サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
2024年ランキング
fudousan5.blog114.fc2.com
古い物件には様々な問題点を抱えたお部屋が有ります。 その「問題点」と言うのも決して「欠陥」と言うものではなく。 時代・時代においてライフスタイルが様変わりしてしまい、 「取り残されてしまっている」 という言い方が適切なケースも有ると思います。 多くの貸室にお風呂が無かった時代は皆「銭湯」に通っておりました。 そして銭湯には、大体「コインランドリー」が併設され、入浴の間に洗濯も済ませる風習が有ったように記憶しております。 従ってそうした時代でしたから、貸室には「洗濯機置場」など用意は有りませんでした。 それから日本はどんどん豊かになり、各部屋ごとにトイレもお風呂も用意され、銭湯通いも次第に減り、それに伴って洗濯機も各人が所有するようになって来た訳です。 そうした時代の移り変わりを受けて、アパートの大家さんの中にはそれぞれ建物を建て直したり、或いは手を加え、お風呂を取り付けるリフォーム工事をな
この仕事をしておりますと、同業者から様々な募集チラシを受け取ります。 その中には思わず 「ムカッ」 と来てしまうものが混じっております。 例えば、最近よく見かけるのが 「当初の半年だけ家賃○万円サービス」 と言うもの。 いえ、これだけならむかつく事などございません。 お客様にとってメリットのあるハナシですから。 ところがね、例えば 「賃料80,000円」 と大きく謳っておき、小さな文字で 「7ヶ月目からは100,000円になります」 となっておりますと、些か事情は異なって来ます。 実際には同じことですが、明らかに安い賃料を前面に打ち出し、 ともすれば“勘違い”そのものを狙っているかの如き手法。 この場合やはりキチンと、 「賃料100,000円」 と表示し、 「ただし、当初の6ヶ月間だけ2万円サービス」 と表記するのが広告をする上でのモラルかと思います。 だって先の例だと 「うげ、7ヶ月目か
先日、弊社を訪ねてくれたお客様から聞かれました。 「あのう、行っちゃいけない不動産屋さんを教えて下さい」 ・・・と言う何とも強烈な質問です。 こういう質問は固有名詞を挙げると誹謗中傷になりやすいので、出掛かった名前をグッと堪え(笑) 「あくまで一般論ですが」 と前置きをして語ってみました。 今日はその時のハナシを少し整理しブログの記事にまとめてみますね。 まずこの「行っちゃいけない」について、2つに分類してみたいと思います。 その1 店に入る前のチェック事項 入店する前から既に危険信号は出ているんですよ! 例えば「看板」。 やたらと派手に蛍光色などを使って 「地域NO.1!」とか大々的に掲げているお店は要注意ですよ。 何を以って「地域No.1!」なのか。 「取扱物件数No.1」 などと書いたものを目にしますが、一体誰が調べたのでしょう。 (ちなみに未だかつてそんなリサーチは一度も有りません
(前編からの続きです) 「えっ!、子供が『ア○マ○シoッ○』にその3点の項目を削れないかと聞いたところ、管理会社の意向なので削るのは無理と言われたんですケド…」 (プチッ ) 私の中で何かが切れる音がしました(笑) お客様が必要としてもいない商品を、「管理会社の意向」などと偽ってムリヤリ支払わせるそのやり方が、タレントを起用したテレビCMで安心感をアピールしているフランチャイズ系仲介業者の実態か、と。 ・・・ふぅ、ホント相変わらずですね。 正直、彼らのその手口は今に始まったコトではなく、以前からある話です。 特に、地方から出てきて初めての一人暮らしというお客様にとっては、地元から遠く離れた見知らぬ街で心細い思いもされるでしょう。 そんなお客様がお部屋探しに不動産業者を訪ねるとしたら、少しでも安心感を求めて、テレビCMをやっているような有名な不動産業者、という選択肢を選んでも当然のコトでしょ
またしても残念な仲介業者に出くわしました。 その業者とは、弊社の管理物件にお客様を紹介して頂いた『ア○マ○シoッ○』(←ってバレバレだし…) お客様をご案内して頂き、お申込みを頂くまでは良かったんです。 ご希望の賃料発生日が1ヶ月ほど先ではありましたが、その物件の大家さんは弊社にある程度の裁量を持たせて頂いているので、問題なく承諾を頂けるだろうと思っていました。 で、お申込みを頂いてからのルーティンとして連帯保証人である親御さんに引受け確認のご連絡を入れた時に… 問題が発覚しました…(;-_- その親御さんはとても人柄の良さそうな方で、契約者であるお子さんに万一があった際にも万全のバックアップをお約束して頂き、この方であれば大家さんにもご安心頂けるであろうと確信した矢先。 「一つご相談があるのですが…」 と切り出された親御さん。 ハナシを伺うと、相談の内容は契約金について。 実はお子さんが
