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宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」は、ほのぼのファンタジーのようで実はかなりしっかりした「演奏家の成長物語」ではないかと最近思った。 …… 「セロ弾きのゴーシュ」を子供が演劇でやるというので、練習してます。親もこれを期に原作を読み返したりしています。 宮沢賢治 セロ弾きのゴーシュ - 青空文庫 (以下、引用はすべてここから。話の筋に触れる部分がありますので、ネタバレが気になる方はご注意ください) あらすじ: 町の映画館付きの楽団「金星音楽団」が演奏会に向けて練習しているが、セロ(チェロ)担当のゴーシュは下手くそで楽長から怒鳴られてばかり。家に帰って夜中に一人で練習していると動物たちがやってきて曲を聴かせろだの一緒に合奏してくれだの言う。最初は怒っていたゴーシュもやがて一緒にやるようになり、動物たちのおかげでめきめき腕を上げて演奏会本番では見事に弾きこなし、仲間からも認められたのでした。おしまい
昨日買ってきたテレビ雑誌をパラパラ見ていると、気になる番組の紹介が。 「3月11日のマーラー 交響曲第5番」(NHK総合、3/10 後11:00~深0:00) おお、ひょっとしてこれはあの伝説のコンサートのことか? と思って解説を読むと、本当に伝説のコンサートでした。 以下解説文より。 '11年3/11、若手指揮者の中で世界最高の人気、実力を誇るダニエル・ハーディングを迎え、東京・すみだトリフォニーホールで行われたコンサート。開演時間の午後6時、1800の客席にやってきた観客はわずか105人だった。そんな中で、指揮者や演奏者はもちろん、観客たちもが音楽の力を信じ、大きな余震が続く中で決行された演奏会。さまざまな思いが込められたマーラーの「交響曲第5番」は歴史に残る名演奏となった。終演後、ロビーで聴衆ひとりひとりと固い握手を交わしたハーディング。帰宅できず、開放されたホールで楽団員とともに夜
関連記事: 「中村とうよう0点」の歴史 0点だけではあんまりだ、というので、10点のアルバムもご紹介しましょう。中村とうようが「ミュージック・マガジン」誌の名物コーナー「クロス・レヴュー」で最高点の10点をつけたレコード達です。 0点の時と同じく、表記は当時のままです。また数が多いので、寸評は省略。 なお、とうよう氏は今日(7月21日)に死去しました。自殺、と報じられています。亡くなる前にこれ書いておけば良かった。そんなつもりはないのに、なんか追悼記事みたいになっちゃいました。 1981年 美は乱調にあり/キャプテン・ビーフハート・アンド・ザ・マジック・バンド 孤独の影/ジャパン フォー・ハウ・マッチ・ロンガー・ドゥ・ウィ・トルレイト・マス・マーダー?/ザ・ポップ・グループ ブッシュ・オブ・ゴースツ/デイヴィッド・バーン & ブライアン・イーノ ハーレム・ノクターン/ザ・ラウンジ・リザーズ
来週からプリキュアの新シリーズ「スイートプリキュア♪」がはじまります。 朝日放送 | スイートプリキュア♪ しかしながらこの紹介文にちょっと見過ごせない一節が! 世界の平和を守るといわれている「幸福のメロディ」が書かれた「伝説の楽譜」が、世界を「不幸のメロディ」であふれさせようとするマイナーランドの王「メフィスト」に狙われた! そうですか。で、「幸せな音楽の国」が「メイジャーランド」なんだそうですよ。ええー「メイジャー」が幸せで「マイナー」が不幸って、そんな世界観? なんかやだよそんなの。 この世にあふれるマイナーキーの名曲の立場がないじゃないですか。というか初代「ふたりはプリキュア」の主題歌はマイナーキーだったじゃないですか! なんてこった。 というわけで、この世のメジャーキーとマイナーキーの曲で、どっちがいいのか考えてみようではありませんか。とはいっても曲なんて星の数ほどあるので、「オ
ミュージック・マガジン誌での名物連載「クロス・レヴュー」を、コーナーができた1981年から1989年までそのまま収録したものです。毎月7枚のアルバムを、4人の筆者が10点満点で採点して論評するというもの。この形態はゲーム雑誌などでも見かけますが(むしろそっちのほうがいろんな意味で有名ですが)、オリジナルはこっちです。もっとも、こっちも連載開始時に「『シティロード』の真似です。ゴメン」と白状していますが。 さてクロスレヴューの名物と言えば、編集長だった中村とうようの歯に衣着せぬ評。平気で2点3点という低評価を連発し、伝家の宝刀「0点」もしょっちゅうでした。有名なところではパブリック・エネミーに2作連続0点をつけたり、トム・ウェイツに-10点などとありえない点をつけたり。せっかくなので、その0点つけられたレコードを抜き出してみましょう。なんか趣味悪いな。なおタイトル等は当時の表記に従ってます。
