロールしなければなりません。さもなければ、それは我々をコントロールするでしょう。 「エンライテンド(覚醒者)」はエネルギーが我々に与えるものを受け入れようとしています。 「レジスタンス(抵抗勢力)」は人類に残されたものを守り、保護するために戦っています。 このような設定
男は何かに怯えるように、震えながら全てを語った。 アニメ大好きな大人たちが集まった収容施設「511キンダーハイム」。 そこで少年ヨハン・リーベルトは、大人たち全員が憎しみ殺し合うのを、上から、悠然と、ただ眺めていた。 そのとき彼……ヨハンは、ひとこと、たったひとこと声をかけただけだったんだよ。 ただひとこと「物語の“リアリティ”…って何ですか?」と。 アニメにおける「リアリティ」話は、ゲームにおける「ゲーム性」話と似た危険性を持っています。 すでにある定義を共有している仲間内や、定義が不十分でも文脈理解力のある人(普通程度でOK)との間なら、特に大きな問題は起こらないでしょう。 ただ言葉の意味がとにかく広いので、不特定多数に向けた場合、誤解によるトラブルが発生しやすいのは確かだと思います。 PV20万オーバーの破壊力を見よ!(当ブログは6年で36万PVだヨ!) 力石くん、ここにひとつのまと
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