先日お見えになった女性のオハナシです。 ネット上から物件を選んで見に来てくれたのですが。 彼女が選んだ物件も悪くはなかったものの、伺った条件により合いそうな物件のオハナシをしますと 「是非そちらも見せて欲しいです♪」 と仰るのでお連れしましたら 「わ~!ココ良いですね。是非こちらでお世話になりたいと思います」 と言う嬉しいコメントを頂戴し、事務所に戻って申し込みの手続きを行いました。 見た目はとてもお若く見えたのですが、記入して頂いた書類には「40代」の年齢が書かれていて驚きましたけど、受け答えや仕草も安心してハナシを進められる雰囲気。 はい、長年この仕事をしておりますと 「絶対にトラブルなど起こさない」雰囲気の人って分かるんですよ。 彼女からもそういった空気が漂っていて (・・・ああ、良い人にご縁が有って良かった) と思わされました、途中までは。 まず我々が聞くべき事のひとつに 【入居希
先日、弊社にお部屋を探しに来た男性。 今は地方の一戸建てにお住まいのため、荷物も多く、 「少なくとも2K以上の部屋が良いのですけど・・・」 と仰るのですね。 こうした事は珍しいことでは有りません。 荷物が多めの方や、在宅で仕事をする方などは、単身者でも2K以上の物件を探す方は時々見られますから。 ただ、地方と東京の相場の違いもあり、限られた予算内でご紹介出来る物件が少ないのも事実でして。 そんな中、丁度手頃な物件が見つかり、彼にも 「これは良さそうですね」 と、好感触を頂きました。 では、ご案内を・・と管理会社に確認したところ 「その物件は、男性の単身者不可なんですよ!」 と言われてしまい、あえなくご案内は「中止」に・・。 しかし何故「男性単身者不可」なのでしょうか。 女性ならばOKで男性だと認められない・・・。 これって公然と「男女差別」ではないのか? 実はこうした「但し書き」はこれまで
アパートやマンションの管理を自らなさっている大家さんはさほど珍しくありません。 募集は不動産屋に任せるけど、共用部分の電球の交換から集合ポストのチラシの処分まで できる事はご自分でなさるという運営方法を採る方です。 さらには不動産の免許までとって、 更新までもやってしまう方がいらっしゃいまして・・・ 今回はその方のお話です。 その大家さん、とても気さくで感じのいい方なので、 入居された方とも打解けていて大家、店子間の関係は良好です。 ただ一点。 不動産業を専門に営んでいるわけではないので 法律、条令その他の変更あるいは社会情勢の移り変わりについて 正確に情況を把握されていないのです。 例えばつい先日こんな事がありました。 とある入居者さんが引越しをされると言う事で 大家さんにその旨伝えたのです。 すると・・・ 「リフォームするにもかなりの金額がかかるので敷金は返せません。 それどころか足り
もはやスッカリ浸透した感のある、国交省作成の『原状回復に関するガイドライン』。 賃貸物件を退去した時に、その部屋の原状回復に掛かる費用をどのような負担割合で計算するのが望ましいかを示した指針であるコトは、ご存知の方も多いと思います。 一部の賃貸物件オーナーにとっては負担が増えたとお嘆きの方もいらっしゃるかも知れませんが、解約清算を行う我々不動産業者にとっては、それまでの不透明な清算によって時に退去者と何度も何度も話し合ったりしなければならなかった労力が不要となったという意味で、むしろ歓迎すべき指針であると言えるでしょう。 さて、そんなガイドラインによって示されているいくつもの負担基準のうち、もっとも活用する機会が多い基準の一つが『クロスを貼替えた場合の負担基準』ではないかと思います。 どのような基準かと言いますと、まずクロスの価値の減り方を、新品時を100%として72ヶ月(6年)後にその残
この不況下を受け、空室対策には様々な手法が講じられております。 礼金をゼロにしたり、賃料開始日を1か月サービスしたりと、その内容も様々です。 そんな中、先日次のような募集条件を目にしました。 「賃料90,000円」と言う2DK。 それまでもっと高い家賃設定でしたから、云わば「値下げ」した訳ですね。 ここまでなら良くあるハナシですが、その下には次のような但し書きが添えてありました。 「2年未満解約の場合、賃料95,000円」・・・って。 え~っと、つ、つまり、何かの事情で引っ越さざるを得ない場合、遡って賃料アップ!?と言う事でしょうか。 これってどう思われます? 空室を嫌うオーナーの気持ちはよく分かるのですが、それを管理会社も鵜呑みにして、提示するっていうのは違和感を通り越して嫌悪感さえ覚えてしまいます。 誰だって先のことは分かりません。 病気や怪我だってあるでしょう。 実家の親が倒れた・・
