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大そうじへの備え
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ランキング参加中【公式】2022年開設ブログhaguture.hatenadiary.jp *今回の記事は前回からの続きとなっています。 本来、推理小説や推理ドラマは、 主人公が事件の真相と犯人を特定する構成になっています。 ですが、推理小説や推理ドラマの中には、 事件の真相や犯人を最初から提示する形式があります。 この形式の事を「倒叙ミステリー」と言いますが、 この形式は言い換えると、事件の真相も犯人も読者や視聴者は知っているという【ネタバレ】した状態で始まるミステリーです。 なので、今回は「倒叙ミステリー」について改めて書いてみます。 www.youtube.com アメリカのTVドラマシリーズ「刑事コロンボ」 このドラマは1968年から2003年の期間中に69本制作された【倒叙ミステリー】の代表的な作品です。 さて、このドラマの主人公である「コロンボ警部」ですが、 お世辞にもかっこい
ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 小説家・平岩弓枝さんの書いた中編小説「セイロン亭の謎」 この小説は1994年に中央公論新社から発表された後、 1998年に新潮文庫、2023年には文春文庫から発刊されています。 そして、文春文庫から「セイロン亭の謎」が発刊しなかったら、 自分は「セイロン亭の謎」を購入しなかったと思います。 なので、今回はその事から書いてみます これは去年の夏、自分が本屋に行った時の話になります。 『何か、いい本ないかな~』と、思いながら店内を巡っていたら、 現代小説が置いてある棚に平岩弓枝さんの名前を見つけました。 なので、『平岩弓枝?あの【御宿かわせみ・シリーズ】の?』と、 思いながら棚にあった文庫本を手に取りました。 すると、その文庫本の表紙のイラストが素晴らしかったのです。 セイロン亭の謎 (文春文庫 ひ 1-132) 作者:平岩 弓枝 文藝春秋 Ama
haguture.hatenadiary.jp *今回の記事は前回からの続きになります。 自分は若い時、レンタルビデオ店で色々な映画作品を借りて見ていました。 そして、その中には【前衛映画】や【名作映画】と呼ばれる映画も入っており、自分との相性が良い映画もあれば悪い映画もありました。 なので、【前衛映画】や【名作映画】と呼ばれる映画は他人に勧めにくいのですが、映画という物に興味があるのなら【前衛映画】や【名作映画】を見てもらいたいのです。 そして、【前衛映画】や【名作映画】を見た時、 相性の良い映画に出会えたのなら『どこが良かったのか?』と考えて、 相性の悪い映画に出会った時は『何処が良いのかわからん』とか、 『話自体が意味不明だった』などの理不尽な目に会ってほしいのです。 何故なら、特定のジャンルの映画ばっかり見続けると、そのジャンルにしか反応できない人間になってしまうと自分は思うからで
ランキング参加中雑談 【推理小説家:有栖川有栖が書いた「火村英夫シリーズ」】 このシリーズは、犯罪学者:火村英夫と友人の有栖川有栖が事件を解決するという内容です。 そして、このシリーズは2016年に「臨床犯罪学者:火村英夫の推理」という題名でドラマ化しており、自分は毎週欠かさずに見ていました。 というのも、このドラマは1話完結型で放送時間も1時間だった為、 寝る前にビールを飲みながら見ると丁度いい感じだったからです。 *「臨床犯罪学者:火村英夫の推理」の公式HPより画像引用。 日本テレビが制作した「臨床犯罪学者:火村英夫の推理」は「火村英夫シリーズ」の短編小説を1話完結型のドラマとして制作されています。 ですが、その1話ごとが間接的に繋っている様に話が構成されている為、 ドラマの1話から最終話まで見ると本来は別々の短篇小説なのに、 まるでひとつのドラマみたいに上手くまとめられています。 (
自分は推理小説を読みますが、密室トリックとは相性が良くありません。 その為、密室トリックが登場する小説には感情移入が出来ません。 なので、若い時に読んだ角川文庫版「本陣殺人事件」の印象は、 【「本陣殺人事件」よりも、この文庫本に編集されている「黒猫亭事件」の方が面白い!】と、いうものでした。 そして、それ以来「本陣殺人事件」を読み返してなかったのですが、 最近、何故か読み返したくなったので再読してみると、 自分が見落としていた!というよりも忘れていた設定を見つけました。 なので、今回はその事について書いてみます。 haguture.hatenadiary.jp haguture.hatenadiary.jp *「密室トリック」と「黒猫亭事件」について書いた記事を貼っておきます。 横溝正史の『金田一耕助シリーズ』の1作目「本陣殺人事件」。 この作品のあらすじを簡単に説明すると、人が出入りした