軍事教育だろうと無かろうと関係なく 沖縄の戦争死んだ人っていう普通の感覚だとおもうんだけどな。 アサヒはくさってるな。
島唄のメロディという、こんなマニアックな記事が400以上ブクマされるとはまったく予想していませんでしたので、ただただ驚いております。昨日は普段の200倍以上のアクセスがあって、これはまさしく鉄の暴風だなとw。驚きかたがた、いくつかのブクマコメントに返答したいと思います。 BEW Music, history うおお 心にズシンと来た。今度、島唄を聴く時すさまじくこの音階が刺さってくるだろう fish7 音楽 ただ単にザ・ブームが沖縄出身じゃないから、とか考えてしまった自分に深く反省。 私も、「宮沢は琉球音階でいいメロが書けなかったのかね」と考えてました。反省。 casm 「元記事ブクマしよーぜ運動」はさておき、あの記事は感動した。『木綿のハンカチーフ』に通ずるけど、『島唄』の方が音階のメッセージ性が強いよね。 元記事もブクマお願いします。でも、元記事(web版)は紙面に掲載された記事の超ダ
トーマス・オマリー。彼は、ファンにもっとも愛された外国人選手の一人である。 「ハーイ、オマリーでおま! 阪神甲子園球場に駐車場はありまへーん」 プロ野球セントラルリーグは阪神タイガースが現在首位に立っています。 このままだと優勝してしまいます。2年前に優勝したばっかりなのに! 心の準備が全然できていません。 2年前は完全独走状態で、7月8日には優勝マジックが点灯する(リーグ史上最速)という常軌を逸した戦いぶりでした。 今年はあのときの勢いこそありませんが、今のところ追いかけてくるチームに勢いがないために最後まで行っちゃう可能性もあります。 この前テレビ中継を見ていたら、解説のI氏が言っていました。 「藤川とかが中継ぎでフル回転してますな。これで今年は優勝するとしても、来年はパンクしてしまう危険がありますよ」 今から来年の心配とは気の早いことですが、もう「今年は優勝」が前提になっているようで
ここで何度か「WOMAD '92 横浜」におけるヌスラット・ファテ・アリ・ハーンのことを書きました。その映像をご覧下さいませ。WOMAD '92 横浜、最終日フィナーレの模様です。曲はジミー・クリフの「You can get it if you really want」。 Womad '92 Yokohama - finale(1/2) 最後の出演だったサンディーのステージからの流れなので進行役もサンディーが務めています。サンディーからパパ・ウェンバをスタートに順々にマイクを回していきますが、ディ・ダナンの番になったときに突然ヌスラットが歌い始めます(2分過ぎ)。私たち観客は大喜びだったのですが、これは全く予定外のことだったようです。その証拠に、ヌスラットが歌い始めてからしばらくテレビカメラは彼の姿を捉えていません(笑)。ディ・ダナンも「ヌスラットならまあしょうがないか」といった感じでバト
このまま永遠に夕凪を。 …THE BOOMの名曲「島唄」(宮沢和史 詞・曲)の旋律は、沖縄音階(ドミファソシド)で書かれています。しかし、曲の途中で、沖縄音階でない、日本のヨナ抜き音階(ドレミソラド)が出現する箇所があります。 ウージの森で あなたと出会い (ドシラドミソミ ミレドレドラソラ) ウージの下で 千代にさよなら (ドレミミソラレ ミレドドレミレ) というところです。私は、突然ここで沖縄音階が姿を消すのはなぜなのか、ずっと疑問に思っていました。それが、最近読んだ新聞記事で氷解しました。 〈うたの旅人〉海を越えた魂 ザ・ブーム「島唄」 (asahi.com) 上に掲げた歌詞は、太平洋戦争末期、沖縄戦で起きた「ガマでの集団自死」を暗示しているというのですね。 「彼らを死に追いやったのは、当時の日本の軍事教育。沖縄音階では歌えない」 という判断で、ここだけはわざと日本風のメロディーにし