お客様と物件について打ち合わせをする際に、その物件が最寄り駅から 「徒歩何分か」 と言うのは重要なポイントになりますよね。 ですが、これに関しては本当に人それぞれ。 長年この仕事をしておりますと 「3分以内!それ以上はワタシ歩けなぃ!」 と、超生意気な事を口走った女子大生も居ましたし(親が多額の家賃を支払うのに)。 その一方で 「あまり贅沢な事を言える身分じゃないので・・」 と、ご自身の予算を鑑みて、謙虚な姿勢を見せて下さる方もいらっしゃいました。 ところで、一般的には多くの方から 「なるべく徒歩10分圏内で・・・」 と言う台詞を聞かされます。 どうやら一つの指標としてこの「徒歩10分」と言うのが目安になっているみたいですね。 「徒歩10分」と言う表示の物件には一応の興味を示す方が多いみたいですし、「徒歩12分」と書かれていると 「これはちょっと・・・」 とその物件を候補から外される方もい
先日、実に衝撃的な出来事がありました。 午前中に掛かってきた1本の電話は、弊社の営業エリア内に賃貸物件を所有されているオーナー様からで、現在1室が空室となっていてなかなか苦戦しているため、それまで専任で頼んでいた不動産業者との専任契約を解除し、自ら複数の業者に募集依頼をして回っているとのコト。 で、業者の選別にあたって偶然弊社のホームページに辿り着き、光栄なことにココだ!と思って頂いたらしく、早速募集依頼をすべくご来店頂いた、という訳です。 まぁ、ココまでのハナシであればそれほど珍しくもなく衝撃を受けるコトもないのですが、私を驚かせたのは、実際にお会いした際のそのオーナーさんとの遣り取りの内容。 例えば、賃貸経営をする上での不動産業者は重要なビジネスパートナーですから、良好な関係を築くにはオーナー側も努力するのは当然です!って…。(そんな言葉が聞けるなんて…) そして実際にその方が持参され
現在、弊社管理の物件に留学生からのお申込みを頂いておりまして。 留学生というからには学校に在籍するんですが、実は留学生がお部屋探しをするのは思いのほか大変なんですね。 そもそも本分は学生な訳ですから経済的にゆとりがある方はマレでして、また文化や言語の習熟度もマチマチですので、そのような方との契約を進めるためにはまず連帯保証人次第という面が大いにあります。 ところが、「留学生」というくらいですから親御さんやご兄弟が日本にいらっしゃる確率は低く、その連帯保証人探しで難航するケースがしばしば。 そこで、そのような留学生の連帯保証人探しの負担を少しでも軽くするために、今は大学等で連帯保証人を用意する制度があるらしく、今回のお申込みも正にそのケースでした。 具体的には、大学等で留学生の受け入れ窓口として設置した、国際なんとかセンター(←ちゃんと書けっ:笑)という機関の責任者が、賃貸人と学校法人との間
その女性のお客様はハタチ過ぎのアルバイトさん。 彼氏さんと呼んで良いのか、これからの付き合い次第で彼氏さんになるのか、という微妙な関係(笑)の男性と一緒にお部屋探しに見えました。 ご希望の条件を伺うと、何よりも初期費用を低く抑えたいとのコトでしたので、いわゆるゼロゼロ(敷金ゼロ、礼金ゼロの)物件を中心にご案内。 幸い(?)その方は1階でも抵抗はなく、それよりも家賃が安いコトの方が優先だったので、専有面積は小さめながらもセキュリティのしっかりした分譲賃貸マンションの1階で、割安感のある賃料で募集に出ていた物件をご案内し、おかげ様でお申込みを頂けることになりました。 さて、申込みには当然のことながら申込書の記入が必要になるので、物件現地から当社に戻り、いざ申込書の記入をし始めて頂いたところ… 途中まで明るい表情で記入をされていたその方が、連帯保証人の欄にさしかかった時に、記入するその手を止め、