金田一耕助ファイル5 犬神家の一族 (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon 自分は推理小説家:横溝正史の金田一耕助シリーズが好きです。 なので、このブログを始めた頃に『お気に入りの横溝正史の作品』という記事を書いたのですが【犬神家の一族】は入れませんでした。 というのも、犬神家の一族=007という印象が自分にあるからです。 なので今回は、その事について書いてみます。 haguture.hatenadiary.jp *角川映画「犬神家の一族」より。 上の画像は「犬神家の一族」に登場する【犬神佐清(スケキヨ)】の遺体が発見された場面ですが、原作では湖に氷が張っています。 というのも、「犬神家の一族」の舞台は10月~12月の長野県であり、 【スケキヨ殺害】は12月、つまり冬に起きたからです。 そして【スケキヨ殺害】の数日後に事件の最重要人物が雪山に逃亡した為、 警察と金田
*今回の記事も、自分が以前に書いた「怪奇小説と推理小説の違いとは」という記事を再編集した物になります 推理小説を読んだ人ならわかると思いますが、推理小説の主人公は助手的な役割を持った人物とペアになって事件を解決します。 では何故、主人公と助手的な役割を持った人物がペアになるかというと、 それは、推理小説家が自分の書いた小説の展開を読者により効果的に伝える手法のひとつであり、この手法を確立させたのはコナン・ドイルだと自分は思います。 なので今回は、ドイルの『ホームズ・シリーズ』を引き合いに出して、 推理小説の主人公と助手について書いてみます。 シャーロック・ホームズの思い出 (新潮文庫) 作者:コナン・ドイル 新潮社 Amazon まずは、『ホームズ・シリーズ』のホームズとワトソンのやり取りを簡略的に抜粋してみます。 我々が留守の時に訪れた人物が忘れていった1本のパイプ。 そのパイプを手に取
1975年、横溝正史は約10年ぶりに金田一耕助の新作を発表しました。 そして、その新作を執筆中に【金田一耕助シリーズ】を締めくくる為、 横溝正史は以下の様な構想をしています。 先ず『金田一耕助と等々力警部』のコンビで小説を書き、 次に『金田一耕助と磯川警部』のコンビで小説を書く。 そして、最後に『金田一耕助と等々力警部・磯川警部』が登場する小説を書いて【金田一耕助シリーズ】を締めくくるつもりでした。 金田一耕助ファイル19 悪霊島(上) (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon その為、横溝正史は「病院坂の首縊りの家」では等々力警部を登場させ、 1978年から連載が始まった「悪霊島」では磯川警部を登場させました。 なので今回は、横溝正史がどの様な理由で【悪霊島】を構想したのか? と、いう内容で書いてみます。 補足:等々力警部と磯川警部は、金田一耕助の相棒として色々な作
金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)<金田一耕助ファイル> (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon 推理小説家:横溝正史の長編小説「病院坂の首縊りの家」。 この小説が連載された1975年当時、小説には【金田一耕助最後の事件】という副題がついていました。 しかし、作品発表順には1978年から連載が始まった「悪霊島」が金田一耕助最後の事件になります。 なので、今回は「病院坂の首縊りの家」に何故【金田一耕助最後の事件】という副題がついたのか?について書いてみます。 1975年、横溝正史は以前に書いた中編小説を再構成して、 約10年ぶりに金田一耕助の新作「迷路荘の惨劇」を発表します。 そして、その「迷路荘の惨劇」を執筆している時、横溝正史の元に小説の連載依頼が入ります。 しかし、当時73歳を迎えた横溝正史にとって、 小説の連載には体力的な不安がありました。そこで