一聴しての感想「うわこれ自分の知ってる『ごはんができたよ』と違う!」 私がずっと「これが『ごはんができたよ』だ」と信じて聴いていたのはこのカセットテープです。 オリジナル盤はLP2枚組14曲74分なのにこれは54分テープに入ってる。10曲50分ちょっと。 曲数も曲順も違います。andyさんのツイート 「ごはんができたよ」リマスター聞いてる。このアルバム、アナログで言うA面とD面だけを裏表にすれば、完全無欠のポップアルバムなのに、B面&C面のエキセントリックさがそうさせてくれないんだよね。そこが最高なんすけどね。 — Andy@音楽観察者 (@andymusicwatch) 2015, 11月 25 言うところの「B面&C面のエキセントリックさ」がスコーンと抜けてる。 (ない曲= Coloured Water, High Time, Dogs Awaiting, 青い山脈) これまで自分が持
はてなブックマークなどの近辺では「Macを買ったらまず入れるべきフリーソフト××個」という記事がよく人気になります。有用なソフトが数多く紹介されていて参考になるのですが、みんな、そんなにカリカリにチューンアップしているのかな、と不安になります。ブックマークコメントでも「お役立ち」なんてタグがある一方で「こんなに入れないといけないのか…」と恐れおののくコメントがあったり。 そんな入れる必要ありませんから。特に「いつかMacを買う日のために」というコメントをつけてブックマークしているアナタ、とりあえずその長いリストは忘れたほうがいいです。当たり前ですが、普通に使う分には初期状態で快適に使えますよ。「なんか不便だな」「これは絶対必要!ないと死ぬ!」というものだけを、必要に応じて入れていけばよいのです。 というわけで、私のMacBookに入っているモノを書き出してみます。OSXの初期から使っていま
SHM-CD というものが最近発売されました。 Super High Material CD 、日本語で「超高級素材CD」。公式サイトで解説していますが、要するに「いい素材を使っているので普通のCDより音がいいんだ!」ということだそうです。本当でしょうか。 ものは試し、聴いてみないことには始まりません。なんでも、今のところ発売しているのは日本のユニバーサルだけだそうです。ちょうど先月発売になった、マーズ・ヴォルタの新譜「ゴリアテの混乱 初回限定デラックス・エディション」にこれが使われているということなので、安い輸入盤を横目で見ながら買ってきました。 再生スタート。おお、これはすげえ! 早くも今年のベストアルバム候補だ。音質のほうも、うーん、いい音だ……って、ちょっと待て、これでは比較対象がないじゃないか。元からいい音で録られているのかも知れないし。 ここは「通常のCDと聴き比べ」してみない
猿゛虎゛日記 - 高野連がポップス調校歌を軍歌調に勝手に変えた? この話自体は、ネタ元が「日刊ゲンダイ」ということですんで、どこまで本当なのか分からない(笑)のですが。さもありなん。 どこで読んだのか忘れてしまいましたが、新設校で校歌をつくるときに、どうも関係者の頭には「高校野球の試合後に流れる校歌」というイメージがあるらしく、「あんな感じのもの」でないと納得されない、という話がありました。あんな感じとは、『名所案内(山とか川とか海とか)』『文語調(あるいは七五調)』『行進曲(軍歌?)風』といったもの。 だいたいが、自分の学校以外の校歌をまとめて聞く機会は、高校野球中継くらいしかありません。甲子園に出るような学校は歴史ある伝統校が多く、それゆえ校歌はだいぶ昔に制定されたものだったりして、それを聞いた全国の学校関係者が「校歌とはああいうもの」と刷り込まれて似たような曲調のものが再生産されてし
ドレミノテレビに続いてETVネタ。夕方放送の音楽番組「ゆうがたクインテット」音楽集です。 「ゆうがたクインテット」の出演者は人形4人(スコア、アリア、シャープ、フラット)+アキラさん(宮川彬良)。この5人(クインテットですね)が寸劇やらコンサートやらで、音楽のたのしさを伝える番組です。 このコンサート部分をあつめたのが「You Gotta Quintet Classics」。取りあげられる曲がなんとも絶妙なのですが、私が気に入っているのは「貴婦人の乗馬」「アラベスク」「ソナチネ7番」など、ピアノ練習曲の定番です。 バイエルなどを練習している初心者が一緒に練習するのが、ブルグミュラー等々のこれらの曲たち。主なターゲットの子どもたちに親しみ深い曲として選ばれているのでしょうが、元・子どもだった親の世代も一緒に「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」となるのです。 授業が始まる前の音楽室で、「猫
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