お部屋を決める際に 「もう少し家賃が下がれば・・・」 とか 「礼金が少なくなりませんか」 と言った交渉事は決して珍しく有りません。 少しでも条件を良くしたいと願うのは誰でも同じです。 ただ、この「交渉」も場合によっては「悲劇」を生むことが有ります。 立場を変えて管理会社、或いはオーナー側からの目線になって見て下さい。 昨今の不景気を反映させて、これまでより賃料にせよ初期費用にせよ、かなり思い切って好条件にしたと言うのに 「もっとマケテ」 と言われて良い気分になるはずが有りません。 (これだったら喜んでくれるかな) って思っている大家さんにダメ出ししてるようなものですから。 仮に譲歩を勝ち取ったとして、その禍根は残ってしまいます。 もしかしたら入居後に何か有った場合 「あの人は安くさせられた人だ」 と言うレッテルが大家さんから貼られてしまえば、対応もそれなりに変ってくる事も有り得ます。 また
築年数の経っているアパートに住んでいる場合。 ある日突然に大家さん側から「立退き願い」が来ることがあります。 多くは建物の老朽化→再建築のための取り壊しを理由に立ち退きをお願いされるケースがほとんどで、マレにそれほど古くない建物でも相続発生(大家さんの逝去)による建物売却を理由とした立退き依頼のケースもあります。 さて、ではアナタのトコロに「立退き願い」が来た場合、どのような対応が一番妥当、得策だと思いますか? 1.大家さん側が提示してきた条件が妥当であれば承諾し、立ち退く 2・更に良い条件が引き出せるまで粘る 3.立ち退かない(笑) 法的に言えば、入居者=賃借人の立場というのは非常に強く保護されており、原則としては大家さん側がいつでも自由に賃借人を立ち退かせるコトは出来ないようになっています(但し賃借人に契約違反がある場合は別)。 そうは言っても、現実には立ち退きを迫られる場面もある訳で
発表後、各種メディアを賑わせている、グーグルの新サービス。 「ストリート・ビュー」について。 地図上の青くラインで囲まれた道路について道路に立った目線で360°の風景が見れる、というサービスで最初見た際は大変驚きました。 車の上に設置されたカメラで、走行中にあちこち撮影して回っているようですが・・・。 やはり賛否両論あります(というか、否定的な意見が大多数のような気も・・・)。 大通りだけかと思ったら住宅街のかなり細い道でも撮影されており、実際私の住んでいるマンションもしっかり判別できました。 プライバシーの保護という観点で、人物の顔や車のナンバープレートなどはぼかしが入っていましたが、近所とかならわかる人にはすぐわかる(笑)。 笑い話で済めばいいのですが、ネットオークションなどで見知らぬ他人に住所を教える機会もあり、ストーカーとか防犯面での心配もありますね・・・。 とまぁ、デメリットばか
先日、工務店の社長から 「ずっと空いてる古いアパートがあるんだけどさ、おたくで決めてくれない?」 という感じで、新規物件の募集依頼を受けました。 早速現地調査に行き、室内の様子をチェック。 築30年余りにしては凄く綺麗な2Kです。 間取りは勿論の事、設備や陽当り、窓からの眺めや周辺の環境など細かくリサーチしていると・・・ん? 押入の天井がコンクリートの打ちっぱなし! あれれ、確か木造のアパートと聞いて来た筈。 ならば、と恐る恐る壁を叩くと、ズシっと響くマンションの如き堅さ。 そんな馬鹿なと外に出て、確かめるとやっぱり木造モルタル2階建て。 疑問に思いながら、後日その工務店の社長に確かめると 「悪い悪い、あれ1階がコンクリートブロック造、2階が木造なんだよ」 と笑って仰るんです。 私も長い事この業界に居ますが、この工法は個人の注文住宅ならいざ知らず、賃貸の建物では非常に稀でして、今回が初めて
このブログをご訪問下さいまして、ありがとうございます。 このブログは、5人の不動産屋が 気まぐれで 交代で記事をアップする という、ちょっと変わった試み(?)です。 お店では言えないこと、お客様に知っておいて欲しいこと。 どっかで書きたいと思っていたこと、などなど。 ココだけのハナシとしてこっそり(?)公開しちゃいます。 ですので、私たちが誰かってことはそっとしておいてください(笑) →5人で書いているので、コメントも当面は受け付けてません。ごめんなさいm(_ _)m なお、このブログは基本的にリンクフリーです(バナーも利用可能です)。 ホームページやブログなどで、たくさんの方にご紹介いただけると大変嬉しいです・・・。 が!しかし。 「誰が何を書くか」は開けてビックリ!ってことで、リンクは自己責任(笑)でお願い致しますm(_ _)m (175×50) (100×30) ==========
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『不動産屋たちのココだけのハナシ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く