今月の8日、自分が入会している商工会関連の講習が名古屋でありました。 そして、公共機関を利用して講習会の会場に向かったのですが、 講習が始まる1時間前についてしまいました。 なので、講習会の会場から数分歩いた場所にある【名古屋テレビ塔】付近を散策しながら、時間を潰す事にしました。 【名古屋テレビ塔】は1954年に建設された日本初の「集約電波塔」です。 そして、2019年から大規模な改修工事に入って、2020年からは観光施設として営業を始めました。 元々、自分は名古屋方面に用事がある時、テレビ塔付近を散策する事もあったのですが、改修工事後のテレビ塔に行くのは今回が初めてです。 なので、”どんな感じになったんだろ?”と思いながら散策をしました。 *【名古屋テレビ塔】正面 *久屋大通公園内に【名古屋テレビ塔】は建築されている為、 テレビ塔の改修に伴い公園自体も改修されていました。 *テレビ塔の1
黄金旅程 (集英社文芸単行本) 作者:馳星周 集英社 Amazon 小説家:馳星周(ハセ・セイシュウ)の小説「黄金旅程」。 今回は、この小説について書いてみます。 2000年代初頭の北海道。この小説の主人公である蹄鉄師:平野は競走馬【エゴンウレア】の蹄鉄を依頼されます。 この【エゴンウレア】という馬は、G1などの重賞レースに出走すると、 2着、3着には入賞するが、どうしても勝ちきれない為、 競馬ファンからは”シルバーコレクター”と評されていました。 では何故、【エゴンウレア】はレースで勝ちきれなかったのか? それは、この馬の気性があまりにも激しい為、並みの騎手では上手く調教がつけれなかった為です。しかし、麻薬所持で服役していた平野の幼馴染でもある元一流騎手:和泉が調教に参加する事で【エゴンウレア】を取り巻く人間達のドラマが動き出します。 さて、この小説の感想としては競走馬という存在の負の側
*自分が制作している【祭礼用の額】は、神社で使用されている額(神社名が書かれた額)を参考にして自分なりの作り方で制作した物です。 前回の記事では額に使用する板が歪んでいた為、その板をある程度まで加工する所まで作業を進めました。そして数日放置した結果、板の歪みが無くなったので、今回から額の枠部分の加工に入ります。 haguture.hatenadiary.jp *額に使用する板の歪みについて書いた記事を貼っておきます。 *額枠部分を【両面テープ】で仮止めした状態。 まずは、額本体の板に額枠部分を【両面テープ】で仮止めします。 *枠同士の結合部分(〇で囲んだ部分)は角度32度・切断角度20度で加工した状態。 次に枠板同士の結合部分を【電動ノコギリ】を使用して加工します。 *【電動ノコギリ】を使用した枠板加工が終わった状態。 額の枠板の加工が終わったら、枠板に切断する線を書き写します。 この切断
前回の記事では板を切断して加工した所まで記事にしました。 なので今回は【自動カンナ】を使用して加工する様子を書いていきます。 先ずは【自動カンナ】に付いている定規(◯で囲んだ箇所)を調整します。 次に【自動カンナ】を作動させたら定規に板を当てて前に押し出します。 そうする事で、回転している刃に板が当たって少しずつ削られていきます。 定規に板を当てて押し出す行為を繰り返す事とこの様な形に加工されます。 そして、この作業を額の枠板全部に行いました。 今回、祭礼用の制作に使用する板が全体的に歪んでいました。 なので、その歪みを直す為に板をある程度の大きさに加工した後、 重しを乗せて歪みを直す事にしました。 なので暫くは、このまま状態で板の様子を見ることにします。 補足:木材加工の専門工場には板の歪みを直す機械がありますが、 自分の所にはないので、この様な形で板の歪みを直す事にしました。 ランキン
*以前「蒲郡:竹島園地」という記事を書きましたが、文章の一部分が間違っていました。 なので、この記事は間違った部分の訂正と少々手を加えたバージョンになります。 今週のお題「好きな公園」という事で、 自分が思いついた場所は蒲郡市にある「竹島園地」です。 *「竹島園地」とは蒲郡市の竹島周辺を指す言葉です。 海岸から島に掛かる橋を渡って竹島へは歩いて行けます。 竹島を散策した後には、園地内の「常盤苑」も散策してます。 この場所には昔、「常盤館」という旅館がありました。 しかし、その旅館を取り壊すという事になり、 旅館跡地を蒲郡市が再整備して出来たのが「常盤苑」です。 「常盤苑」の敷地内に建てられている「海辺の文学記念舘」では、 「蒲郡ホテル(現在:蒲郡クラッシックホテル)」で使用されていた彫刻や「常盤館」が営業していた当時の室内が再現されています。 暖かくなってきたので、また散策に行きたいな~。
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